奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

自宅にウッドデッキのある暮らしで生活の習慣も休日の過ごし方もいろいろな拡張性を生み出します、メリットとデメリットを踏まえて間取りと共に生活環境を整える考え方に含む暮らしの提案。

2024年11月27日 | 設計の事デザインの事

ウッドデッキのある家

を計画する際に

考えておくべき情報整理。

※ウッドデッキのある家ビルトインガレージの家外観

 

家づくりを考える際、

多くの人が「ウッドデッキ」の設置を

検討します。

※リビングから続くウッドデッキと芝生の広い庭をアウトドア空間として楽しむ暮らし

 

実際にホームページの

お問合せからも

庭や家のリフォーム計画を通じて

ウッドデッキ計画の

ご質問等を

新規でいただ事も多いです。

※天然木を「R加工」して二段式の階段をベンチにも出来る工夫

 

オシャレな暮らしの

イメージや

見た目の良さ、

アウトドアスペースとしての

活用など、

魅力がたっぷりですが、

実際には設置後の

メンテナンスや使い勝手

コスト面の

事前考慮も重要です。

※リビング側からウッドデッキの間はストリップ階段で視界を調整し憩いの場になる工夫を提案

 

※夜は風景としても楽しむエリアになるように設計

 

今回のblogでは、

「ウッドデッキ」を

取り入れた

暮らしの魅力や

デメリット、

設置の際に

注意すべきポイントを

少し書いてみたいと思います。

※平屋の数寄屋の家にも濡れ縁では無くウッドデッキとして提案(但し人工木デッキ)

 

ウッドデッキの魅力。

ウッドデッキは

BBQスペースとしても最適で、

外観の美しさもそうですが

使い勝手の良いスペースに

計画する事で

機能性もよりよくなります。

※風景を楽しむ場所でありリビングからの繋がりを意識したレイアウトと実用的な使えるカタチ提案

 

以下で少し、

ウッドデッキを

設置することで得られる

具体的なメリットを。

※LDKから近い位置関係にウッドデッキをつくる事で身近に使える配置関係に

 

家族で過ごす

第二のリビングスペース。

ウッドデッキは、

リビングからつながる事で

アウトドアリビングとして

活用できます。

※LDK・キッチンからも移動しやすい事でブランチスペースやBBQの際にも活用しやすい位置関係に

 

休日のブランチを楽しんだり、

子どもが遊ぶ

スペースにしたり、

ペットのくつろぎの場にも

最適です。

※ハンモックやアウトドア家具も重要なアイテムです。

家全体の雰囲気とデザイン性。

ナチュラルな木材は、

家の外観を

演出します。

※裏庭に面する一面に計画したウッドデッキスペース・植樹スペースを兼ねるエリア

 

ウッドデッキがあるだけで、

家全体が一段と

魅力的にも見えます。

※裏庭全体を楽しむスペースとして計画する際に連動するウッドデッキスペース

 

庭との調和も取りやすく、

四季折々の風景を

楽しめます。

※LDK空間とつながるウッドデッキスペースは庭への出入りや庭の鑑賞スペースになる位置付け

 

家の価値を高める

ウッドデッキを設置することで、

家の付加価値が

向上します。

 

特に、

中古住宅市場では

「ウッドデッキ付き」という

条件が

バイヤーにとって

魅力的に映ることもあります。

 

簡単なDIYでアレンジ可能

ウッドデッキは、

家具や植物を置くだけで

簡単に雰囲気を

変えることも出来ます。

 

ライトアップや

パーゴラの設置で、

夜の時間も活用できます。

 

グランピングスペースの

一部にもなりますし

計画性や間取りとの

相性にもよりますが

過ごす場所としての

快適性もよくなります。

 

ウッドデッキのデメリット。

ウッドデッキには

魅力がたくさんありますが、

慎重に検討すべき

デメリットも存在します。

 

設置後に

後悔しないために・・・・・。

 

メンテナンスが必要。

木材は定期的な

手入れが欠かせません。

 

塗装や防腐処理を怠ると、

腐食の原因になります。

 

特に雨や湿気の多い

地域では、

年に一度か二度の

メンテナンスを

行う必要があります。

 

設置コストが高い。

ウッドデッキの設置には

材料費と

施工費がかかります。

 

さらに、

高品質な木材を選ぶ場合や

広いスペースを

確保する場合は

コストがさらに上昇します。

 

天候の影響を受けやすい。

直射日光や

雨にさらされる

ウッドデッキは、

木材が反りやすいという

特性があります。

 

そのため、

日よけや屋根の設置も

最初の段階から

検討する必要があります。

 

長期的な耐久性の問題。

天然木材は

耐久性が心配です。

 

年数が経つと、

シロアリ被害や

腐食が発生するという

リスクがあります。

 

そのため、

メンテナンスの頻度を

見越した

設計が求められます。

 

ウッドデッキ設置のポイント。

素材選びがカギ。

ウッドデッキの素材には、

天然木材

※ウリン、セランガンバツなど

そして人工木材(樹脂デッキ)が

あります。

 

天然木材は

自然な質感が魅力ですが、

人工木材は

耐久性やメンテナンスの

容易さで優れています。

 

設置場所の検討。

ウッドデッキを

どこに設置するかも

重要です。

 

日当たりや

風通しの良さを考慮し、

家族のライフスタイルや

土地の特徴を加味した

配置を計画する事が

重要です。

 

ウッドデッキのある暮らしを

楽しむアイデア。

 

ガーデニングスペースに。

鉢植えや

プランターを並べて、

緑豊かな空間を

演出する事も

室内からの眺めや

外観を含む眺望にも

プラスの要因になりますし

簡易的ですが

花や野菜を育てる

楽しみが加わります。

 

家族のBBQスペース。

ウッドデッキは、

アウトドアクッキングにも

ぴったりのスペースです。

 

専用のグリルを

設置すれば、

家族や友人と

気軽にBBQを楽しめます。

 

テレワークスペースにも最適。

ウッドデッキに

屋外用のテーブルと

椅子、日よけや

落ち着くことが出来る

目隠しを置けば、

屋外でも読書や仕事ができます。

 

リフレッシュ効果が期待でき、

生産性もアップしやすくなる

という統計DATAも

存在します。

 

ウッドデッキの設置は、

暮らしの空間において

快適なアウトドアライフを

提供する

素晴らしい方法です。

 

ただし、

素材選びやメンテナンス、

コスト面の考慮が

必要です。

 

この記事で紹介した

メリット・デメリットや

設置のポイントを

参考にしながら

家造りについて

理想的な

ウッドデッキライフを

実現できるようにと思います。

 

日常をよりよく楽しむ

週末住宅のような暮らしに

ウッドデッキのある

環境デザイン提案。

 

皆さんは

暮らしの目的に

何を意識しますか?。

 

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暮らしの幅と家時間の環境を上質にデザインする暮らしの設計、アウトドアリビングや半屋外の環境をよりよく、週末住宅やリゾート、別荘のような暮らしのシーンを間取りと家具の工夫から。

2024年11月15日 | 設計の事デザインの事

高級住宅・モダンな家を

考える前に

知っておきたい

プラスの効能を生み出す

暮らしの趣について。

※アウトドア家具のある暮らしの提案

 

屋外家具の魅力とメリット

ベランダやバルコニー、

手入れ次第で

自宅リゾートにという考え方。

 

「家具は屋内に置くもの」という

固定観念にとらわれずに

家の外にも

目を向けてみること。

 

旅行先のホテルで、

プールサイドのソファに

寝ころんで

過ごしたことが

あったりしませんか?。

 

あのソファなどは

屋外家具と呼ばれるものです。

 

屋外家具の歴史は古く、

最近では

巣ごもりや

家時間の充実などにより

自宅で過ごすという

提案の中に

アウトドア家具も

種類が豊富になりました。

 

自宅の屋外設備を

家具でグレードアップして、

リゾート風にすることも

比較的可能になりました。

 

屋外家具の素材の特徴

雨、風、

紫外線にさらされるため、

屋外家具は

ダメージを受けやすい

環境にあります。

 

屋内での使用を

想定された家具を

ただ外においてしまえば、

金属は雨で錆び、

木材は腐り、

樹脂は分解されて

時間とともに

ボロボロになってしまいます。

 

屋外家具に

よく用いられる

アルミ素材は、

アルマイトという方法で

「アルミを守る」錆びを作ります。

 

リーズナブルで

一定の強度がある鉄も、

屋外家具に用いられますが、

錆に弱いため

対策が必要です。

 

木製の家具に

採用されるのは

ボートにも使われる

チーク材が多く、

樹脂製品に関しては

紫外線対策を

施されたものが

販売されています。

 

屋外家具のメリット1
「特別な時間を過ごせる」

ダイニングキッチンで

食べるのもいいですが、

開放感のある外で

食事をするの

環境や間取りプランによっては

いいものです。

 

レストランやカフェでも、

テラス席のほうを

好まれる方もいます。

 

屋外用家具を

ベランダやバルコニーに設置し、

ワインを傾ければ、

特別な時間を楽しめるのです。

 

