マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第74話 和睦

2017-06-18 23:51:25 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
突然の和睦。
それはゼントラーディ軍アドクラス艦隊司令ブリタイからの申し出であった。
艦内で和睦派が続出し既に内乱状態になっていたため、収集するための苦肉の策であった。

ブリタイが乗るノプティ・バガニスは単艦でマクロスに停止し記録参謀エキセドルをリガードに乗せて使節としてマクロスに送った。
SVF-1スカルズはスカル小隊.バーミリオン小隊.パープル小隊を引き連れエキセドルを迎えた。

桐原中尉「停戦使節ね・・・・・・・」

ウォルター「文化を持ちこんで内乱と・・・・・・・出来過ぎてますね。」

桐原中尉「マックスとミリアの件もあるし、連中もいろいろとあるんだろうよ。」

イェル「そうですね。」

パイロット待機室で桐原はイェルとウォルターと談笑する。
それはノンバリケン小隊だけではなく多くのパイロット達も同じ事である。
1年近く戦っているゼントラーディ軍と和睦する。
そんな事は想像もできなかった。

イェル「隊長、例のミリアがいたラプラミズ艦隊とも和睦できるといいですね。」

桐原中尉「そうだといいな。」

今回和睦するのはゼントラーディ軍全軍ではない。(と言ってもゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊が全軍ではない)
アドクラス艦隊だけど和睦するだけである。
グローバル艦長はここからボドル基幹艦隊全軍と和睦するつもりらしい。
ミリアは今回の和睦が成功すればマックスと共にラプラミズ艦隊に軍使として赴くらしい。

まぁ使う機体は予備機として保管してあったVF-1バルキリーJ型を使うらしいが・・・・・
でそのミリアは重要人物として軍施設の会議室に召集されているらしいが・・・・・
和平交渉の会議に出るとは・・・・・・・それほどなんだな・・・・・・・と思う。(ついでにマックスもだけど)

桐原中尉「で・・・・・監察軍が襲来した時はお前が軍使としていけよな・・・・・・・一応監察軍元兵士だし。」

イェル「嫌ですよあんな私を見捨てた糞軍隊なんか・・・・・・・・第一ゼントラーディ軍に敗退続きですので殆どの場合地球に襲来する事はまずありえませんよ。」

桐原中尉「そうなのか?」

イェル「そうです。」

監察軍がもし襲来した場合イェルを軍使として派遣する事も桐原は頭に浮かんでイェルに言うが・・・・・・
イェルは凄く嫌な顔をして拒否した。
なんたってイェルは監察軍に見捨てられ既に地球人として生きる決意をしている。
むしろ心は地球人である・・・・・・

桐原中尉「まぁその時はその気だな・・・・・・・」

三浦佐枝子「茂人君。」

桐原中尉「どうした佐枝子?」

三浦佐枝子「会議会場周辺は荒れていたわよ、ゼントラーディに恨みを持つ一派の一部がデモを起こして警官隊や警務隊に排除されたようよ。」

桐原中尉「まったくこんな時にデモを起こすとは何を考えているのやら・・・・・・和睦できそうなのによぉ・・・・・」

ゼントラーディ軍に恨みを持つ市民がデモを起こした。
グローバル艦長は穏便に和睦したいので警官隊や警務隊を動員。
デモ隊が接近してきたら直ぐ様に排除した。
武力行使である・・・・・・・・

和平を成功させうためにはデモ隊を早期的に排除しなくてはならいのである。
会議の最中に行われており、数は減ってきているが・・・・・・・・・・逮捕者は続出していた。
桐原は今頃デモをして馬鹿だなぁと思う・・・・・・・・・そう現実を直視できない馬鹿と・・・・・・

その頃・・・・・・・
ラプラミズ艦隊ではある報告が行われていた。

ティレノール「アドクラス艦隊はマイクローンと和睦しました。」

『分かった、ボドルザー総司令閣下に報告する。ラプラミズ艦隊はアドクラス艦隊と一応第7空間機甲師団を監視しろ!とラプラミズに伝えておけ!』

ティレノール「サ・エスケス」

ラプラミズはブリタイが命令無しに勝手に亡命した事に腹を立てボドルザーにティレノールを通じて報告された。
報告を聞いたボドルザーは閣僚を招集マイクローンとブリタイ・カムジン艦隊と・・・・・
今まで同伴していたラプラミズ艦隊について協議を開始した。

