こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

高齢者の補聴器購入に補助を

2022-06-16 21:27:17 | 市政&議会報告

一般質問が終わりました。

「やってしまった!」という失敗があって(それが何かはとりあえず内緒。傍聴の方は気づかれたでしょうか?)落ち込んでいますが、気を取り直して精進します。

 

3つのテーマで質問しました。

一つ目は「加齢性難聴者への支援」。

全国に広がる高齢者の補聴器購入への補助です。

きちんとした補聴器は高額です。

なので、自治体の補助があっても多くの高齢者にとっては、手の届かないものになるのでは?とも思います。そう思うと、市だけではなく国も府も、財政負担をして欲しい。

国は2015年に「新オレンジプラン」で、「難聴は認知症の危険因子」と位置付けました。

ならば、国としての支援策を講じて欲しいところですが、今のところ、ありません。

東京方面で進んでいるのは、包括補助事業として市町村が実施する事業に東京都の財政支援があるようです。「大阪府には、そのような財源はあるのかどうか?」と聞きました。

大阪府の「地域福祉・高齢者福祉交付金」という市町村の事業への府の財政支援はあっても、補聴器購入補助のような個人への給付には使えないということでした。

高齢者は確実に増え、高齢者の半分は難聴に悩むという。

難聴と認知症、うつの関係を実証する研究成果もあります。

 

「国と大阪府に、高齢化への対応の一環として、財政支援を求めながら、国や府の立ち上がりを待つのではなく市としての一歩を早期に」と要望しました。

 

 

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市議会一日目

2022-06-15 20:21:43 | 市政&議会報告

6月定例会始まりました。

今日は一般質問8人目まで。

交通安全対策、コロナ禍の市民の暮らし、子ども達への影響・・・。中学校のクラブ活動のこと・・・。

ゴミ減量とリサイクル、プラスチックの分別など。

いろいろ気になるテーマもありました。

 

私は明日の2番手です。

いつものことながら、まだ質問は、できあがっていません。

雨の音、聞きながら、思案しています。

時間足りなくなりそうです。いつものことながら・・・。

 

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臨時議会でした

2022-05-13 22:05:18 | 市政&議会報告

本日、会期一日で、臨時議会でした。

今年度の議会の委員会構成などが決まりました。

引き続き、厚生文教委員会、市立病院整備対策特別委員会に所属です。

 

気持ち、あらたに、しっかりがんばります。

 

議案の一つ、職員のボーナス引き下げについては「反対」しました。

詳細は、またあらためて。

 

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男女の賃金格差について考えるときに

2022-03-26 15:11:02 | 市政&議会報告

コロナで浮き彫りになったことの一つ。

「生理の貧困」に象徴される女性の貧困。

貧困を生み出す背景に男女の賃金格差。

「賃金格差」解消についての自治体でできること。しなければならないこと。

 それは「一自治体だけで解決できる問題ではない」ことは、その通りだが

 「一自治体」として当事者責任が問われる事がある。

  幹部職員への女性の登用。

  本来、正規職員を配置すべきところを非正規の会計年度任用職員で充てていること。

  会計年度任用職員の9割が女性であること。

  「同一価値労働同一賃金」は保障されているだろうか?

「女性の貧困」の中でも深刻なシングルマザーへの支援。

それは、そこに生きる子どもたちへの欠くことの許されない支援でもある。

「10年間の遺棄」という言葉が平気で使えるとしたら・・・あまりも悲しい。

悲しすぎる。

変えなければならないものは変えなければならない。

「国の制度」を変えるために、基礎自治体の窓口からの提言を。

 

こんな流れの質問でした。

よかったら聞いてきください。コチラから。

そして一緒に考えてください。

それぞれの幸せを求めて生きていことに寄り添う自治体の役割ということについて。

 

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「少人数学級」を前へ

2022-03-21 21:17:40 | 市政&議会報告

1クラスの人数を、段階的に35人にする国の制度改正が今年度からスタートしています。

国の制度では法律としては、ずっと1年生だけが35人学級の状態で足踏み、2年生については予算措置で大阪でも35人の学級編成が続いてきたので、実施的には今年度は改善なし。来年度から、ようやく1年から3年生までが35人学級になります。

