2週続けて雨の日曜日。
一気に桜が咲きました。
今さらですが、予算委員会でとりあげてきたことのひとつ。
市営住宅の整備計画について書いておきます。
木造市営の建て替えを、先送りして駅前再開発などの大規模プロジェクトに邁進した1990年代から2000年代初頭。
ようやく河原町市営住宅を建て替え、高層化。(2014年度)
そして続いて寿町の住宅を建て替えするべきところを、また先送り。
退去したあとは新規募集をせずに半分以上が空き家。
2018年度末に、今後の整備計画を「市営住宅長寿命化計画」としてまとめました。
しかし、具体的な年次計画は示されていません。
「計画に基づく進捗と今後の計画」を尋ねました。
答弁は2019年度に汐見町住宅の大規模改修。
今後の予定、見通しは、二田及び寿町の集約建て替えが、2022年度に用地測量、以後基本設計。
助松及び虫取の大規模改修は2025年度、2026年度で実施できるよう進める予定」
この答弁を聞いて、「・・・となると、寿住宅の建て替えに取り掛かるのは、2026年以降?」と聞けば、「そうなると考えている」という答弁。
寿町の住宅は1952年の建築。今年ですでに築69年。
築後70年を超える住宅の建て替えをこれ以上先送りしていいのか?
一昨年の19号台風のような災害がおきたら居住者の安全を守れるのか?
半分以上を空き家で置いていることで防犯上の不安もある。
「住まいは人権」です。
優先順位をあげて早急に取り組むべき事業だと思うのですが。