奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家造り、暮らしの環境改善にも様々なアプローチがあります、リフォームやリノベーションでも性能を改善、間取りから暮らし方を変化させたり質の向上をデザインしたり、暮らしの手段と目的もデザインの付加価値です。

2024年02月19日 | リフォーム・リノベーション・アドバイス

 

家造り、暮らしの環境改善にも

様々なアプローチがあります。

 

※リノベーション現場での打ち合わせ

 

新築のケースもあれば

リフォームやリノベーション

増築等、

実家をリノベーションしたり

中古住宅を購入して

リフォームしたり

今暮らしている

家の環境が変わった事にあわせて

リノベーションを施したり・・・・・。

※構造補強をしながら間取りを変更して環境完全を行うリノベーション

 

大切に暮らすための

リノベーションやリフォームという手段。

※二階にLDK空間を設けたリノベーション

 

リノベーションするという事は、

家のことや暮らしの事を

考えるきっかけでもあります。

 

そのうえで暮らしの物語を

ずっと引き継いでいく。

 

日々の暮らしを整えて、

1日1日を

大切に暮らすために

リノベーションという手段は

環境によって

必要だと思います。

 

色々なカタチでの

リノベーションがあります。

 

新しい価値を創造する

スタイルリノベーション。

 

ライフスタイルを変える事が出来る。

 

マンション・一軒家に関わらず、

古くなった建物の

設備などを入替えて、

綺麗にするだけでなく、

ご家族のライフスタイルに

変化させることの出来る、

新しい価値を創造するリフォーム。

 

必要な分だけ、

ここだけリノベーション

 

暮らしのお気に入りが増える

キッチンだけ、

浴室だけのように

経年劣化で傷んだ設備の入替えや、

リビングだけ

断熱を強化するといった

住宅性能の足りていない部分を補います。

 

小さなことの積み重ねで、

より快適に

永く暮らしていただくための

リノベーションにも色々あります。

 

正しい点検で家族を守る

安心リペアのリフォーム。

 

リペアからは、

安心が生まれます。

永く住めば必ずどこかで

家は傷んできます。

 

とくに雨風に晒される

屋根や外壁は

傷みやすく、

適度なメンテナンスが必要です。

 

傷んだ部分を放置せず、

状況によって

定期的な点検とリペアで

家の健康状態を保ち、

大切な家族の安全と安心を守る

リノベーションも手段の一つ。

 

リフォームやリノベーションと言っても

様々な手法があります。

 

どのような目的での

リフォームやリノベーションなのか?。

 

暮らしの未来を

丁寧に考えてみませんか?

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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土地探しと暮らしの事、それぞれに状況の違いがあるもののご相談も多いので、土地探しで考えている事などが役立つ情報になるのではないかと思い、今更ながらどのようにして土地を決定するのかという事を少しだけ。

2024年02月19日 | 暮らしの事イロイロ

昨今、資材高騰や

不動産価格高騰などにより、

家づくりのハードルが上がってきています。

※土地探し時の様子

 

資金計画や

地選びがより重要なフェーズとなります。

 

それぞれに

状況の違いがあるものの

土地探しで考えている事などが、

役立つ情報になるのではないかと思い、

今更ながら、

どのようにして

土地を決定するのかという事を少しだけ。

 

最初の段階での

土地選びで重要視するのは

大きく分類して2つです。

1つ目は初期段階に

資金計画を行い

資金配分のバランスを

見極めることです。

総予算(土地・建物・設計料・諸経費等)。

何にどれくらい費用が掛かり、

土地や建物に掛けられる

予算がいくらなのか、

妥当なラインを見極めないと、

土地は購入できたものの

建物に掛けれる費用が不足して

満足した計画にならない、

最悪の場合は

土地は購入したけど

計画ができない

という事態になりかねません。

 

初期段階での資金計画は

とても重要なフェーズになります。

 

結果、

土地は1900~2200万、

郊外の不便な土地を探す

地域範囲によっては1000~1300万(地域性によります)

 

建物は2600~3000万、

が妥当なバランスだと結論付け、

土地探しを行いました。

※過去事例です

2つ目は「設計目線の土地選び」です。

土地の予算が1900~2200万なのは

決して余裕がある

状態ではありません。

 

当然に完璧な土地を

購入することは難しくなります。

 

一定のデメリットなどがありながら、

それを設計の力により

払拭できるような

土地の選び方が必要でした。

勤務地や交通手段、近隣の環境や過ごすイメージ等

そして、

予算を考慮した結果での

土地探しのターゲット。

 

20件近い土地を精査し、

5件程の土地を見学しました。

 

そんな中で辿りついた

土地候補。

 

高台を売りにしている

分譲地だったのですが、

住まい手さんも僕も、

その景色が

魅力的なものとは感じませんでした。

 

高台に面していない側(道路側)は

価格が低く設定されていたこともあり、

そちら側のみに

絞り検討を行いました。

 

その中でも

最も安く価格設定がされている土地の条件が

良いことに気付きました。

 

以下に羅列します。

①土地の幅・南北に長い土地
並列駐車を諦め、

縦列駐車としても、

建物の計画は問題なくできる

土地の幅があることが判断できました。

加えて、

縦列駐車にすることにより

建物を道路側(北側)に寄せて

計画できるため、

南側から日照が

確保しやすくなることが予測できました。

②東側隣地の専用通路
土地の東側隣地と、

その先の隣地も連続して

専用通路がある状態でした。

 

専用通路に建物が建つ可能性は

極めて低いため、

東側は6M(専用通路3M×2)の空地となり、

日照条件が良いことが予測できました。

③北側斜線の有利さ
第一種低層住居専用地域だったため、

北側斜線による規制(法律上の制限)

※北側の隣地の日照を確保するための建物高さ制限

がありますが、北側が道路であることと、

方位の関係上、

制限を受けることはほぼなく、

自由度が高いと判断できました。

④防火指定の有無
防火指定が無い地域

※火災などへの対策の必要性が低い地域

だったため、

法律上サッシ(窓等)を

防火設備(火に強い構造)にする必要がなく、

建物費用が抑えられると判断できました。

⑤地盤の強度
事前に確認した開発資料

※土地の分譲に関する資料

から高台側は

擁壁の築造があるため盛土でしたが、

高台から離れている道路側は

盛土でないと判断できました。

 

加えて、

近隣の地盤調査データを取得し

読み取った結果、

地盤の強度が高い、

つまりは、

地盤改良の可能性が低く、

建物に充てられる費用が多くなることが

予測できました

※これに関しては絶対ということはないため、

可能性を含めて、

余裕度をみながら建物計画を進めましたが、

結果的に事前調査を行った結果

地盤改良は必要なかったため、

建物費用に充当しました

上記の5つの条件などから

土地の購入を確定。

 

間取りと仕上げ材のプランには

相当な工夫が必要でしたが

当初の資金計画通り建物は完成し、

竣工(完成)しています。

 

初期段階から資金計画をしっかり行い、

設計目線で土地選びをすると、

家づくりの可能性が広がるかもしれません。

 

そんな参考の一つになれば幸いです。

 

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住まい手さんの暮らしを丁寧に考える暮らしの趣をデザインする時間、注文住宅だからこそ考えるべき設計と間取りの持つ意味と暮らしの本質を紐解くように。

2024年02月19日 | 暮らしの事イロイロ

 

新築は年間6棟迄に集中し、

ゆっくりと住まい手さんの

暮らしを想像しながらの家づくり。

※住まい手さんとのインテリアスタイル打ち合わせ

 

お任せいただいても、

一緒に考えて頂く

スタイルです。

何十年後も住まい手さんの

暮らしに寄り添えるような

デザインを見つけるには、

時間はかかりますが、

一緒に考え続ける事で「解(こたえ)」が

見つかると信じています。

 

