市立病院整備対策特別委員会開催。
案件は、3つ。
「委員の4分の1以上で開催を求める」規則に基づいて、開催を要求した私たちが提起した3つの問題です。
「2年越しの議論で、ようやく合意に達した」という説明が議会でされていますが、その議論の中で「当初は3病院(現市立病院・新病院・府中病院)でスタートし、必要があれば将来合併も」という発言をしていることが明らかになるなかで、あらためて「泉州2次医療圏の議論の状況」について説明を求めました。
情報公開請求で入手した「会議録」によれば、複数の委員から「小児・周産期センター」を総合病院から切り離すことに「異論」が出ています。それに対して市立病院側が「当初は3病院で・・・」と答えているという話。
昨年秋、そして冬、市民には「市立病院はなくしません」と声を大にしてアピールし、その同じ時期に「必要なら合併も・・・」(「合併」とは現市立病院をなくすこと。それ以外に考えられない)と公の席で発言し圏域の議論を乗り切り、そのことに説明を求めれば「3病院でやっていく」と言明する。
余りに不誠実ではないだろうか。
付属機関の委員の皆さんに対して。
そして市民と議会に対して。
是非、全ての議員にこの公開されている「会議録」を読んで欲しいものだと思います。
実質的な議論が繰り返されたであろうと考えられる「周産期病院連絡会」の議事録は、大阪府に情報公開請求をしたところ、ほとんど「黒塗り」。
「公開しない理由」として「非公開の会として出席を依頼している。」「会議録を公にすることで、府との信頼関係が著しく損なわれ・・・」等とある。
「黒塗り」の会議録には(泉大津市立病院・府中病院の再編統合について)というタイトルの下に「大阪府」「泉大津市」「大阪府」「泉大津市」、そして再編の相手方、つまり当事者である「府中病院」が「発言者」としてある。発言内容は全て「非開示」。
府にしても、市にしても、政策決定に深くかかわる場での発言について、「公」にすることが、なぜ「府との信頼関係が損なわれる」のか?
よほど、「知られては困る」ことがあるのだろうか。
そうでないなら、明らかにして欲しい。
市の責任において、この文書の「公開」を府に求め、議員に示すことを求めました。
ところで、またランクがあがってました。
励みになります。
応援してくださった皆さんへ、ありがとうございます。