これまで、2年生から3年生にあがるときに、「クラス数が減って、1クラスの人数が激増する」ことがどこかの学校でおきていましたが、やっとそれは解消に。

泉大津では「小学校3年生・4年生で1学級あたりの人数の多い学年に対して非常勤講師を配置し、きめ細かな支援を行っている」「来年度は、その対象学年を4年生・5年生に引き上げる」ということです。

1昨年の市長選挙の時の市長の公約は「市独自の35人学級の推進」でした。

「市独自」ではなく、「毎年1学年ずつ引き上げる」という国の制度の水準にとどまっていることは残念です。「学習と生活の単位、1クラスの人数を少なくして、ゆとりのある教育環境を」と、予算委員会でも要望しました。コロナで学校・学級閉鎖もありました。自ら感染、あるいは家族の感染で休んだ子ども多くあるなかで、一人一人の状況に合わせた対応が必要なときだからこそ、少人数学級を前へ進めたいと思います。

市議会定例会最終日、日本共産党が提案した「教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書」が全会一致で採択されました。意見書の全文は、森下議員のブログに掲載されています。

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予算案への評価の基軸

2022-03-20 16:29:38 | 市政&議会報告

予算審査に臨み、評価、判断をすることの責任は重い。

一つ一つの施策の意義についても、単純ではなく、見方によって評価が異なる。

それでも、今の市民=私たちにとってのメリット、デメリットだけでなく、次世代の市民にバトンを渡すことを同時に考えながらの私たちなりの精いっぱいの評価、判断をした。

その結果、一般会計、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療制度、そして病院事業会計に「反対」、土地取得会計、水道、下水道会計には「賛成」した。

一般会計、病院会計には、私たちの会派以外にも反対があったが、他は全てに賛成で、全会計予算案が原案どうり可決成立した。

3月17日、本会議での意見表明を以下に掲載しておきます。良かったら読んでください。

 

日本共産党市会議員団を代表して、2022年度予算案に対する意見を申し上げます。

【一般会計】

一般会計につきましては、反対の立場で討論を行います。

先ほどの委員長報告に反映をしていただきました、本予算案に賛成できない「市制運営上の基本的問題」とは何か、以下、あらためて申し上げます。

第一に、住民にとって最も身近な基礎自治体として、市民生活の実態を把握し、市民の痛みに寄り添う施策においては不十分といわざるをないということです。

コロナ禍が、うきぼりにしたのは日本社会の根深い「貧困と格差」でした。もとより劣悪な条件で働く非正規雇用の女性がその仕事さえ失って自殺に追い込まれている現実。フードバンクで命をつなぐ学生が学ぶことをあきらめなければならない現実。地域経済を支える中小零細業者にとって国・府の支援策が届いていたのかどうか?一般論で済ませるのではなく、女性の貧困、若者の貧困、高齢者の貧困、市内事業者の苦境、それらが本市の中でどのような形であらわれているのか、市の責任で実態把握をしてください。貴重な国の財源措置、新型コロナ対応の地方創生臨時交付金の多くを投入したキャッシュレスポイント還元事業は、恩恵を受ける人とそうではない人の不公平感を増幅させました。そのことを直視し、多くの市民に届く支援策、一番苦しんでいるところに手厚い支援の手を差し伸べることを求めます。

 

