FBのお友達の紹介で読みました。
「子ども達がおかれている現状を愛情を持って取材し書かれた良書です」というコメントの通りでした。
大阪の、ど真ん中で起きた「道頓堀川ホームレス襲撃事件」は衝撃でした。
「加害者」となってしまった少年の心の声を聴き、心の闇に深く迫る筆者の目は、あくまで暖かい。
紙一重のところで、「あの子」も、「この子」も・・・私も生きていると思う。
---「あとがき」より----
・・・私はこの本を、希望を伝えるものにしたかった。苛酷な現実から目をそらし、見ないふりの気休めではなく、闇を闇としてあるがままに受け止め、平静に凝視するなかで、はじめて観えてくる光の輪郭を、ふたたび闇に消されてしまわうよう、この目でとらえ、提示したかった。
私は希望を伝えられたか、そこに光を描き出せたか。・・・
筆者が魂をこめて提示してくれた「光」を見失わないように、子どもたちの「生きにくさ」の根源にあるもの。
それを、もう一度・・・いや、何度でも問い直そうと思う。
著者;北村年子(ルポライター 1962年 滋賀県生まれ)
発行所;太郎次郎社エディタス
「子ども達がおかれている現状を愛情を持って取材し書かれた良書です」というコメントの通りでした。
大阪の、ど真ん中で起きた「道頓堀川ホームレス襲撃事件」は衝撃でした。
「加害者」となってしまった少年の心の声を聴き、心の闇に深く迫る筆者の目は、あくまで暖かい。
紙一重のところで、「あの子」も、「この子」も・・・私も生きていると思う。
---「あとがき」より----
・・・私はこの本を、希望を伝えるものにしたかった。苛酷な現実から目をそらし、見ないふりの気休めではなく、闇を闇としてあるがままに受け止め、平静に凝視するなかで、はじめて観えてくる光の輪郭を、ふたたび闇に消されてしまわうよう、この目でとらえ、提示したかった。
私は希望を伝えられたか、そこに光を描き出せたか。・・・
筆者が魂をこめて提示してくれた「光」を見失わないように、子どもたちの「生きにくさ」の根源にあるもの。
それを、もう一度・・・いや、何度でも問い直そうと思う。
著者;北村年子(ルポライター 1962年 滋賀県生まれ)
発行所;太郎次郎社エディタス
「子どもの貧困」という視点で、今の子どもたちのおかれている状況について考えていたときに、FBで繋がっている方から「読んでみて」とお奨めの本でした。
路上生活に至る一人ひとりの生きてきた足跡、それを見る子どもの目。・・・その中から、日本の社会が抱えている病巣が見えます。
読んでいて辛い部分もありましたが、最後は「人間賛歌」。人って、弱くて、でも強い。そして暖かい。そんな思いが胸に沁みました。
よかったらいつか手にとってみてください。
学生時代なのでもう10年近く前になりますが、少しうる覚えですが。。ゼミの先生の紹介で野宿生活されてる方とその支援団体さんが集まる集会に行ってきました。
野宿している人たちを襲撃する人は明らかに70歳かなとか高齢の人を狙う。
50代くらいだとまだまだ体力もあり、対抗されますからね。
ただ支援団体の案で、カメラのフラッシュを見せることで効果があったとか。撮られて警察に持って行かれるって思って親御さんと謝罪にくることもあったのだとか。
でもその方たちは、少年がやるのならまだわかると。
いい大人が、テントに向かって自転車投げたりすることがあったとかそれこそたちが悪い。
理由を聞くとストレスがたまったからとかとんでもない理由。
今のいじめは目に見えないからほんとに怖いですね。私の時代とはまた違います。
先生たちがもっと強かったといったら変かもしれませんが、しっかり対応してたってのもあります。
内申に響くとでもいえば悪いことできませんからね。
高校時代は私学ってこともあって、けんかだけでも停学でした。ほんわかしてていじめだけはない学校でしたが。