 

注文住宅だからこそ

暮らしの根本を解決する事は大切です。

 

ご要望はたくさん出てきます。 

注文住宅は

注文(要望)どおりに造る家で

はありません。


すまい手さんの要望どおりの土地であっても、

将来的なリスクやコストなどを考えて、

お勧めできない土地であれば、

はっきりと伝えます。


家づくりでも、

ご要望が住まい手さんの

暮らし方に合わないなと感じれば

同じです。

言いにくいことなので、

伝えるには少し勇気が必要です。 

 

それでも、

言いにくいことを飲み込まない。

伝えるべきことは伝える。

そうすることが、「信頼に値するコト」に

繋がるのかなと思っています。

 

住まい造りでの「YES」だけでつくられた

不幸な家の改善相談もたまに「お問合せ」いただきます。

 

会社でもそうですが、

指揮権のあるひとの周囲が

「YESマン」で揃えられている会社は

冷静な視点で物事の分別が

つかなくなってきます。

 

家づくりではそうならないように

暮らしをキチンと考える事。

 

家事や日常の暮らしを再現すること。

様々なシーンを思い描く時間を

丁寧に価値観から紐解く事。

 

理想を大切にしながら

現実をしっかりと考える事。

 

丁寧な暮らしを

真面目に考える時間を大切にと思います。

 

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移住と暮らしの価値観を紐解きながら土地探しや中古住宅のリフォーム・リノベーションを考えてみる、暮らし方の基準をどのように考えるのかによって奈良の魅力を感じながら過ごしてみませんか?

2024年02月17日 | 暮らしの事イロイロ

 

奈良で暮らすという選択肢。

 

 

※ガレージライフと広い庭で過ごす風景と遊びを楽しむ家

 

※LDKから続くウッドデッキはテラス的な空間としてBBQやブランチ、自立ハンモックなどで遊びのスペースに

 

※夜の静かな時間に灯りの風情を愉しみつつ星空を眺める憩いの暮らし提案

 

新築や中古住宅を購入しての

リフォームについて、

奈良県外から奈良への移住について

ご相談をいただく事もあります。

※明日香村の広大な風景と風情を満喫する和の暮らし

 

※日常的なゆとりを心地よく愉しむ夜の灯りや静かな夜の時間を提案

 

奈良公園や東大寺、明日香の風景や

吉野の歴史等

観光資源がたくさん保有する古都・奈良。

最近は個性的なお店も増え、

ますます注目度も高まっています。

 

自然にも恵まれた環境や、

関西都市圏へのアクセスの良さもあり、
「暮らす街」としても

年々人気が高まってきています。

 

実際、やまぐち建築設計室で

設計監理を手掛けさせていただいた

すまい手OB様・OG様の中にも

奈良に住み、

大阪や京都で働くという

暮らし方をされている方も多くいらっしゃいます。

 

また、

自然を身近に感じられる環境や景色が多く、

その上都市圏に比べると

土地や物件も比較的手頃な価格で、

「理想の暮らし」を手に入れやすいのも、

奈良ならではだったりします。

そこで、

これからの暮らしを考えはじめたとき
「奈良で暮らすこと」に

興味をお持ちの方を対象に、
自分たちが理想とする方々。

暮らしやライフスタイルをまずはじっくりとお聞きし、
住まいづくりのお手伝いを致します。

 

もちろん、

暮らすという視点での

街の魅力も合わせてお伝えできればと思います。

土地・物件探しから、

新築注文住宅、

戸建て・マンションリノベーションまでご相談可能です。

「暮らす」という視点での奈良の街の良さとは?

 

①比較的ゆったりとした敷地が多く、

 伸び伸びと暮らせる

都市部では狭小地が多く、

庭や2台以上の駐車場の

確保も難しいのが現状です。

 

奈良では、

比較的ゆったりとした敷地が多く、

場所にもよりますが

お隣さんとの距離も十分に確保されます。

 

お庭やテラスも取れるので、

BBQやガレージライフ、

プール遊び等も。

 

②無理のない資金計画

都市圏に比べると比較的手頃な価格で、

物件や土地を

手に入れることが可能なため、

ご予算の中で、

理想の住まいづくり

やりたかったことが実現しやすいです。

 

③暮らしやすい生活環境

自然や緑に囲まれた環境だったり、

生活圏も近かったりしても

比較的ゆったりと過ごすことができます。

 

また住宅街であっても、

道幅も広く取られている地域も多いため

運転が苦手な方でも安心感のある地域も多いです。

 

都市機能(スーパーや病院、銀行など)も充実しており、

日常生活にも環境の良い状態で

馴染むことも出来ます。

 

④関西都市圏までのアクセスの良さ

大阪中心部まで、

電車で約20分(近鉄生駒駅より急行の場合)でいけます。

通勤通学にも便利な街です。
参考:JR王寺駅〜JR難波まで、約30分、

大和八木駅〜鶴橋駅まで、約40分

 

奈良での暮らしを

イメージしてみませんか?

 

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暮らしやすさのカギとも言える「家事動線」の話し、間取りの工夫に暮らし方の価値基準と家事の視点を価値観から拡張しながら生活をデザインするように最適解の設計提案を。

2024年02月17日 | 家 住まい 間取り プラン

暮らしやすさのカギ

とも言える「家事動線」の話し。

 

 

※平屋の住まいリノベーション・リフォームプラン検討鳥瞰間取り図

 

暮らしの中にある

いくつもの大切な動線。

 

日々の暮らしの中には

特に重要な動線が2つあります。

 

「生活動線」と「家事動線」です。

 

※平屋の住まいリノベーション・リフォームプラン検討鳥瞰間取り図

 

「生活動線」とは朝起きて、

洗面所に移動して、

顔を洗って歯磨きをして、

ダイニング等で朝食を食べて、

身支度をして、

玄関から外出するといった

生活をするための動線。

 

「家事動線」とは

買ってきた食材を冷蔵庫に片づけて、

調理をして食卓に出すまでや、

洗濯物を洗って、

取り出して干し、

取り込んでたたんで、

それぞれの場所へ

片づけるまでといった

家事全般をするための動線です。

 

家事動線の良い家は

毎日の家事がしやすくて

家事ストレスを

軽減することができます。

 

家事動線の悪い家は

掃除や洗濯、

調理などの際に

面倒が多くなり

ストレスだらけになってしまいます。

 

この「家事動線」についてですが

キッチンの家事動線は

アイランドキッチンだと

回遊できるような状態にもなるので、

リビングや他の場所への移動が

楽になり、

比較的家事効率が上がります。

 

ただ、

他のI型キッチンや

ペニンシュラ型キッチンタイプの

キッチンよりも

間取り上、

広さが必要となる点や、

価格が高額となる点に

注意してください。

 

対面型キッチンは

料理をすぐに出すことができたり、

食べ終わった食器を

キッチンに運びやすかったりと、

家事効率が上がります。

 

ただ、

キッチンと食事をする場所が

離れている間取りとなると、

移動距離が増えて

カトラリーや料理の持ち運びが

大変になったり

片づけの際の移動距離が

長くなるケースもあります。

 

キッチンシンクと

食器棚の距離が近いと、

洗った食器を

すぐに片づけられるので

その場合は

家事効率は上がります。

 

食器棚が遠いと、

食器を洗った後や

プランによっては

食洗機や

シンク横のカゴに置いたまま

という事もあります。

 

先にも書いたキッチン配置の種類で、

片側だけが

壁にくっついた

ペニンシュラタイプの

対面キッチンで、

後ろに食器棚や冷蔵庫を

配置したキッチンスペースの場合は、

奥に冷蔵庫を設置してしまうと、

飲み物などを

取りに来た家族が

調理中に後ろを

移動することになります。

 

包丁を持っている時や

火を使っている時に

子供が入ってきて

後ろを歩いたりすると

気が気じゃないですよね。

 

となると、

冷蔵庫はキッチンスペースの

手前に置いた方が

ストレスを感じずに

使えると思いませんか?

