マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第81話 ティモシー・ダルダントン再び

2017-06-23 23:14:22 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
桐原達はSDF-1マクロスに合流すべく前進する。
既にマクロスは桐原達よりも前に進んでいる。
なんとしても合流を目指そうとするが合流は難しそうである。
なんせヌージャデル・ガーやクァドラン・ロー.リガードなどが前方の進路をふさいでいるから・・・・・・・

ウォルター「敵の数多すぎはしねぇか?」

イェル「確かに多いけど、そんな事を言っても敵の数が減るとは限らないわよ。」

ウォルター「そんな事を言ってもよ・・・・・・・」

圧倒的な数を誇るゼントラーディ軍の前にウォルターが弱気を吐き・・・・・イェルが叱咤する。
確かにイェルの言う通り文句言って敵の数が減るわけではない・・・・・
しかし・・・・・・ウォルターの様子から見るように480万隻の数えきれぬ艦載機群には誰もが絶望を覚える。
むしろどちらも正論であるが・・・・・・・どちらにしろ絶望である。

桐原中尉「馬鹿野郎!!」

ウォルター「隊長・・・・・・・・」

桐原中尉「弱気を吐いていたら直ぐにヴァルハラへ召される事になるぞ、きちんと気を保つんだ!」

ウォルター「す.すいません・・・・・・・・・・・」

桐原中尉「弱気を吐いて死んだらどうする・・・・俺の部下ならば死ぬな・・・・いいな。」

『はい』

だが・・・・・・・・・弱気になると死亡率と言うのは高まる。
それに敵前逃亡の危険性が出てしまい一気に部隊が崩壊してしまう。
そうなる前に桐原はウォルターをイェルより厳しく叱咤しウォルターを落ち着かせる。
生き残らねば地球文明の復興は不可能・・・・・・・なんとしても包囲網を突破しマクロスに向かわねば・・・・・・

マックス「中尉背後ミサイル!!」

桐原中尉「何!?」

桐原の背後にミサイルが追尾する。
既に気がついた時には・・・・回避は不可能であった。

桐原中尉「くっ・・・・・・・」

回避は不可能と悟りつつも迎撃のためガンポッドをミサイルに向けるが・・・・・・・・・

                            ビュゥゥン
                          ズゴォォォォォォン

桐原中尉「なんだ・・・・・・・・・・・」

「そう簡単に死なれてはこまるんだよ・・・・・・・・・お前・・・・・」

桐原中尉「お前は・・・・・・・小惑星の時に襲った・・・・・・・・・・敵か!?」

追尾していたミサイルは何者かに撃墜される。
爆発から横切るようにシュルケル・ウーが現れる。
桐原はこのシュルケル・ウーを見た事がある。
以前・・・・・・小惑星で資源を回収していた時に襲ってきた奴だと・・・・・・・
それに動きもまったく同じ・・・・・・・・・・
その桐原の問いに・・・・・・

ティモシー「・・・・・あの時のマイクローンか・・・・・・・」

桐原中尉「お前の名前は・・・・・・・・」

ミリア「ティモシー・ダルダントン・・・・・」

桐原はティモシーに名前を聞こうとすると・・・・・・先にミリアが答えてしまう。
ミリアもティモシーの事は知っている・・・・・・・
ティモシーは男性兵士の中いやアドクラス艦隊の中ではかなり名の知れたエースパイロットであるから・・・・・・

ティモシー「ミリア・ファリーナ1級空士長・・・・・まさかマイクローンの機体に乗るとはね・・・・・・・いやあの時もそうなのか?」

ミリア「ティモシー・・・・・・今の私はミリア・ファリーナ・ジーナス准尉・・・・・・・・もうエースのミリアではない・・・・・・・」

ティモシー「そうかい・・・・・・・・・・で・・・・・・・そこのお前は・・・・・」

桐原中尉「地球統合宇宙軍中尉桐原茂人だ・・・・・・・」

ティモシー「そうかい・・・・・・・・・・・そうかい・・・・・・・・・」

ティモシーはそうかいそうかいと答えながらミリアの今の立場と桐原の事を理解する。
他のゼントラーディ人と違って賢い性格なティモシーは直ぐに記憶に覚えてしまう・・・・・・・・

