【久々に…イイ本と巡り会えた🤩】
最近の小説は…つまらない🙄
この本の帯にも書いてあるように?😅
例えば…
エンタメ最高峰?の…直木賞受賞作や、本屋大賞受賞作だから👍
と読んでみると…
アレ?🙄🙄🙄
ってコトが、たまにある😅
まあ、人それぞれの感じ方の問題なのだろうけど🙄
一気に読ませてたたみ込むように終わる物語が好きな人…
ゆっくりじっくり味わって…読後感の余韻に浸りたい人…
ワタシは自身を後者だと思っていたのだが…
「羊と鋼の森」を読んだら、あのなかなか進まないテンポにイライラし😅
ついに投げ出してしまった😅
賞を受賞したから…
というだけで読むとイタイ目に合う😁
この本には、現代文学を代表する日本の作家(つい最近、お亡くなりになった石原慎太郎氏とあと一人を除き、現存)をエンタメ部門、純文学部門に分けて、まずは作家の作風から入り、代表作を批評し、100点満点で採点している。
なんか面白い読み物ないかな〜♪
と探す時にはこの本を読んでみるとイイ♥
実はワタシがこの本を手にしたのは、面白い読み物を探すため、ではなくて…
自身が「書く」ためのヒントを得るため…である🙄
【小説を無くしてはイケナイ理由】
ところで、コレだけインターネットが発達し、なんでもSNS上で完結する時代に…
果たして小説が生き残る道はあるのか?🙄
ソレは、ずっとワタシ自身の中でもくすぶっていたコトである🙄
世の中、わかりやすくて速いモノが好まれる時代…
そんな時代に、小説の果たす役割とは?🙄
ソレを考える時…
小説にしか出来ないコトを考えたらイイ👍
例えば、ユーチューブやインスタは、わかりやすいけど、受け身だ。
受け取る側の主体性は発揮されないままに終わる。
リンゴ🍎の映像を見せられたら…
ソレは受け手によって、あくまでリンゴ🍎でしかない🙄
ソレをヘビ🐍と思え、と言われても…ムリなのである🙄
では、小説は?
創世記のアダムとイブの物語…
あの物語を読んだあと、ナニをイメージするか?
リンゴ🍎?
ヘビ🐍?
ソレほ人それぞれ…である。
そこに…
読み手の主体性がある🤩
間違って食べてしまったリンゴ🍎を思い浮かべても…
そそのかしたヘビ🐍を思い浮かべても…
ソレは受け手の自由である🤩
人から主体性を奪わないためにも…
小説は残したほうがイイ♥
【コロナ下で】
以下は、この本の中で著者自身が述べているコトで、ワタシが大いに感銘を受けた一文の抜粋である。
公正な自由競争も、言い方を変えれば弱者の容赦ない淘汰に過ぎない。
現代のイデオロギーは、家族や性の役割り、共同体を解体しようとする。
今ほど、人間的なエネルギーが抑圧されている時代はない。
著者が何処までコロナによる新しい生活様式を意識しているか不明だが…
ワタシには、今のコロナの世の中を揶揄しているように感じられる。
【なんのために?書くか】
この本を読んでいくうちに…
自然とワタシの中に「書きたい」という意欲が湧いてきた🤩
以下、再び本の抜粋…
マスコミ、アカデミズムが人々に強要しようとする一連の価値観への異議申し立て
作者自身の「書きたい」という情念が作品から呼び出している
人物にも世界にも、誰よりも作者自身がのめり込み、物語の力が結晶している
マスコミ、アカデミズム云々…
には…
まさに、今のコロナ社会がそうで😅
思わず拍手喝采してしまった🤩🤩🤩
【何を読者に伝えたいか?】
以下、抜粋…
強さと明るさとしなやかさ
人間が持つ、根源的な優しさ
ワタシ自身は…
悲惨な物語を書いたとしても…
最後にはぬくもりが感じられる作品…
バッハの平均律クラビーア曲集のように…
短調の曲でも、最後の1音が明るい響きの長和音で終わる…
そんな物語を書きたい🤩
ワタシの中では、音楽と文学は一体♪
書く時は、常に何処かで音楽が鳴り響いている…
この本を読み終えたら…
書いてみよう、再び🤩
実はもう…ペンネームは決まっている😁
大好きな作家の一人、柚木麻子さんの小説の中の主人公が言っていたように…
① ア行で始まる名字
② 木がたくさんつく名前
③ 男か女か分からない名前
以上全てを網羅したのがワタシのペンネーム😜←今はヒミツにしておきましょう😁