第2には、「参画と協働の推進条例」の求める市の説明責任の放棄、政策決定の過程への市民参加を尊重する姿勢の欠如です。

2千万円余の費用と2年余の時間をかけて策定し2017年6月に成案とした「公共施設適正配置基本計画」は、第1期事業期間の当初から「計画」を無視した事業、すなわち「南公民館との複合化」とされていた図書館の駅前移転整備を推進してきました。「計画」と違う方向に進むなら、「参画と協働の条例」に則って、市民参加の手続きをとり「計画」の見直しを行うことを求めてまいりましたが、それは今に至ってなされていません。この街で暮らし、この街の歴史を創ってきた先輩たちが私たちに残してくれた市民共有の財産が、公共施設です。それらの全てを大切に使いながら、そこで新たな文化を創造しつつ、限られた財源の活用によって必要な再編整備を行って、次世代へとバトンを渡していくための道筋を見出すために、99の公共施設のすべてについてハード、ソフトの両面からの検討を行ったのが「公共施設適正配置基本計画」です。園児減少で廃園とした幼稚園を、将来、活用するのかしないのかも明らかにしないまま丸4年も放置する。そんな無駄遣いをしないために公共施設の計画的な整備のために作った「計画」ではなかったのでしょうか。

「計画」はすでに市民会館が廃止された時点、公共施設の総面積では約4%のマイナスからのスタートでした。2022年度「第2期事業期間」に入ろうとする時点で「総面積の2.7%削減の目標を達成している」ことをもって「計画は順調に推移している」という評価は、いかがなものでしょうか。今年から来年度に続く事業として、「教育施設配置計画」の策定がされていますが、今度こそ、市としての誠実な説明責任を果たし、市民・利用者を置き去りにしないことを強く求めます。

 

この際に、予算審査を振り返って以下の点について意見を申し上げます。

契約における透明性の確保、特にプロポーザル審査のあり方について。競争入札を原則とする公共事業の契約において随意契約という例外的な手法を選択するにも関わらず、所管の判断、裁量にだけに委ねるのは、公契約の信頼性を損なうものと言わなければなりません。大阪府の実施基準に準拠するなどの見直しを求めます。

図書館運営について。今年度、来年度と続けて3300万円の図書購入費が計上されています。旧来の図書館の図書購入費の7年分以上です。職員配置も、館長を含め正職員ゼロ、窓口は委託であった旧図書館と比較になりません。「図書館にもっと予算と人を」と求め続けてきた立場から、この潤沢な予算計上、人の配置は喜びたいと思います。図書館協議会の設置が年度末になりました。専門家のご意見も大切ですが、市民参加の窓口として図書館運営協議会が機能することを期待します。残念なのは、工事費に6億円2千万円余をかけて改修した施設はバリアフリー、ユニバーサルデザインとは、ほど遠い。もっと残念なのは、20年間の総額で9億3千万円の賃貸料負担の予定ですが、賃貸借契約の満了は18年後の2040年8月31日。20年後、市政施行100周年を祝う将来の市民にとって図書館はどこにあるのか、ないのか?わかりません。

教育について。市長の公約である「市独自の35人学級」実施は、来年度も見送られました。一方、イマ―ジョン教育(英語以外の教科で英語による授業を行う)導入されるということです。真に教育的な効果が期待され、必要なものなら全ての子どもに、公平に教育機会が保障されなければなりません。子どもたちにとっては、やりなおしのできない今。モデル校での実施で、いわば子どもを実験台にすることは、公教育の在り方を逸脱するもではないかと懸念を抱きます。学校現場でのより慎重な検討を求めます。

予算案には、認知症の早期発見のための検診事業、訪問理美容サービス、新生児の聴覚検査助成、子ども医療費助成の18歳までの引き上げ、学校図書費の増額、学校給食食材費の一部公費負担など前進した施策もありますが、先に述べた問題の重さ、大きさから、一般会計予算案に反対します。

 

【国民健康保険】

保険料・減免基準の大阪府による統一化で、本当に市民のためになるのかどうか?今、立ち止まって真剣に考えるときです。加入者には、生存権を脅かす過酷な保険料負担を強いながら、国保財政は黒字で基金を積み上げていくことは、到底市民の理解を得られるものではありません。国・府言いなりではなく、保険者としての主体的な判断と対応を期待して、予算案に反対します。

 

【介護保険】

コロナ禍のもと、高齢者の外出自粛、人との交流機会の減少などによって体も心も認知機能も衰えていることが問題となっています。介護サービスの基盤を支える事業者が、長引くコロナ禍で、大変な苦労を強いられています。次期「計画」の策定を待たずに、実態の把握と分析に努めることを求めました。主には国の制度の問題に起因するとはいえ、「保険あって介護なし」の状況が改善されない本事業の予算案には賛成できません。

