マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

今週もうますぎでした。

2017-02-15 21:48:40 | 日記
今週もうますぎWAVEを聞いたぜ!
今回も緑川光さんがゲストにいたし。

でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                         自分のおたより採用されませんでした。

それもしょうがないよね、自分以外にもお便り出している人はいるんだし。

あっ・・・・・・・

いよいよスーパーロボット大戦Vが発売されます。
スパロボが大好きなロボットアニメのファンの皆さん買ってくださいまし。
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第8話 アンノン・エネミー 中編

2017-02-15 21:27:08 | マクロス⊿外伝 ライト・インメルマン戦記
突然爆発した惑星ピースミリオン第5航空基地のレーダーサイト。
レーダーサイトから出てくる地獄の業火は黙々と上空へ上っていった。

『ブレイン1.2.ホットスクランブル』
『非戦闘員は地下シェルターへ退避急げ!各部署は配置につけ!!!!」

第5航空基地から次々と新統合軍機の可変戦闘機が離陸していく。
目的はレーダーサイトが爆発した原因を探るためである。
しかしその離陸した可変戦闘機に死の閃光が走る。

                       ズキュゥゥゥン ズドォォォン

「攻撃だと!?一体何処から・・・・・・・・・・・」

                       ズキュゥゥゥン ズギィィィン

「うわぁぁぁ助けてくれ!!!」

燃えるレーダーサイトから出てきたのはレーザー砲の光であった。
離陸し調査した2機のVF-11Bサンダーボルトはあっけなく火達磨になってしまう。
これが攻撃だと判断した基地司令部はホットスクランブル命令を指示した。
各パイロット達は愛機へ乗り込む。
それは変人パイロットであるライトもその一人であった。

ライト「機体の整備は終わっているか?」

「何を言っている当然だ!!!早く乗っていけよ。」

ライト「サンキュー」

                    カシュゥゥゥゥン

「いいかインメルマン中尉、敵は直ぐに襲ってくる。礼儀正しく離陸すんじゃねぇぞ!事故覚悟で行け!」

ライト「了解した。」

ライトは整備士の警告を受けて離陸準備に入る。
既にデストロイド部隊が謎のアンノンと交戦状態に入っていた。
だが圧倒的に守勢であり基地の滑走路を守るのに精一杯であった。
滑走路の近くでは流れ弾が命中し爆発を起こし、管制塔は既にミサイルなのか銃弾なのかが分からないがもう既に沈黙している。
砲撃が続いている今、このまま飛びたてるかどうか心配であった。

                    キィィィィィィィィィィィィン

ライト「テイクオフ!!」

ライトのVF-11は上空を飛び立ち、後ろにケビンとホズミが続く。
だがホズミから後ろの機体は上空から狙いうちにされ撃墜された。
更にミサイルが格納庫の中の一つに入り込み大爆発を引き起こす。
この笑えないようなむしろ憎むべき騒動を引き起こしたアンノンは上空にいるのか?
ライトは大きく顔を上げてみた。

ライト「あいつなのか?」

そこには見たことのないような形をしたバトロイド形態の可変戦闘機がいた。

ライト「全機気をつけろ、相手は所属不明機だ!どんな武装を持っているのかが分からんぞ!」

ライトはケビンとホズミに指示をする。
フォーメーションはアローフォーメーションである。
相手の数は少ないが・・・・今目の前にいる奴はこんな新統合軍の勢力圏の内部に送り込まれたエース。
こんな奴を一人で相手するのは流石に無謀すぎる。
ここはチームで奴を撃破するしかない。
ライトは心の中で思いながら唇を噛みしめる。

「相手はフォーメーションを組んできたか・・・・・・・・いい指揮官をしているな。各部隊はそれぞれ敵をある程度撃墜しろ!我々は純粋に戦争に来たのではないからな。」

「フェルク(了解)」

謎の所属不明の可変戦闘機のパイロットは薄ら笑った後、自分の部下達に敵の相手をするように伝える。
フェルクという地球語ではない言語からすると相手は異星人であるのは確かなようである。
所属不明の可変戦闘機のパイロットは自分の機体の操縦桿を動かしバトロイド状態で空挺降下する。

ライト「空挺降下する気なのか?」

ライトは突然降下した所属不明の可変戦闘機の空挺降下に反応する。
だが相手の目的は空挺降下ではない・・・・・・・

「もらったぞ。」

                           ズドドドドドドドドドド
                              ガゴォォン

ホズミ「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ライト「ホズミィィィィィィィィィィィ!!」

所属不明の可変戦闘機はバトロイド形態のままガンポッドを放ちホズミの機体を撃墜する。
ホズミはエジェクト(脱出)する暇もなく機体の爆発に巻き込まれた。
つまりホズミは死んだのだ。

所属不明の可変戦闘機はホズミ撃墜後速やかにケビンに狙いを定めた。

                           ズドドドドドドドドドド
                            ガゴォォン ガゴォォン

ケビン「エジェクト(脱出)」

攻撃を受けたケビンは速やかに脱出する。
脱出したケビンのコックピットはパラシュートを展開しゆっくり降下していく、
所属不明の可変戦闘機は脱出したケビンにも目もくれずに次はライトを狙ってくる。

「2機撃墜、1機脱出か・・・・残るは隊長機と言う事か?ならば・・・・・」

所属不明の可変戦闘機はミサイルを一斉に発射する。
この角度からすると回避するのに難がある。
ライトはこの動きに対しチャフ弾をばら撒く。

                 ボン ボン ボン ボン ボン ボン

「やはりな・・・・・・・こいつは指揮官だな。」

所属不明の可変戦闘機のパイロットは今のライトのとっさの動き見て確信した。
容易に一般可変戦闘機乗りができるような動きではない。

ライト「くっここは一回地上で態勢を整えるか・・・・」

ライトはファイターに変形して地上に向けて降下を開始した。
所属不明の可変戦闘機は地上へ降下するライトを追撃すべく自らバトロイドからファイターへ変形し背後から追撃する。
背後を突かれた戦闘機は昔から不利であり、現在のライトは圧倒的に不利にいる。

ライト「こいつ・・・・・・・しつこい。」

ライトは所属不明の可変戦闘機の執拗な追撃にいら立ちを見せる。
こいつをすぐ撃墜すればいいのだが、こいつと同型の奴がいて同じように対峙する事になる。
どうすれば撃墜する事ができるのか?