それは地球人類の最大の悲劇の序章の始まりでもあった・・・・・・・・
当然処分は処分、報告したラプラミズ艦隊も同様に・・・・・・・・

ラプラミズ「ティレノール、和睦する事をボドルザー司令に報告したか?」

ティレノール「報告しました、後は・・・・・・・・」

ラプラミズ「後は・・・・・・・・ブリタイに伝えるだけだな・・・・・・・」

ティレノールはそんな事を知らずにボドルザーに和睦した件をラプラミズに伝える。
ラプラミズは満足そうな顔をしながらブリタイに伝える準備をする・・・・・・

フィーナ「フィーナ・ナグリン1級空士長、呼ばれたので来ました。」
フィーナ隊フィーナ・ナグリン1級空士長

ラプラミズ「フィーナか・・・・・・・・お前の艦に戻っていい。」

フィーナ「ハッ?・・・・・・・・・」

ラプラミズ「下がれ・・・・・・」

フィーナ「サ・エスケスタ」

呼んでいたはずのフィーナ・ナグリンをお役目ごめんする。
フィーナはバツの悪そうな顔をしながらその場を後にした・・・・・・・

デワントン「フィーナ1級空士長・・・・・・」

フィーナ「デワントンとメールか・・・・・久しぶりだね・・・・・・・・・」

デワントン「なんか機嫌が悪いのでどうされたんでしょうか?」

フィーナ「なんか呼ばれたのに・・・・・・・お役目ごめんだよ。和睦なんたらとか・・・・・・・」

デワントン「和睦?」

フィーナ「そう聞こえたわよ、アドクラス艦隊。マイクローンと和睦したそうよ。」

メール「ブリタイ司令が和睦・・・・・」

デワントン「和睦となると・・・・・・・・」

フィーナ「私は自分の母艦に帰るじゃあね。」

フィーナはデワントンとメールに会うと不機嫌になった理由を全て話しその場を後にする。
和睦.......デワントンは頭にトンカチで打ち付けられたかのような衝撃を受けた。
まさかあのパイロットと会う機会がある。
それにミリア1級空士長(アマテラの報告は聞いてない)が戻ってくる。

それを期待してしまう。

デワントン「和睦か......それもいいかもしれない。」

メール「デワントン?」

デワントン「ううんなんでもないわ。」

デワントンはメールに指摘され誤魔化す。
いよいよ合うことができるのか、あのパイロット 命の恩人かつライバルに。
そう思うとデワントンの心は再びドキドキしだす。
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里見義頼

2017-06-18 15:24:21 | 戦国武将・戦国姫図鑑
里見義頼
【諱】義頼
【氏族】里見
【朝臣】源
【生没】1543年ー1587年
【通称】太郎
【官位】左馬頭、安房守、刑部大輔
【父親】里見義堯
【養父】里見義弘
【母親】不明
【兄弟】
里見義弘
里見堯元
里見堯次
里見義政
種姫(正木信茂妻)
豊姫
【正室】
鶴姫
【子息】
里見義康
正木時堯
里見義高
里見康俊
正木義断
正木忠勝
奥平忠政室
【解説】
里見義堯の次男として生まれる。
嫡子に恵まれなかった兄義弘の養子になり次期当主を約束されていたが。
兄に里見義重という子供がおり上総国との分割相続を考えており。
次第に兄弟の仲は悪化した。
北条との和睦後、北条家から鶴姫を迎えなくると継室に菊姫を迎える。
義弘の死後、里見義重と対立し兄の葬儀に正木頼忠ら安房派の家臣共に欠席する。
そして北条氏の支援のもと義重を倒して出家させ反抗的な家臣である正木憲時を殺害し地盤を固める。
北条氏と同盟関係にあるが、密かに抵抗心があり甲斐国.武田勝頼と常陸国.佐竹義重の甲佐同盟に小弓公方の足利頼淳に参加する。

夫人が死ぬと北条氏の関係が切れ北条氏と再び対立。
攻めてくると撃退する一方で豊臣秀吉と通じて抵抗手段を獲得する。

しかし重大局面であった1587年に死去し。
この早すぎる死が里見義康・里見忠義に不運を招く事になる。

【外交官】
里見義頼は優秀な外交官であり、北条氏を何度も撃退しつつ豊臣秀吉と連携するなど卓越した外交手腕を見せた。
これが原因で里見家は存続が出来たという。
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第73話 ミリア結婚受信

