奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

建築家 の休日

2007年10月28日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

建築家の自邸からは柿が見えます。

毎年変わらない秋の風景です。

風景って大事ですよね。

建築家の創造する建物も風景として残ります。

建物を見たとき、風景として記憶に残る・・・・・。

建物は大事な風景のひとつなんですね。

奈良県の橿原市には今年、景観条例というものが出来て、

景観形成の基本方針が定められています。

そのガイドラインに沿って建物を計画する事になります。

もちろん、商業施設であれば、看板も・・・・・。

景観条例の届出対象になる場合は、

商業施設(お店)等であっても、

条例基準に従う事になります。

必要に応じて景観アドバイザーの意見を聞いたり・・・・・。

商業業務地系区域という景観条例区域の場合、

形成基準の一例として、

空調用の屋外設備等を隠し、道から見えないようにする。

低い部分の外壁を街並みづくりに配慮したデザインとする。

隣接敷地との連続性が保たれた大きさ、形態とする・・・・etc。

お店を建てようとおもっても、

オーナーさんは、

独自のデザインを建築家に求められなくなる

場合もあるということです。

条例で風景を考える・・・・・。

景観を条例で保つという場所は、

ルールについて、建て主さんの理解も必要になります。

景観、風景を考えるって難しいです。

奈良 建築家 建築士 設計士 設計事務所 建築事務所 やまぐち建築設計室

 

 

 

 

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