フジ住宅で働く在日3世の女性が、会長と会社による差別文書の配布等を訴えたヘイトハラスメント裁判。
今日、コロナの影響で先送りされていた結審の日を迎えた。その結果を注目していたが、夕方、「完全勝利」の報告が届いた。夕方のTVでもニュースになっていた。
以下は、原告の裁判の陳述の一節。
「私をはじめとする『日本社会に生きる人』にとって、ここは大切な生きる場所であり、会社には、日本社会に寄与する一企業として、人々に寛容であって欲しいと祈り、こうして行動に出ることにしたのです。
同じ職場でともに働く人々の心に、原告の願い、今日の判決の真髄が届くことを・・・。
今日のもうひとつの裁判は、私自身も原告の一人に名を連ねた「図書館裁判」。
大阪地裁で初めての公判でした。
市が自ら策定した「計画」を逸脱し、「市民参画と協働の推進条例」に背く図書館移転整備の違法性を問う裁判です。これについては後日改めて。