(日経平均)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 | 23,352.10↑ (19/11/08 11:35) |
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前日比 | +21.78 (+0.09%) |
始値 | 23,550.04 (09:00) | 前日終値 | 23,330.32 (19/11/07) |
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高値 | 23,591.09 (09:25) | 年初来高値 | 23,352.56 (19/11/06) |
安値 | 23,313.41 (11:22) | 年初来安値 | 19,241.37 (19/01/04) |
① ""〔マーケットアイ〕株式:前場の日経平均は小幅続伸、高値警戒感から伸び悩む””
2019/11/08 12:00
[東京 8日 ロイター] -
<11:45> 前場の日経平均は小幅続伸、高値警戒感から伸び悩む
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比21円78銭高の2万3352円10 銭となり、小幅続伸。6日の立ち会い時間中に付けた年初来高値2万3352円56銭を 更新した。
米中通商協議が貿易戦争の過程で発動した追加関税を段階的に撤廃することで 合意したことを受け、米国株式市場が最高値を更新し、その流れを受けて買い先行で始ま った。ただ、週末である上、これまでの上昇で高値警戒感が強く、利益確定売りもかさん で伸び悩んだ。
中国商務省の高峰報道官は7日の会見で、中国と米国がここ2週間の間に双方が貿易 戦争の過程で発動した追加関税を段階的に撤廃することで合意したと明らかにした一方で 、米政府高官も同日、匿名を条件に、第1段階の合意の一環として関税撤廃が計画されて いることを確認した。それを受け、米国株式市場は、ダウとS&P500が終値で最高値 を更新した。
外為市場では、ドル/円が109円台で推移しており、これも買い安心感を誘ってい る。朝方は、オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買い注文も加わり、大きく上昇 して始まった。
しかし、高値警戒感から伸びを欠き、実質的な前場の高値はSQ値(2万 3637円93銭)となった。週末であるため、後場は模様眺めになるとの見方もある。
🐔 市場では 「米中対立で世界景気が悪化するという投資の前提が覆った。そうなると今 後は、これまでと反対に景気の上向きを買うような動きになる」 (東洋証券・ストラテジ ストの大塚竜太氏)との声が聞かれた。
☀ TOPIXは0.15%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆6712 億5000万円だった。東証33業種では、精密機器の上昇が目立つ。
個別では、トヨタ自動車<7203.T>が連日の年初来高値更新となったほか、ソフトバン クグループ<9984.T>もしっかり。
半面、資生堂<4911.T>が大幅安となり、ファーストリテ イリング<9983.T>も軟化した。
東証1部の騰落数は、値上がりが1102銘柄に対し、値下がりが936銘柄、変わ らずが115銘柄だった。
<11:05> 日経平均は伸び悩む、高値警戒感から見送られSQが幻の高値に
日経平均は伸び悩む。朝方は米株の上昇とオプションSQ(特別清算指数)算出に絡 んだ買い注文から大幅続伸して始まったものの 「高値警戒感が強いほか、週末とあって徐 々に見送りムードが広がり、一服気味となっている」 (国内証券)という。現時点ではS Qが、きょうの幻の高値となっている。
株式市場筋によると、11月限日経平均先物ミニ・オプションの最終決済に関わる日 経平均のSQ(特別清算指数)値は2万3637円93銭となった。正式なSQ値は、大 引け後に大阪取引所から発表される。
<09:10> 寄り付きの日経平均は大幅続伸、米株高好感とSQの買い注文で
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比219円72銭高の2万3550 円04銭となり、大幅続伸で始まった。米国株式市場でダウとSP500が最高値を更新 したことを好感。
また、きょうはオプションSQ(特別清算指数)算出日で、コールの売 り手の踏みが観測されるなど、SQに絡んだ注文が買い越しになったことも株価を押し上 げる要因となった。
<08:45> 寄り前の板状況、売り優勢だがSQ算出で大きな変動も
市場関係者によると、寄り前の板状況は、数寄与度の大きいファーストリテイリング <9983.T>、ファナック<6954.T>を中心に現時点では売り優勢。オプションSQ(特別清算 指数)を算出するため、寄り付き直前に大きく変動する可能性がある