奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

和モダンの思想と暮らしのデザイン設計、あいまいな半屋外の空間が暮らしと和の趣、風情を意識する空間となる「庭屋一奴」のデザインコンセプトを暮らしの一部に吸収する間取りの価値。

2022年02月04日 | 和モダン 思想

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※和モダンの住まい(もてなしの家)・屋根軒下を和の縁側のような外縁空間に設計デザイン。

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

今日の打ち合わせでの

コンセプトメインは「庭屋一奴」にて。

 

色々な偶然もあり、

今日は別の場所でも「庭屋一如」が話題に。

 

「庭と建物は一つの如し」という意味で、

庭と建物の調和がとれた

そんな空間を指します。

 

住まいの軒下には

僕はそんな「意識」的な事を

考えながらいつも「施し」を

デザインしています。

 

暮らしの中に感じる「おもてなし」。

 

和の建築、

桂離宮や町屋の坪庭・奥庭のように、

日本の住まいの伝統であり、

庭と家と人の関係として

本来の自然と人は分かち難く

つながっているという

日本人の「心情」のあらわれです。

 

山の風情を感じる庭を設え、

そこに木々を生けるように

建物をそっと落とし込む

そういう風情が本来かと・・・・・。

 

土地の声をきき、

恵みを生かすその設計の際は

建物の建つ敷地に

時刻を変えて

何度も足を運ぶのはその為。

 

そして敷地内だけでなくて、

周囲も含めて「場の声」に

意識を傾けるように・・・・・。

 

五感を使いつつ、

景色、緑、風、香、光など、

その土地の恵みを掘り起こしながら、

庭と住まいへ最大限に生かす思考。

 

それはある意味で「間取り」でありつつ

庭と建物との境界をなくすように。

 

日本の住まいには昔から、

縁側、濡れ縁、通庭といった、

内か外か曖昧な空間が

たくさんあるだけでなくて、

外との関係性を日常に持ち込んでいます。

 

現代的には「家時間」が増えた

そんな影響もあるのか、

アウトドアリビング的な考え方も

注目されています。

 

そのような庭の場に対して

あいまいな空間を

暮らしに「設える」ことで、

小さな家の中にいても

狭さを感じることなく、

逆に広い家での場合は

風景を愛でるエリアの開放感と

季節を肌で感じる場として。

 

日々の暮らしの「場」を

丁寧にそして意識とともに

暮らしをデザインするよう

「庭と暮らしと家と人」を間取りの距離に。

 

住宅計画での思考の範囲は

家の事だけを

閉鎖的にを考えるよりも

暮らし全体に意識を向けて。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線の提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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