 

どれも些細なことのようですが、

毎日の暮らしの中で

積もりに積もって

大きなストレスに

なってしまうので注意してください。

 

どれだけ「キッチン周辺での家事分析」が

出来るのかという視点でも

間取りや暮らしの充実度は

随分変わります。

 

洗面脱衣室の家事動線。

洗面脱衣室の位置は

洗濯が効率よくできるか?

ということを

軸にして考えてみてください。

 

洗濯機を置く場所、

干す場所、

衣類を片付ける場所を、

なるべく近づけるような

計画性がポイントです。

 

外に干すのであれば、

デッキやベランダ、

バルコニー等のスペースに

すぐ出られる場所に

配置すると利便性も上がります。

 

脱水したとしても

濡れて重たくなった洗濯物を

抱えて階段を

上り下りするようでは

効率的とは言えません。

 

ランドリールームや

ユーティリティー

洗濯室等を

計画する間取りであれば、

そこに衣類を干すことが出来るので、

洗濯機を置く洗面脱衣室と

隣接させるのがオススメです。

 

洗濯物を干すのではなく

乾燥機(乾太くん等)を使うのであれば、

洗面脱衣室に

タオルや下着類等を

片付けることも出来る

収納を計画しておくと、

乾いたものをすぐに

整理できるので

家事効率も上がります。

 

さらに、

キッチンと洗面脱衣室、

ユーティリティーや家事室の

場所が近ければ、

洗濯機を回しながら料理をして、

干してまたキッチンに戻って

料理を再開するといった

動線が確保できるので

時間や作業の手間が

効率的になりやすい間取りになります。

 

これが「水まわり集中設計の家事動線」と

呼ばれるプランです。

 

リビングの家事動線。

多くの場合、

リビングは家族生活の

中心となる場所です。

 

どの部屋からも

アクセスが良いように

計画すると

暮らしやすさに繋がります。

 

子どもが小さい頃は、

家事をしながら

子どもの様子が見えると安心なので、

キッチンから

リビングが見渡せる間取りが

良いという事もあります。

 

仕事の合間に

家事をこなすことができるように、

ダイニングテーブルで

在宅ワークをする

というケースもありますが、

リビングの一角に

仕事用のスペースを設けるのも

一つの策といえます。

 

個室にしなくても、

収納家具などで空間を区切れば

十分作業等に

集中することも可能です。

 

※作業の得意不得意は

 間取りと連動して考慮が必要です。

 

収納の家事動線。

収納は各部屋にある方が、

それぞれの部屋で

整理がしやすいですが、

家族全員の衣類を

洗濯して干してたたんで

片づけると考えると、

収納する場所が

1ヶ所で済むような

家事スペースや

ファミリークローゼットを

計画するのも

良いケースもあります。

 

ただ、

リビングで使うものは

リビングに、

キッチンで使うものは

キッチンにと、

その部屋で必要なものは

その部屋に収納できなければ

家事効率は下がりますし

整理収納も複雑になってしまいます。

 

収納は

どこに何があれば作業しやすいか?

を吟味する事は大切です。

 

玄関の家事動線。

玄関とキッチンまでの動線を

短くすると、

まとめ買いした食材を

すぐに収納することができるので、

比較的便利な間取りになります。

 

玄関からすぐの場所に

キッチンと繋がるパントリーがあると、

さらに家事効率が

上がりやすくなります。

 

玄関の土間収納スペース。

小さな子どもがいる家庭では

ベビーカーの置く場所に

困る事もあります。

 

玄関の土間スペースを

広く取っておいても良いですし、

玄関横に土間収納スペースを

設けるのもオススメです。

 

土間収納スペースは

ベビーカーだけではなく、

靴や雨具、

キャンプ等のアウトドア用品や

趣味の自転車、

子どものスポーツ関連用品等、

室内に収納しづらい物の

保管場所として役立ちますし、

玄関が常に

片付いた状態になるので

オススメです。

 

その他の家事動線として

コンセントの「数」と「配置する場所」も

家事効率を上げる

重要なポイントです。

 

掃除ロボットと基地の関係性や

別途掃除機をかける時や

キッチン家電を使う時など

自分が家のどの場所で

どのような家事をするのか?

どこにコンセントがあったら便利か?

を間取りと共に

家具や家電配置と連動して

考えておくことは大切。

 

リビングは明るく広く

キッチンはおしゃれなものに

という希望はよく聞きます。

 

けれど、

長く暮らす家だからこそ

見た目やデザインだけではなくて

自分たちにとっての価値観と

暮らしやすさとは何なのか?

という観点にも

こだわってください。

 

まずは今、

家事のどんなことに

不便を感じているのを

考えてみてください。

 

そして、

その不便を解消するためには

どうしたら良いかを

考えて見直していけば、

自分達にとっての

暮らしやすい環境を

見つける事が出来ますので。

 

理想も大切です

だけどそれを実現する為には

現実を見つめる事も大切だという事。

 

住まいの打合せ時には

家事のこんなことに

不便を感じていて・・・・・。

と、ご相談ください。

 

家づくりもそうですが

暮らしの総合的視点から

価値観を紐解いた

最適解のアイデアを考える事が重要です。

 

「家づくり」はもちろんのこと

「資金計画」から

「土地さがし」について

そして大切な「暮らしの価値」を考える事。

 

暮らし方から間取りと環境を考える

住まい造りを丁寧に。

 

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世界最大級の家づくりのプラットフォームHouzzにてBest of Houzz2024を受賞いたしました。

2024年02月17日 | 暮らしの事イロイロ

 

世界最大級の家づくりのプラットフォーム

Houzzにて

Best of Houzz2024を受賞いたしました。

 

以下・Houzzプレスリリースです。

やまぐち建築設計室が

住まいの専門家アワード「Best of Houzz 2024」を受賞

〜 世界中の Houzz コミュニティで最も支持されたデザインとサービスを Houzz が発表 〜

 

[やまぐち建築設計室]

所在地:奈良県橿原市縄手町387-4(1階)[建築家 山口哲央]

以下、[やまぐち建築設計室]は、

世界最大級の家づくりと

インテリアデザインの

プラットフォームを提供する

Houzz Japan 株式会社(以下 Houzz、URL:https://www.houzz.jp/)が主催する

「Best of Houzz 2024(ベスト・オブ・ハウズ 2024)」アワードに、

世界中の Houzz で活躍する

300万人以上の専門家の中から

選出され受賞しました。

 

Best of Houzz 受賞者の

詳細な数は公表していませんが、

Houzz に登録のある

世界中の専門家 300万人のうち、

アワードを受賞したのは 2% ほどです。

 

Best of Houzz アワードには

「デザイン賞」と「サービス賞」があり、

今回[やまぐち建築設計室]

Best of Houzz 2024「サービス賞」を受賞しました。

 

「デザイン賞」は人気のあった建築や

インテリアデザインを手がけた

住まいの専門家、

および施工事例写真を撮影した

写真家に贈られ、

「サービス賞」は前年に

高評価のレビューを獲得した専門家や

Houzz を積極的に活用して

素晴らしいサービスを提供した

専門家に贈られる賞です。

 

受賞に伴い、

Houzz 上のプロフィールページには

「Best of Houzz 2024」の

受賞バッジが表示されています。

 

