奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと暮らし方の変化で必要となる部屋の実用性と変化への柔軟性・・・・・新築でもリフォーム(リノベーション)でも暮らし方の拡張性を間取りに落とし込むように。

2021年10月05日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※一階LDK空間とつながる子供部屋(将来はリビングの拡張空間)

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

※一階LDK空間とつながる子供部屋(将来はリビングの拡張空間)

 

新たに家を計画する際、

リビングや水廻りはもちろんのこと

それぞれの部屋についても

考える事は色々あるかと思います。

※一階LDK空間とつながる子供部屋(将来はリビングの拡張空間)

 

まだ成長期前、成長期中の

子供のいる家庭では、

子様の成長にあわせて

子供室を設けておく必要も

考えられるでしょう・・・・・・。

 

それぞれの暮らしの環境下で

子供室を計画する際に

考えていきたいポイントは

異なりますが、

今後の成長が長い期間を要する場合。

 

まず、子供室の考え方として、

子供が小さな時は

親の目が行き届く

家事空間近く・・・例えば、

リビング周辺で遊び

寝室は親と共にするというのが

一般的なように思います。

 

しかし子供も成長し

小学高学年から中学生くらいの年頃となると

体も大きくなり個室(子供室)という

別空間で過ごす時間も増えてきます。

 

しかし、この子供室が必要となるのは

10数年くらいとなることが多く

子供が大人に近づき、

家を出るような生活環境になると

部屋が丸々空いてしまうということも

考えられます・・・・・。

 

家の数十年という年月を考えると

子供が家を出られたあとも

その空間を有効に使えるように

子供室は長い年月を踏まえた上で

計画するのが望ましいと考えています。

 

よくある事例ですが

子供室の考え方として、

例えば子供が2人いるご家庭では

子供室となる空間を一つ設けておき、

小さな頃は広く一体的に使い

子供が小学高学年頃になると

子供室の真ん中に家具や仕切りを用意して

それぞれのスペースを作り、

遊びや勉強や就寝を行うことができます。

 

しかし、子供の性別が違ったり

ライフスタイルによっては

この方法では難しいケースも考えられます。

 

そうした場合は

個々に子供室を設ける必要がありますが、

それぞれの個室を設ける際は

特に子供が成長し大人になって

家を出たあとの使用する用途を

考えておく必要があります。

 

子供が出た後も

活用出来る空間はそれぞれの生活や

暮らしの成り立ちに対する文化によっても

異なりますが

普段使いする空間と兼用させることや

それぞれ個室を設ける場合は

子供室を広すぎないように計画したり、

ロフトを有効に活用したりする事、

二階ホール等と兼用する空間に出来る工夫等、

 

子供室が2室あるとして

将来2人とも家を出たあとに

片方は納戸や書斎として使い、

もう一室は子供が帰省された際に

寝泊まりできるような部屋にしておくなど

将来に渡って考えた上で

部屋の大きさや配置を検討しておく事で

家そのものの使い勝手も変わりますよ。

 

家づくりを考える際は

子供室の考えを一例に、

その時の現状だけでなく

ある程度先を見据えた生活

考えた上で計画する必要があります。

 

 

過ごし方の変化も固定しすぎないように

ある程度柔軟に

余白を残した計画性で・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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