単調になりがちな

生活の中に、

青空の下で食事をしたり、

談笑をしたりするのは

贅沢な楽しみ方だと思います。

 

地域によっては

天気のいい夜に

外でお酒を飲みながら

星空を見る楽しみ方もできます。

 

屋外家具のメリット2
「部屋に広がりが生まれる」

リビングのすぐ隣に

屋外家具を設けるだけで

空間が広がります。

 

実際に屋外家具と

屋内を仕切っている

掃き出し窓(テラス窓)を開ければ

設計次第で

ひとつの空間になる事も可能です。

 

掃出し窓を閉めていても、

カーテンを閉めなければ

視覚的な広がりを

感じることが出来ますから。

 

屋外まで部屋が

つながっているような

感覚になるのも魅力です。

 

リビングと庭、

つながった空間が生まれれば、

屋内にいながら

更に開放感が生まれます。

 

屋外家具のメリット3
「狭い部屋でも家具を置けばスペースは広がる」

ベランダやバルコニーに

室外家具を設置すれば、

その分、

室内にスペースが

生まれます。

 

ベランダやバルコニーを

有効活用したいという

ニーズにも最大限

応える事が可能になります。

 

室内に仕事デスクを

設置したいけれど、

十分なスペースがないという

ケースでも

そういった

中と外の関係性を

考慮する事で

室内と室外の程よさを

生み出すことが

出来るようになります。

 

リモートワークの場合

ある意味

外の空気を感じながら

自宅で仕事をするのも、

気分転換になるものです。

 

屋外家具のブランド

屋外家具にも

世界的に評価されている

ブランドがあります。

 

屋外家具選びの

ご参考にしてみてください。

DEDON(デドン)

ドイツ北部の

リュネブルクに

本社を置く企業です。

 

革新的な素材と

芸術的なセブの

クラフトマンシップや

世界的なデザイナーが

融合して

作り出されているのが特徴で

屋外家具に革命をもたらした

という評価を得ています。

 

デドンファイバーという

高密度ポリエチレンは

紫外線に強く、

屋外の厳しい環境への

耐久力がある素材です。

 

ドイツの自社工場で生産し、

色調やテクスチャーや

触感にもこだわり、

高級感あふれる

屋外家具を生み出しています。

 

TRIBU(トリビュ)

トリュビュは

ベルギーの屋外家具ブランドで

創業して約50年の

歴史を誇ります。

 

屋外家具ブランドで

初のミラノサローネに

出店した

屋外家具ブランドです。

 

屋外家具も

室内の延長線上という

考え方を持ち、

モダンで洗練された

製品を作り出しています。

 

快適性を確保しながら、

シンプル、

ナチュラル、

ミニマルという

デザイン性も魅力です。

 

屋外使用でも

耐えられる素材にこだわり、

世界中から

トップクラスの

品質のものを探していますが、

新素材の開発にも

取り組んでいます。

 

FERMOB(フェルモブ)

ルーツは

19世紀ともいわれる

フランスの

金属製屋外家具メーカーです。

 

24色のバラエティ豊かな

カラーリングから

選択できます。

 

シーズンごとに

花や果実から

錆のような無機的な

カラーのデザインを

発表しているのが

魅力です。

 

チェアやテーブルなど、

華やかにもできますし、

アクセントとしても

差し色で使えます。

 

金属の多様性を

活かしたデザイン性も

評価が高くて、

細い線と

装飾性の高さも特長です。

 

TUUCI(トゥウチ)

アメリカマイアミに

本社がある

プレミアムパラソルブランドです。

 

トゥウチの特長は

スタイリッシュなデザインで

オリジナリティが

溢れているところにあります。

 

ですが1番の魅力は

高い品質です。

 

フレームや天幕も

耐久性に優れた素材や

構造になっており、

パーツの交換もできる

柔軟性があります。

 

短期ではなく

長期使用に耐えられる

パラソルです。

 

ARFLEX JAPAN RODA
アレフレックスジャパンロダ

ロダは1990年に

イタリア北部の

ヴァレーゼで生まれた

アウトドア家具ブランドです。

 

2004年に

ロドルフォ・ドルドーニが

メインデザイナーになり、

室内と屋外の融合と

生活空間を表現する

IN and OUTを考え出しました。

 

色調はシーンを選ばず、

厳しい環境でも

耐えられる機能性が誇ります。

 

アウトドア家具ブランドらしい、

耐久性と

劣化しづらい家具は

長期的な使用にも

耐えられるのです。

 

NICHIESU DEDON
(ニチエス デドン)

1990年ドイツで生まれた

アウトドアリビングブランド。

 

ブランドのテーマに

裸足のラグジュアリーの実現を

掲げています。

 

ラグジュアリー空間は

繊細でユニークな

アイディアにより

数々の製品

生み出してきました。

 

ポリエチレンファイバーや

アルミのボディと、

フィリピンの職人による

手編みのロープ材の

仕上げが特長です。

 

品のある

カラーコーディネートも

ポイントで、

リゾート感あふれる

アウトドア家具を

提供しています。

 

Cassina FENC-E NATURE
カッシーナ フェンスネイチャー

 

カッシーナの

アウトドア家具でも、

フェンスネイチャーソファーは

リゾート感あふれる

ソファです。

 

自然と調和しつつも、

高級感を演出してくれます。

 

チーク材の

ソファの座り心地の快適さや、

2段階調整ができる

バックレストなど、

機能性の高さも

ポイントです。

 

同シリーズの

チーク天板の

ローテーブルとの

組み合わせで

よりリゾート感が増します。

 

モダンでラグジュアリーな

雰囲気を作りたいなら

選択肢に入れたい

ソファのひとつです。

 

屋外家具の歴史

屋外家具の歴史は古くて、

1860年頃の印象派の画家、

マネの音楽会の作品にも、

外に置かれた椅子に

多くの人が座る光景が

描かれています。

 

椅子は曲木で装飾的ですが、

可能にしたのは

産業革命による

蒸気と鉄です。

 

19世紀末には、

フランスのフェルモブ社の

前身である企業が

カタログを出しています。

 

様々な事情により

屋外家具の歴史は

一旦ストップしますが

再度、

先端素材開発は活発化して、

アルミとプラスチックが誕生し

鉄より軽くて強いアルミは、

戦後、建材や家電製品や

自動車などに

採用されるようになりました。

 

リーズナブルな価格で

大量生産できる技術が発展し、

屋外家具での利用も広まります。

 

パイプとアルマイト技術により、

錆びにくく

軽くて運びやすくなったことは

屋外家具にも

よい影響を与えました。

 

現代的な

プラスチックの屋外家具も、

インジェクション成型、

ブロー成型、

押出成型と、

多種多様な加工法を採用でき、

デザイナーの表現を

反映しやすい点、

比較的安価で

大量生産できて

メンテナンスも楽な点から

屋外家具の素材として

主流となっています。

 

ただ、

普及しすぎたことで

チープ・人工的という

イメージにつながり、

人気はチーク材、

金属フレームに

樹脂技術を活かした

職人による

編みファニチャーと

主流は移っています。

 

様々な歴史的な背景もありますが

暮らしの近い距離感に

アウトドア家具は

存在するようになっています。

 

間取りや建物の配置プランを

計画する前に

暮らし方のイメージとして

屋外家具

アウトドアファニチャーを

暮らしの空間に取り入れて

過ごす場所の価値と

暮らしの趣を

高めてみませんか?。

 

家具から居心地も環境も

らしの趣を丁寧に。

 

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暮らしの環境を整えるインテリアとカラーコーディネートの提案打ち合わせ、過ごし方の環境や趣を間取り構成の中に組み込むインテリア、色の効能を考え過ごす環境を家造りの中に融合する設計事務所とつくる家。

2024年11月14日 | 設計の事デザインの事

過ごし方のイメージを丁寧に。

 

※住まい手さんとのインテリアコーディネート・壁紙選定提案の打ち合わせ

 

部屋の壁紙の選び方

色や柄の特徴、

部屋別に考える基準を

持つことは大切です。

 

新築やリフォームもそうですが

今住んでいる部屋の

雰囲気をガラリと変えたいなら、

家具と一緒に

壁紙を変える事も考え方の一つです。

 

家具などもそうですが

見える範囲の風景が変わる事は

大きな状況変化ですから。

 

そして室内の壁仕上げや

壁紙選びは、

部屋のイメージを

大きく左右する重要な要素です。

 

ですが、

色や柄、素材など種類が多く、

どれを選んだら良いかを

迷ってしまう方も

多いかと思います。

 

僕は新築やリフォーム

リノベーション等

家造りのご相談いただいた際には

暮らしのイメージと共に

そのあたりの選択肢に対しての

ご提案もさせていただく

「インテリアコーディネート」も

行うようにしています。

 

家造りには

空間の魅力も重要です。

 

そういった意味で

「模様替え」等で

ご相談をホームページから

いただく事もありますので、

壁紙(クロス)選びについて

今回のblogでは

少しだけ考え方の工夫などを

書いてみたいと思います。

 

部屋のインテリアにこだわりたい、

壁紙選びに

迷っている方の

参考になればと思います。

 

壁紙だけではなくて

床の仕上げや

その他のインテリア要素にも

配慮してください。

 