2017-06-18 15:17:44 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
マックスとミリアが結婚式をあげている頃。
ラプラミズ艦隊がいる位置ではマクロスからの電波が届かないためアマテラが出撃し情報収集に入る事になった。
当然バックアイの護衛と言う名目であるが・・・・・・・・・

アマテラ「こちらアマテラ、準備完了。バックアイの護衛に入る。」

『エスケス、アマテラ3級空士長任務を開始。バックアイを護衛しつつマイクローンに関する情報を収集せよ。』

アマテラ「サ・エスケスタ。」

アマテラはバックアイを護衛しつつ情報を収集開始する。
マクロスの防空圏内には入っていな・・・・・・・
ここからだと情報を入手するのは十分である。

「アマテラ3級空士長。」

アマテラ「どうした?」

「準備完了しました、情報収集をお願いします。」

アマテラ「エスケスタ・・・・・・・」

準備が完了し情報を収集する。
岩陰に隠れながらマクロスの様子を見る。
アマテラの目に映ったのは・・・・・プロメテウスから大量に発艦するバルキリーとインベーダー。
発進したかと思えば人型に変形し並び始める。

アマテラ「連中は何を始めるつもりなんだ?一斉に並び始めて?そちらはなんか分かったか?」

「ハッ・・・なんでもケッコンとか訳の分からないものを言っています。」

アマテラ「ケッコンなんだそれは?」

「分かりません・・・・・申しにくいのですが・・・・・・・・」

アマテラ「申しにくい?何が申しにくいと言うのだ?」

「ケッコンすると言っている名前にミリア1級空士長の名前が・・・・・・・・・・」

アマテラ「ミリア1級空士長?まさか・・・・・・・・連中に見つかったのか?」

「分かりません・・・・・・・ケッコンとは・・・・・・・処刑では?」

アマテラ「おのれ・・・・・・・マイクローンめミリア1級空士長を処刑する気だな・・・・・・・」

「どうします?」

アマテラ「・・・・・・様子を見る勘違いかもしれない・・・・・・・連中がもしミリア1級空士長を処刑した素振りをすれば・・・・・・私は強襲をしかける。」

「エスケス・・・・・・・・・では様子を見ます。」

バックアイがマクロスからの通信を傍受。
ケッコンと言うゼントラーディでは聞きなれない内容を効く。
そこにミリアの名前がありケッコンをマイクローンの言葉で処刑と認識した。
それを認識したアマテラは激怒するが・・・・・・・感違いかもしれないとして一応様子を見る・・・・・

「3級空士長・・・・・・・・・敵に動きあり、何やら光を出し1機を出迎えているようです。」

アマテラ「出迎え?ミリア1級空士長か?」

「分かりません・・・・・・・」

アマテラ「むぅ連中め一体何をする気なんだ?」

突如空母プロメテウスから光が出てその光に従いバルキリーがプロメテウスに着艦する。
これらの行動にアマテラやバックアイの乗員たちの思考回路が焼き尽くされる程意味が分からなかった。
そしてそのままバルキリーがプロメテウス艦内に収容される。

アマテラ「くっ・・・・・・・おい映像に切り替えろ・・・・・・」

「ハッ・・・・・・送りますか?」

アマテラ「送ってくれ・・・・・・・・このまま動揺している場合じゃない・・・・・・・最後まで見届けてやる。」

と強きに言うアマテラでったが・・・・・・・・
実際に映像が流れてくると・・・・・・・・・動揺が逆に強くなってしまう。
男と女が一緒にくっつく・・・・・・・それにミリア1級空士長が・・・・・・・・

「ミリア1級空士長が着ているのはなんだあろう?」

「なんか素敵ですね・・・・・・・・・私も着てみたい。」

アマテラ「おい・・・・・・お前ら・・・・・・」

バックアイの乗員達はミリアが着ている服装に憧れを抱くようになる・・・・・・
アマテラはジト目で乗員たちをモニター越しで見るのだが・・・・・・・
ミリア1級空士長が着ている服装は珍しい・・・・・・・・・
ゼントラーディ軍でもあのような軍服(ウェディングドレス)は見た事がない。

