こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

“原発列島”に歯止めをかけた住民の力

2011-08-10 23:18:32 | 日本共産党
「危機をのりこえて新しい日本を」と題したC委員長の記念講演のなかで、「原発の危険に反対する戦後半世紀余のたたかいの歴史」、政府と電力業界が進めようとした原発大増設計画に、全国各地でストップをかけてきたことが具体的に紹介されています。
 
 地震多発の日本に54基もの原発、これが如何に危険なことかを、私たちは福島原発事故で思い知らされました。
 しかし、今立地している17発電所54基の原発は「すべて1960年代までに立地計画があきらかになり自治体が誘致に動いたもの」で「1970年代以降に新規立地が計画された原子力発電所で稼動までこぎつけたものは一つもない」とCさんが言うと(驚きの声)。私は8月3日付けの新聞で読んだのですが、この部分で・・・頭のなかに灯りがともったような気がしました。
「主なものだけで25箇所」と、ひとつひとつ地名を読み上げ、「これを全部つぶした。・・・住民の運動で、住民投票で、首長選挙で、中止に追い込んだ」と言うと再び(驚きの声)。

こうした闘いがなければ、日本の電力は半分は原発に依存することとなり、もっと恐ろしいことになっていたに違いありません。「全国各地で展開された草の根のたたかいの歴史に、大いに自信と誇りを持とうではありませんか」と呼びかけると今度は(大きな拍手)。

広告料で買収された大手新聞が競い合って「原発擁護」の片棒をかつぎ、安全神話を振りまく中で日本共産党が一番最初から、原発の危険性に警鐘を鳴らし続け、住民と共にたたかってきたという事実。

政府と財界がどんなに強い力をふりかざしてこようと、大切なことを知らされたとき、「住民がものごとを決める」ために動く。そういう力強い流れが本流となったとき、社会そのものが動く。そこに灯りを見た思いです。

日本共産党創立89周年記念講演会(8月1日)でのC委員長の講演は、原発の話ばかりではありません。まもなくパンフレットなります。HPでも視聴できます。

1922年7月15日が日本共産党の創立の日。
自分が所属する党のお誕生日を祝い、先輩たちの命がけの闘いの歩みに学び、今の自分の立ち位置を確かめることができるのは幸せです。
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