1: 色の特徴

壁紙の色は、

部屋の雰囲気を大きく左右します。

暖色系、寒色系、中間色など、

色の持つイメージを理解することで、

理想の空間作りに近づけます。

 

・ 暖色系
暖色系は、

赤やオレンジ、

黄色など、

太陽の色を連想させる色です。

部屋に温かみと活力を与え、

明るく開放的な空間を演出します。

リビングやダイニングなど、

人が集まる空間におすすめです。

 

・寒色系
寒色系は、青や緑、

紫など、

海や空の色を連想させる色です。

部屋に落ち着きと

リラックス効果を与え、

集中力を高める効果も

期待できます。

寝室や書斎など、

静かで落ち着きたい空間に

おすすめです。

 

・中間色
中間色は、

暖色系と寒色系の

両方の特徴を持つ色です。

例えば、

緑は青と黄色の混合色、

紫は赤と青の混合色です。

中間色は、

暖色系と寒色系の

バランスを取りながら、

部屋に個性的な

アクセントを

加えることができます。

 

2: 柄の特徴

壁紙の柄は、

部屋の雰囲気を

ガラリと変える効果があります。

シンプルな無地から、

個性的な柄まで、

様々なデザインがあります。

 

・ストライプ柄

ストライプ柄は、

縦縞や横縞の模様です。

縦縞は部屋を高く見せ、

横縞は部屋を広く

見せる効果があります。

モダンでスタイリッシュな

空間を演出したい方には

おすすめです。

 

・柄
花柄など柄のはっきりしたものは、

いる意味可愛らしさや

華やかさを演出するのに最適です。

部屋に優しい雰囲気を与え、

空間を演出できます。

スキを集めたい空間(部屋)など、

スキに囲まれて

リラックスできる空間に

おすすめです。

 

・チェック柄

チェック柄は、

カジュアルで可愛らしい

印象を与えます。

様々なカラーバリエーションがあり、

部屋の雰囲気に合わせて

選ぶことができます。

子供部屋やリビングなど、

比較的明るく楽しい

空間を味わいたい場合に

おすすめです。

 

3: 模様の特徴

壁紙の模様は、

部屋に立体感や

奥行きを与える効果が

あります。

凹凸のあるエンボス加工や、

光沢のある素材など、

様々なバリエーションがあります。

 

・エンボス加工

壁紙に凹凸をつける加工です。

部屋に立体感や奥行きを与え、

同時に模様によっては

高級感も演出できます。

リビングやダイニングなど、

比較的広い空間や

壁の一部にアクセントをつけたい

という空間におすすめです。

 

・光沢のある素材

部屋に華やかさを与えます。

光を反射するため、

部屋を明るく見せる

効果もあります。

リビングや玄関など、

華やかな印象にしたい

空間におすすめです。

 

部屋別に考える壁紙(クロス)

壁紙選びは、

部屋の用途や

雰囲気に合わせて

選ぶことが重要です。

 

リビング、寝室、子供部屋など、

部屋別に考える壁紙の選び方にも

イメージする事は大切です。

 

リビングは、

家族が集まる空間であり、

くつろぎと温かさを

演出することが

大切なケースが多いです。

 

そう言う意味では、

暖色系の色や、

ナチュラルテイストの柄が

おすすめです。


また、

アクセントクロスとして、

一部に個性的な柄や

色を取り入れるのも

良いかと思います。

壁紙(クロス)以外の材利用を

組み合わせる事も

部屋のイメージづくりで

最適化出来るように。

 

空間構成の目的や

方向性にもよりますが

ベージュや薄いグリーンなど、

暖色系の色。

 

木目調やレンガ調など、

ナチュラルテイストの柄

 

アクセントクロスとして、

差し色や個性的な柄

 

コーディネート例としては

ベージュの壁紙に、

木目調のアクセントクロスを

組み合わせる

 

薄いグリーンの壁紙に、

柄のアクセントクロスを

組み合わせる

等も個性的になります。

 

寝室は、

リラックスして

眠れる空間であることが

大切です。

そのため、

寒色系の色や、

落ち着いた柄がおすすめです。

また、

睡眠の質を高めるために、

遮光性の高い壁紙を

選ぶのも良いかと思います。

 

一例としては

ブルーやグレーなど、

寒色系の色。

ストライプ柄や幾何学模様など、

落ち着いた柄

遮光性の高い壁紙

 

コーディネート例としては

ブルーの壁紙に、

白いレースのカーテンを

組み合わせる

グレーの壁紙に、

木製の家具を組み合わせる

 

子供部屋は、

子供が楽しく過ごせる

空間であることが大切です。

そのため、

明るく楽しい色や、

子供向けの柄がおすすめですが

子供が成長しても飽きない、

シンプルなデザインを

選ぶのも良いかと思います。

成長の過程で

模様替え

プチリフォームとして

壁紙を貼り変えたり

素材を変えたりすることも

考え方の一つです。

比較的明るい色。

動物柄やキャラクター柄など、

子供向けの柄。

 

シンプルな無地に

家具などで

バリエーションを

調整する(成長の過程を考える)

 

壁紙選びは、

部屋の雰囲気を

大きく左右する

重要な要素です。

 

家の新築やリフォーム

リノベーションでもそうですが

暮らし方のイメージを

変化させたり

暮らしの環境を

思い切って変えるという意味で

部屋の壁紙を変えたり

インテリアのコーディネートを

見直してみませんか?。

 

居心地も環境も

らしの趣を丁寧に。

 

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暮らしの品位をイメージしながら高級住宅・豪邸の本当の意味での上質と暮らす人にとって重要な心地良さのイメージを具現化する設計デザインの感度を提案する住まい造り。

2024年11月11日 | 設計の事デザインの事

品格と心地よさを

兼ね備えた

豪邸と呼ばれる

高級住宅全般に

求められる

計画性、一歩上の

ラグジュアリーな住まい

上品さと快適さを

どのように求めるのか?。

 

※和モダンを意識した高級住宅設計デザイン提案イメージCG

 

高級住宅や豪邸と聞くと、

贅沢な素材や

豪華なインテリアを

思い浮かべる方も

多いかと思います。

 

しかし、

本当に品位ある豪邸を

実現するには、

それだけでは不十分です。

 

目に見える豪華さだけでなく、

住む人の生活を豊かにし、

心地よさを追求した

家づくりが

必要だと考えています。

 

 

シンプルで上品な

本当の意味での

高級住宅を手に入れるために

必要なポイントや

現代的な考え方を交えながら、

どのように品格と快適さを

兼ね備えた

家づくりを

行うべきなのか・・・・・。

 

 

 

住宅デザインにこだわる方々や、

アルフレックス、

ダダ、

モルテーニといった

インテリア

ラグジュアリーブランドに

興味を持つ皆様にも

役立つ内容かと思います。

 

※Molteni&C大阪ショールーム・インテリア空間展示

 

 

建築や住宅の

真髄は「素材選び」にあります。

 

※Molteni&C大阪ショールーム・インテリア空間展示

 

建築を考える際に

最大の特徴の一つは、

空間全体に意味を持たせるために

厳選された素材にあります。

 

ただ見た目の

豪華さという意味ではなく、

時間が経っても

味わいを増す素材が

選ばれることが重要です。

 

例えば、

以下のような素材。

 

石材:大理石や御影石などの天然石は、

高級感と耐久性を

両立させた素材です。

 

リビングや玄関などに

取り入れることで、

一気に雰囲気を演出します。

 

木材:ウォールナットや

チークなどの天然木材は、

経年変化が楽しめる素材です。

 

上質な木材の持つ温かみが

住空間に

自然と心地良さを

もたらします。

 

メタル素材:真鍮や銅などの金属は、

インテリアの

アクセントに使われ、

時と共に

独特の色味が出てくるため、

より深みのある雰囲気が

楽しめます。

 

こうした素材は

見た目の美しさに加え、

手触りや香りといった

感覚的な要素も重要で、

住む人が感じる

満足度を大きく高めます。

 

洗練された

デザインの秘訣は

「シンプルさ」にあります。

 

豪邸・高級住宅における

真の贅沢さは、

飾りすぎない

美しさにあります。

 

付け加えたような

余計な装飾を省き、

空間そのものの

美しさと居心地を

引き立てることが

上品な空間づくりの基本であり

引き算の美学を

どのように設計するのかは

空間の構成要素にも

関連する大事な視点です。

 

オープンで

広がりのある間取り。

 

広々としたリビングや

適切な吹き抜けを

取り入れることで、

視覚的な開放感が増し、

居住空間全体が

より上質なものに

感じられます。

 

ワイドを強調する場合は

逆に吹抜けを控えめに・・・・・。

 

ミニマルなデザインの家具

シンプルなデザインの中に

機能性や快適性を

兼ね備えた家具を

取り入れると、

空間が整い、

洗練された印象になります。

 

アルフレックスや

モルテーニのような

ブランド家具は、

選択肢として

ミニマルでありながら

ディテールにこだわりがある

商品を選定する事で、

高級住宅にふさわしい

上質感を演出します。

 

調和のとれた色使い。

 

