◆バチカンの神父「宇宙人は存在する」と公言 信仰と科学の両立が宇宙時代幕開けの鍵【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
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神の存在に加えて「宇宙人は存在する」と公言する神父がバチカンにいる。
NASAが7月、地球にそっくりな惑星ケプラー452bを発見したことについて、バチカン天文台所長で、神父であるジョゼ・フネス氏は、地球外惑星に生命が存在する説を強固にするものであるとの考えを語った。このほど英デイリーメール紙が報じた。
◎「地球外生命体は聖書に矛盾しない」
今回の惑星の発見について、フネス神父はバチカンの日刊紙「オッセルヴァトーレ・ロマーノ」で、「我々の銀河には1000億以上の惑星がある。これまで発見された太陽系外惑星の数を考えても、少なくとも潜在的に生命が発達した惑星があるはず」と指摘。近い将来、未知なる文明の地球外生命体との遭遇があると語っている。
フネス神父はアルゼンチン出身で、母国のコルドバ国立大学で天文学を学び、修士号を持っている。宇宙情報に関して、科学と信仰の両方の立場から語ることができる点で、興味深い指摘だ。
また、フネス神父の「宇宙人発言」は今回に限ったことではない。2008年にも、「地球外生命体の存在はカトリックの教義や聖書に矛盾するものではない」と、宇宙人と信仰との関係について発言している。
◎千葉県の「UFO遭遇事件」を霊的に調査
未知なる宇宙人の存在については、「証拠がない」「証明できない」ため、にわかに信じられない人も多いかもしれない。
そうした中、大川隆法・幸福の科学総裁は、スピリチュアルな方法で、宇宙人は厳然として存在し、その種類や特徴も多種多様であると明らかにし続けている。
大川総裁の近著『THE FACT異次元ファイル』では、千葉県の九十九里浜で起きた「UFO遭遇事件」の真相を霊的に調査した結果が所収されており、ある宇宙人が地球に来た理由が明かされている。
大川総裁がその宇宙人の声を「霊的」に聞いたところ、宇宙人は「人間の一生についての生態分析をしているので、自分たちの予想したことと、その後どうなっていくのかを観察して、記録をつけている」「(宇宙人は)小さなところも入れると、たぶん五百種類ぐらいまで来ている」と、地球に来た目的の一部などを語った。
カトリックではかつて、宗教が科学を迫害した歴史がある。しかし、本来神仏が創造した未知なる世界を探究する科学と、神仏に対する信仰は相反するものではない。フネス神父の発言からも分かるが、宇宙人が存在することはもはや常識になりつつある。信仰心をベースにした、科学の発展こそが宇宙時代幕開けの鍵であろう。(冨)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『THE FACT 異次元ファイル』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1524
幸福の科学出版 『「宇宙の法」入門』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=99
【関連記事】
2015年7月27日付本欄 地球に似た惑星が発見される 加熱する宇宙人探査競争【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
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2014年5月27日付本欄 ローマ法王が「火星人でも洗礼を施す」と宣言 キリスト教は宇宙時代に対応できるか?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7914
2015年6月号記事 目を覚ませ! UFO後進国ニッポン - 米中は「宇宙人技術」を持っている
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9532
◆稲田朋美氏が東京裁判の検証を否定 安保法制には検証が必要
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10122
自民党が新しく設置する、連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策などを検証するための組織について、同党の稲田朋美政調会長が、極東国際軍事裁判(東京裁判)を検証対象から除外する意向を示した。
稲田氏は6月の段階では、「(東京)裁判の結果を否定するつもりは全くない。ただ、(判決)理由の中に書かれた歴史認識はあまりにもずさんで、検証は必要だ」と発言していた。
東京裁判とは、戦勝国のアメリカやイギリス、オランダなどが、敗戦国である日本の軍人など25人をA級戦犯として、「平和に対する罪」や戦争犯罪の容疑で有罪判決を下したもの。日本は侵略戦争を仕掛けて世界の平和を乱し、無辜の市民を虐殺したとされた。
東京裁判を検証することを「歴史修正主義」と批判する人もいるが、すでに世界中の研究者が、東京裁判の問題点を指摘している。
