「母親大会」というネーミングから、集会の内容に興味があっても、敷居が高いと感じられる方もあるだろうと思います。
「母親大会」の源流は、戦後まもないころ、戦火の中を生きぬいてきた若い母親たちが幼い子どもたちの手をとり 「2度と再び、戦争はいやだ」とやむにやまれぬ思いで集まったところにあるのだろうと思う。
「学び合い、集まれば元気。話し合えば勇気」が、母親運動の原点だという。
今日は、男性の参加の姿がいつもより多かったように思う。
元高校の先生のお話で、「9月が怖い」という衝撃的な言葉があった。
「6月・・・しんどい思いを抱え、夏休みを過ごし、そして2学期早々に耐え切れなくなって命を絶つ子どもたち」「もう少しゆとりがあって、生徒ひとりひとりのサインを受け止める教育環境があれば救えた命があったかもしれない」「生徒数が減ったときこそ、少人数学級編成に移行するチャンス。ところが大阪の府政は、3年定員割れになったら廃校・・・と府立高校をつぶしてきた」と。
子どもたちの命を守るために、手をつながなければならないことが、まだまだあるのだろうと思った。
その他にも、小学校、幼稚園、子ども園からの報告も。
日頃、聞けないいろんな立場からのお話。
ここから話し合い、学び合いの輪が広がると嬉しい。