ティモシー「まぁいい・・・・・・・・本来は先に桐原茂人を殺したかったが・・・・・・・・」

桐原中尉「何!?」

ティモシー「気が変わった・・・・・・・・・君達のおもちゃに乗ってみたいものだな・・・・・・・・・」

ミリア「ハッ!?」

ティモシーはミリアがバルキリーを操っている姿を見て自分もバルキリーに乗ってみたいと思った・・・・・・
桐原とミリアはハッと思ったが・・・・・・・・・・
バルキリ-に乗りたいティモシーの気持ちはなんか分かると思ってしまう・・・・・・・・・

マックス「ティモシー・ダルダントン・・・・・・・・まずはここにいる敵を撃破しないとそうはいかないんだよなぁ。」

ティモシー「それもそうでしたね・・・・・・・あなたは・・・・・・・」

マックス「マクシミリアン・ジーナスだ!」

ティモシー「マクシミリアン・ジーナスか・・・・・・・いい名だ・・・・・・だったらそうさせてもらう・・・・・各機雑魚を排除しろ!」

「サ・エスケス」

マックスの言葉を真に受けたティモシーは自分の部下に命じて周りの艦載機群の排除に乗り出す。
ティモシーの部下たちが駆るシュルケル・ウーは損失機無しに次々と敵部隊を排除する。
流石のマックスもかなり唖然とするようにその光景を見守る・・・・・・

ティモシー「マクシミリアン・ジーナスいかがかな?」

マックス「君の実力は中々だね・・・・・・・・」

ティモシー「光栄です。」

ティモシーの問いに対し・・・・・・マックスは実力を認める。
その言葉を聞くと・・・・ティモシーはモニター越しでニコリと笑う・・・・・・

メフィア「あぁぁぁぁぁマクロスどんどん前に行っていますよ!」

エリアーノ「合流できるできない~」

桐原中尉「あ”~馬鹿野郎!!」

そんな事をやっていたせいで桐原達はマクロスに置いていかれるのであった・・・・・・・・
桐原を置いていったマクロスとその艦隊はそのままボドルザー旗艦フルブス・バレンスに向かうのであった。
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第80話 バルキリースクライド

2017-06-23 21:48:15 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
ボドルザー基幹艦隊はある重大な致命的な被害を受けた・・・・・・
艦隊全体ではなく、基幹を守る防衛網が崩れてしまった事である。
ここに目を付けた連合艦隊はそこを一直線に総攻撃を開始する。
敵に集中攻撃を受ける危険性はあったが、ミンメイの歌の効果によるカルチャーショックにより混乱。
同士討ちが生じたり、一部隊が連合艦隊に寝返るなどと予想以上に反撃を受ける事はなかった。

桐原中尉「全機.敵旗艦に反応弾をブチ込むまで使うんじゃないぞ。」

『了解』

桐原率いるノンバリケン小隊も敵を排除しつつ小規模艦隊の旗艦目がけて進撃していた。
友軍のゼントラーディ軍兵士の支援の元、敵艦隊旗艦らしきケアドウル・マグドミラ級を発見する。
桐原・イェル・ウォルターはバトロイドに変形する。

桐原中尉「反応弾・・・・・・・・・発射(ファイア)」

変形した途端、ブリッジや艦体に向けて反応弾の半数を使用する。
反応弾はそのままケアドウル・マグドミラに進んでいき命中、一気に艦体を崩壊させる。

メフィア「凄い・・・・・・・・」

エリアーノ「敵だと脅威なのに・・・・・・味方だと頼もしい・・・・・・・・マイクローンの力か・・・・・・・・」

メフィアとエリアーノはノンバリケン小隊と行動を共にし、反応弾の威力を目の当たりにする。
モーアとミツルと行動していたのだが・・・・・・・・途中何処かへ行ってしまった・・・・・・
もっともあの二人の事だから死ぬ事はないだろうが・・・・・・・・・・

メフィア「えぇと・・・・・・・桐原中尉でしたっけ?」

桐原中尉「お前は・・・・・・・・・」

メフィア「ゼントラーディ軍第1直衛艦隊所属メフィア・メルダーン3級空士長です・・・・・・・一つ質問が?」

桐原中尉「なんだ?」

メフィアは戦闘の最中に質問をしてくる。
こんな糞忙しい時に質問してくるとは・・・・・・・・ゼントラーディ人はなんて非常識なと思った。
戦いながら・・・・・・・聞くだけ聞いてみよう・・・・・・・
桐原はメフィアの話に傾ける。