 

【後期高齢者医療制度】

制度発足当初の保険料軽減措置の廃止によって、75歳以上高齢者の多くの保険料が大幅に、引き上げられています。この年度の後半からは2割近い方々の医療費窓口負担が2倍に引きあげられようといます。これらは国による制度改悪でありますが、本市の市民である高齢者の尊厳と安らぎを支える市の役割を果たす立場で、国にも大阪府広域連合にも制度改悪に声をあげていただくことを求め、本事業の予算案にも反対します。

 

【市立病院事業会計】

南出市政1期目の3年間、一般会計から病院会計への繰り出しは毎年度9億円に抑制してきました。市長が市民に向けて発したメッセージで「建っているだけで13億から15億かかる病院」と言いながら、必要な時に必要な財政支援を行わず、病院を疲弊させ、経営悪化の末に2019年12月末、社会医療法人生長会・府中病院を連携のパートナーとして病院再編・新病院建設に向けた「合意書」を結び、それを市民に知らせたのは翌2020年の「広報いずみおおつ2月号」でした。公立病院経営に民間の手法を取り入れる場合には、それぞれのメリット、デメリットをオープンな議論によって比較検討し、仮に指定管理者制度を導入するという選択をするなら、まずその是非について議会の議決を行う。その上で、指定管理者の指名についての議決を行うのという、自治体病院の経営形態の変更にとって最低必要なプロセスを経ることなく、地域医療連携推進法人の設立と言う形で、既成事実が作られています。

本市の病院が単独では担うのが困難な医療を他の医療機関との連携によって補い、地域医療に貢献する道を目指すことに異論はありません。しかし、そうであるなら、大阪府下ですでに設立された北河内の地域医療連携推進法人を含む全国の多くの先行事例と同様に、圏域において事業を展開する多くの事業者との連携、「泉州北部メディカルネットワーク」の名にふさわしい医療・介護の連携を創ることを真剣にめざすべきではないでしょうか。そうであってこそ、高度救急医療にも、安心安全の出産と子育てにも、疾病の早期発見早期治療の保障である健診事業にも、また新型コロナなど感染症にも対応し、市民の命と健康を守ることができるはずです。

病院再編計画が示されてから、それに伴う中長期の収支計画(案)は当初から大きく姿を変えていますが、2020年6月の第1回市立病院整備対策特別委員会で「起債許可を受けるためには地方財政法上の資金不足を10年間で解消する必要がある」と説明のあった「収支計画」案は未だ、示されていません。これまでの「計画」案には、現病院の改修費用は見込まれておらず、昨年8月の特別委員会では、現病院の改修整備にあたっては「基礎調査」の段階とのことでした。「基礎調査」の進捗の報告も、(仮称)小児周産期センターの「基本方針」さえ示されず、1億5千万円余の実施設計まで踏み込む予算が計上されました。

コロナ禍の医業収益の減少や診療報酬の動向等により、「従来提供してきた医療を、将来にわたって存続させることはますます困難」との説明がされていますが、その一方で、今、市と病院当局が進めようとしている病院再編計画によって、「従来、提供してきた医療を保障する」確かな道筋は示されていない。それどころか、新病院にしても産科・小児科に特化する現病院しても「どんな医療を提供しようとしているのか」さえ、明らかにされていません。羅針盤なき航海に、現在と将来の市民を道連れにするに等しいということを申し上げ、引き続くコロナ禍で、大阪の医療が全国のどこよりも危機的な状況に陥っているもとで、検査、ワクチン接種、患者の受け入れ、地域の医療機関との連携のもとに自宅療養者への支援など、公立病院としての使命を果たすことを求め、病院事業会計の予算案に反対いたします。

 

特別会計の土地取得事業会計、公営企業会会計の水道、下水道会計については、賛成といたします。

 

