巻頭に「反橋下主義(ハシズム)宣言!」
「今、大阪のまちを奇怪な妖怪が我が物顔にのし歩いている・・・・」
書店に平積みにされた冊子の表紙はかなり目をひく。
「見た目」は軽い週刊誌的な装丁だが、中味は「深い」と思った。
「橋下人気」とは何なのか?
「ハシズム」そのものの矛盾や誤りだけでなく、それが受け入れられる社会の土壌について、いろんな角度から解明していて、考えさせられながら読んだ。
「維新の会」の「教育基本条例」案は「反面教師で、教育とは何かを教えている」と以前に、ブログに書いたことがあった。
本書を読んで、「教育とは?」「学力とは?」・・・あらためて考えた。
著者:内田樹(うちだ・たつる)武道家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想。
山口二郎 北海道大学大学院教授。行政学・政治学。
香山リカ 精神科医。立教大学教授。
薬師院仁志(やくしいん・ひとし) 帝塚山学院大学教授。社会学、教育社会学
発行;ビジネス社
橋下氏は、共産党まで加わって、大政翼賛会よりもひどいと平松陣営を批判していますね。
橋下氏と維新の会は、「既成政党隊維新の会」の対立構図を描き、自民党から共産党まで(政策の一致がないのに)手を結ぶ」ことを「末期現象」「大政翼賛会」と言います。
「政策」では大きな違いがあるのは当然のことですが、その違いも乗り越えて手を取り合わなければならないということです。
「独裁」を許せば、「政策」の議論ができなくなりますから。
「議会の多数をとったら(それも選挙制度のおかげで、議席の過半数をとったのであり、「過半数の府民の支持を得ている」のではない)、なんでもあり」という、「民主主義」の皮をかぶった独裁政治は大変危険だということを、多くの府民の皆さんに考えていただきたいと思います。
「朝生」の放送は知っていましたが、翌日のスケジュールを考えて、深夜のおつきあいはできませんでした。
紹介した本は、特に内田樹さんの文章は、橋下さんに期待を寄せる方に特に読んでいただきたいと思います。
人と人との関係性について、考えるヒントがあると思います。
被災地の汚染瓦礫を強引に大阪に持ち込み、焼却・埋立処分を断行しようとしています。
受入れ指針の内容が不備だらけで、極めて危険な基準であることを多くの府民から指摘されても
「生きていれば社会的リスクはあるのだから」などと詭弁を弄し、府民に望まない被曝を強要しようと動いています。
松井知事は松井知事で「焼却場が放射能汚染されたらどうするのか」との問いに
「また新しいのを建てればいい」などと嘯き、府民のこうむる健康や産業のリスクを一切顧みようとしません。
松井大阪府知事 定例記者会見 (平成24年2月1日)↓01:08:47頃から瓦礫関連質疑
http://www.youtube.com/watch?v=aHULNmKK_XY&feature=youtu.be
陸前高田市では地元で専用の焼却施設を新設し、そこで現地処分を行うことで
地元の雇用も同時に確保したいという声もあるのに、事務処理にかかる期間を言い訳に
国はこれを許可せず、わざわざ全国に汚染を拡大する政策を推し進め、
橋下氏率いる維新もまたそれに従っています。
大阪府は瓦礫の広域処理に身銭を切る気は一切ありません。
被災地で使われるべき復興支援の為の財源で費用を賄うつもりです。
これのどこが復興支援だというのでしょうか。
被災地の本当の話を知るべし! 陸前高田市長が見た「規制」という名のバカの壁とは?
