本書で繰り返し強調されることは、雇用と社会保障との連携であり、その結果としての「人々を社会に包摂していく」ことである。これは、北欧諸国が巨額の社会保障費の多くを雇用対策(職業訓練等)にさいて、経済成長を維持させているからという事実に裏打ちされている。
それに加えて、北欧諸国は、現役世代に対する現金給付の支出の割合がかなり多いのが特徴。通常は、年金の支出の割合が多いとの指摘もあった。
また、話題のベ . . . 本文を読む
月曜日に放送されたインサイドアウトという番組で、民主党川内議員は、普天間基地問題は地元沖縄県の同意がなければ辺野古への移転はなく、受け入れを表明している北マリアナ諸島への移転可能性があると言っていた。
本当の話ならよいが。 . . . 本文を読む
本書は、藤沢周平さんと比較しての、司馬遼太郎さんに対する批判的な内容となっている。
批判の対象は、司馬さんの「上からの視点」と個人英雄史観に向けられている。
石川好さん、色川大吉さん及び宮部みゆきさんとの対談も収録されている。 . . . 本文を読む