こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

予算委員会2日目・・・孤独死をなくすこと、子育て支援、障害者福祉・・・

2013-03-11 22:31:03 | 市政&議会報告
民生費の質疑で全員の発言が終わり、衛生費は途中であとは明日へ。

私の質疑の途中で、2時46分、庁内放送が入り会議を中断し全員で黙祷をささげました。

2年前のこの日、この時間、私は予算委員会の委員長を務めていました。

5階の会議室は長く大きく揺れ、休憩をとってその休憩中に津波で車が流される映像を見ました。
事態の全容がわかるまでには、まだ時間を要しましたが再開した会議で市長から、東日本で大規模な地震と津波がおこったことの報告を聞きました。

昨日のことのように記憶が甦ります。

民生費の質疑の中では、孤独死、孤立死をなくす取り組みのひとつとして、森下議員が以前の一般質問で提案した地域を訪問する郵便、宅配、新聞配達、電気、ガス・・・などの事業者に情報提供の協力を求めること、幼保一体化や子育て支援の「計画」策定と事業の推進のために教育・福祉の壁を超えた組織機構の再編、障がい者福祉タクシー券配布の縮小に反対する、障がい児の就学前の療育、など10項目について質疑、要望しました。

特に市が、幼保一体化を推進しようとしていることに対しては、本当に全ての子どもたちのためによりよいものとなり、保護者・市民の皆さんの理解を合意を得た事業としていくために、それにふさわしい行政の組織をつくること、教育委員会と福祉部組織を統合した新しい組織体制を、先送りすることなく作ることを強く求めました。

繰り返しの質疑の中で市長からも「早急に検討する」との答弁がありました。

新年度予算案にもアンケート調査のための費用が計上されています。
形ばかりのアンケートではなく、幼稚園、保育所の関係者、子育てしている保護者の皆さんの願いが、しっかり反映されるなかで、これからの事業計画を作っていくことが何より大切だと思っています。
このブログのコメント欄にも何度か、楠幼稚園の保護者の方からと思われるご意見をいただきました。
どんなにいいことでも、当事者の頭ごしに強行していいはずがありません。

コメント
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