こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「老後に不安を持つ人生なんて・・・」(アンケートの書き込みより)

2012-09-17 23:39:41 | 社会保障
明日は「アンケートの報告と意見交換のつどい」
PN7;00~
泉大津市民会館


どなたも参加自由です。時間のご都合のつく方はどうぞ、お越しください。

びっしり書き込まれたアンケート。集計していて、「数」で表しきれないものを感じます。

心に残る一枚を探し出しました。

31歳から50歳。女性。(上条校区)
「よろしければ住所、氏名を・・・」と言う欄に「(住所氏名)使途不明のためさしひかえます。このようなアンケートの実施ありがとうございます。有効活用を望みます。」と書いていただきました。

私達なりに精一杯の有効活用をしたい。そのひとつが、アンケート報告ビラの全戸配布、そして明日の集会です。そして、明日の意見交換をさらに、今後の運動に生かしていきたい。集会の案内は、御宅のポストに届いたでしょうか?お目にとまったでしょうか?

何が心に残っているかというと「政治に望むこと」の欄に「弱者を優先的に物事を考えていただきたい。老後の不安を持つ人生なんて、先進国としてNGです。」という書き込み。

若い方が「高齢者のために税金を使いすぎ。子育て支援を」と言い、高齢者の方からは「介護保険料、医療費・・・」の切実な不安が寄せられます。それぞれの年代には、それぞれ切実な要求がありますが、今の日本、「子どもにお金をかけすぎて高齢者にまわらない」のでも、「高齢者福祉にかたよって子育て支援が後回し」になったのでもありません。

前述の女性のおっしゃるように「老後の不安を持つ人生」は、一日も早く「過去の話」にしたいものです。普通に働いて、普通に子育てして、安らかな高齢期を迎える。それが「あたりまえ」の社会にしたいです。

きょうは敬老の日。
今日だけでなく、日本という国は「敬老の国」であるはず。
演説会や報告会などで、介護保険の話をするときに、私はしばしば以下の法律の条文を引用します。

老人福祉法
(基本的理念)
第二条  老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする。

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