こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「二重行政」のムダってなんなのか?

2015-05-13 23:24:28 | 大阪府政問題
臨時議会2日目。

選考委員会での調整が続いています。


候補者を出していない会派ですから、ひたすら待ちます。

控え室の整理などをしていました。


具体的な進展がなく夕方に。



最後の選考委員会の会議が終わってから、大阪市内へ。


「住民投票で反対を!」と訴える「大阪市をよくする会」の行動に参加しました。


賛成派、反対派がそれぞれ、アピールしているので、「どっち?」と聞かれることもあります。

「絶対反対!がんばってください!!」と激励されたり、「今日、期日前投票してきたよ」という人も・・・

かと思うと、「私は賛成!」と、いったん受け取ったチラシを返しにきた方も。

その方が残した言葉は「将来のことを思うと、今のままではアカン」


「子どもたちや、孫達に、いい町を残したい」と思うのは、私達も同じです。

そして、「このままでいい」と思っていないことも同じです。


だから、「一緒に考えてください。」と呼びかけます。


「二重行政のムダ」の象徴のように言われているのが、大阪府が建てた、りんくうゲートタワービルと大阪市が建てたWTC。

ともに、多額の税金をつぎ込み、破綻した。

あの時代、バブルの波に乗って多くの自治体が、巨大開発に邁進した。

駅前に高さを競うようにツインビルを建てた。

人口7万の衛星都市、泉大津のそのうちのひとつ。

それは今も、財政難の要因として尾を引いている。


「住民の福祉増進」という自治体本来の役割を忘れて、身の丈に合わない巨大開発に税金をつぎ込んだのは「二重行政」とは無関係な、政策の誤りだ。



「二重行政の解消によって得られる費用効果、2700億円を福祉・教育に」と橋下市長は言う。

「2700億円」の中には、たとえば地下鉄民営化、土地の売却・・・。


地下鉄民営化の是非は議論が分かれている問題。「二重行政」とは無関係。


昨夜、初めて、橋下市長のTVコマーシャルを見た。

「大阪都構想に不安があるかもしれません。

大丈夫です!

みんなでいいものにしていけばいいんです」

と、さわやかに(?)呼びかける。


「みんなって誰ですか? 維新の政策にイエスと言う人たちのことですか?」と問いかえしたい。


「大阪市廃止・解体」に反対しているのは、自民党・公明党・、民主党・共産党の議員だけではない。

商店街、町内会、医師会、中小業者の集まり、そしてどんな団体にも所属していない人・・・様々な人たちが、反対の声を上げている。

それぞれの切実な思いを持って。

「反対しているのは、議員と既得権益にしがみつく補助金交付団体」という橋下氏の主張は事実ではない。





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