ライトは焦りながら考える。
そんな時であった。

クリフ「ライト、背後が奪われているぞ!」

隊長のクリフと直掩の小隊がライトの支援に入った。
他の所属不明機は他の部隊に任せてあるという。

クリフ「お前は地上部隊を援護しろ!」

ライト「まだ敵は残っています、ここで下がるわけには・・・・・・・・・」

クリフ「地上もかなり苦戦している、部隊を失ったお前に出来るのは単独で敵に対処することだ!命令だぞ!!今回は言う事を聞け!!」

ライト「くっ了解・・・・・・・・・」

クリフは小隊機能を喪失したライトに対し命令する。
ライトは相手を撃墜できていない事から拒否するが、クリフの言う事に一理あるので命令を大人しく了承した。

「邪魔が入ったか、逃がさんぞあのバルキリーのパイロット!!」

所属不明の可変戦闘機のパイロットは地上へ降下を進めるライトを再び追撃に入る。

                  ズドドドドドドドドドドドドドドドドド

「なんだと!?一体何処のどいつだ?」

クリフ「お前の相手は俺達だ!これ以上お前達の好きにはさせん!!」

それに対し立ちはだかったのはクリフと直掩の小隊であった。
その後、上空で激しいドックファイトを展開する。

                          【第5航空基地 医療テント】
医療テントでは医療班が基地内で負傷した兵士達の治療を行っていた。
負傷した兵員はそれぞれ直ぐに治療が必要な者と後で治療してもいい者そして手遅れの者に分かれていた。

「吉野、モルヒネの箱と包帯の箱を倉庫から持ってきてくれないか?」

吉野朝灯「は.はい。」

朝灯は軍医からの命令で向かい側にある倉庫まで向かいモルヒネの箱と包帯の箱を持ってくる。
外の様子は紅蓮の炎に包まれていた。
いくら向かい側にあるとは言え、砲弾が飛び交う中を横断しなければならなかった。

                  ズドドドドドドドドドドドドドドドドド

目の前にはガトリング砲を搭載しているデストロイド・トマホーク局地型が上空に飛び交う所属不明の可変戦闘機を相手している。

吉野朝灯「来ないでよ砲弾・・・・・・・・・・来ないで・・・・・・」

朝灯は必死に積み重なったモルヒネと包帯の箱を抱えながら医療テントまで走る。
半分地下である医療テントまでいけば安全である。
朝灯は走りながら、向かう。
                   
                    ビュゥゥゥン
                  ズゴォォォォォン

吉野朝灯「えっ・・・・・・・・・」

自分の後ろにいたデストロイド・トマホーク局地型がガウォーク形態である所属不明の可変戦闘機にレーザー砲を撃たれた。
最初は物凄い音をたてながら小さな爆発をしたが、全体的に爆発の導火線に火がついていたようであり・・・・・・・

                        ズドォォォォォォォォォォン

吉野朝灯「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

物凄い爆発を引き起こしてしまった。
モルヒネと包帯の入っている箱を持っていた朝灯はデストロイド・トマホーク局地型の爆風に飲まれ飛ばされてしまう。

                            バタン

吉野朝灯「がはっ。」

朝灯は吹き飛ばされ後ろの3mぐらい叩き飛ばされてしまった。
ヘルメットと防弾チョッキを着ていたのと、爆風に混ざっていた熱風の被害を殆ど受けなかったが。
朝灯は頭から血を流し気絶する。

「吉野!!」

医療テントで治療に当たっていた衛生兵が倒れている朝灯を見つけ。
危険な戦場の中を走り朝灯を担ぎこんで、医療テントまで連れていく。
リボンレベルレッド、緊急治療者と判断され直ぐ様朝灯の治療が始まった。

「吉野の具合はどうですか?」

「普通ならば死んでいる衝撃を受けているのだが、失神している程度に済んでいるよ。流石はゼントラーディ人と地球人のハーフだよ。」

朝灯が受けた傷の痛みは普通の地球人が同様に受けたら確実に死ぬ程である。
朝灯はゼントラーディ人であるラウラ・べルタリアの娘であるためゼントラーディの優れた骨格を引き継いでいるため、気絶する程度で済んだのである。

だが当たりどころも悪いせいか頭から血を流しており、気絶している。
また型には爆発したデストロイド・トマホーク局地型の残骸の破片の一部が貫通する程の傷を受けてしまっており。
今は命を取り留めている朝灯であるが、今後の治療の仕方によっては命を落としてしまう危険性があるのだ。

「このまま治療を続けよう安定ゾーンに入るまでな、もし駄目ならば・・・・・・・・」

「はい分かっています、朝灯には衛生兵らしい最後を遂げさせる用意は一応しておきます。」

軍医と副軍医は朝灯がもし駄目だった時のために安楽死するための薬を用意する。
このまま安定期に入らず症状が悪化して朝灯は死んでしまうのだろうか?
今は誰も分からない。
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