一昨日、厚生文教常任委員会協議会の開かれた日に、「新図書館のオープンが2カ月延期になる」ということを書きました。
「ひどくないですか?」と書いたのですが、やっぱり「ひどい!」「春休みも、夏休みも図書館なし?」という声も。
図書館は「あってもなくてもいい」ものではない。
私は、そう思っています。
だから、「一日たりとも閉めるな」とまでは言わないが、5カ月はあんまりでは?
「読書量日本一」の看板を掲げる泉大津が。(実は私は、このスローガン嫌いです。読書の値打ちは「量」で測れるものではないし、読んだ本の冊数を人と競うものでもないからです。このことは、以前にも書いた記憶があります。それはさておき・・・)
現行図書館は、年月を経ているとは言え、耐震基準も満たした「まだ使える施設」です。
そこに「図書館構想」によると開架・閉架を合わせて、24万冊の本がある。
新図書館のオープンに向けて、職員も採用した。
施設があって、人がいて、本があって。
それなのに5カ月もの空白とは何事か?と情けない思いです。
市民アンケートから「目的がなくても、行ける(行く気になる)図書館」という声が、よく紹介されていました。
それもいいでしょう。「目的がなくても、ふらっと行ってみたくなる。」「長い時間過ごせる居心地のいい空間」・・・否定はしません。
その一方で「目的があって図書館に行く」人がいることも事実。
その「目的」は様々で、多種多様な目的に「本」と「人」が応えるのが図書館。
「目的」がある人にとっては、おそらく5カ月は待てないでしょう。
「その間、ご不便をおかけしますが、連携を結んでいる近隣の図書館の利用を・・・・」と言われました。
近隣市の図書館の相互利用は、今もできます。
それができる人はいいのですが・・・・。
「5カ月間の空白」だけではなくて、工事費の増額も提案されようとしています。
それはまた、「とんでもない」と言いたい内容でした。
この続きは、また明日・・・。