2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 尾松亮 廃炉とは何か  岩波ブックレット

2024-02-03 15:33:00 | 読書

2011年の東日本大震災後、20基程度の原発が廃炉になり、その作業が進められている。

廃炉といっても、法律上の定義がない。この法律上の定義がないという問題は、誰が廃炉に最終的な責任を持つのか分からないということになる。

高レベルの放射性廃棄物の処理は電力会社という民間会社にはとてもできないから、政府の出番になるが、それを裏付ける法律がなければ、政府は動かない。

となると、誰も責任を取らないという無責任な状態になりかねない。

ここまで杜撰とは、呆れて言葉が出ない。

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