前回、泉大津市吹奏楽団の皆さんからの申し入れをいただいて、市議会との意見交換会を開催したのは、市民会館閉館の話が持ち上がって来た時だった。
1308席の大ホールを満席にし、立ち見も出るコンサートを年2回、開催してきた吹奏楽団。
「演奏できる場があってこそ、50年続いてきた」と楽団の歴史を語ってくださった。
中学校のブラスバンドクラブの卒業生が、楽団にあこがれ入団、世代を超えて受け継がれてきた。
そして今日、今度は「演奏する舞台」だけでなく、市の公共施設適正配置計画で勤労青少年ホームが「廃止」とされ、「練習する場もなくなるかもしれない」という不安を訴えておられる。
市民会館廃止以降の楽団の活動と、そこで生じている問題点について詳細に報告してくださった。
客席数が市民会館大ホールの半分以下のテクスピアホールで、昼の部、夜の部の2回公演を実施。
2回の合計の入場者数は、一昨年まで市民会館での人数を大きく下回った。
これだけでも、もしこの状況が続くなら、大変残念なことだ。
入場者の多くは泉大津市内の方、そして年齢構成で多いのは、70代の方。
前回の意見交換会の時にも、世代を超えて愛されている楽団であるが、特に地元の高齢者の方々が「コンサートを楽しみにしておられる」お話をお聴きした。
市民会館での最後の定期演奏会となった、楽団50周年の記念演奏会で、イギリスの作曲家、フィリップ・スパーク氏が楽団のために作曲した曲が、作曲者自らの指揮で初演、全世界に向けて発信されていることも、楽団の評価、実力の証でもあるのだろうと思う。
建物は、いずれ老朽化し、その役割を終える日がくるのは当然のことだ。
適切にメンテナンスをして、長く使う工夫とともに、長期にわたる施設の維持管理と更新の「計画」を行政がもつ必要から「公共施設適正配置基本計画」が策定された。
今、この街にある宝物、多くの人たちの長年の活動によって創られた文化や、それによってつながる人と人との絆。
それらを将来に向かって発展させる希望が、今の「計画」にはない。
楽団の報告のなかで「なければ創る」「ホールを創り、人を集め、人を育む」未来ビジョンも語っていただいた。
この想いを受け止め、形にしたいと思う。
議会運営委員会の委員長の司会で会は運ばれ、閉会は副委員長の「今日の話合いを無にしないように、しっかりと取り組んでいく」という言葉で締めくくられた。
その言葉に責任を持たなければ!と思う。
1308席の大ホールを満席にし、立ち見も出るコンサートを年2回、開催してきた吹奏楽団。
「演奏できる場があってこそ、50年続いてきた」と楽団の歴史を語ってくださった。
中学校のブラスバンドクラブの卒業生が、楽団にあこがれ入団、世代を超えて受け継がれてきた。
そして今日、今度は「演奏する舞台」だけでなく、市の公共施設適正配置計画で勤労青少年ホームが「廃止」とされ、「練習する場もなくなるかもしれない」という不安を訴えておられる。
市民会館廃止以降の楽団の活動と、そこで生じている問題点について詳細に報告してくださった。
客席数が市民会館大ホールの半分以下のテクスピアホールで、昼の部、夜の部の2回公演を実施。
2回の合計の入場者数は、一昨年まで市民会館での人数を大きく下回った。
これだけでも、もしこの状況が続くなら、大変残念なことだ。
入場者の多くは泉大津市内の方、そして年齢構成で多いのは、70代の方。
前回の意見交換会の時にも、世代を超えて愛されている楽団であるが、特に地元の高齢者の方々が「コンサートを楽しみにしておられる」お話をお聴きした。
市民会館での最後の定期演奏会となった、楽団50周年の記念演奏会で、イギリスの作曲家、フィリップ・スパーク氏が楽団のために作曲した曲が、作曲者自らの指揮で初演、全世界に向けて発信されていることも、楽団の評価、実力の証でもあるのだろうと思う。
建物は、いずれ老朽化し、その役割を終える日がくるのは当然のことだ。
適切にメンテナンスをして、長く使う工夫とともに、長期にわたる施設の維持管理と更新の「計画」を行政がもつ必要から「公共施設適正配置基本計画」が策定された。
今、この街にある宝物、多くの人たちの長年の活動によって創られた文化や、それによってつながる人と人との絆。
それらを将来に向かって発展させる希望が、今の「計画」にはない。
楽団の報告のなかで「なければ創る」「ホールを創り、人を集め、人を育む」未来ビジョンも語っていただいた。
この想いを受け止め、形にしたいと思う。
議会運営委員会の委員長の司会で会は運ばれ、閉会は副委員長の「今日の話合いを無にしないように、しっかりと取り組んでいく」という言葉で締めくくられた。
その言葉に責任を持たなければ!と思う。