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「ロシア軍の即時撤退を求める」決議

2022-03-17 23:45:15 | 市政&議会報告

今日、3月17日、市議会最終日。

最後の議案は、議会提出の「決議」の採択。

議会運営委員会のメンバー全員の連名で本会議に上程され、全会一致で採択した。

「決議の力が、どれほどのものか」という意見もあるかもしれない。

けれど、今、全国の自治体で開かれている議会で、次々とロシアの蛮行に抗議し、平和の回復を願う「決議」が採択されている。

その一つ一つの力は微々たるものであったとしても、合わさって大きな波となって歴史を動かすことを信じる。

「決議」の採択に参加したものとして、私は私の言葉で、発信を続けていこう。

その想いをこめて、「決議」の全文を以下に掲載しておきます。

 

ロシアによるウクライナへの侵略を非難する決議

 去る2月24日、ロシアが本格的なウクライナへの侵略を開始した。ロシアによるウクライナへの軍事侵略は、ウクライナの主権を侵害し、国際法に違反する行為であり、断じて容認できるものではない。

 ロシアの軍事侵攻は、欧州だけでなく、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす重大な事態であり、プーチン大統領は、ロシアが核兵器大国であることを誇示していることは、非核平和都市宣言を掲げる泉大津市としても看過できるものではない。厳重に抗議し強く非難するとともに、ロシア軍が即時に完全かつ無条件で撤退するよう強く求める。また、政府においては、あらゆる外交資源を駆使し、ウクライナをはじめとする国際社会の速やかな平和の実現に全力を尽くされるよう強く求める。

以上、決議する。

令和4年3月17日   

                                泉大津市議会

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認知症の早期発見のために

2022-03-16 17:15:56 | 市政&議会報告

新年度の新しい事業のひとつです。

 

予算委員会で、その詳しい内容について聞きました。

10月実施の予定。

対象者は65歳以上の市民で、認知症の治療や診断を受けていない人。

市内の認知症サポート医がおられる医療機関5ヵ所のうち、希望するところに、電話予約。自己負担はなく無料で受けられます。

「認知症の疑いなし」の場合は、「年に一度の受診」をお勧め。

「あり」の場合は、専門医療機関の精密検査の受診を勧めるとともに、対象者の状況にあわせて、介護サービスなどの支援につなげる。

 

誰もがかかる可能性のある脳の病気です。

他の多くの病気と同様、早期発見・早期治療が、進行を遅らせます。

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予算委員会最終日

2022-03-14 17:26:12 | 市政&議会報告

先週は月曜日から金曜日まで、連日の予算委員会で各款毎の質疑。

今日は、そのうえで、各会派の全会計予算案に対する総括的な意見、賛否の態度表明でした。

一般会計に対する評価は、いずれにしても限られた予算の配分で、何もかもができるというわけではないのは当然のこととして、「市政運営に、本当の意味での市民参加が貫かれているかどうか」を最も重要な基準として考えます。

「反対」したのは、一般会計、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療、そして病院です。

土地取得会計、水道、下水道の会計には賛成しました。

 

他の会派は、一般会計と病院事業会計には、私以外に一会派が反対、他の会派は全て賛成で、結果は全ての会計予算案が、原案通り可決となりました。

以下に、意見表明のうち、【一般会計】【国民健康保険】【病院事業会計】の部分を掲載しておきます。

【一般会計】

予算審査の過程を振り返り、賛否の態度表明を行うにあたり、2つの点で問題を指摘致します。

第1に、2年間余に及ぶコロナ禍の市民生活へ様々な深刻な影響を実態に即して調査・分析し、次年度の予算に活かすという点での不十分さが否めません。地域経済を支える市内業者、市民と子どもたちへの実態を把握したうえでの暖かい支援策を求めます。

第2には、真の市民参加による現在と将来の市民に責任を負う行財政運営の問題です。

2017年6月に策定した「公共施設適正配置計画」は、来年度から「第2期事業計画期間」に入ります。「第1期」の進捗状況を、公共施設総面積の縮小が計画上の目標に合致していることをもって「順調」と評価されていますが、この計画の「当初から」というより、「計画」成案化以前から、「計画」とは違う方向での事業展開がされてきたのが、駅前図書館整備でした。浜幼稚園にしても旧図書館にしても、まだ使える施設を活用方針も明らかにせずに放置し、市民の目からみれば、どこへ向かおうとしているのかわからない市政運営と言わざるをえません。

