一般質問、2番手で質問に立ちました。
1点目の質問、新型コロナ感染症対策について。
全国も、大阪府下でも、そして市内の新規感染者も増え続けています。
介護・医療・保育・教育・・・「人と人の距離をとる」ということが不可能なところ。人と人と触れ合うことが大切なところ。そこで仕事をされている方々に、定期的に、もちろん自己負担なし、公費でPCR検査を受けていただきたいと思います。
無症状で感染しているスタッフがウィルスを運び、高齢者の施設などで入所者に感染し、クラスター・・・。それはさけなければなりません。
国は、「自治体が『社会的検査』にとりくむとき、2分の1の補助」という財政措置とり、「感染多発地域では、一斉・定期的な検査の実施をお願い」と言っています。
一部の自治体で始まっています。
泉大津は、まさに「感染多発地域」。
11月15日現在、109名。「ついに100名を超えた!」と思ったら、あっというまに「23日現在142名」という数字が発表されています。
放置すれば、「重症者を受け入れるベッドがない!」・・・「医療崩壊」の危機がすぐにそこに?!
本来は「全額、国の負担」でやるべきところだと思います。
「自治体の財政に余裕があればやる。なければできない」ということでは、感染拡大はおさえられないのですから。
他の議員さんの質問に対して、「財政負担だけでなく、検査体制が・・・」という病院事務局長の答弁もありました。
今、もてる力は総動員。行政がリーダーシップをとって、保健所と連携、地域の医療機関の協力もいただいて、「検査体制」も、不十分だというなら、それを拡充するためにも動いて欲しい。
国や府に、財政負担を求めつつ、それができるまでは「市の2分の1負担で、PCR検査を高齢者施設等の職員に」。
そのことを重ね重ね、求めました。
質問のなかでは言えなかったことですが、今、これだけ感染者が増えているのに、「どこで増えているのか」・・・その実態がわからない。大阪府の発表の仕方が変わっています。個別の「年代、感染経路」などは報告されなくなりました。
かえって不安ではないでしょうか?
コロナに限らず、守られなければならない「個人情報」のひとつは、「健康状態」だと思います。
けれど、「インフルエンザにかかってしまった」「A型だった」とは、普通に言えるのに、「コロナ感染」は言いにくい。聞いてはいけない風潮。それはなぜなのか?
「感染してしまった」ときは、それを広げないためにも、安心して療養できるためにも、オープンにできる。
それが必要ではないでしょうか?
「治療薬がない」と言いますが、インフルエンザであっても亡くなる方もある。
病気はなりたくてなるものではない。いくら気をつけていても、かかってしまうことはある。
「感染した」ことは「自己責任」ではないと思うのです。