東京裁判に参加したインドのパール判事も、「全員無罪」を主張した人物。その理由は「平和に対する罪」や「人道に対する罪」は事後法であり、それで裁くことは国際法に反することや、裁判官が戦勝国側の人間だけであること、日本の戦争を一方的な侵略とは断定できない、といったものだった。ちなみにパール判事は同裁判に参加した、ただ一人の国際法の専門家でもある。
大川隆法・幸福の科学総裁が6月、パール判事の霊言を収録すると、パール判事の霊は次のように語った。(『されど、大東亜戦争の真実 パール判事の霊言』所収)
「戦争裁判で、人道や平和に対する罪を裁くなら、原爆を落とした人も、ユダヤ人をガス室で虐殺したのと同じように裁かれるべきだ。両方を裁くなら、国際的に公平だけども、一方的にはおかしい」
「少なくとも、『大東亜戦争の真実』は、戦後七十年で書き換えられるべきときが来た」
「(裁く側は)侵略したところばっかりだ。植民地を持って、軍事的に占領をしていったところが、どうやって裁判できるんですか? あとからまねした人を裁判するっていうの、これは、どう考えても不公正ですよ。ありえない」
今回、自民党が検証対象から外すのは、東京裁判を検証することが、参議院で審議中の安全保障関連法案に影響があるからだと見られる。東京裁判は戦勝国、特にアメリカが中心となって行ったものであるため、アメリカからの反発が予想されるからだろう。
しかし、安保法制には、アジアの安全を守るため、日本とアメリカの連携を強めるという目的がある。日本とアメリカの間の歴史認識が正されないままであっては、自衛隊と米軍がスムーズに、対等に協力し合えるかといえば疑問だ。
東京裁判を検証せず、歴史認識を歪んだままにしておくことは、長期的に見てアジアの平和や安定にプラスにならない。日本とアメリカの真の友好関係を望むなら、アメリカにも反省すべきところはしてもらう必要があるだろう。(居)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『されど、大東亜戦争の真実 インド・パール判事の霊言』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1503
【関連記事】
2015年6月29日付本欄 70年談話の前に知っておきたい「東京裁判」「パール判事」【3分で学ぶ世界の教養】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9841
Web限定記事 安保法制=違憲論に、パール判事(東京裁判)がコメント
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9831
SF作家小松左京は昭和20年代に「米同時多発テロ」を予言していた?
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SF作家小松左京は昭和20年代に「米同時多発テロ」を予言していた?
2015.08.31
2011年に亡くなったSF作家の小松左京氏は、『日本沈没』などで知られる。しかし同氏が「モリ・ミノル」名で漫画家として活動していたことは、あまり知られていない。
代表的な作品の一つは、大阪の不二書房から昭和20年代半ばに刊行された『大地底海』という漫画。砂漠の地下に海があり、そこに棲む「デモネス族」という悪者が人類に戦いを挑んできた、という設定の作品である。
物語の舞台は刊行当時から50年後の西暦2000年頃。高層ビルが建ち並ぶ都市に、蒸気機関車ではなく新幹線風の列車が走り、空にはジェット機が飛ぶ情景が描かれている。
終戦後の焼野原から幾らも経たないうちに、小松氏は21世紀の街並みを、そこまで見通していたのかと不思議な気持ちになる。
だが、それよりも注目すべきなのは、作中に出てくる「インターナショナルビル」のことだ。
この架空のビルは20世紀に建築され、「エムパイアステートビルをぬくこと、実に百五十フィート、今や世界最高のビルディング」と説明されている。ところがこのビルは、「デモネス族」の攻撃により炎に包まれ、煙を出しながら倒壊してしまう。
ぞっとする人もいるだろう。現実の世界で1970年代に竣工し、それまで世界一の高さを誇っていたエンパイア・ステート・ビルからその座を奪ったのは、あの「ワールドトレードセンタービル」だからである。米同時多発テロによって同ビルが崩壊したのは2001年。作中の舞台と時期まで同じだ。小松氏は一種の「預言者」なのかもしれない。
この作品には、もう一つ、気になる描写がある。
「デモネス族」を滅ぼすために人類側の科学者が「地殻変動機」を使って、人工的に地震を起こす場面だ。全くの空想のようにも思えるが、一説によると現在、米国は人工的に地震を起こす兵器を開発しているともいう。
8月に刊行された『SF作家 小松左京の霊言』(幸福の科学出版)では、小松氏が天上界から驚愕の近未来予測を述べている。その中には、人工的地殻変動についての同氏の見解も述べられている。日本の未来に関心のある方は、ぜひ同書をお読みいただきたい。(賀)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『SF作家 小松左京の霊言 「日本沈没」を回避するシナリオ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1523
【関連記事】
2009年12月号記事 予知能力者たちの未来図4
http://the-liberty.com/article.php?item_id=889