2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 大田昌秀著『沖縄 戦争と平和』(朝日文庫)

2011-02-09 00:25:39 | 読書
本書では、14世紀のから1990年代までの沖縄の歴史の概要がわかる。第3章「沖縄戦と住民の記録」の「五 住民の証言」は読むのがとても辛かった。日本軍は住民から労働力や食糧を提供させるだけでなく、確たる証拠ないのに「スパイ容疑」で殺害したり、敵に見つかる恐れがあると言って泣く乳幼児をその親に殺害を強要するなど、本当に沖縄戦は住民にとって地獄そのものだったと容易に想像できる。
そして、今も沖縄には基地があちらこちらに点在している。
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