それに綺麗と言ってもいい・・・・・・・・・
私も着てみたいと・・・・・・・・

アマテラ「いかん・・・・・・・将校である私がこんなようでは・・・・・・・まだしばらく様子を見る。」

その後、グローバル艦長の演説やミンメイの歌を聴いた。
亡命者がいるようであるのが分かったが・・・・・・・・・ミンメイと言うメルトラン(女)のミーゾーン(歌)はいい。
なんだか心が休まる・・・・・・
歌が終わると・・・・・・・・・

「アマテラ3級空士長、本隊より連絡。アドクラス艦隊ブリタイ直属艦隊が動きだしました。退避が命じられています。」

アマテラ「ブリタイ司令が?・・・・・・・・・・いや私達は様子を見る・・・・・・・・当分ここで待機し戦闘の行く末を見守る。」

「エスケス・・・・・・・私達は先に戻ります。」

アマテラ「あぁ気をつけろよ。」

「3級空士長こそ・・・・・・・・では・・・・・・」

バックアイはそういい帰っていく。
アマテラは敬礼しずっと岩陰に残留した。
戦闘は互角みたいだが、突然マイクローンの軍が完全に破壊せずに攻撃しはじめる・・・・・・・
このような指揮をとるのは・・・・・・・・・

アマテラ「ミリア1級空士長・・・・・・・あなたの戦術ですか・・・・・・・・ムエリク戦役で別の部隊に戦果をあげさせるために手加減する戦法・・・・・・・あなたは・・・・・・・・・・・だったら・・・・・・・・」

アマテラはブリタイ本隊支援に行こうとした・・・・・・・・
無論ミリアがマイクローンに亡命して裏切った事を確認し・・・・・・
支援に向かおうとしたが・・・・・・・

アマテラ「くっ・・・・・・・・できるわけがない・・・・・・・・・・ミリア1級空士長は・・・・・・私の上官・・・・・・亡命したとは言え上官殺しはできない・・・・・・」

ミリアが上官であるため信頼していた指揮官であるため自然に動けなくなり。
その場に留まった。
それはアマテラがミリアを信頼し敬愛しているためが故の行動だった・・・・・・

と思っていた矢先に衝撃的な通信が入る。

『アマテラ3級空士長・・・・・・・』

アマテラ「アマテラですが・・・・・・・どうしました?」

『ブリタイ艦隊がマイクローンと和睦するらしい・・・・・・至急戻れ!』

アマテラ「ま.マイクローンと和睦?」

それはブリタイ艦隊がマイクローンと和睦すると言う通信であった。
なんでも艦隊内で内乱が起きたのが原因らしい・・・・・・・・・
通信を聴いたアマテラは直ぐ様ラプラミズ艦隊に帰還する。

__________________【おまけ フィーナ・ナグリン】______________________

フィーナ「私の名前はフィーナ・ナグリン3級空士長・・・・・・・出番が消されましたけど・・・・・・・」

長田義家「別の部隊に行ってね。」

フィーナ「酷い・・・・・・・」

フィーナ・ナグリンはきちんと出ます。
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ジーナス一門の日常 byミレーヌ・ジーナスの日記 2050年

2017-06-18 14:44:03 | マクロスキャラクターブログ
どうもミレーヌ・フレア・ジーナスです。
最近、夏に近づいてきましたね。
まぁ他の惑星では冬だったり秋の場合があるなど気候によって違うそうですけど。

さてさて・・・今日は父の部下であるサリー・セイント・フォードさんの誕生日です。
おめでとうございます。
私が14歳の時・・・・・・・まさかパパは浮気しているの?なんで脚線美が見えそうな椅子なの?
ハッセクハラの目で見ているの?