白やグレー、

ベージュなどの

落ち着いた色合いを基調にし、

ポイントで「差し色」として

アクセントカラーを

取り入れることで、

上品で安らぎのある空間が

生まれます。

 

そうしたデザインは、

空間が持つ

本来の美しさを

最大限に引き出すと共に、

長く住んでも

飽きの来ない

インテリアを実現します。

 

快適さを高めるために

必要なバランスを持った「設備」

 

高級住宅の真価は

見た目の美しさに留まらず、

実用性と快適さの

充実性にもあります。

 

特に最近では、

スマートホーム技術の

導入が進み、

居住の快適性を

一層高めています。

 

スマート照明・エアコン。

スマートフォンで

調整できる照明や

エアコンシステムは、

時間帯やシーンに合わせた

最適な環境を

手元にある

スマートフォンで

臨機応変に

提供してくれます。

 

床暖房・断熱性能。

快適さを左右するのが

家の温度管理です。

 

床暖房や高断熱性能の

ガラスを使用することで、

一年中快適な温度で

過ごす事の出来る

空間が生み出されます。

 

キッチン設備。

デザイン性だけでなく、

機能的なキッチンも

重要です。

 

食器洗い機やワインセラー、

フードプロセッサーなどの

機器を内蔵した

キッチン設備を導入することで、

幅広い層で

料理を楽しむことができます。

 

こうした設備の

選択肢によるデザインは、

単に便利さを追求するだけでなく、

住まい手さんの

ライフスタイルに寄り添い、

快適さをもたらします。

 

外観とエクステリアの融合

 

住宅の美しさは

内装だけでなく、

外観やエクステリアにも

表現されます。

 

外観はその家の「顔」であり、

エクステリアのデザインが

その家の印象を

大きく左右します。

 

景観と調和したデザイン。

周囲の景観と

調和した外観デザインは、

家の品格を高めます。

 

例えば、

自然豊かな場所に建てるなら

木材を多く使用し、

現代的な都市部なら

ガラスや金属素材を

バランスよく

取り入れるといった、

周囲の環境とも

融合するデザインが

推奨されます。

 

庭園・ガーデニング。

日本庭園や

イングリッシュガーデンなど、

住む人の美意識を

反映した庭づくり。

 

庭を取り囲む植栽や石畳は、

住まいの一部として

日常の癒し空間を

提供してくれますし

外観上はそれらが一体化して

印象として認識されます。

 

セキュリティとプライバシーの確保

門やフェンス、

植栽の配置によって

プライバシーを確保しながら、

しっかりと

防犯対策を行うことで、

安心感という価値と共に

暮らす空間が整います。

 

これらのエクステリア要素は

家の外観の美しさだけでなく、

住む人にとっての

快適さや安心感を

高めます。

 

本当の「ラグジュアリー」は

心の豊かさということ。

 

高級住宅や豪邸においても

考えるべき

最も重要なことは、

目に見える豪華さだけではなく、

心地よさや暮らしやすさ、

そしてその住まいがもたらす

心の豊かさです。

 

住む人に寄り添った

快適な住環境を実現することで、

時間が経つほど

愛着が深まり、

まさに「一生もの」となる

住まいが完成します。

 

住宅の建築を

検討している方は、

まず自分がどのような生活を

送りたいかを考え、

そのイメージを基に

設計やデザインの趣を

イメージしてみる事が

大切だと思います。

 

贅沢な空間を求める方には、

一度アルフレックスや

モルテーニなどの

ショールームに足を運び、

実際にその空間に存在する

家具などの心地よさを

体感してみることを

おすすめします。

 

空間の質とバランス感覚による

余白の重要性も

見えてくるかと思います。

 

ぜひ、

ラグジュアリーな空間で

自分らしい生活を

思い描いてみてください。

 

上質な品位を

意識することで

暮らしは変化します。

 

住まいの新築・リフォーム
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室内のイメージと雰囲気を大切にしながら暮らしを整えるインテリアの要素としての壁紙・クロスの選択肢、どのような雰囲気で暮らしの空間と部屋の味わいを居心地よく感じるのかを丁寧に。

2024年10月25日 | 設計の事デザインの事

住まい造りの際、

リフォームの際には

部屋の仕上げ材選択にも

いろいろな考え方があり

壁紙・クロスで

仕上げる事も多いです。

※壁紙・クロス・インテリア提案のイメージ設計検討・イメージ提案CG

 

そして壁紙・クロスの選定にも

色々な考え方がありますが

印象ががらりと変わります。

 

色や素材の印象は大きいですから。

 

そういう意味で家具や床、

窓を含めて部屋全体を考えて

雰囲気をイメージする事が大切です。

 

壁紙クロス選びは、

部屋のイメージを

大きく左右する

重要な要素となりますから

 

種類も豊富で、

機能性も多様化しているため、

判断に迷う事も

多いかと思います。

 

新築やリフォームを検討している、

理想の部屋を実現したいと

考えているみなさんも

多いと思いますので、

壁紙選びの基礎的部分を

少し書いてみたいと思います。

 

この記事を読むことで、

少しでも皆さまの

ご参考になればと思います。

 

壁紙は、

部屋の雰囲気を

大きく左右する重要な要素。

 

居心地も随分それで変わります。

 

まずは部屋のイメージを

決めるところから・・・・・。

 

部屋の雰囲気を

ガラリと変える壁紙選び。

 

まずは、

どんな部屋にしたいのか、

明確なイメージを持つことが大切。

 

僕は事前にそういったところも

間取り計画前に

イメージの打ち合わせを

家具と合わせて

ご提案させていただくように

しています。

 

例えばですが、

明るく開放的なリビングにしたい

落ち着いて過ごせる書斎にしたい

華やかで可愛らしい子供部屋にしたい

しっとりと落ち着いた空間にしたい

和の風情を楽しむモダンな部屋にしたい

など、

具体的なイメージを持つことで、

壁紙選びの選択肢が

絞りやすくなります。

 

部屋のイメージに合わせた

カラーコーディネート・・・・・。

 

部屋のイメージが決まったら、

それに合わせた

カラーコーディネートを。

 

壁紙の色は、

部屋全体の印象を

大きく左右する要素の一つです。

 

例えば、

白や明るいパステルカラーは、

部屋を広く明るく見せる効果があります。

 

グレーや落ち着いたアースカラーは、

リラックス効果があり、

落ち着きのある空間を演出します。

 

アクセントカラーを取り入れることで、

個性を表現することができます。

 

壁紙の種類と機能性

壁紙には、

素材や機能によって

様々な種類があります。

 

それぞれの特徴を理解した上で、

部屋の用途や

ニーズに合わせて

選ぶことが大事です。

 

・ビニールクロス:最も一般的な壁紙で、耐久性が高く、お手入れも簡単です。
・紙クロス:自然素材でできているため、優しい風合いが特徴です。
・不織布:強度が高く、汚れに強いのが特徴です。
・塗り壁クロス:機能性の部分で、調湿効果や消臭効果があります。

 

アクセントクロスで個性をプラス

アクセントクロスとは、

部屋の一部に違う壁紙を貼ることで、

空間のアクセントをつける手法です。

視線を寄せたい場合や

部屋にメリハリをつけるのに効果的です。

アクセントクロスには、

柄物や色違いの壁紙、

レンガ調やタイル調など、

様々なデザインがあります。

 

次に大事な事を少し。

サンプルを確認する・・・・・。

実際に壁紙の色や

柄を確認するためには、

サンプルを見る事が重要です。

サンプルを見ることで、

部屋に合わせた壁紙の

イメージを掴みやすくなります。

また、照明の色や

時間帯によって

見え方が変わることを

確認することも重要です。

 

部屋全体のバランスを考慮する事。

壁紙選びでは、

部屋全体のバランスを

考慮することも大切です。

床の色や家具の色との調和、

窓からの光の影響などを考えて、

壁紙の色や柄を考えるように。

 

例えば、

床の色が濃い場合は、

壁紙の色を明るくすることで、

部屋に広がりを

感じさせることができます。

 

天井とのコーディネート

天井の壁紙も、

部屋全体の印象に影響を与えます。

床や壁の壁紙と

コーディネートすることで、

よりバランスのよい空間を

計画する事ができるようになります。

 

例えば、

床と壁の壁紙の色を揃え、

天井の壁紙を

少し明るい色にすることで、

部屋に広がりを

感じさせることができます。

 

照明との組み合わせ

照明は、

壁紙の色や柄の見え方に

大きく影響を与えます。

照明の色温度や明るさによって、

壁紙の色味が

変わって見えるため、

照明との組み合わせも

考慮が重要です。

皆さんも経験があると思うのですが

服装を室内でコーディネートして

外出する際、

屋外で見る色と、

目的地の室内の照明の違いで

異なった色に見える経験。

 

そういったことが空間でも

現象として存在するという事です。

色は光の反射で変わりますから

照明計画と連動させておくことが大切。

 

僕は事前に照明のプランについて

お話をさせていただいたり

家具ショールームで

事前に色などをご覧いただけるよう

ご案内させていただいているのは

そういうところの提案も含めての時間で

調整しているからです。

 

部屋の構成としての壁紙でも

いろいろな考え方と

イメージするべき内容があります。

 

ライフスタイルと

暮らしを連動して設計する事で

機能美とデザインと

暮らしの質を高める

家づくりとなるように

要素の整理は大切です。

 

⼩さなこだわりまで実現でき、

個性のあるデザインと

コストをかけるところと、

そうでないところのメリハリをつけ、

予算を最⼤限に⽣かせるというのも

壁紙選択のメリットです。

 

暮らしの事を

部屋の雰囲気も大切にしながら

考えてみませんか?

