こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

そのとき  父は何を思ったのだろうか

2014-03-07 23:30:15 | つぶやき
NHK連ドラ、「ごちそうさん」。

出征する長男・泰介の言葉。

「僕、やりたいこといっぱいあるんや。

もう一度 野球したい。

お酒とかも飲んでみたいし、

くだらんことで喧嘩して、殴り合いの喧嘩もしてみたい。

お父さんみたいに、自分をかけて仕事をしてみたい。

お母さんみたいに、誰かをアホみたいに好きになってみたい。


僕は、僕にそれを許さなかった時代を、絶対に許さない。」



忘れないうちに・・・と思って、すぐにメモしました。少し、間違っているかもしれませんが。



そして、思いました。泰介と同じ時代を生きた父。

「戦地に向かう父は、そのとき何を思ったんだろう。」


28年前の2月11日、父は70歳で亡くなりました。

「A(私の末娘)の1歳の誕生日には大阪に行くからな。行けなかったら・・・連れてこい」

父が私に残した最後の言葉でした。


「父に“青春”と呼べる日々があったんだろうか?」と、ふと思ったのは、もうそれを聞くことができなくなってからでした。

父は生きて帰ってきた。

だから、私がいます。




コメント (2)
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