このバッジは、

Houzz が誇る

優秀な専門家であることを示しており、

住まい手が仕事を依頼する

専門家を選定する際の

重要な指標となります。

 

Houzz Inc. バイスプレジデント ライザ・ハウスマンのコメント

Best of Houzz アワードは、

一流の専門家を求める住まい手の間で、

信頼と実績の証となっています。

 

今年の受賞者は、

住宅業界で最も才能にあふれ、

高い顧客志向を持つ専門家を代表しています。

 

そして、

その多くが Houzz Pro を活用して

サービスを向上させています。

 

このような素晴らしい方々を

表彰することができ、

大変嬉しく思います。

 

やまぐち建築設計室

Houzz プロフィールや事例写真は

こちらからご覧いただけます。

[https://www.houzz.jp/pro/wv0t2]

 

暮らし方からデザインを考える

住まいづくりを丁寧に。

 

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間取りと暮らしと生活習慣、注文住宅の設計デザインで家族の暮らし方を反映する住まいに、玄関収納の使い勝手と収納容量、収納物の内容を考えた住まいに、着替えや靴の量、掃除の事も踏み込んだ間取りに。

2024年02月16日 | 家 住まい 間取り プラン

シューズクロークを

間取りに組み込むことで

収納計画や玄関の使い勝手も

随分変化します。

※約2帖の玄関と4.5帖の玄関ホール

 

玄関に置く事となる

物の多さに悩んでいるという方は

多いのではないでしょうか?。

 

ただ、

玄関の物の多さを解決するには、

玄関収納だけでは

難しいケースもあるのが現実です。

※玄関+玄関ホールに続く土間+家族玄関の引き戸

 

 

※引き戸を開くと土間タイル+フローリングの家族玄関+大容量の玄関収納スペース

 

玄関まわりの

物の多さに悩んでいる方に向けて、

玄関収納、

シューズクロークの

メリットと

収納できるものについて

少し書いてみたいと思います。

 

そもそもシューズクロークとは、

玄関に設けられる、

靴を履いて入れる

収納のことを指します。

 

まず、

挙げられるメリットは

収納がしっかりしていて、

玄関をすっきり見せられる点です。

 

シューズクロークは

靴以外の傘やアウトドア用品、

スポーツ用品、

子ども用品などを収納できます。

 

これらの物を同じ場所でまとめて

収納できるため、

玄関を家をすっきり見せる事が出来き、

急な来客にも綺麗な状態で

対応できます。

 

また、

仮に物が出ていたとしても、

一時的な保管場所として

活用ができます。

 

暮らしの動線がす

っきりする点もメリットと言えます。

 

シューズクロークがあれば、

冬の帰宅時、

わざわざ寝室のクローゼットに行って

コートをかける必要がなく、

玄関収納内に掛けておく事が可能です。

 

また、

外出時も寝室に

コートを取りに行くことなく

外に出られます。

 

そのため、

外出時、帰宅時ともに

動線や荷物の持ち運びを

短く、そして簡単に出来ると言えます。

 

更に、

玄関をデザイン性の

高いものにできる点も

メリットと言えます。

 

先ほども説明した通り、

シューズクロークを設置しておくと、

収納スペースが増え、

すっきりとまとめられます。

 

そのため、

靴等がごちゃごちゃしていない

スッキリとした印象を与えられます。

 

さらに、

玄関の空いたスペースに

インテリアを設置したり、

照明を工夫してみたりすることで、

デザイン性を高められるのも魅力です。

 

シューズクローク

本来のメリットを備えた上で、

アクセントクロスや三角、

アーチ型の垂れ壁など、

雰囲気を変化させる事も可能です。

 

シューズクロークには傘、

レインコートなどの雨具、

帽子などの日よけグッズ、

アウター、マフラー、

手袋などの冬用小物、

子どものおもちゃ(外遊び用)、

シューズケア用品、

玄関用掃除道具、工具類、

印鑑や防災グッズなど

様々なものを収納できます。

 

間取りと生活様式を連動して

これらを収納することで

急に雨が降ってきた時にも

対応できますし、

寒い冬の日にも、逆に暑い日も

素早く身支度や用意ができます。

 

自分の暮らしに適した

収納スペースの活用方法を考えた際に

玄関収納の活用の価値が

見えて来ると思います。

 

暮らし方からデザインを考える

住まいづくりを丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム

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最近ヌックについてもホームページのお問合せからご質問をいただく事があります、籠り部屋、こもりスペースとしても間取りの中で距離感をつくる空間としても魅力あるヌーク・DENから拡張する過ごし方。

2024年02月15日 | 家 住まい 間取り プラン

最近ヌックについても

ホームページから

ご質問をいただく事があります。

※LDK・小上がりスペースの奥に設けたヌック(DEN)

 

間取りに取り入れる方法と

計画する際のポイントについて

少しこのブログでも

書いてみたいと思います。

※LDK・小上がりスペースの奥に設けたヌック(DEN)

 

ヌックとは、

家の中につくる「ひとりの時間」を

楽しめる空間です。

※二階ホールに設けたアルコーブをイメージしたヌック(DEN)

ある種のDENのような空間。

 

注文住宅の家づくりでも、

ヌックを間取りに

取り入れたいと

考える人が増えています。

※二階の広いホールデザインですが、収納扉のある窓付近の3帖分はヌックです。

 

居心地の良い「おこもり空間」を設けて、

家で過ごす時間が

充実するように。

 

ヌックとは小さな落ち着ける場所の事です。

 

元は、

スコットランド語の『Neuk(ヌーク)』が

語源と言われています。

 

Neuk(ヌーク)は、

暖炉の脇に作られた

腰掛けのことで、

温かくて心地良いスペースを指します。

 

現代のヌックは、

部屋の一角やデッドスペースなどを

利用してつくられて、

ヌークと同様に

ホッとくつろげる空間。

 

個室のように

扉や壁で仕切らずに、

段差を設けたり、

素材を変えたり、

アルコーブのようにくぼみをつくったりして、

ゆるやかにゾーニングされています。

 

広さは、計画する内容や

間取りにもよりますが

1~3畳程度あれば設置できます。

 

用途は、

読書スペースや

遊び場など様々で、

家の中での「隠れ家」のように空間。

 

小上がりなどのケースもあります。

 

ヌックを間取りに取り入れると

どんなメリットがあるのか?

 

それをメリットと

感じるのかどうかもありますが

プライベート空間が生まれるヌックは、

閉塞感のない

プライベート空間です。

 

完全な個室ではないので、

家族の存在を近くに感じながら、

自分だけの時間を

過ごすことが出来ます。

 

家族の団らんや

つながりも大切にしつつ、

ひとりの時間も

楽しみたい人にぴったりです。

 

小さなスペースにも計画ができるので、

狭い場所や

天井が低い場所にも

設ける事が出来ます。

 

秘密基地のような空間は、

子供でも大人でも

ワクワク感もあり

つい入りたくなってしまうかも知れません。

 

部屋の隅等と同じく

狭いからこそ落ち着ける

という空間です。

 

ヌックは様々な用途に

利用できることも魅力です。

 

例えば、お子さんが小さいうちは

遊び場や秘密基地として、

大きくなったら

読書スペースとして使うなど、

フレキシブルに活用ができます。

 

造り付けのデスクを設置すれば、

勉強スペースや

ワークスペースとしても利用できます。

 

間取りに取り入れる際のデメリット。

 

部屋の面積や

収納スペースが減るという事。

 

間取りにヌックスペースを確保すると、

部屋の面積や

収納スペースが減る事もあります。

 

ヌックは、

デッドスペースの活用には

とても有効です。

 

しかし、

プランの際は優先順位を

確認しておく必要があります。

 