 

問い合わせは、

メールにて気軽にご連絡ください。

 

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暮らしの空間に緑のある生活スタイルを考える事で癒しの空間に変化するライフスタイルの設計デザイン提案を、部屋に色の効能と派生する観葉植物の効能を提案する家造り。

2024年10月24日 | 設計の事デザインの事

緑がもたらす効果を

暮らしの空間と住まいづくりに。

※インテリアに色の効能を取り入れつつグリーンのある暮らしの提案

緑が人に与える

心地いい作用というものがあります。

 

緑視率という言葉を

ご存じでしょうか?。

 

緑視率とは、

「視界に緑が入っている割合」を

示す目安となっていて、

最近では「まちづくり」や

オフィスの作業効率向上に

活用されている指標です。

 

一般的には、

緑視率が25%以上あると

人は安心感を覚え、

10~15%の間が

最も集中できる割合だと

言われています。

 

オフィス緑化の効果は、

主に「ストレスの低下」

「心拍数の低下」

「知的生産性の改善」の3つ。

 

従来のオフィススタイルから

今は随分と変化しているのを

皆さんも職場で

意識できるかと思います。

 

古いオフィスもリノベーションや

プチリフォームで

職場改善として

cafeスペースやライブラリーを

併設したり

効率のスペースだけではなくて

余白を取り入れる動きも多いです。

 

植物があるほうが

精神的ストレスや

目の疲労が軽減されたり、

創造性の高い作業をする際には、

視界に入る植物が多いほど、

高いパフォーマンスを

発揮するという

研究結果もあるようです。

 

Google・Amazon・Appleなどの

グローバル企業では

すでにオフィス緑化に力を入れており、

ジャングルをイメージした

独創的なオフィスもあります。

 

話しを元に戻すと

最近ではオフィスだけではなく、

家でも癒しを求めて

観葉植物や花を

育てる人も増えています。

 

最初からそれらを

計画に入れた

考え方で配置(レイアウト)含みで

設計する暮らしのプランも

よくご提案しています。

 

とはいうものの、

生活に緑を取り入れるには

お手入れに

手間がかかってしまうという

側面もあります。

 

そこで、

手間なく、

気軽に生活に緑を

取り入れたいという方に

おすすめなのが、

大きすぎず、

小さすぎないサイズなら

場所を選ばず、

心地いい空間に

コーディネートができる

観葉植物。

 

何となく

味気なく感じてしまう状態で

フェイクグリーン寄りは

やめにして、

部屋に生きている

癒しを取り入れてみませんか?。

 

日々の生活に溶け込む、

豊かな癒しの風景に

なることで暮らしにも

環境の改善が

見込まれるかも知れません。

 

暮らしの味わいを

インテリアとしてのグリーンから

考える事も

暮らしの効能にと思います。

 

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住宅設計のモノゴトと暮らしの程よさを提案する設計の中身を住まい手さんの価値観と生活の意識を考えながら住まいの物語を意識して理解するところから暮らしをご提案しています。

2024年10月17日 | 設計の事デザインの事

住宅設計の物事をいろいろと、

住まい造りのプロセス。

※自然光を適度に取り入れ程よい明るさと濃淡を味わう空間の提案実例

 

住宅設計は、

単なる建物をつくるという

行為ではありません。

 

それは、

住む人々のライフスタイルや価値観、

未来の夢を具体化する

重要なプロセスです。

 

僕はこれまでに

数多くの住宅を設計してきましたが、

毎回異なる家族や

個人の要望を考えながら、

新しい暮らしのあり方について

その都度、

家庭の文化や意識を反映しながら

暮らしのカタチを

提案させていただきました。

 

暮らしのプロセスを大切に。

 

住む人の「物語」を

聞くことから始めるという事。

 

住宅設計において

最も大切なのは、

住まい手さんの「物語」を

理解することです。

 

どのような生活をしていて、

どのような空間が

心地よいと感じるのかを

丁寧にヒアリングします。

 

その上で、

どのようなライフスタイルを

支える家が理想なのかを

共に考え提案させていただきます。

 

子育てを考慮した広いリビングや、

趣味のための特別な空間など、

具体的な希望にも

暮らしの密度を意識しながら

耳を傾けます。

 

空間を活かしたデザイン

日本の住宅は多くの場合、

限られた敷地や予算内で

最大限の効果を出すことが

求められます。

 

そのため、

その家族の暮らしに応じた

効率的なスペースの使い方が

重要です。

 

無駄な空間を計画する場合や

逆に効率的な空間を

計画する場合など

状況を加味しながら

家の隅々、

土地の隅々まで

どのように活用するデザインが

必要なのかを吟味します。

 

吹き抜けや窓の配置、

収納の工夫など、

日常生活を程よく

そしてその暮らしの応じた

快適性を実現する為の要素を

取り入れるように。

 

自然との調和を意識する

日本の四季は多彩であり、

自然環境とうまく調和した

住宅設計が大切だと思います。

 

光や風の通りを考慮し、

季節ごとの心地良さを

実現するための工夫にも

色々な感度が存在します。

 

それぞれの

間取りの位置関係で変化する

窓の役割。

 

小さな窓の方が良い場合

逆に大きな窓の方が適切な場合。

 

大きな窓からは

外の景色を楽しむことができて

庭とリビングが

一体となるような設計。

 

逆に小さな窓を計画する場合は

風通しや換気

また目的の位置関係を

ピンポイントで

楽しむような仕掛けに活用したり。

 

風景を取り入れる役目のある窓を

意識的に考えて

間取りの一部として

取り入れることで、

風景とつながる空間をと思います。

 

エコロジーとサステナビリティ

近年、

持続可能な設計が

ますます重視されています。

 

省エネルギー性を考えて

環境に優しい住宅設計を

考える事も重要です。

 

そういった内容を

意識した住まいは、

長期的に見ても

暮らしに優しいという

メリットもあります。

 

住宅設計は

住まい手さんの希望や夢を

実現するだけでなく、

時代や環境に応じた

設計の工夫も欠かせません。

 

住む人が心地よく、

長く愛せる空間づくりを

丁寧にと思います。

 

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間取りと暮らしと生活環境の設計デザインを丁寧に、部屋の構成を規定値だけで考えるのではなくて状態を考えながら過ごし方や価値観から考える吹抜けの役割と存在に床をプラスする効能を。

2024年10月17日 | 設計の事デザインの事

スキップフロアのような

段差を活用して

空間の立体的なよさを取り入れた

間取りの設計提案に

吹抜けの活用を

どのように考えるのか?。

※吹抜けも活用した段差のあるスキップフロア提案事例CG

 

 

※天井高さを検討する事で吹抜けと二階にプラスの床が生まれる段差活用

 

吹き抜けを計画しつつ

もう少し「床」が欲しい時。

 

 

 

日差しが程よく降り注ぎ

開放的な吹き抜けリビングに

憧れはあるものの、

2階の床面積(部屋)が

狭くなるとか

光熱費が上がってしまうのではと、

断念される方も多いのでは?。

 

勿論光熱費の面では

家自体の性能をどのように

計画するのかによりますが

間取りの構成や計画次第で

そういった部分を解消できる

設計の工夫もあります。

 

吹抜けのメリットを

活かしつつ

デメリットを軽減する「ハーフ吹き抜け」。

 

そもそも吹き抜けの

メリットとデメリットを

拾い出してみると、

 

○ メリット 

・開放感のある空間になる

・高窓をつけることで採光の幅が広がり、部屋が明るくなる

・上階と空間的なつながりが生まれる

× デメリット

・2階部分の部屋として使える面積が減る

・ 吹き抜けなしに比べて冷暖房率が下がることもある

・ 高窓や高天井のお手入れが困難

 

という感じで、

1階の開放感や採光が増すのですが

2階の床面積が

犠牲になってしまう事が

大きな懸念点だったりします。

 

勿論床面積にこだわらずに

という場合でしたら

そういったところは

懸念点にはなりません。

 

天井高さを

半分程度に計画する

吹き抜け。

 

一般的な吹き抜けの場合、

1階部分の天井をなくして

上下階を

ひと続きの空間にしますが、

そうではなくて

スキップフロアの段差のように

1階の天井高を3m~3.8mの

高天井にすることで、

2階に居室空間も

確保することができます。

 

通常の吹き抜けと

比較すると

開放感は少し抑え気味ですが、

一般的な天井高よりも

はるかに開放的な

リビング空間が実現し、

吹き抜けのデメリットも

ほぼ解決する事ができます。

 

天井の低さを

上手に生かすことで

趣味空間を実現出来る事もあります。

 

住宅地だと特に

そういった考えで活用すると

住空間の改善にも

繋がりやすくなります。

 

よく考えることの多い

天井ギリギリに計画する

ハイサイドライトも

そういった考え方に近いものです。

 

限られた空間を

どのように活用して

間取りの平面的な内容ではなくて

立体構成を活用するべきか?

