全国単一の女性団体、新日本婦人の会、略称「新婦人」の会員になったのは、信州で暮らしていた20代の半ばでした。
大阪の住民になってから、泉大津の支部の役員、一時期、支部長を務めました。
親子の遊びの輪を広げながら、仲間がたくさん増えて、全国大会に送り出してもらったときは、3歳になったばかりの長女を連れて参加しました。会議の間、長女は特設の保育所で楽しく過ごしました。子ども連れの代議員がたくさんいて、最後に子ども達がみんなで舞台にあがったのは壮観でした。そんなことを懐かしく思い出します。
11月4日、オンラインで開催された新婦人の第31回全国大会が全国でも、大阪でも仲間を増やして迎えたことは嬉しい事です。
11月5日、泉大津の新婦人の2年に一度の支部大会が開かれ、代議員として参加しました。
大会議案にあった「新しい『あたりまえ』」について議論になり、「新しい『あたりまえ』ってなんだろう?」とあたらためて考えました。
歴史を振り返れば、「女性に参政権、選挙権がないのが『あたりまえ』」だった時代は、そんなに大昔の話でもありません。私の母たちが生きた時代です。
そして、たとえば子ども医療費助成です。「親が子どもの医者代を出すのが『あたりまえ』」の時代から、今、「18歳までの医療費助成が『あたりまえ』」になろうとしています。
学校給食費の無償化も、つい最近まで「給食費の保護者負担は『あたりまえ』でした。
今、急速に給食無償化が広がっています。
今ある制度の中で、不都合があれば声をあげ、その声を広げ、仲間を作りながら願いを一つひとつ実現する。
流れに身をまかせるだけでなく、不正に怒り、不条理をただし、「新しい『あたりまえ』」を作り続けてきたのは、新日本婦人の会の歩みなのだと思います。
ピンクの中に白い花が混じる。一面のコスモス畑。
今年も楽しませてくれます。
記事とは関係ありません。
そこには、新婦人の方やその他多くの人の声が
あったのだとあらためて思い知らされました。
仲間つくり大切ですね。
いろいろと勉強させてもらえているなあ~と
感じます。有難うございます。
新しい「あたりまえ」というのは、「本当のあたりまえ」とも言い換えられるのかもしれません。
「あたりまえ?」っていう素敵な本がありましたよね。「これってあたりまえ?」問い直すところから始まるのかと思います「。
こちらこそありがとうございます。