マジな山行の話は暫しお休みをいただいて…
今日も趣味でやっている木工で独り言です。
たいがいは、立方体の端材を前にして「何をつくろうか」と考えます。
かの天才彫刻家のミケランジェロは大理石の中からきこえてくる「私をここから出してくれー」と叫ぶ声を聴いてノミをふるったとか、振るわなかったとか。
でも、私には何も聴こえてきません。
そこで、私はいつも"真似”をします。言い換えると、他の人がつくったものを"パクる”のです。
「学ぶ」は「真似る」ことから始まるとも聞いたことがあるので、
「プロでもないから許してもらえるでしょう」
と、サッサとノミやヤスリで削っていきます。
タイトル画面の一番上に置いているのは、随分と昔に、拾ったサヌカイト(讃岐石)に修正液でペイントしてこしらえた石のペーパーウエイトです。
見えていない面に「1991.8.5」とあります。
欅の木の端材を前にして、むかし自分がつくったものをパクってしまってました。
欅の木の年輪が等高線みたいで気に入っています。