http://www.cyzo.com/2011/08/post_8323.html
大阪を守る気が無いのであれば、今すぐにも大阪の首長を降りて欲しい。
でもリコールしようにも、もう時間が無い…。
私は何度もこの地区の府議会議員さんの事務所に受入れ反対の論拠となる
資料を持ち込みましたが、とうとう直に話を聞いてくれることは一度もありませんでした。
この上は泉大津市が愚かな選択に加わらないよう、市議会議員の皆様のお力で「私達の」泉大津をお守り下さい。
どうか宜しくお願い申し上げます。
貴重な情報提供ありがとうございました。
ずっと気になっていたこと、そして知らなかったこと(知るための努力が足りなかったこと確かです。)が、頂いたコメントのなかにありました。
陸前高田を昨年の夏に訪問したときに、「とにかく雇用だ」と、多くの方からお聞きし、現地の様子から実感もしました。
国の復興支援策が被災地の願いに応えるものになっていないことの一例でもあると思います。
とりかえしのつかない命の犠牲のうえに、さらに過ちを重ねることのないように、しっかりと考えなければならないと思っています。
そのために私なりの努力はしていくつもりです。今後とも、情報、ご意見いただけましたら嬉しく思います。
こちらこそ、方針を変えさせるにはどこにどのように働きかければよいか、ご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
大阪府は、この処分事業を行う事で国から相当のお金が貰えるようですね。
【大阪府】2年で最大18万トン受け入れ検討 事業費49億円 国が補助
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120203/waf12020308310002-n1.htm
府も1円たりとも出さないわけではないようですが、49億を得る為の小さな出費、といったところでしょうか。
この49億が被災地にきちんと渡れば、周囲に汚染を撒き散らさない為の専用の処理設備を造ったり、そこで働く地元の方々の雇用の為に使われるでしょうね。
しかし現実には、私達大阪府民の健康や安全を切り売りした「小さな出費」のもと、大阪府にそれは廻され、
瓦礫は日常の廃棄物を焼く為の一般の焼却場で処分されようとしています…。
住民同士の間で開かれた勉強会では、実際に被災地から避難して来られた方から、このような意見もあったそうです。
http://mogusa39.blog27.fc2.com/blog-entry-356.html
府は「国の基準より厳しく安全である」と強調しますが、府の受入指針では府民の被曝を一定量容認しており、
また、この指針の決定に焼却設備の設計者等の専門家や現場監督者、あるいは被曝医療の専門家などの意見は取り入れられておらず、
一般の焼却設備で放射性物質が漏れないという保証も、それによって府民に健康被害が発生しないという保証も、実際のところありません。
このあたりの件については先月下旬、手持ちの資料を一通り、震災廃棄物広域処理の担当課に、市の広報課を通じて(匿名ですが)提出しております。
きちんと届けられ、保管されていればそちらで御覧いただけるかと思いますが、無ければ別途ご用意してお渡しする事も可能です。
毎回長くなってしまって申し訳ございません。
ここを御覧になっておられる方々にも知っていただければと思い、コメントしておりますが、
メール等、別の手段でのコンタクトの方がやり易いようでしたら、ご意向に沿わせていただきます。
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。
再度のコメント、ありがとうございます。
リンクしてくださった、被災地から非難してこられた方のメッセージ読ませていただきました。
この国の政治は、いったい何をしているのか!!と、悲しさ、怒りで胸がいっぱいになります。
私も3人の娘を育ててきました。
そしてその娘が母親になりました。
次女は、今、新しい命を自分のなかで育てています。検診のたびにメールをくれます。
大切な大切な命。ひとつひとつの命です。
守られければならない、育てなければならない命です。
だから「いつかは影響がある」ことを「ただちに影響はない」という言葉におきかえることは、許せない。
知人の紹介で岸和田に続いて和泉市で開かれる勉強会のご案内をいただきました。
14日の住民勉強会に都合をつけて参加させていただくつもりです。
私は、政党に所属する議員ですが(人の命、人の心を大切にする政党であることを信じてこの党を選び、活動してきました。)、まず自分自身が勉強し、確信がもてれば自分の所属する政党にも働きかけます。
私への直接の連絡先はこのブログのカテゴリー「ご連絡はこちらへ」にあります。