 

暮らしの空間に関する

余白をデザインする事で

過ごし方にもある意味「余白」が生まれます。

 

吹抜けのデメリットである

2階の床面積が

削られてしまうことを

軽減できる

吹抜けの「良いとこ取り」。

 

限られた敷地の中で、

できるだけ開放的に

そして光を入れた

LDK空間や室内空間を

手に入れる暮らしをイメージする場合には

そういった「中間領域」が生まれる

間取りの工夫はいかがですか?。

 

過ごし方を白紙から考える

住まい造りの計画。

 

場所の特徴と

各家庭で異なる暮らしの文化を

丁寧に考える住宅の在り方を

イメージするように。

 

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暮らしの事を丁寧に考える住まいの設計と提案となるように建築計画の際に住まい手さん自身が意識するべき根底の部分について色々とお話しをさせていただく事もあります。

2024年10月16日 | 設計の事デザインの事

家造りを考える際、

建築前の注意点についても

色々な視点があります。

※家造りの前にご記入いただく暮らしの見直しの為の質問事項

 

情報過多の世の中ですが、

いろいろ調べて

悪い事はありません。

 

ですが、

情報元がどういった経緯で

書いているのか、

また内容の正確さや

実績の内容などの

悪い点と良い点を

しっかり知った上で

情報を参考にして

マイホームの検討をして下さい。

 

工務店(建設会社)など

依頼先選びの注意点も重要です。

 

大手ハウスメーカーや

地場の工務店、

建築設計事務所(建築家・建築士)など、

様々な選択肢がありますが、

皆さんは

どこで家を建てますか?。

 

企業名が

一種のブランドと化してる

大手ハウスメーカーであれば、

実績や信用に関しての

安心感はありますが

うがどうしても費用が高くなります。

 

勿論、一律にどの現場でも

同じクオリティーではありません。

 

現場それぞれに同じものを

ってきて

置くだけではないので。

 

地元の工務店であれば、

会社規模の違いはありますが

経費がそもそも異なるので

ある意味の柔軟性もあります。

 

周囲での評判など

容易に調べられますので

良し悪しの判断も

つき易いですし

比較的大手ハウスメーカーと比べると

費用も抑えられます。

 

有名な建築士や

実績のある建築設計事務所なら、

他には無い

まさに自分だけの建築が可能ですし、

建築士が有能であれば

ある程度無駄の抑えた

建築費用になります。

※建築コストを調整する設計

 

もちろん、

費用に糸目をつけずに

拘り抜けば

金額は青天井で

上がってしまいますが・・・・・。 

 

マンションを購入するにしても、

有名なゼネコン(総合建設会社)もあれば

地域密着型のゼネコンが

あったりとするので、

本当に様々な選択肢があるわけですね。

 

実績や信用、

デザイン性や耐久性、

費用、建築条件など

様々な要素を加味して

選択するのですが、

忘れがちな条件が一つあります。

 

それは、その工務店

ハウスメーカーの建築後の対応です。

 

将来性なんて

どうでも良いと思いますか?。

 

いえいえ、

非常に重要な条件ですので、

ここもしっかりと

考えて選択してください。

 

と言うのも、

持ち家と言うのは

ほとんどの場合、

数十年~と言う

長いスパンで住むことになると

思いますが、

その間に何も無い家というのは

ほぼ存在しません。

 

外壁塗装や防水工事、

屋根の葺き替えなどの

定期メンテナンスも必要になりますが、

大事なのは住んでいる間に

経年経過や設備の老朽化による

修繕です。

 

基本的には引き渡し前に

確認した状態で

引き渡されるのですが、

時間が経って発生する故障なども

設備商品の場合は特に

一定数存在します。

 

耐久期間の設定もされているもの

多いですし。

 

備類の耐久期間も

ある程度更新が

必要となっていますから。

 

それらの修繕は、

通常、建築を請け負った会社が

行う事により

情報の整理も

可能になりますが

内容を知らない状態で

単なる修繕だと

そこで分からない問題発生の

キッカケに

なってしまう事もあります。

 

頼んだ工務店や

ハウスメーカーが持っている

情報は本当に重要ですから。

 

将来の事という意味では

しっかりと

考えておく必要が

ある訳です。

 

家族の同意・意思疎通

 

心構えや立地条件、

工務店選びと

最低限の注意点がありますが、

建築計画前には

家族との同意を取るのも必須です。

 

というのも、

どちらか一方が乗り気で

片方はさほど乗り気でない場合、

家のプランが

片方の意見ばかりが

反映されてしまい、

家族の家ではなく

自分だけの家に

なってしまうからです。

 

中には、

資金を出すのは自分だから

と言う理由で

自身の意見を強行する人も

存在するという

ケースもあるようです。

 

こう言うと失礼かもしれませんが、

そんな状態を考えると

家を建てる必要は

ないんじゃないかなと

思ってしまいます。

 

その後を想像すると

分かりやすいですが・・・・・。

 

僕の個人的な意見は置いといて、

家族の同意というか

意思疎通が図れてない場合だと

暮らしてからいろいろな

不具合も出ますから。

 

そうなると、

住み始めてからが大変ですし

幸せになる為の家造りで

誰も幸せになれない

という結果になってしまいます。

 

それにですね、

家族と話し合う事で

家についてだけでなく、

家族の想いや

考えにも触れる事ができる、

という話しです。

 

僕が最初に

間取りの話をせずに

暮らしの話しや

家具や人生観のお話しなどで

触れているのは

そういう事です。

 

何を話したら良いか、

というのはありませんが、

どう話し合ったら

良いか考えるのが

苦手な方は

いくつか項目を挙げておきます。

家を建てる理由の共有

  • 立地条件について
  • いつまでに購入したいのか(入居時期)
  • 新築、中古、戸建て、マンションなど家の種類
  • どういった暮らしにしたいのか

 

他にも将来について

話し合ったりなんかも

良いかと思います。

 

せっかくの機会ですので、

家族とのコミュニケーションの

きっかけとして考えてみて下さい。

 

プランの打合せ

家族との意思疎通を図れた場合、

ある程度の目処をつけた

家造りの窓口に相談を。

 

プランの打合せは

ゆっくりする方が

良いかと思います。

 

1年以上、

最大で3年じっくり考えたという

方もいましたので、

着地すべき予定日が

決まっていない場合は

特に焦る必要はないです。

 

といっても、

何度も打ち合わせを行うのは

スケジュールも調整が

大変な場合もあるでしょうから

大凡の目安を

話し合っておくとよいかと

思います。

 

精神的にもゆとりのある状態を

保つことが出来るように。

 

家族と話し合った

家の条件を

箇条書きにして

伝えると言うのは

オススメです。

 

例えば

  • 家族構成(家族計画)
  • 部屋数と大きさ
  • 想定予算(現実味のある価格)
  • Instagramやピンタレストで気に入った家の情報(youtubeなんかの情報でも可)
  • 立地条件(土地が決まってない方)

 などです。

 

他にも拘りたいという

ポイントがあれば、

それも重要事項として

記入しておくといいかもしれません。

 

僕の場合は

それらを網羅しつつ

現状の生活を見直したり

将来のビジョンについて

家族でも

話し合うことが出来る

記入シート(住まいのチェックシート)を

お渡しして

そこに先ずは

書き込んで頂くようにしています。

 

書き込める内容と

そうではない内容はありますが、

それをもとにすると

家族の中でも

話し合いができやすくなります。

 

情報を整理しつつ

その余白も視野に入れながら

イメージづくりを

させていただくように

しています。

 

あと、

打ち合わせの際は

少し時間に余裕をと思います。

 

家の打合せって

非常に時間がかかります。

 

1・2時間なんて

あっという間で

気がついたら3・4時間と

言うのもザラにあります。

 

親にとっては

大事な打合せですが、

小さなお子様にとっては

非常に退屈な時間になりますので、

可能であれば

そういった内容も含めて

時間を予め

相談しておくことも大切です。

 

もちろん、

家庭の事情はそれぞれですので

時間の使い方もそれぞれです。

 

時間を区切って

複数回に分ける事もできますので、

その辺りは依頼予定の

工務店(建築会社)

ハウスメーカーや

建築設計事務所(建築家・建築士)に

確認しておくことが無難です。

 

さて、

色々と準備をして

プランの打合せに

臨むわけですが、

一つ大事な注意があります。

 

短期間で絶対に決めたらダメです。

 

もちろん、

入居のタイミングを

考えているのなら

急ぐかもしれませんが、

どうしてもそのタイミングに

合わせないといけないのでなければ、

動き出しが遅かったと諦めて、

タイミングを調整した方が

良いかと思います。

 

サービスや特典、

割引などの

その場の勢いで決めてしまうと、

7割の人は後悔します。

 