活用されない事も

あるかも知れないスペースを

用途を決めずに

なんとなく計画してしまうと、

活用されずに

後悔につながることがあります。

 

狭すぎたり、

寒かったり、

暗すぎたり、

居心地の悪さから

使わなくなってしまう

場合もあるでしょうから

間取りの中でどのような空間として

計画するべきなのかを

考えることが出来る設計が重要です。

 

費用がかかるという事。

居心地の良い空間をつくる為には、

どうしても費用がかかります。

 

小上がりにしたり、

棚やデスクを付けたり、

照明や空調などの

設備を追加したりと

工事費用が必要になります。

 

仕上げ材や広さによっても変わるので、

予算に合わせた仕様を

きちんと把握する事が重要です。

 

ヌックを間取りに取り入れる方法。

 

リビングの一角に

ヌックを設けることで、

家族の団らんスペースの近くに、

プライベート空間を

計画する事ができます。

 

個室のように

完全にシャットアウトせずに、

家族とのつながりや

気配を感じながら、

ほどよい距離感を保つイメージ。

 

それぞれが

好きなことをしながらも、

同じ部屋の中で

ゆったりと過ごす。

 

畳スペースにすると、

ゴロッと横になってくつろいだり、

キッズスペースにしたりと

活用の幅も広がります。

 

階段下はデッドスペースに

なりがちな場所です。

 

トイレや収納として使うほか、

ヌックとして活用するのも

オススメです。

※リビング階段下を利用したヌック(書斎スペース・家事スぺース等に利用)

 

特に、

リビング階段の下は

ヌックにピッタリです。

※リビング階段下を利用したヌック(書斎スペース・家事スぺース等に利用)

 

天井に勾配があることで、

壁で仕切られていなくても

「おこもり」感が出ます。

 

ワークスペースや勉強、

読書スペースとしての利用などにも

向いています。

 

窓辺での計画。

出窓や窓辺を利用したヌックは、

明るく開放感があります。

 

窓辺にベンチを造作すると、

日当たりも良く、

ポカポカと居心地の良いコーナーに

仕上がります。

 

壁紙の種類を変えたり、

垂れ壁を付けたりして、

間取りをゆるやかに

区切るのがポイントです。

 

ベンチの下は収納にできるため、

収納量の確保にも有効です。

 

壁の奥にこもる部分を設ける。

壁にくぼみをつくり、

アルコーブのような状態にして

ヌックとして使用する方法もあります。

 

2階の廊下。

階段を上った、

2階の廊下にヌックを計画する事も

オススメです。

 

本棚を置いて

リーディングヌックにすれば、

漫画、雑誌などを

家族で共有し、

漫画喫茶や図書館のような気分が

味わえます。

 

本が手に取りやすい場所にあれば、

お子さんの

読書習慣づけにもなります。

 

ダウンライトや

スポットライトを取り付けておけば、

夜もゆったりと読書を楽しめます。

 

寝室に行く前に、

ひとときのリラックスタイムを

過ごす場所としても良いかと思います。

 

ヌックを計画する際のポイントでは

照明で雰囲気づくりも考える事。

 

間取りに

ヌックを取り入れるなら、

照明を使った

雰囲気づくりも大切です。

 

照明の色が持つイメージを利用し、

居心地が良く、

落ち着ける空間を演出して下さい。

 

光の色は、

蛍光灯のような青白い色よりも、

温かみがあり、

オレンジがかった

電球色や温白色が適しています。

※LDK照明だと調光調色タイプ。

 

またペンダントライトや、

間接照明などを取り入れ、

光の位置を低くすることでも、

ムーディーな

雰囲気になります。

 

そういう工夫を盛り込む事で

夜寝る前や

落ち着いた気持ちで

過ごしたい時にピッタリな

お気に入りの場所になると思います。

 

しかし、

オレンジ色の光は、

長時間の読書には向いていません。

 

リーディングヌックにする場合は、

先の注意書きにも書いたような

調光調色の出来るタイプの照明か

別途スポットライトや

デスクライトを使い、

手元が暗くならないように

工夫する事もお勧めです。

 

ヌックを間取りに取り入れるメリットには、

閉塞感のない

プライベート空間を計画する事が出来たり

デッドスペースが

活用できることなどがあります。

 

間取りに居心地の良い

少し特別な空間を設けて、

家で過ごす時間を

もう一歩深く考えてみる事も

居心地の充実化を

図る事に繋がると思います。

 

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暮らしと住まいについて奥深く丁寧に紐解く心地良さのデザインが持つ意味とディテール、日々の暮らしを心地よく感じる住まい造りの提案、自然に感じ得ているもの。

2024年02月14日 | 暮らしの事イロイロ

 

暮らしに関して思う事。

 

※数寄屋をイメージしてモダンに佇まいを整えた和風住宅の外観

 

自然に気持ちが良いと

思える感覚や、

美しいと感じる感覚というものは、

頭で考えて理解するものではなく、

五つの感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)により、

全身で直感的に

極めて自然に感じ得ているものだと思います。

※障子をイメージした乳白色のガラスブロックを用いた障壁のデザイン

 

しかし実際に居心地の良い空間や

美しい建築物をつくるとなると、

その建物や空間の

構成というものは

非常に難解で複雑です。

※和モダンの空間美を醸し出す玄関ホールのデザイン

 

これらを解決しつつ

建築の佇まいと空間を生み出す為には

アイデアの創出

バランス・優先順位の整理・

論理的解決が大切だと考えます。

※中庭を囲むように設けた広縁を居室のように寛ぐ空間にデザインを施した和の趣

 

具体的には

敷地の形状や周辺環境、

その土地の気候や風土特性を読み解く

そいいうところからはじまり、

各種の法規制や

光・風・緑などの自然要素、

合わせて住まい手さん(クライアント)の

要望や暮らしの価値観、

予算を考慮し

沢山の可能性やアイデアを

絞り出します。

※カリンのフローリングで彩る雅な和のモダンな空間提案に

 

そしてその中から選ばれた

一つをもとに

機能性や多岐に亘る

プロポーションの調整、

材料の選定、

ディテールの検討を繰り返し、

昇華し、

最後はバランスをとりながら

論理的に全体を

まとめ上げていきます。

※陰翳礼賛空間として設けたリビング・灯りの濃淡を愉しむ空間美を意識

 

※光壁として設けた越前和紙の障子デザイン・LDKを仕切る建具

 

 

※夜の時間を雅に愉しむ和モダンの佇まい

 

その結果、

全ての諸条件やデザインが

適正にコントロールされ、

カタチとして

認識できるものが誕生した

建築や空間は、

極自然に心地良く、

また扱い易く、

そして有形物として

可能な限り普遍的な美しさを

携えていたいと願っています。

 

※空を望みながら和の奥深しさを愉しむ中庭空間

 

住まい手にとって

家族にとって

心地良いとは何なのか?

という感度を大切に

住まいと心地を

デザインしています。

 

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過ごす空間の心地良さの間取りと設計、暮らしの空間に光は大切だと考えています、注文住宅だからこそ可能になる過ごし方の付加価値と心地よいと思える家造り。

2024年02月13日 | 設計の事デザインの事

 

 

暮らしの空間に

光は大切だと考えています。

 

※ナチュラルモダンの空間で光の彩を楽しむ空間設計

 

自然光、

そして照明の光に関しても・・・・・。

 

※ナチュラルモダンの空間で光の彩を楽しむ空間設計

 

単純に明るさを指す場合もありますが

濃淡や印象、

心地よいと感じる光と明るさ。

 

※ナチュラルモダンの空間で光の彩を楽しむ空間設計

 

空間にとって、暮らしにとって

光そのものも大切ですし

光に照らされたものの

質感を見ることも大切だと思います。

 

素材によって

光の反射の仕方が異なるため、

それらは素材の特徴が際立ちます。

 

日々過ごしている中で、

美しい光に出会うと、

皆さんはどのような気持ちになりますか?

