1960年5月19日、国会では安保条約の承認をめぐり、与野党の攻防が激しく行われ、日付の変わった翌20日深夜になって本会議にて条約を承認した。
本書は、藤田省三さん、荒瀬豊さん、石田雄さん、日高六郎さん、鶴見良行さん、鶴見俊輔さん、大沢真一郎さんらが分担して、安保条約承認前後の反対運動を記録している。単なる記録だけではなく、その反対運動の意味も明らかにしようとしている。
あとがきで、日高さんは本書が「ただ過ぎさった一時期の記述ではなく、過去を未来のなかに生かしたいという願望の表現でもある」ものとして、読んでほしいと希望されている。
なお、本書の巻末に日録があり、とても貴重な記録ではないかと思われる。
岩波新書のリンク
本書は、藤田省三さん、荒瀬豊さん、石田雄さん、日高六郎さん、鶴見良行さん、鶴見俊輔さん、大沢真一郎さんらが分担して、安保条約承認前後の反対運動を記録している。単なる記録だけではなく、その反対運動の意味も明らかにしようとしている。
あとがきで、日高さんは本書が「ただ過ぎさった一時期の記述ではなく、過去を未来のなかに生かしたいという願望の表現でもある」ものとして、読んでほしいと希望されている。
なお、本書の巻末に日録があり、とても貴重な記録ではないかと思われる。
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