メフィア「ミリア1級空士長は何処にいるのでしょうか?」

桐原中尉「ミリア?ミリア准尉の事か?」

メフィア「准尉?」

ミリアの事。
桐原はメフィアの問いに答える。
だけど、ゼントラーディ軍の軍人であるメフィアは桐原の言う准尉と言う意味が分からない。
地球統合軍の階級なんてゼントラーディ軍であるメフィアが知っているはずがない。
そこで多少のずれが生じる。

桐原中尉「あれならば・・・・・・・・・・・」

桐原はある方向に機を向ける。
それはマックスとミリアのVF-1Jバルキリーが無数の相手に奮戦している姿であった。
なんせ桐原達とマックス・ミリアのコンビが戦っている戦場は案外近いから・・・・・・・

メフィア「ミリア1級空士長・・・・・・・・」

エリアーノ「マイクローンと上手く戦っている・・・・・・・・」

マックスとミリアの見事なコンビネーションに見とれている部分もあるが・・・・・・
やはり・・・・・マイクローンであるマックスと見事なコンビネーションを見せている所に驚いているのだろう・・・・・

イェル「ちなみにミリア准尉はマックス中尉の物ですよ。」

エリアーノ「えっ!?」

メフィア「それって・・・・・・・・・・」

ミリア「それは私とマックスに敗れたからな・・・・・・・」

おわっ!?

当然会話にミリアが紛れ込んでくる。
それに戦いながら・・・・・・・・・・・・・・

ミリア「お前達・・・・・・何を話している。」

メフィア「ミリア1級空士長・・・・・・・」

エリアーノ「その・・・・・・・・」

ミリア「話は生き残ってからにしろ、マクロスをフルブス・バレンスまで行かせろ!」

メフィア「サ・エスケスタ。」

エリアーノ「エスケスタ。」

ミリア「いい返事だ・・・・・・」

ミリアは突然現れた事により驚いて動揺している。
その隙をついてミリアは直ぐ様メフィアとエリアーノの指揮権を確保する。
そして一声を入れると・・・・・素直に従うようになった。

マックス「ミリアの部下か・・・・・・中々美人揃いだね。」

ミリア「それはどう言う意味か?」

マックス「別になんでもないよ、僕が一筋なのはミリアだけ

マックスはミリアの部下であるメフィアとエリアーノを美人と評するがミリアに睨まれる。
こんな戦場の中で恋愛的いちゃいちゃをやらないでくれとここにいる一同は思った。

                   ズドドドドドドドドドドドドドドドド
                       ズドォォォォォン

桐原中尉「とにかく攻撃目標はフルブス・バレンスだな・・・・・・・」

マックス「そうです。そこさえ叩けば終わりです。」

桐原中尉「でついてくるのは・・・・・イェル・ウォルターとミリアとその部下2名と一般ゼントラーディ兵5名か・・・・・」

マックス「数は少ないですが、それらで敵中を突破しマクロスに合流します。」

桐原中尉「そうか・・・・・・・・じゃあ行きますか・・・・全機突撃!!」

イェル「隊長我が中隊本隊とは?・・・・・・・・」

桐原中尉「合流はできんだろう・・・・・・今は最重要目標はマクロスだ最優先で支援する。」

桐原らは本隊合流を諦めマックス・ミリアそしてその他のゼントラーディの面々と共に敵の包囲網を突破しマクロスへ合流する事を決めた。
イェルが合流は?と言ったSVF-64本隊は善戦していたが・・・・・・・・既に半壊・・・・・・・
中隊長は既に戦死しているとの事・・・・・・・・・・・

長期戦になってしまえば数に劣るマクロスの方が不利である。
なんとしてもフルブス・バレンを撃沈しなければならない・・・・・・・・
さもないと死ぬのはこちらの方である・・・・・・・・・・
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就職活動戦争 終戦を迎えて・・・・・・・・・

2017-06-23 19:05:13 | 日記
本日、長田義家は内定を貰えましたので就職活動を終えます。
詳しい会社名は言えませんが、IT関係の技術者として来年から働きます。
東京勤務です。

もうやっと肩の荷が降りました。
今まで支えて下さった先生方や両親に感謝です。
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