バルコニーやウッドデッキ、
テラスを
部屋の延長として
利用する間取り計画と
暮らしを楽しむ付加価値。
※奈良県宇陀市の郊外に建つLDKとウッドデッキを繋げたアウトドアリビングを楽しむガレージハウス
自然とつながる
住まいの新しいかたち。
現代の住まいづくりでは、
室内だけではなくて
外部空間を
積極的に取り入れる
間取り計画も
暮らしの可能性を
高める手法の一つとして
認識されています。
※LDKに直接つながるウッドデックのある庭
特に、
バルコニーやウッドデッキ、
テラスを
「もう一つのリビング」として
活用する間取りは、
暮らしの楽しみ方に
新たな付加価値を
もたらします。
※二段式にしてR加工を施すことでベンチ代わりにもなる設計の提案
外の空気を感じながら
食事をしたり、
星空を眺めながら
リラックスしたりと、
家の中にいながら
アウトドアのような
開放感を味わえる
贅沢な暮らしが実現します。
インドアとアウトドアの
中間領域をデザインすることで、
住まい全体がより豊かになり、
家族との時間や
自分だけのリラックスした
ひとときを
充実させることが可能です。
バルコニーやウッドデッキ、
テラス単体ではなくて
家と暮らしの総合的な
考え方としての付加価値と
その効果的な活用方法について
考える事も
生活を豊かに考える
手段にもなります。
バルコニー・ウッドデッキ
テラスの特徴と違い・・・・・。
バルコニーは
建物の2階以上に設けられる
屋外スペースで、
多くの場合、
壁や手すりで
囲まれています。
狭い空間でも
テーブルとチェアを置くだけで
「プライベートカフェ」のような
雰囲気をつくることも可能です。
住宅地や都市部では
限られた敷地の中で
外部空間を確保できる
利点があります。
ウッドデッキは
地面に近い位置に設置される
木材のプラットフォームで、
庭と室内をつなぐ
中間領域として機能します。
庭との一体感を持たせることで、
子どもの遊び場や
ペットの憩いの場としても
活用できます。
また、
木材特有の温もりや
ナチュラルな質感が、
アウトドア気分を高めます。
テラスは地面に
直接接する屋外空間で、
広々とした開放感が
特徴です。
コンクリートやタイルで
仕上げることが多く、
バーベキューや
ホームパーティーの場
アウトドアリビングとしても
適しています。
ガーデニングや
ソファセットを置いて
くつろぎの空間として
活用する事も
プランや間取りの考え方で
大きく差が出ます。
空間を活用した
間取り計画・・・・・。
部屋と外部を一体化する工夫。
バルコニーやウッドデッキを
リビングやダイニングと
つなげることで、
外と内が
自然につながる空間が
生まれます。
例えば、
大きなガラス窓や
引き戸を採用すれば、
視覚的にも物理的にも
開放的な雰囲気を
演出できます。
硝子で囲う事で
また一つの
間取り空間にもなります。
ゾーニングの工夫。
外部空間を利用する際には、
用途ごとに
ゾーニングを
明確にすると便利です。
※ゾーニングとはエリアを決める事です。
例えば:
- リラックスゾーン:チェアやハンモックを配置
- アクティブゾーン:子どもの遊び場やスポーツエリア
- グリーンゾーン:ガーデニングや植物を育てるスペース
これにより、
生活シーンに合わせて
空間をよりよく
使い分けられるようになります。
暮らしを豊かにする
具体的なアイデア。
アウトドアリビング
としての活用。
ウッドデッキやテラスを
屋外リビングとして利用すれば、
家族との団らんや
友人を招いての
交流の場としても活躍します。
外部空間用の
防水ソファや
クッションを取り入れることで、
より快適な環境を
つくり出すことに繋がります。
ガーデニングスペースの活用。
外部空間で
植物を育てることは、
リフレッシュ効果や
食育にもつながります。
ハーブや野菜を育てれば、
キッチンガーデンとしても
価値を持つようになります。
薪ストーブや
ファイヤーピットの導入。
夜の時間を楽しむために、
ウッドデッキやテラスに
薪ストーブやファイヤーピットを
設置するのもおすすめです。
暖を取るだけでなく、
焚き火の揺れる炎は
リラックス効果を
もたらします。
バルコニー・テラスを
楽しむインテリアと
設備家具選び。
屋外専用の
家具を選ぶことで、
雨風による劣化を防ぎます。
照明: ソーラーランプや
間接照明を使えば、
夜間の利用も
安全でおしゃれな空間になります。
グリーンインテリア: 観葉植物を
バルコニーやウッドデッキに
置くことで、
さらにナチュラルな
雰囲気を生み出します。
最近の調査では、
マンションでも
庭やバルコニーを
積極的に利用する家庭が
増加しており、
全体の60%以上が
アウトドア空間の充実が
マンションや家選びの
ポイントになると答えています。
また、
これらの空間を活用することで、
家族間のコミュニケーションが
増えたという声も
多く聞かれます。
アウトドアと共に
暮らす家を考える・・・・・。
バルコニーやウッドデッキ、
テラスを取り入れた間取りは、
単なる「家の延長」ではなく、
暮らしそのものを
アップデートする
可能性を秘めています。
自然と調和した空間で
過ごす時間は、
家族や自分自身にとって
大切な暮らしのシーンを
生み出す環境にもなります。
家づくりに、
部屋を延長する
暮らしの空間を
ライフスタイルの
可能性として
を取り入れてみては
いかがでしょうか?。
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