※格子と中庭を通じて優しく入り込む光の陰影・カレイドスコープのイメージ

 

そのような気持ちが生まれる瞬間を

住まいの空間にも

設計する事。

 

暮らしの価値観としてのシーンを

生み出す設計の提案。

 

とくに誰かに

見せるわけではないのですが、

刻々と移り変わる

光の風景を

暮らしのシーンに残すように。

 

自然光も照明による光も

明るさにも生み出すシーンが

存在しています。

 

光は住空間に

大きな影響を及ぼします。

 

快適な暮らしのために

必要不可欠な光、

そして、ただ存在するだけで

美しい光をどのように

日常のシーンに取り入れるのか?。

※吹抜け空間にシャボン玉の浮遊をイメージした気泡デザインのペンダントライト

 

それを考えることは

とても大切で、

一種の芸術品を扱うかのような

緊張感も見え隠れします。

 

大切だなと思う

光の取り入れ方にも

色々ありますが、

影と一緒に日時計のように

揺らめく空間の存在価値を

考えてみる事もあります。

 

少しに明るい光が降り注いでいる、

というような状況のデザイン。

 

濃淡を感じながら

少し落ち着く空間から、

美しい光を眺められることは、と

ても贅沢に感じます。

※吹抜け空間にシャボン玉の浮遊をイメージした気泡デザインのペンダントライト

 

ある種、

空間を鑑賞する合間で、

彩を感じるように。

 

※照明の使い方によって変わる空間のシーン

 

※照明の使い方によって変わる空間のシーン

 

※照明の使い方によって変わる空間のシーン

 

少し落ち着いた明るさの空間、

時間の流れによる

差と昼と夜の明暗の差を

心地よく感じるシーンとして

空間を考える事も

暮らしが満たされる事にもつながります。

 

空間とはその時の

景色の移り変わり、

飛び込んでくる光、

目が慣れてぼーっとその光を見る時間。

 

そのどれもが

気持ちに対しても

価値のある体験となります。

 

そのような心地の良い体験を、

住まい手さんの価値観の中にあるならば

住まう方にも

日々感じてもらえたら

嬉しいなと考え

生活の中にある

美しい光のある空間を

カタチで暮らしに

沿えるようにと思います。

 

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夢のマイホームと言いますが、暮らしを置き去りにしない夢の価値を考える住まいとなるように、住宅設計から考える間取りと暮らしの「本質」を丁寧に。

2024年02月13日 | 家 住まい 間取り プラン

 

夢のマイホームといいますが、

皆さんは家を建てるとき

何を一番重視しますか?

 

※暮らし方提案の間取り2階

 

※暮らし方提案の間取り1階

 

 

私は、まず住まい手さんの話を

じっくり聞くことから

始めます。

 

では、

どんな事を聞くのか?。

 

それは過去、

どんな事に困っていたのか?

現在、

まだ困っている事、

大切にしている事、

これだけは絶対に譲れない事は

何なのか?

 

未来は

どのようになれば

家造りに成功したと

思えるのか?。

 

暮らしについて

見えている事と見えていない事は何なのか?。

 

これらの事を、

住まい手さんが明確にイメージ出来たならば、

家造りは最適解へ向かうと思います。

 

これを僕は「住まい手目線」と呼んでいます。

 

これに対して、

ほとんどの家造りでは、

間取り・設備・耐震・外観・断熱・予算に

重点を置いて話を進めてしまうために、

住まい手さんも

その観点でしか家を考える事が

出来なくなってしまいます。

 

勿論、間取りや設備等も本当に重要なのですが

軸をどこに趣を置くのか?

という事です。

 

確かにこのように進めていけば、

一見大きな失敗もなく、


効率よく話が

流れていくように見えますが、

軸となる部分が抜けているため、

住まい手さんにしてみれば

家は新しくなったが

何か足りない

という状態になってしまうのです。

 

と・・・言いましても、

僕も設計事務所に勤めていた

勤務建築士時代は

住まい手目線では

ありませんでした。

 

しかし、

実際にもう25年以上前の事ですが

自邸の建築時に

自身で設計監理しつつも

いろいろな失敗や苦労を重ね、

またその後、

建築家として独立し

その経験を重ね、

住まい手の皆さんと

お話しをしていくうちに

徐々に気付かされていきました。

 

家は単なる器ではありません。

 

そこに家族が生活し、

共に人生を歩んでいく、

かけがえのない

大切な場所なのです。

 

であれば、

当然そこに「暮らしの思い」が無ければ

成功するはずがありません。

 

よく、

「大切なものは目に見えない」といいますが、

是非、あなたの思いをお聞かせください。

 

カタチある「思い」が住まいとなるように。

 

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建築家が考えるインテリアと家具のコーディネートについてまず最初に住まい手さんと考える暮らしの優位性について家具の存在提案を間取りと暮らしに融合するように。

2024年02月12日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

一戸建て住宅とマンション住戸で

家具の選び方は変わるのか?。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームにて

 

住宅というものを大きく分けた際、

一軒家と呼ばれることも多い戸建と

マンションやアパートなどの

集合住宅に分かれます。

※トーヨーキッチンスタイル大阪ショールームインテリア提案にて

 

※トーヨーキッチンスタイル大阪ショールームインテリア提案にて

 

戸建・集合住宅、

いずれにしてもそれが

持ち家か賃貸かという違いはあり、

賃貸においても誰(どの団体)から

借りているのかなどで

呼び方が変わることもあります。

 

どちらのスタイルの

住まいで暮らすとしても

そこには家具が必要です。

※分譲マンション(共同住宅)間取り事例

 

戸建とマンションでは

家具選びは変わるのでしょうか?

 

戸建でもマンションでも

家具の選び方は変わらない.

 

 

間取りや住まいについて

質問をする際に

ウチは一戸建ではないので

大きな家具は置けない

というお話しを伺うことがあります。

 

この点については

賃貸でも広い間取りを有する

物件もあれば

戸建でも置くことのできる

家具が限られるケースもあり、

あまり大きな問題ではありません。

 

つまり、

結論から言ってしまうと

戸建であってもマンションなどの

集合住宅であっても

家具の選び方はそこまで

変わらないものです。

 

家具は暮らしの道具であり、

同時に場を華やかに、

あるいは落ち着かせる役割を持っ

インテリアでもあります。

 

見た目だけでは

実際の使い心地に欠ける可能性もあり、

使い心地が良いものでも

見た目が気に入らなければ

長い期間愛用することは

難しくなるかもしれません。

 

使い勝手と美しさを兼ねている

というのが前提であるとして、

住宅の形状に関わらず

空間や使用人数に対して

適正なサイズであるか?

長期の使用に耐えうる

耐久性を持っているか?

あるいは持っていないと割り切るのか?