子ども医療費の助成年齢、18歳までの引き上げは、永年待ち望んでいたものでありますが、実施が来年1月というのは残念です。

認知症の早期発見のための市独自の健診事業や訪問理美容サービスの開始、新生児聴覚検査への助成など、前進した施策もありますが、市政運営上の基本的問題を指摘し、一般会計予算案に反対いたします。

【国民健康保険】

今でも高い保険料をさらにひきあげる予算案となっています。加入者には生存権さえ脅かすほどの保険料負担を求めながら、国保財政は黒字で使うあてのない基金を積み上げていくことは、到底市民の理解を得ることはできません。大阪府による保険料と減免基準の統一化に向かう今、府下の少なくない自治体から異論の声があがっている状況です。国、大阪府言いなりではなく、社会保障制度としての医療保険制度の構築に向けた役割を保険者として果たすことを期待し、予算案に反対します。

【市立病院事業会計】

議会基本条例に基づく「予算政策説明資料」には「新病院整備事業」、「(仮称)小児・周産期センター整備業」の双方のページに、現下の医療環境を取り巻く状況等を述べ、「従来提供してきた医療を将来にわたってそのまま存続させることはますます困難な状況となりつつある。」としています。その一方、今、市が進めようとしている病院再編計画によって、「従来提供してきた医療を将来にわたって保障できる」という確かな道筋はいまだ、まったく、示されていません。資金不足解消の中長期の収支計画も示されず、現病院を小児・周産期に特化した施設整備を行うにあたっての「施設整備の基本的考え方」「基本方針」さえも示されないもとで、1億5千万円余の基本設計・実施設計費用が計上されています。2元代表制の一翼を担う議会として、これを丸呑みすることは到底できません。以上、申し上げ、病院事業会計予算案に反対いします。

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おいしい給食を子ども達に

2022-03-10 19:02:28 | 市政&議会報告

「おいしくて栄養のある給食を。給食費はあげないで。」と昨年の6月議会で言いました。

他市に比べても1食当たりの単価が低い。

栄養士さんが、工夫して、献立を考えてくださっている苦労話をお聞きしました。

子ども達からは「カレーに肉が入ってなかった」の声も。

 

今日の質疑で、「30円程度の値上げが必要だが、コロナ禍で経済的に大変な家庭もあるなか、必要な値上げ相当分は市費で負担して、給食の質の改善・向上を図る」という説明でした。

実にささやかですが、「単価を上げて質をよくするために給食費をあげるか?」「給食費は据え置いて、ちょっと残念な給食でもがまんするか?」の2択の発想から、踏み出したのは、嬉しいことでした。

 

本当は「給食費は無償に」と言いたい。

学校給食は、教育の一環として、本来「無償」であって当然と思っています。

泉佐野市は、来年度も給食費の無償化を続けるそうです。

泉大津が、たった3ヵ月でやめてしまった、無償化を続けて3年目に入る泉佐野市。財源は、コロナ対策の国の臨時交付金を活用だそうです。

我が街でも、ささやかな一歩を、次の一歩に続けたいと思います。

 

 

今日のお弁当。

高野豆腐と冷凍のグリンピースの卵とじ。

今週は、市役所と自宅の往復で買い物にも行かず。でも冷蔵庫の中の残り物と乾物で何とかなるもんです。

 

明日は、国保、介護などの特別会計、そして病院会計。

なぜ、こんなに時計の針が進むのが早いのか?!

と驚きながら、まだまだ資料の山との格闘が続きます。

 

 

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訪問理美容サービスが始まります!