7割と言うのは

僕の知る限りでの

周囲での感覚なので、

もっと多いかもしれませんし、

少ないかもしれませんが、

後々に響いてくる事が多いですので、

その場の勢いや

営業文句で間取り確定に

落とされない様に注意して下さい。

そして、何故ダメなのか

ですが・・・・・。

 

情報を理解できないままで

家を決定する状態になる

という事です。

 

勿論、空間把握能力が高く

イメージ力もあり

図面の意味を理解できれば

問題ありません。

ですが、変な言い方をすると

図面を正確に読み取れない

専門家もいる訳です。

 

情報の意味が

理解できるようになるまで

僕は情報を調整するようにしています。

 

勉強の予習復習本番と同じです。

言語化の話しでも

そうですよね。

 

普段のご自身の仕事の中でも

感じる事はあるかと思います。

それと同じです。

 

それと意外と見落とされるのが

選択の限定ですね。

 

皆さんは新築であれば

どんなメーカーの

物(キッチンなどの水回りや床材など)でも

使えると思っていませんか?。

 

もちろん、

お金さえ出せば

どんな物も使えますが、

基本的には企業ごとに

取り扱っている商品が

決まっていますので、

予定していた商品が

使えないなんて事もありますし、

大手ハウスメーカーは

限定モデルなんかを

商品メーカーと

タイアップして

開発したりしてますので、

その辺りは使えないものも存在します。

 

注文住宅のはずなのに

ハウスメーカーが指定する

幾つかの商品の中から

選ばざるを

得ないなんて事もあり、

それ以外になると

実質的な商品価格と

手間の違いだけではなくて

それ以上の金額を請求されたりと、

言いはじめれば

きりがありません。

 

なので、

最初の打合せでは

間取りではなくて

家造りそのものに対する

考え方をきちんと整理整頓しながら

家づくりが出来るのかどうかを

相談するように

注意して下さい。

 

家というのは

そこにあるものを買う内容と

そうでは無い家づくりがあります。

 

建売住宅・分譲住宅で

良いケースもありますし

そうではないケースもあります。

 

注文住宅だから

出来る内容もありますが

その分大変な事も

存在しています。

 

楽に簡単にという事であれば

建売や分譲の

コンセプトモデル

またはマンションが

最善かも知れません。

 

ですがそれでも

オーダーメイドの家造りや

注文住宅だからこそ

実現できる内容だったり、

理想に対する対価としての

家ができた時の感動も

凄まじいものなのですが、

そこに至るまでは

本当に大変だと思います。

 

僕が書いているこのブログも

ご自宅の新築や

リノベーション・リフォームを

考えている方の

一助になれましたら幸いです。

 

過ごし方を意識した考え方も

丁寧にと思います。

 

住まいの新築・リフォーム
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暮らしの近くに存在する心地良さを中庭の恩恵を受けるように設計する住まいの考え方に体感と視覚的な効能を暮らしのイメージに寄り添いながら雰囲気と心地を堪能する過ごし方提案

2024年10月13日 | 設計の事デザインの事

家造りにおいて考える事の多い

坪庭や中庭ですが、

過ごしたい暮らしの風景に

どのような効能が

大切なのかによって

その坪庭や中庭の設計構成も

随分変わります。

※ホテルライクなラウンジをイメージしたモダンでシンプルな暮らしの提案イメージCG(中庭+リビングダイニングキッチン+DENのある家)

暮らしや生活に対して

中庭が効果的に働き

どのような体験や

経験をうみだすべきなのか?。

 

その中に風を感じるという

シーンも大切だなと

考えています。

 

木々が揺れて風を感じたり、

窓を開けて体感として

風を取り込んだり。

 

ただ中庭をつくるだけでは

風は生まれず、

効果的に窓の計画と

造園の計画が組み合わさる事で

程よいシーンが生まれて

そこに住む事で生まれる

時間の豊かさも

得ることができるのだと思います。
 
そもそもなぜ風が生まれるのか

温度差のあるところに

風は生まれます。

 

暖かい空気は

上昇気流を生み、

冷たい空気は下降気流を生む。

 

室内の場合は特に

高低差のある

窓の計画をすることで、

温度差を効果的に使って

空気を動かすことができます。

 

中庭(坪庭)の造園計画では

地面(土)を熱や日射しから守ることで

太陽で熱くなった屋根との

温度差をつくりだし

煙突のように

上昇気流をつくりだすことができます。

 

造園計画もそのような

モノゴトを意識したり、

余白を感じる

立体的なサイズ感や奥行きも考えて

木々のレイアウト(配置)も組み込みます。

 

グランドカバーと

落葉高木等が

地面に影を落とし

暑い日も涼しげな空間を

視覚的に感じる事。

 

反対に、

コンクリートの土間や

タイルは蓄熱性もあり

目的に応じてデザインも整えます。

 

情緒的(感覚的)な豊かさも

大切にしながら、

その裏にある暮らしの物事の

筋道を考えたうえで、

それぞれの住まい手さんと

暮らしと環境を心地よく

より良い住宅の提案に

努めたいと思います。

 

過ごし方を丁寧に考える

住まい造りの提案を大切に。

 

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軒を深く姿勢を低く考える平屋の家、過ごし方をイメージしつつ暮らしの趣と共に暮らしの環境を整える平屋建ての家だから考える事の出来る優位性を設計の中に組み込みながら。

2024年10月09日 | 設計の事デザインの事

平屋、ということだけに留まらない

暮らしの設計。

※平屋建ての家計画検討・軸組プロポーション検討模型

 

ご相談をいただいた際に

敷地に恵まれて、

平屋のご相談をいただく際には

平屋ということだけに留まらず

できるならばもうひとつ

屋根を低くしたいと思います。

 

機能的には雨の日、

雨傘を頭に引き寄せるように

低く持てば、

足元まで濡れにくいように

低い屋根が雨から建物を守る。

夏の暑い日、

日傘を低く持つほど

体にたくさん日影が落ちるように

低い屋根が建物に日影を落とす。

 

気持ちの面では

軒先に手が届くほどであると、

そのように守られている感じがするからなのか

屋根に包まれている安心感がある。

 

そして住まいは、

自分自身の服装よりも、

もっといつも人目にさらされるものだから、

建物自身の身だしなみとして、

低く、華美でなく、

品のある佇まいにと思います。

 

実は高くするよりも、

低くする方が詳細な設計検討が必要で

日常に不便があるようでは

もちろんだめだし

地味だが大事なことでは

屋根裏に配管配線通せない、

窓の上の外壁を張れない、

法適合とか。

 

ひとつひとつ丁寧に解くように。

 

出来上がってみれば

何事もなかったように

低い屋根に包まれた住まいが、

地に根付くように建つ。

 

そういった観点も

平屋の家には意識を持っています。

 

提案の中で様々な要素を

いつも考えています。

 

暮らしを穏やかに感じることが出来る

住まいとなるように。

 

丁寧な暮らしが生まれる

空間要素を大切に。

 

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暮らしの個性と豊かさの意味を丁寧に考えるなかで「言語化」するのではなくて「感覚」から構成する空間要素も住まい造りには大切な感度だと思います、間取りだけで執着するのではなくて過ごし方をイメージで。

2024年09月26日 | 設計の事デザインの事

光や明るさをデザインするという事。

 

素材の考え方と

窓や透かす素材の役割。

設計をする際に

光のデザインが

一番難しいポイントだと

考えています。

光そのものを

見るのではありませんが、

対象物にあたることで

様々な表情が生まれます。

この光が当たる壁や

構成要素の質感

格子などから生まれる陰影により、

その空間の空気感を

生み出していきます。

 

そして、

それらを生み出す上で

欠かせないのが

自然光やそれを採り込む窓です。

ここで窓の持つ役割について

少し書いておきたいのですが、

窓には眺望・採光・換気という

大きく3つの役割がありますが、

実はこのすべてを

1つの窓に担わせる必要はありません。

 

採光が目的の窓、

眺望のための窓と役割を分けることで、

より適正な姿の窓、

光の採り込み方とすることができて、

住まい手さんの暮らしの環境に望む

心地よい空間を

生み出しやすくなります。

 

住まい手さんとの間で

言語化できないけれど

共有できている感覚、

好きな映画や本の話などを通じて

感じとったことを

住まいづくりで

大切にしています。

 

光の表現もその一つです。

 

「ささやきが空間に漂うような家」

との要望を読み解いて

生まれた家もあります。

 

新緑の風景とそれらの要素が重なる事で

生まれるシーンも。

 

言葉にしきれない感性を

丁寧に共有することで、

住む人にとっての

最適解を提供できればと考えています。

 

皆さんにもそういった

感性の中で思う暮らしを丁寧に

思い浮かべていただければと思います。

 

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屋根のカタチを意識しつつ断熱や遮熱性能面とメンテナンスからも設計アプローチを行いつつ風情を楽しむ屋根の選択肢と暮らしの趣を提案。

2024年09月24日 | 設計の事デザインの事

住まい造りの際の

屋根の重要性について。

 

 

※切妻屋根を提案してスッキリとした外観となる佇まいと雨仕舞いを意識つつ外壁保護も考えた形状提案のCGイメージパース

 

一見目立たない屋根ですが、

そのデザインが

家全体の印象を大きく左右します。

 