という点は非常に重要であり、

さらに空間の雰囲気との

相性や好みがそこに加わります。

 

それは戸建住宅であっても、

マンションをはじめとした

集合住宅でも変わりません。

 

厳密に言えば

戸建住宅の方が

注文住宅という選択肢があることから

間取りや内装の自由度が高くなります。

 

対してマンションは特に分譲の場合、

比較的似通った

間取りになることが多いです。

 

しかし、

中古マンションの

リノベーションという

住宅購入方法も定着しているなか、

マンションなどでも

間取りの自由度は高くなっています。

 

戸建とマンションでは

搬入経路の確認場所が異なる。

 

戸建であっても

マンションであっても

家具の選択自体に大きな違いはなく、

重要な点は使い勝手・美しさ

空間との適性にあります。

 

そのうえで気を付けておきたいのは

「搬入経路」の違いです。

 

搬入経路とは

家具が室内の想定の位置に

辿り着くまでの道筋であり、

この確認は戸建・マンション問わず、

事前に必要なものです。

 

この搬入経路については

戸建とマンションで

気を付ける部分がやや異なります。

 

まず戸建で気を付けたいのは

2階以上に家具を設置する際に

階段を使用する場合です。

 

階段部の天井までの高さが低く

高さや幅のある家具が

通過できない、

あるいは曲がり角(クランク)があることで

奥行きのある家具が

通過できないケースは

往々にしてありえます。

 

その際には

2階に大きな開口部があり、

手摺も十分な強度があることが

条件になりますが

吊り上げ搬入も選択肢となります。

 

あるいは様々な事情から

吊り上げ搬入が難しい場合は

クレーン車を使用するケースもあります。

 

マンションにおいては

エレベーターの有無と

そのサイズの確認が重要です。

 

高層階の場合は

特にエレベーターの存在は

不可欠です。

 

築年数が長いマンションの場合、

エレベーターが装備されていても

現代のものより間口の高さも

室内の天井高も小さいケースも多く、

特に大型家具を搬入する際には

事前の確認は必須です。

 

また別の視点で言えば、

セキュリティが高いマンションの場合、

事前に管理室へ

書類の届け出が必要なこともあります。

 

さらにタワーマンション等でみられる

地下駐車場からの搬入の場合は、

場内の制限高規制により

トラックの種類が限られるケースや、

搬入専用のエレベーターや

台車使用が制限されるマンション、

さらには通路内養生や

エレベーター内養生が

必須となるマンションもあり、

搬入経路と合わせて

事前の確認が大切です。

 

吊り上げや事前の準備、

れらを事前に行ったとしても

結果的に搬入が難しい場合もありえます。

 

その際には

次善策としてサイズを再度検討するか、

現場で組み立て可能なものを

検討するのも一手です。

 

いずれにしても

当日になって困ったことにならないよう、

事前の確認を家具販売店の

スタッフの助けも借りながら

行っておくのが正解です。

 

壁面収納や吊戸棚を設置するなら

「壁の下地」をチェックもうひとつ、

戸建とマンションでの家具選びにおいて

注意点の違いを挙げるとすれば

「壁面固定」についてです。

 

壁面に固定を行うには

いくつか条件があり、

特にマンションの場合は

戸建てに比べて

条件が厳しくなることもあります。

 

賃貸だと

家具の固定に必要な

壁への穴開けが

禁止されていることが多くみられます。

 

分譲マンションでも

構造用の壁は共有部分とみなされ、

穴開けができない場合があります。

 

また、

壁面収納を設置する壁は

隣の住戸との間にある

戸境壁になることも。

 

この戸境壁は共有部分にあたり、

家具をビスなどで

固定することは禁じられている

場合が多々あるのです。

 

分譲マンションであっても

マンションの管理規定などを

必ず確認するようにしましょう。

 

取り付け可能な壁であった場合、

次に確認するのは壁の下地です。

 

吊戸棚や壁面収納等を壁固定する場合、

戸建・マンションのどちらの場合も

「下地」の確認が必須となります。

 

マンションの壁や間仕切りは

間柱という柱を等間隔に立て、

そこに防火性・遮音性などに優れた

石膏ボードを取り付け、

その上にクロス(壁紙)を

貼っていることが多くみられます。

 

このような石膏ボードに

家具を固定する場合は

柱の位置を探して

柱にネジを締めて固定するか、

柱のない空洞の場所でも

取り付け可能なアンカーという

補強アイテムを使い固定するかの

2種類に分かれます。

 

ただし柱への固定でない場合は

あまり重いものは取り付けできません。

 

壁の裏のどこに柱があるかは

市販されている

下地センサーを使えば

調べることができます。

 

新築やリフォームの際に

予めその予定で

下地をつくっている場合には

その下地にあわせて取り付ける事になります。

 

戸建住宅とマンションにおける

家具の選び方は

大きくは変わりません。

 

しかし、

住宅の形状やそれぞれの事情によって

気を付ける部分、

事前に確認すべき点が

異なる場合もあります。

 

新築やリフォーム・リノベーションの

設計ご相談をいただいている場合は、

同時にインテリアデザインと

間取り要素として

家具についても御相談を行っています。

 

引っ越しをや模様替え等の機会に

家具を検討したいという皆さまからも

御相談をいただく事もありますので、

インテリアコーディネートプランも

設けています。

 

実際にホームページからも

問い合わせを多くいただいていますので

家具や部屋の模様替えで

悩まれた際は気軽にご相談下さい。

 

家具と間取りと暮らし方から考える

住まいづくりを丁寧に。

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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間取りと暮らし、家づくりで大切なのは何の為に家を建てるのかというを考える事、今現在の暮らしを見直しながら理想と現実の暮らし方を紐解きながら生活の基準を新しくデザインする時間を丁寧に。

2024年02月11日 | 家 住まい 間取り プラン

 

家づくりで大切なのは

何の為に家を建てるのか

というを考える事。

※アトリエにて住まい手さんご夫婦との注文住宅新築計画の打ち合わせ

 

今の暮らしを見直しながら

本当に大切だと思える

暮らしをイメージする事。

 

暮らしの価値観も様々です、

過ごし方を

どんな風にイメージしていますか?。

 

この日は和モダンの趣ある

注文住宅の設計をご依頼いただいている

住まい手さんご夫婦との

アトリエでの打ち合わせ。

 

暮らしの条件を丁寧に紐解きながら

家造りから始まる

暮らしのデザインを提案しつつ

過ごし方のイメージを整えています。

 

土地探しからスタートした

新築計画。

 

広く浅くではなくて

広く深く暮らしとその周辺、

生活の事を考える事で

住まい手さんにとってのゴールが

見えてきます。

 

間取りだけではなくて

計画中の住まいに

シミュレーションしながら暮らすことで

整う環境があります。

 

家造りではそういうところを大切にしながら

間取りを整えつつも

家の構成を考え

ご提案しています。

 

勿論「素材」や「建材」と呼ばれる

材料、仕様による違いも。

 

間取りが同じでも

素材が異なれば空間そのものも変わります。

 

床の仕上げ一つ考えてみても

価格も違えば

素材も仕上がりの雰囲気も

足ざわりも環境も

全てが変化します。

 

空間は良い意味でも悪い意味でも

素材一つで変わります。

 

暮らす心地を

どのようにデザインする事が

良い暮らしに繋がるのか?