2022-03-08 22:51:19 | 市政&議会報告

外出困難な高齢者の、ご自宅に理容師さん、美容師さんが訪問して、自宅に居ながら理美容サービスを受けられる。

「訪問理美容サービス」が、泉大津でも始まります。(今年の7月スタート予定)

近隣の自治体では、すでに行われているサービスで、私たちは「泉大津でも・・・」とかねてから、実施を求めてきたものです。

ボランティアで高齢者の入所施設を訪問している理容師の方から、「その日を楽しみにしている」という高齢者の声、笑顔。「それに自分が励まされる」というお話、聞いたことがあります。

年を重ねて、美容院などに行くのも大変になった高齢者の方が「身なりを整え、シャキッとして今日の一日を過ごす。」

ささやかでも心豊かな暮らしを応援する自治体のサービスの一つ。嬉しく思います。

 

予算委員会2日目。民生費、衛生費、農林水産費の質疑が終わりました。

明日は商工費から。

 

ネット配信もしています。市議会のHPから。

時間があったら覗いてみてください。

 

 

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「遺棄」が1年?!

2022-03-02 21:01:04 | 市政&議会報告

一般質問が終わりました。

小さな間違いですが、私の質問は7番目(昨日の告知)ではなく、5番目でした。

なんと、朝、気が付いてちょっと慌てました

それは良いとして・・・「ジェンダーギャップ」というテーマの質問で、私が言いたかったのは、「コロナが、あぶりだした女性の貧困」、そのなかでも、シングルマザーの貧困。

 

一人親への支援策、児童扶養手当の支給が「離婚調停中でもOK」の改正がまもなくされるということを、ニュースで知って喜びました。

ところが、パブリックコメントを書くために、政府の「施行令」の案というものを読んで、今度は、がっかりしました。

 

協議離婚で離婚が、すんなり成立すれば、すぐに児童扶養手当の申請、支給対象になりますが、法的に離婚が成立する以前は、なかなかハードルが高い。

DVで裁判所の保護命令が出るか、あるいは「1年以上、遺棄され実質的な一人親の状態が続くか」。

今、提案されている「施行令」(案)は、「遺棄の基準」・・・つまり「遺棄とは、どういう状態かを明確にする」というのですが、「1年以上」という期間については、変えるとは言ってない。

このことを知るまでは、ニュースの報道だけで、「夫と別居。離婚調停中」で、アルバイトを掛け持ちでがんばっている、実質シングルのママさんに、児童扶養手当の支給の道が開かれると信じていました。

でも、あきらめません。

 

「施行令」(案)は、あくまでも案であって、その「案」をとって、正式なものにするために、意見募集をしているのですから。出てきた意見によって、変わる可能性があるのですから。

パブコメは明日、締め切りです。

 

子どもは、みんな、愛され、幸せになる権利があります。

国と自治体には、そのための責任があります。

 

今日、議場で質問しながら、フツフツと怒りが湧いてきました。

「遺棄」とは、「遺し棄てる」こと。

「遺棄」を1年も続けろと?!

それは、国と自治体による虐待ではないか!

1年どころか、1週間でも、一日でも「遺棄」された子どもがいるなら救わなければいけないはずです。

 

子どもを、守るための手当なら、法律的に離婚が成立したひとり親と、「実質一人親」と、どちらで生きる子どもも、守られなければならない。

 

パブリックコメントは⇒コチラから。

繰り返します。締め切りは明日、3月3日の午後23時59分です!

 

 

 

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明日は一般質問です

2022-03-01 16:10:05 | 市政&議会報告

明日、明後日と2日間の予定で13人の議員が一般質問を行います。

私は7番目という、微妙な位置で、何時ころに出番が回ってくるか?

読みにくいところです。

明日の午後は、ほぼ間違いのないところですが。

 

 

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国民健康保険料の値上げに反対

2022-02-21 18:06:00 | 市政&議会報告

市議会定例会が始まりました。

いくつかの議案に、「う~ん」と考え込むことがありましたが、質問し、意見を述べて反対したのは「国民健康保険料の引き上げ」の議案だけでした。

大阪府の標準保険料率をそのまま、引き写しにするのではなく、少しでも負担増を抑制する姿勢には救われる思いです。

 