美穂さんより年下?うそ~ん老け顔
と散々思っていました。
あれから数年後、2・・・・・・・XX歳くらいですけど。

まぁおばさんですよね(笑)
いや訂正します・・・・・・・・・

加齢ね・・・・・昔は大人なんてまだまだ先だな~と無邪気に言っていた事が懐かしいです。
うんあの頃は幼かった。

そして胸もマリアお姉さん達よりなかった。
今は83cmありますが・・・・・・・・・・

このまま私はどうなるのでしょうか?
それにミランダ姐さんに娘が生まれたり・・・・・既に叔母さん。
まぁ14歳時点で叔母さんになっていましたが・・・・・・

子供ね・・・・・・・欲しいわね3人くらい・・・・・
そしていい旦那様に結婚してもらいたいわよ。

もうバサラは帰ってこないでしょうし、もうガムリンさんと結婚しようかしら?
ガムリンさんもその気だし。
それにもう子供じゃないし。

ふっ・・・・・・・・バサラ ごめんなさい・・・・・・・
私は待つ程、賢い女じゃないわ・・・・・・・・・

ガムリンさんの気持ちに答えます・・・・・・・
もう待てないわ・・・・・・でも・・・・・・・・・あなたに会う気持ちは忘れない・・・・・・・
一生。
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小田原 後北条氏最後の当主 北条氏直

2017-06-18 00:22:16 | 戦国武将・戦国姫図鑑
北条氏直
【諱】氏直
【氏族】北条
【朝臣】平
【通称】新九郎
【官位】従五位下、左京大夫
【父親】北条氏政
【養父】今川氏真
【母親】黄梅院
【兄弟】
北条新九郎
太田源五郎
北条氏房
千葉直重
北条直定
妹(千葉邦胤室)
【正室】
督姫
【義妹】
鶴姫(里見義頼正室)
【子息】
宝珠院殿(池田利隆室)
摩尼珠院殿
【養子】
北条氏盛
妹(千葉邦胤室)
【解説】
北条氏政の次男として生まれる。
幼い頃母の実家武田家が叔母早川殿と後に養父となる今川氏真を攻めた事に憤慨した祖父氏康が離縁させ生き別れになる。
父が当主になると武田家との関係は改善される。
1577年に元服、古河公方足利義氏に書状を送り里見義弘率いる安房里見家を相手に初陣。
氏直の妹が義弘の弟である義頼に嫁ぐ事で和睦し同盟を結ぶ(房相一和)
父の隠居で家督を相続する。(兄がいるが既に死去している)
御館の乱・甲越同盟が原因で武田家と衝突💥武田家が滅亡するまで続く。
武田家滅亡し織田信長が本能寺の変で没すると、空白地になった旧武田領に侵攻。
先方は敗れるが神流川の戦いで滝川一益の軍勢を破る。
同じく旧武田領を狙っていた徳川家康と交戦するが。
真田昌幸や木曾義昌が徳川方へ寝返り、依田信蕃がゲリラ活動を行い北条軍の補給路を脅かされ。
北条氏勝・北条氏忠が鳥居元忠に敗れると戦線が膠着し。
織田信雄・信孝兄弟の調停もあり、甲斐や信濃は徳川 上野は北条が得て。
氏直には徳川家康の次女督姫と婚姻し和睦が成立する。

和睦すると常陸下野に侵攻.佐竹義重.結城晴朝.太田資正らを圧迫し領土を拡大する。



中央で豊臣秀吉が台頭し、長宗我部元親や島津義久などを屈服し。
関東惣無事令を発令する。
軍備増強を図るが流石に実力を無視できなくなったため叔父である北条氏規(徳川家康の幼馴染で共に今川家で人質生活を送った人)と共に上洛する。

父や北条氏照ら強硬派と対立し始める話があるが、氏政が政治に口出しできなかったため話は史実ではない。

なんとか穏便に進めるが猪俣邦憲による真田昌幸の支城・名胡桃城奪取事件が起こり。
これをきっかけに豊臣秀吉による圧倒的な兵力での小田原征伐が行われる。
籠城するが松田憲秀やその庶子である笠原政晴が内応や支城陥落や豊臣方水軍の制海権により。
滝川雄利の陣所へ赴いて、氏直自身が切腹することにより将兵の助命し降伏する。

戦後処理として家康の婿であったため高野山へ追放。
父氏政 叔父氏照及び宿老の大道寺政繁・松田憲秀は切腹の処分になる。
翌年 疱瘡により死去。 享年30歳。


遺領は叔父氏規の嫡子である北条氏盛が氏直の名跡と相続し。
江戸時代に狭山藩として存続する。

その末裔(血筋的ではなく家系的)である堀田藩主家当主で日本海軍軍人.堀田正路中佐と公明党議員北条雋八がいる。
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第72話 マックスの優しさ

