2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 阿部彩著『子どもの貧困』(岩波新書)

2010-05-22 01:16:18 | 読書
著者は、貧困と格差との違いが社会的に容認できるものであるのか又はそうでないのかという点にあるという。前者は容認できないもの、後者はできないものとしている。 (本書より) ・日本の社会保険の国民負担の特徴は、逆進的(低所得者ほど負担率が高い)である(93頁)。 ・2000年のデータで、政府による給付から負担を引く前後の子どもの貧困率を比較したところ、先進OECD諸国18ヶ国中で、引いた後が高くなっ . . . 本文を読む