それでも、今でも高い保険料、足掛け3年にも及ぶコロナ禍。

今、保険料をあげてる場合ではない。

基金を貯めこんでる場合ではないと思うのです。

国保会計は黒字で、基金は今年度末、2億円を超える見込みだと言います。

「これを活用して、保険料は、せめて据え置く」というのが、日本共産党の提案です。

 

それにしても「国保料の統一化」で、自治体も、国保加入者も救われないのは明らかではないか?と思います。

抜本的な見直しを本気で考えるとき。

だからこそ、「今、保険料は一円たりともあげるべきではない」と思うのです。

 

反対は、私たち、日本共産党の2名だけで、原案通り可決でした。

 

2022年度の予算案は、特別委員会を設置して審査しましす。

予算委員会に委員として入ることになりました。

 

以下に、国民健康保険条例改正に、議員団を代表して述べた反対討論を、掲載しておきます。

 

 

議案第4号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正 討論

提案されている条例改正案は、迎える新年度、2022年度の国民健康保険料の算定にあたって、大阪府が示す標準保険料率をそのまま導入するのではなく、基礎賦課額(医療分)の所得割率、均等割り額、平等割額を府の基準より低く設定したものです。その意図は、今年度に続き、被保険者の負担を少しでも抑制する考えにたったものと理解し、国保担当課、保険福祉部局の努力には敬意を表します。

しかし、そうした措置を講じた上でも、新年度の国保料は、委員会協議会でお示しいただいた資料で明らかなように、高齢世帯、現役世代を問わず、全ての所得階層で、現行保険料より引き上げとなります。

 今でも高い、暮らしを圧迫している保険料であります。まして長引くコロナ禍で、総じて所得の低い国保加入世帯です。保険料は、せめてこれ以上は上げない。最低でも据え置くことが必要だと考えます。

 それは、年度末残高の見込みで2億円を超えて積みあがっている国保財政調整基金の活用によって充分可能であることは、さきほどの質疑を通じて明らかになりました。

 国保会計が黒字となり多額の剰余金が生じるのは、保給給付の実績に対して保険料の算定が結果として高すぎたことに他なりません。本来は、剰余金があれば翌年度に繰り越し保険料軽減に活用されるのが、被保険者の立場からは当然です。国保加入者の負担能力の限界を超えた保険料負担を求めながら、一方で国保会計は黒字で多額の基金を積み上げていくことは到底、加入者・市民の理解を得られるものではありません。大阪府下の自治体からも、大阪府の国保運営方針策定に係る意見聴取を通じて、基金活用についての意見があがっていることは先ほどの質疑の中で述べた通りです。

 最後に。府のHPに公開されている、大阪府国保運営方針策定に本市からあげたという「意見」を引用します。「加入者の所得水準は総体的に低いという構造的な課題を抱え、…高すぎる保険料は、被保険者の安全・安心な暮らしを阻害する」と書かれています。きわめて、まっとうな見解であり、こうした認識で、府の標準保険料率を機械的に導入することは避けたのだと思っています。

この立場で、国と大阪府に対し、収入に見合った適正な保険料負担のありかたについて、社会保障制度の原点に立ち返った見直しを行うことを強く求めて頂きたい。とりわけ、今回の就学前児童の均等割り軽減は、子育て世代への支援策とはいえ、影響は微々たるもので、18歳以下の子ども全体を対象にした均等割り軽減、抜本的な保険料引き下げを、国・府に求めてください。当面は1世帯あたり2万3千円にも膨らんでいる国保財政調整基金の活用により、保険料の据え置き、減免制度の拡充によって、長引くコロナ禍で疲弊している、市民・国保加入者の暮らしを支えることを求め、それがなされないもとでは条例改正に反対の立場を表明いたします。

 

 

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明日から議会

2022-02-20 23:11:45 | 市政&議会報告

空気は冷たいけれど、なんとなく、どこかに春の香りがするような・・・。

街を歩いていて感じます。

 

明日から議会が始まります。

コロナ禍のなかで、体調管理にいつも以上に気をつかいながら。

とにかく1ヵ月。乗り切っていきます。

 

明日は補正予算等の議案と市長の施政方針。

そして明後日は、一般質問の発言通告です。

 

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