人生の潤いを生み出す暮らしの空間を
設計デザインのチカラで・・・・・。
※平屋の住まい間取り計画事例提案鳥瞰デザイン図(生活空間の分断と一体化を融合した事例)
よく考えられた家を建てると
暮らしが楽しくなる。
このブログでもよく書いている
動線の事ですが
別途(Twitter・インスタグラム)
SNSからもDMにて
相談が多いので、
こちらで少し簡単に
暮らしの動線計画について
書いておこうかと思います。
暮らし方に添った「動線」が良いと
住まいは過ごしやすくなる。
人や物が移動するときの
経路のことを「動線(どうせん)」といいます。
小売店などの店舗設計では
お客さまが移動する経路(客動線)を
考えて売場設計を行いますが、
この動線の良しあしは
売り上げにも影響する
重要なものです。
そして住まいの設計においても
動線は重要です。
住まいの動線には、
炊事や洗濯、掃除などの「家事動線」、
トイレやお風呂(浴室)洗面に行くための「衛生動線」、
お客さまが移動する「来客動線」などがあります。
これら種類が違う動線を
なるべく交わらないようにする事や、
よく行き来する動線は
短くすることが
ポイントになります。
例えば玄関から
客間に行く動線上に
浴室などを配置することは、
家族のプライバシーを考えると
避けたいところです。
また料理をしながら
洗濯をする方には、
キッチンの近くに
洗濯機などを配置して
家事動線を移動しやすいルートで
計画するべきですし
逆にそれらを区分した
暮らしが生活環境に馴染んでいる場合は
ルートを逆に優先順位が
変える方がよい事もあります。
トイレも寝室などから
離れ過ぎているのは
基本的には不便なものですが
住み方・・・ライフスタイルによっては
逆に遠くなるルートで
計画した方が良い場合もあります。
住まいは暮らしの文化と
きちんと意識を設計する事が大切。
家族それぞれの生活環境と
暮らしの文化を見直す事。
家族間で意識すべき事柄は
きちんと整理整頓する事で
配慮すべき移動ルートに
質の違いが生まれますから・・・・・。
住宅計画での思考の範囲は
家の事を考えるよりも
暮らし全体を丁寧に・・・・・。
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