虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《双月》

2016-04-10 13:45:00 | 大阪府大阪市
2016#29
【虎バカグルメ日誌】

今季5試合目の
タイガース応援観戦日です。
ここまでの観戦成績は
2勝2敗です。

本日の試合は
広島東洋カープ
3回戦です。
今季の対戦成績は
1勝1敗のタイです。

今季5試合目の観戦ですが
前4試合は3月の前半に
行われたオープン戦だったので
レギュラーシーズンの観戦は
今季初となります。
いよいよ私にとっての
2016年シーズンの開幕日が
やっと訪れました。
昨日はカープ投手陣に
ヒット2本に抑えられました。
江越のホームランで
2点先行も後が続かず
8回に追いつかれ
10回に突き放されて逆転負け
雰囲気はよくありません。
しかも今日の先発は
サンデー球児
うーん 大丈夫かな?
ん! 広島は福井か。
これは いけそうな気がする。
球児 あんたやっぱり
何か持ってるね!
打線の方は頼みますよ。
昨日のうっぷんを
存分に晴らしてよ!

さて本日紹介するお店は
JR天満駅で下車し
駅改札口を通ったら
左側の出口から駅を出て
天神橋筋商店街へ向かいます。
アーケードに入ったら左折して
南へ向かって歩く事5分
天神橋筋商店街三丁目に入って
間もなく左手側に見えてくる
赤い看板と提灯が目印の
お好み焼き店《双月》です。

昭和48年創業の老舗店の外観は
商店街にしっくりと馴染み
威風堂々と風格さえ
感じられる佇まいです。
そんな店の入口横には
メニューサンプルの飾り棚があり
古き良き時代の懐かしさを
感じます。

店前に置かれている
立て看板です。

正直な私の気持ちは
立て看板は老舗店には
やって欲しくないのですが•••。

店内には多くの芸能人の
サインが飾られています。

近くに関西テレビの
本社社屋もある関係なのか
芸能人もよく訪れるそうです。
年季が入っている店内は
半個室風に仕切られていて
少し窮屈だが4人掛けの
鉄板テーブル席が
通路を挟んで両脇に9卓あり
綺麗に手入れされています。

この店の基本スタイルは
自分で焼いて食べる
正統派の大阪お好み焼き店です。
私はこのブログで
何回も書いていますが
やはり大阪のお好み焼きは
自分焼きでなければなりません。

この店のメニューの
一部です。

普通お好み焼き店に
よく有りがちな
鉄板焼きメニューは
扱っていないようです。
お酒を扱わない喫茶店を
純喫茶と呼ぶが
そのような言葉はないが
純お好み焼き店です。

鉄板テーブルの周りには
甘/辛口のソースにマヨネーズ
青海苔/鰹節などが
置かれています。

うーん マヨネーズは
確かに美味しくなるけど
私は邪道だと思っています。
壁にはご丁寧に
ソース/マヨネーズなど
味付けの順番を
説明してくれています。


ぶた玉 842円

何度も書きますが
自分で作って食べる
これが関西風お好み焼きの
一番の醍醐味です。

①肉は取り出して
 鉄板の上に広げて
 残りは手早く
 しっかりと混ぜる。

②肉の上にこんもりと盛る。
 あまり薄く広げない。

③両面をしっかりと
 焼き上げる。

④ソース/鰹節/青海苔を
 好みで掛けて完成!

焼き上がったお好み焼きを
コテで切ると
さっくりとした感触
口に入れると
外はカリで中はフワ
この熱々のお好み焼きは
最高な食感です。
お好み焼きが大好物の私は
これまでにたくさんの
お店を廻ってきました。
大阪梅田の阪急東通り
商店街の中にある
老舗店の美舟が私の中では
関西風お好み焼き部門で
実に26年間不動の
キングとして君臨しています。
その王者美舟の
お好み焼きに比べると
双月のお好み焼きは
外も中も少し柔らかめです。
これは好みの問題ですが
私は美舟のハードタイプの
お好み焼きの方が
食べてる感がして好きです。

焼そば 842円

大阪の焼きそばとしては
細麺ですが
噛むとプリッと
歯ごたえを感じる
美味しい麺です。
ソースもあっさりとした
薄味タイプです。
美舟の焼きそばに比べると
優しい感がして
私にはパンチが足りません。

自分で焼ける店は
それだけで評価は+5
今や本場大阪でも
絶滅が危ぶまれている
自分焼きの店
このスタイルを
これからも続けて
大阪のお好み文化を
守っていって下さい。
美味しかったです。
次回はモダン焼きを
頂きに再訪します。

*大阪粉もん屋評価*
 《美舟》を10としたら 8点