3月8日、国際女性デー。
各地で女性の権利向上、ジェンダー平等を掲げる集会などが開かれている。
そんな朝、私を訪ねてくださった一人の女性は、私とほぼ同じ年齢。
生きてきた年代が同じだということは、通じ合うものがあり、お話を聞いていて「わかる、わかる!」と頷くことが多い。
若い時から働き続け、一人で子どもを育ててきた「強い」人なのだと思う。
自分よりも周りにいる人~それは子どもであったり、親しい友人であったり・・・~、自分以外の人の幸せを優先して、その結果、自分を守ることができないところまで、追い込まれている。
彼女の「強さ」が、「それはできません」と言えない「弱さ」であって、「わかってるんですけどね」と、あきらめる顔になる。
今日が「国際女性デー」という日だということを、その人は知らないだろうと思う。
「あなたは充分にがんばった。もっと幸せになれるはずだ」ということ伝える言葉が、私にはみつからない。
そんな私の3月8日でした。