勿論雨漏りなどの原因や

老朽化した際のメンテナンスについても。


家をただの住居ではなく、

魅力的な空間に

変えつつもメンテナンスも容易に考える為には、

屋根のデザインにかんしても

重視する必要があります。

 

屋根のデザインがつくる家の個性

 

屋根は家のシルエットを形作り、

個性を際立たせる重要な要素です。

 

機能と美の融合

屋根は単なる雨よけではありません。
台風や地震など

自然災害からの保護、

防音、温度調整など

多機能を持ち合わせています。

 

そして、

これらの機能性と並行して、

屋根材の商品性能や

断熱材の性能値だけではなくて

状態や形状も

大きく差を生み出す要素となります。

 

家全体の環境デザインの面でも

重要な役割を果たします。

 

外観への影響

家の外観において、

屋根の色や形は決定的な要素です。

 

外壁と調和し、

周囲の景観とも溶け込むような

デザインの方向性を

考える事で、

家全体の美しさが引き立ちます。

 

個性の表現

屋根の形状や色は

家の「個性」を示す手段となります。

 

自分好みのスタイルを反映させることで、

ただの家ではなく、

自分らしい空間を創造できます。

 

多様な屋根の形状

屋根にはさまざまな形状があり、

それぞれ独特の特徴と魅力があります。

 

寄棟屋根は、

日本の伝統家屋のイメージを

思い起こさせます。

 

四方への傾斜が特徴で、

これにより雨水の排水が効率よく行われ、

外壁の汚れを最小限に抑えられます。

 

寄棟屋根は見た目の美しさだけでなく、

機能面でも優れています。

 

しかし、

換気に関しては特別な配慮が必要です。

 

適切な換気設備を設けることで、

湿気やカビの問題を防ぐことが可能です。

 

方形屋根は

寄棟屋根と似ていますが、

屋根の最高点が

一点に集中することが最大の違いです。

 

このデザインにより、

雨水の排水がさらに効率化され、

外壁の保護が向上します。

 

この形状は換気の面での課題を抱えており、

特殊な換気設備を

取り入れることで解決できますが、

その分コストが増加する可能性もあります。

 

切妻屋根は

そのシンプルな形状が特徴で、

現代の住宅にも適応しやすいデザインです。

 

この形状の最大の利点は、

雨漏りのリスクが低いことです。

 

また、

屋根の棟が少ないため、

メンテナンスが容易です。

 

軒の出を調整することで、

よりモダンな外観にすることも可能で、

幅広いデザインのニーズに応えられます。

 

片流れ屋根は、

その名の通り屋根が

一方向に傾斜しているのが特徴です。

 

このシンプルな形状により、

防水性に優れ、

雨漏りのリスクが非常に低いです。

 

また、

太陽光パネルの設置にも適しています。

 

しかし、

傾斜が大きい方向の外壁は、

日射や雨にさらされやすく、

外壁の劣化が早まる可能性があります。

 

陸屋根は、

その平らな形状が特徴で、

現代建築によく見られるスタイルです。

 

この屋根タイプは、

都市のスカイラインに溶け込む

モダンな外観を提供します。

 

しかし、

屋根の傾斜がほぼなくて

排水勾配程度、

傾斜が1/100~1/90などですから

防水処理には特に注意が必要です。


適切な防水処理を施すことで、

雨漏りのリスクを「最小限」に

抑えられます。

 

屋根は家の機能性だけでなく、

美観においても

中心的な役割を果たす要素です。

 

さまざまな形状から

自分の暮らす家に最適な状態を確認しつつ、

屋根の魅力を

最大限に活かして

性能面からも維持管理面からも

家の外観的要素

そして「法律」による規制の内容も加味して

イメージを考える事も大切にと思います。

 

暮らしを豊かにする要素に

屋根の持っている意味を

意識する事も大切にと思います。

 

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暮らしの趣をイメージしつつ生活の環境デザインの効能を考えるという事、屋根や天井をガラス化するという考え方で暮らしの空間は様々な意味を変化させます、トップライトという価値観と設計デザイン。

2024年09月16日 | 設計の事デザインの事

家の明るさを保つために、

窓は重要な役割を果たしていますが、

屋根に設置する

トップライト(天窓)という選択肢を

ご存じでしょうか?。

※天井にシェードを設けつつ屋根を窓化した天窓

 

屋根そのものをガラス化するという

考え方もあります。

 

勿論、それなりに熱が室内に入りますから

使い勝手や目的

室内環境、性能等

様々な観点から

総合的に判断する必要性があります。

 

トップライトは、

壁に設置する窓よりも

多くの光を取り入れることができ、

周辺状況を加味したうえでですが

プライバシーを守りながら

採光を確保できるため、

特に住宅密集地や

高い建物に囲まれた場所で有効です。

 

トップライト(天窓)とは、

屋根に設置する窓のこと。

 

室内に光を取り入れることを

目的としており、

外観のアクセントとしても

利用する事もあります。

 

住宅密集地(近隣を建物に囲まれている場所)

高い建物に囲まれた場所等では、

トップライトが非常に効果的です。

トップライトには、

開閉ができないフィックス(はめ殺し)、

180度回して開ける回転式、

押し出して開ける

押し出し式などの形状があり、

手動や電動のものもあります​​。

 

基本的には部屋が明るくなります。

トップライトは

法律上では

壁面の窓の3倍の光を取り入れると

言われています。

実質的にも

多くの光を取り込むことが

出来るケースが多いです。

屋根や天井そのものをガラスで覆う

というケースもあります。

 

小さな窓であっても

多くの太陽光を

室内に取り入れられます。

特に住宅密集地や

北側に位置する部屋、

吹抜け周辺に

トップライトを設置することで、

効果的に明るさを確保できますし

場合によっては

空を風景として眺める「絵画」を楽しむような

屋根を切り取ったような空間にも

設計が可能です​​。

 

プライバシーが保たれる。

 

トップライトは

屋根に設置されるため、

隣家の視線を比較的気にせずに

採光を確保できます。

※屋根の広範囲をガラスにする場合は

様々な工夫は必要です。

 

住宅密集地でも、

プライバシーを守りながら

自然光を取り入れられるため、

安心して利用できます​​。

 

通風の確保

開閉できるトップライトを設置すれば、

通風も場合によっては

熱気の排出も確保できます。

 

高い位置と低い位置に窓を設けることで、

自然な風の流れを作り出し、

室内の空気を

より効果的に換気できます。

※設計の際に窓のサイズや高低差、設置位置をデザインする時と同じような効果

 

オシャレに取り入れるトップライトのポイント

 

明るい色調の天井や壁面

トップライトからの光を

効率的に拡散するためには、

天井や壁面を

明るい色調に仕上げることが大切です。

オフホワイトやアイボリーなど、

光を反射しやすいカラーがおすすめです。

また、塗り壁調壁紙などの

凹凸感のあるテクスチャー(質感)を

検討することで、

反射光の効果を高められます​​。

 

枠無し天窓の活用

最近注目されているのが、

室内側から

枠が見えないタイプの窓や天窓です。

これにより、

風景や空をきれいに

切り取ったような

美しい見た目を実現できます。

特に、陸屋根や傾斜が緩やかな屋根に適しており、

デザイン性も高く評価されています​​。

 

トップライト(天窓)は、

自然光を効果的に取り入れられるだけでなく、

プライバシーの確保や通風の向上など、

多くのメリットを提供します。

さらに、

明るい色調の天井や壁面を取り入れたり、

枠の見えにくい天窓を検討することで、

おしゃれで機能的な

空間美や心地良さを生み出すことが

可能にもなります。


住宅密集地や自然光が入りにくい

場所に住む方にとって、

トップライトは

非常に魅力的な選択肢と言えます。

 

勿論・・・「熱」についての

程度や開放感、自然採光の意味を

よく考える必要性もあり

明るさと暗さの意味についても

その効能をよく考える事が大切です。

 

暮らす場所の効能を

どのように意識して

住まいの事を考えるべきなのかにより

天窓(トップライト)が生み出す

効能にも恩恵とその逆の意味も存在します。

 

過ごし方に程よく寄り添う窓の考え方。

 

暮らしに大切な要素を

皆さんならどうイメージしますか?。

 

窓についての意識も

住まいづくりには

大切な要素ですから。

 

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部屋を広く感じるようにイメージから整える事も間取りの工夫につながります、部屋全体のインテリアコーディネートを考える事も家造りの考え方には大切です。

2024年08月08日 | 設計の事デザインの事

明るくて淡い色で統一すると

実際の部屋の広さよりも

広く感じやすくなります。

部屋を実際以上に広く見せるのは

膨張色と呼ばれる白やクリーム色などの

明るく淡い色。

 

壁や天井だけではなくて

床周辺を含めて

空間全体をそのような色調で統一すると

窓から入る光も

部屋全体によくまわり

いっそう広がりを感じやすくなります。

 

圧迫感も抑えられて

家具も含めて

ナチュラルなカラーや白系を使う事で

スッキリとした空間になります。

 

暮らし方のイメージに合わせて

部屋のカラーリングも

イメージする事は大切。

 

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