 

住まい手さんの価値観と好みを

大切に考えながら

最適解の打ち合わせ。

 

色と質感の心地を紐解きながら

暮らしのビジョンを丁寧に。

 

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間取りと同じように連動して心地を左右する窓の事、窓のサイズや種類と同時に床からの高さ、天井からの高さで変化する室内からの印象とが建物の印象も窓の選択肢に。

2024年02月11日 | 家 住まい 間取り プラン

 

間取りと同じように

連動して心地を左右する窓の事。

窓のサイズや取付高さで、

室内の印象と環境が変わるという事。

 

窓の取付位置と大きさを

意識されたことはありますか?。

窓の取り付ける為の

床からの高さや、

窓の大きさによって、

室内で感じる部屋の広さと

印象が変わります。

 

実際に室内の空間が

広くなるわけではないので、

錯覚や、

人間のパーソナルスペースを

意識した設計の工夫です。

 

厳密には、

個人の身長などによって

誤差があるため、

あくまで一例になります。

 

そのままご活用するのではなく、

少しのテクニックと

デザインをまとめる必要があるので、

それぞれ設計者と

相談しながら理解したうえで

お話しをすすめてください。

 

理由もなく、

高さや取付位置を変えていくと、

全体のデザインが

崩壊していきます。

座った時を意識した窓の高さと

立っている時、

勿論建物の外からの

外観としての印象と

室内からの印象の違いも存在します。

 

窓の外の景色が

気持ちよく眺められるように、

椅子やソファー、

床に座った状態を加味して

低めに窓の高さを計画したり

意味をデザインして

窓の計画を行う事で

テーブル近くまで

窓が下がっていると、

座ったときに気持ちよく外が見えます。

あえて部屋や窓自体に

見える方向を意識して

角度を変て間取りや空間を

設計する事もあります。

 

窓の取付位置を少し下げて、

外の景色から、

樹木の緑や庭を

気持ちよく切り取れるように、

サイズを調整して、

取付高さを調整したり。

 

身長が180cm前後ある人は、

どのような窓でも

苦にはなりませんが、

160cm前後の身長の場合は、

窓の取付位置が

少し低い方が

室内で気持ちよく感じたり、

外への開放感がうまれ、

室内を広く感じるような

錯覚を覚えることがあります。

 

また、

西側の窓を小さくしたり

屋根の庇や軒との位置関係を計算して

西日を遮る効果を狙いつつ、

風景を意識できるように

窓のサイズを調整したり、

ホールから

見える景色が

絵画のように見えるよう

ピクチャーウインドウとして

デザインすることもあります。

庭や風景を

絵画のように見せる場合は、

少し低く取り付けるよりは、

少し腰高よりも

高めに取り付けるようにした方が

絵画のように見えますし、

場合によっては廊下全体を

外まで続いたように

切り抜く事もあります。

窓には、「光を取り込む」、

「風を取り込む」、「換気する」

などといった役割があります。

 

それに加えて、
室内から、

どのように見える景色を

デザインするのか?

ということも、

窓に必要なデザインのテーマです。

 

少しコンパクトな

子供部屋であれば、

少しだけ窓の取付位置を

下げてあげる。

 

そんな工夫も、

室内を広く豊かに過ごすための

工夫になります。

 

コストダウンを考えようとすると、

通り一遍に、

窓の高さを揃えて配置をして、

窓の大きさも

小さめに計画したり。

 

窓の取付高さが、

そろっていないと、

現場監督の調整作業や
大工さんの作業が

少し手間取ってしまう事も

あるのですが、

少しのコストアップをしても、

その先に長く使う住まいから

見える窓に、

よりよい「楽しみ」がプラスされて、
「気持ちよく使える室内」になることは、

暮らしの環境に対して

大きな価値を見出せると思います。

 

断熱性能を高めようとすると、

極端に窓のサイズを

小さくする設計手法を取る

場合もありますが、

できる限り、

大きく大胆な窓も採用しつつ、

室内から

気持ちよく使える

窓のデザインにも

間取りと暮らしが繋がるように

意識を向けて設計の工夫を施しています。

 

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薪ストーブのある暮らし、インテリアとしても暖房器具としても調理器具としても魅力的な暮らしを生み出す暮らしの心地良さを間取りと空間に融合するデザインと設計の考え方。

2024年02月11日 | 家づくりアドバイス

 

 

薪ストーブのある暮らし、

暖かくてリラックスできる空間。

 

 

 

 

インテリアとしての

存在価値もそうですが、

調理器具・暖房器具

そして空間と

人の気持ちを癒す

「炎のゆらめき」がある暮らし。

 

薪ストーブのある生活も

素敵だなと思います。

 

 

暮らしの中で、

勿論・・・断熱などの

環境性能も、エアコン暖房も、

床暖房も効率的で

燃費が良いのですが、

薪ストーブの暖かさと効能を

体感してしまうと、

薪ストーブのらなではの効能の

虜になられる方も

いらっしゃいます。

 

 

エアコンの暖房と違い、

薪ストーブの暖房は、

「輻射熱」という

暖房方式になります。

 

エアコンに比べて、

人体に向けて熱を届ける力が

パワフルなのが、

薪ストーブでの暖房の

大きなポイントになります。

 

輻射熱とは、

熱の伝わり方の3種類の中のひとつです。

① 伝導

② 対流

③ 輻射(熱放熱)

のうちの、

3つめ「輻射」または、

「熱放射」という表現に該当します。

(薪ストーブもこれに該当します)

 

いろいろ言葉による、

熱移動の細かい内容を

分類する説明はありますが、

本当に「要約」した内容で

お伝えすると、

下の表現にまとめるようにしています。

(細かい分類では、異なることも)

① 伝導(接触)

 ・アルミ窓のフレームに触ると冷たいとき

 ・ホットカーペットやホッカイロなど

  接触すると暖かいなど

 

② 対流(送風)

 ・ドライヤーによる温風、冷風

 ・エアコンによる空調コントロール

 

③ 輻射(熱放射) (温冷熱波)

 ・太陽による暖かさがつたわる感じ(冬の日向ぼっこ)

 ・石焼き芋の

  石焼きからイモに熱を伝える

 ・薪ストーブによる暖房 

 ・エコウィンハイブリッド

 ・蓄熱暖房機

薪ストーブは、

「輻射(熱放射)」に該当するので、

・太陽の日向ぼっこ 

・石焼き芋

などと同じ効果が

得られるような

暖かさを感じることができます。

 

薪ストーブが、

暖房能力として、

パワフルなのはもちろんなのですが、

自然エネルギーに近い、

熱量の伝え方をするので、

人体には、

受け入れやすい。

親和性が高い。

という点も

薪ストーブが人気になる

大切なポイントだと思います。

 

太陽の熱が、

空間を超えて、

冬場に太陽の陽ざしのもとで、

日向ぼっこをするような感じが、

「輻射熱(熱放射)」となります。

 

このジンワリとした、

熱が体に伝わる感じが、

やはり体に優しくて、

いいなと思える瞬間ですよね。

 

これを体感できるようになると、

薪ストーブの暖房が良いなと思い、

離れられなくなるような・・・・・。

 

同時に、

火を見ることによって、

リラックスする

という「1/F ゆらぎ」効果も

得られる点から、

薪ストーブのある暮らしの

魅力は単なる

暖かさだけではありません。

 

(1/F ゆらぎ:「エフ分のイチ ゆらぎ」)

輻射熱の良い点としては、

石焼き芋がふっくらと

焼きあがるように、

輻射熱は遠赤外線として、

物体の内部まで熱を伝える能力が高い。

という点があります。

 

これによって、

じんわりと熱が伝わりやすい

暖房器具となり、

家中あたたかな空間を

実現することができます。

 

暖かい空間を実現しやすい

薪ストーブではありますが、

ポイントをおさえないと、

デメリットも出てきてしまいます。

 

大切なのは、

断熱性と気密性がしっかりと無いと、

暖めた空気が「スーッと」抜けてしまう。

 

ということになり、

保温性のない状態となってしまうため、

室内に暖めた熱が

とどまりにくい

状況になってしまいます。

 

特に気密性能は

薪ストーブの場合も

しっかりと必要になります。

 

薪ストーブを採用するにあたっても、

しっかりとした

断熱性能が大切になります。

 

そして、

薪ストーブも重さのある器具なので、

床下の補強や、

煙突の施工にも充分注意が必要です。

 

薪ストーブもしっかりと計画をして、

暖かな暮らし、癒しある暮らしの

一つのツールとして

考えてみてはいかがでしょうか?

 

設計や間取りは、

リフォームも新築も、

薪ストーブの対応は可能です。

 

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