2017-06-18 00:16:05 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
とうとう来てしまった・・・・・・・・
人類の結婚の歴史では見られなかった地球人と非地球人による星間結婚。
マックスとミリアは結婚式にふさわしい服装をし準備をする。

佐枝子はミリアと友達になった縁もあり、護衛官として式までの護衛をする。
ちなみに本来は警務隊の任務であるが、上官から指揮城警備の責任者として任せられている桐原茂義が・・・・・・・・
元々いた仲間がゼントラーディ軍にいるし友人関係になった紅花と共に護衛してもらおうかと・・・・・・・・
言う事で佐枝子も臨時警務官として護衛官としての任を果たしていた。

劉紅花「ミリア准尉美しいですね。」

ミリア「そうか?」

三浦佐枝子「抜群な美しさよ、元がいいから何を着てもいいわ。」

ミリア「あ.ありがとう・・・・・・・・・」

マックス「そろそろ行くよミリア。」

三浦佐枝子「マックス少尉.ミリア准尉良い結婚生活を〜」

劉紅花「違う違うまだここで言う台詞じゃないでしょ佐枝子さん。もう日本人(リーベンレン)ったら〜」

三浦佐枝子「すまんすまん。」

マックスとミリアは結婚式のために用意されたVF-1Dに乗りこみバージンロードを渡る準備をする。
バージンロード地点には多くのバルキリーが儀礼兵のように銃を持ちながら整列していた。
その中には桐原らノンバリケン小隊も含まれていた。

イェル「ミリア・ファリーナか・・・・・・・・・・」

桐原中尉「イェルどうした?なんかふくれっ面がモニター越しで見えるが?」

イェル「あっ隊長・・・・・・・なんかさぁ・・・・・私の本来の敵が・・・・・結婚する姿を見て嫉妬心(ジェラシー)を感じてねぇ・・・・・・」

桐原中尉「おっイェルにも恋か?案外興味なさそうだったが?」

イェル「私も女です、恋には興味がありますから。それに相手はいるのでしょうかね?隊長、軍人家系なばらいい男を紹介してください。」

桐原中尉「はいはい戦争が終わったらだな。(監察軍軍人であるイェルが恋ね・・・・・・・同じ戦闘種族としても育った環境が違うのか考え方もまるで違う・・・・・・・)」

桐原は元々元祖敵軍人であるミリアの結婚式に対して嫉妬心を抱くイェルに微笑むように見る。
そしてイェルに質問をすると誰かいい男が紹介しろとか恋に興味がありますよとかいろいろと言う。
監察軍の軍人であるイェルであるが、地球暮らしと見捨てられ養父母を得て地球人らしい生活を送っていたため。
恋に関する価値観はかなり違っていた。

ウォルター「イェルちゃん、なんなら俺がつきやってやってもいいんだぜ

イェル「うるせぇどぅわか、ウォルターなんて眼中にないわ。」

ウォルター「そ.そんな馬鹿な・・・・・・・・」

桐原中尉「やれやれウォルターもイェルに嫌われているな・・・・・・・」

ウォルター「隊長・・・・・俺はイェルの事が好きなんですけどね・・・・・・・・」

イェル「眼中にない眼中にない眼中にない・・・・・・・」

ウォルター「うわ~やめてくれ~」

ウォルターは実はイェルの事が好きであり何度もアタックしている頃はノンバリケン小隊結成時からあったのだが・・・・・・
ことごとく敗退続きである。
イェル曰くウォルターは好みの男性ではないと言う事・・・・・・・・

滝田英史「そろそろマックスとミリアが来る頃だぞ。総員捧げ銃の姿勢。」

ボリス「了解。」

「よし我が中隊も捧げ銃の姿勢。」

桐原中尉「了解。」

そろそろマックスとミリアが来る。
彼らはこれから歴史に一ページ刻み込む、その光景を桐原達は目撃する事になる。
当然地球統合軍総司令部などの各方面軍司令部やゼントラーディ軍にも。

マックス「ミリア 緊張しているのかい?」

ミリア「あぁ緊張している.....なぁマックス。」

マックス「なんだいミリア?」

ミリア「マックスは私と結ばれて幸せなのか?満足なのか?」

マックス「ミリア......」

ミリア「私は不安で不安で........それにこれから...」

ミリアは自信に満ちた表情ではなく小動物のように怯えた表情をしながらマックスに質問をする。
本当に自分と結ばれて幸せなのか満足だったのかと。
なんだか泣くのを我慢しているような感じな表情になる。

