こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「介護の危機」解消は国の責任

2012-05-30 23:41:29 | 社会保障
「こんにちは ただち恵子です №805」を地域のみなさんにお届けしています。

臨時議会で決まった市議会の委員会構成等を裏面に。オモテ面には、日本共産党が案文提出、全会一致で採択された「介護保障に対する国庫負担の拡充を求める意見書」の全文を掲載しました。「意見書」はコチラ

それを読んでくださったから、きょう、お電話をいただきました。

午前中の「定例なんでも相談会」。そろそろ、閉めようかと思っていたところに。

「なんででしょう?こんなに暮らしにくいのは。
日本の国はこれから、どうなってしまうのでしょう?」

「厚生年金15年かけて、年金は月に10万円足らず。家賃を払って、電気代、水道代払って、ギリギリ。年金、返上して生活保護、受けたいですわ。」ともおっしゃいました。


毎日の暮らしの中で、たまりにたまった、憤り。不安。
そこに、私のニュースの表題・・・「介護の危機」解消は国の責任の文字が「目に飛び込んできて、共産党さんには、これまで一回も投票したことのないけれど、思わず電話をしてしまった」とのことでした。

お電話をいただいたことにお礼を申し上げ、明後日、お訪ねする約束をさせていただきました。

今日は、私はもっぱら聞き役。言葉は途切れることなく、相当な時間が過ぎました。それほどまでに、「思うこと」が、たまっておられたのでしょう。それでもまだまだお聞きしなければならない。そして、私もどうしても聞いていただきたいと思うので「お訪ねしてもよろしいですか?」と、お願いしました。

介護保険が始まって12年。
だんだんに負担が増え、だんだん使いにくくなってきたこと。
税制の改悪の影響で、年金を全てつぎ込んでも、「医療の介護も受けられない」方が、どっと増えたこと。
「消費税増税で社会保障がよくなる」というウソ。

聞いていただきたいことが、たくさんあります。

「年金を返上して生活保護」ではなく、「生活保護は、年金の足りない分を補うもの」ということも、お伝えしなければなりません。

73歳。つつましく、そして懸命に働き、生きてこられた方の、ほとばしるような思いに触れました。




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