マックスは操縦しているので後ろを振り向く事はできないが。
ふっと笑顔になって。

マックス「僕は幸せだよ、敵の軍人であろうがなんだろうが僕はミリアが好きだ。満足であり幸せだよ。」

ミリア「マックス........」

マックス「これから多くの苦難があるかもしれないけど、一緒に乗り越えよう。まぁその前にミリアの部下と和睦できるように戦争を終わらせよう。」

ミリア「....あ.......りがとうマックス.......」

マックスの言葉にミリアの心は曇りから快晴のように晴れる。
ごく普通の言葉であるがミリアにとっては救われる一言であった。

桐原中尉「そろそろ来るな。」

イェル「迎えてあげましょう、これからの歴史のアダムとイヴに.....ちなみに追放はされません。」

ウォルター「おいおいブラックジョークはよせよ、イェル。」

儀礼隊に模した桐原達が待っているバージンロードは祝砲が撃たれ七色の光がプロメテウスから発する。
いよいよマックスとミリアの結婚式が始まるのである。

しかし、この出来事は中継を聞いていたゼントラーディ軍兵士達に....いやミリアの兵士達の心に致命的な衝撃を与え。
一気に歴史が動き出す事になる。
この時誰もその動きに気づく者は現時点ではいない。

____________________【佐枝子とミリアの友情 後編】______________________
ミリアは結婚式が近いと言うのに航空女性兵の紫の制服を着て女性寮エリアに向かう。
しかし・・・・・・・・・ここにいる女性兵士は元々、ミリアの敵であった方々。
正直怖い・・・・・・・・理由を言うならば・・・・・・・・圧力が・・・・・・・・

今のミリアにあるのは圧倒的な腕と自信ではない・・・・・・・・
仲間が後ろでバックアップしてくれたからこそ自分の腕を思う存分生かしていたし、エースの称号を得た。
だがマクロスに来てようやく分かった事は自分がうまく活躍していたのはデワントン以下の頼もしい部下・・・・・
いや仲間がいたからこそである。

「あいつが・・・・・・・・・敵の・・・・・・・・」

「ゼントラーディって8mぐらいの巨人でしょ・・・・・・・なんであの化け物がここに?」

「ジーナス少尉をよりによって取るなんてねぇ・・・・・・・・・・・・敵のくせに・・・・・・大勢の仲間を殺した癖にずうずうしい・・・・・・・・・・」

部屋のドアの間からミリアを攻撃する声が聞こえる。
女性兵士にもゼントラーディ軍との戦闘で恋人や友人を亡くした者がいる・・・・・・・・・
ミリアはこれは当然だ・・・・・・・・・・・私じゃなくても同胞がお前達の仲間を殺した・・・・・・・
言われても当然である・・・・・・・・・

と気にしないで歩いた・・・・・・・
だが・・・・・・・・・・

ミリア「三浦少尉は私を受け入れてくれるのだろうか?」

それは佐枝子に嫌われないかどうかである。
行く道中自分に対しての恨み言や悪口何度も聞いてきた。
もし佐枝子に嫌われでもしたら、道中までの恨み言悪口より辛い。

ミリア「ここか.....」

ミリアは佐枝子の部屋に辿り着く。
正直怖さが一杯であった。
だが怖くても入らなくてはならない、ミリアはインターフォンで佐枝子を呼ぶ。
呼んだら直様佐枝子が答え入っていいよと答える。
それを聞いたミリアは失礼しますといい部屋に入り。

ミリア「ミリア・ファリーナ准尉、入りました。」

三浦佐枝子「そんなに畏まらなくてもいいのに、友達でしょ。」

ミリア「しかし上官で......」

三浦佐枝子「上官とは言え私からしたら友達だよ、ねぇ紅花。」

劉紅花「うんうん、ミリアかな?私は警務官の劉紅花、紅花と読んでね。朋友」

ミリア「よろしく、えぇとぽん...」

劉紅花「友達 中国語で朋友なんだ。」

案外すんなり受け入れてくれた。
ミリアはかつての敵軍軍人である佐枝子と紅花と仲良くなれた。
後にミリア.佐枝子.紅花の友達関係は仲間を増やしつつ今後も続いて行く
半世紀経っても。
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