奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

二世帯住宅で「安心・快適」な ライフスタイルを実現するという選択肢もあります、様々な2世帯住宅同居の考え方、間取りにどのような選択肢があり暮らしの幅と生活観の違いを考えるべきかを大切に。

2024年02月10日 | 2世帯住宅

二世帯住宅で「安心・快適」な

ライフスタイルを実現する

という選択肢もあります。

※やまぐち建築設計室の二世帯住宅・同居の為のリーフレット

 

親世帯と子世帯が

ひとつ屋根の下に暮らす。

 

二世帯住宅を計画された

F様からの手紙

オフィシャルホームページへのリンク・二世帯住宅をリノベーションで計画した住まい手さんからのお手紙

 

二世帯住宅に関しては

デメリットクローズアップが

大々的にされることが多いので

デメリットのことばかり考えてしまい、

同居することを

ためらっていたかも知れません。

 

しかし近年は、

それぞれがお互いのメリットを求めて

積極的に同居する

という価値観も多い時代になりました。

 

家事や育児の分担・協力ができ、

心身ともに

サポートしてもらうことが

可能になるケースも多くなりました。

 

近くに頼れる相手がいる

というのは

心の支えになりますので、

二世帯住宅は

とてもメリットの多い

住み方であるとも言えます。

 

二世帯住宅を建てるポイントは

「距離感」です。

 

親が所有する土地を分割して、

親世帯と子世帯

それぞれに住まいを建てるケース。

 

親子共同で土地を購入して

建てるケース。

 

さまざまな

同居のスタイルがあります。

 

また、

両親の退職や

子どもの入学等のタイミングで、

二世帯住宅にして

同居を考えている

というご家庭は少なくありません。

 

共働きで忙しく働く

子育て世代にとって、

子どもの世話を助けてくれる

両親との同居は

メリットも大きく感じます。

 

しかし実際には、

ライフスタイルの異なる世代間の

同居にはデメリットもあり、

ストレスなく暮らせるかどうか

不安かと思います。

 

昔、住宅雑誌企画での

対談会・座談会やインタビュー記事の際にも

話したことがあるのですが

正月やお盆休み、GWだけではなくて

一か月ほど仮同居をしてみてくださいと

お話しをしたことがあります。

※座談会

※座談会記事・二世帯住宅計画の事も座談会では話題に

 

イメージと実際の生活環境を

整える意味で。

 

そうすると二世帯同居に関しての

問題点の解決策も

見えやすくなりますから。

 

互いに気を使うよりも

それぞれの親子間での

生活文化の違いを

事前に受け入れる。

 

そういう意味です。

適切な距離感を保つことで

デメリットを解決し、

メリットをより大きくできます。

 

それぞれのライフスタイルに合わせた

間取りとプランニングで、

家族が幸せに暮らせる

家づくりを実現できるように。

 

そんな間取りの工夫にも

要約すると様々な間取りの分類が出来ます。

 

○完全同居タイプ

玄関・リビング・ダイニング・キッチン

水回りなどを共有した

間取りです。

 

常にお互いの気配を感じられ、

祖父母と子ども(孫)との

交流も頻繁にあるため、

家族の絆も深まるケースもあります。

 

子育ても含め、

家族で一緒に過ごす感覚が

強くなる一方で、

プライバシーは守られにくい

というデメリットがあります。

 

夫婦どちらかにとっては、

義理の両親との生活になるため、

お互いに気を遣いあうシーンも

多く出てくる可能性があります。

 

また、

光熱費を含む生活費が

共同となるため、

費用負担を

はっきりとさせておく必要も出てきます。

 

○部分共有タイプ。

玄関など一部の

設備を共有しながらも、

キッチンや浴室など

生活空間は各世帯に

それぞれ設けるかたちです。

 

1階・2階で分けられるケースが多く、

それぞれの気配を感じながらも

適度にプライバシーが

守られます。

 

キッチンや浴室・洗面

トイレなどの水回り設備が、

世帯ごとに独立しているため、

生活する時間帯がずれても

心配することは少ないプランになります。

 

玄関が世帯共有なので、

子どもたちが

学校から帰宅したときも

祖父母が出迎えてくれることで

安心感も増します。

 

部分的に

共有している場所があることで

電気代などの

光熱費負担の振り分けが

難しい点などデメリットもあります。

 

また設備が二つずつ必要になる分、

建築費用が高くなります。

 

○完全分離タイプ

同じ建物内に暮らしていますが、

玄関をはじめとした

べての設備を分けた

間取りの二世帯住宅のことです。

 

左右分離又は

1階・2階で分けられる

というパターンがほとんどです。

 

完全に生活を分けているため

プライバシーは守りやすく、

いざという時は

コミュニケーションを取り、

お互いをサポートしやすい環境です。

 

光熱費や生活費も

完全に分けることができるため、

費用負担の問題は解決できます。

※法律上は長屋又は

 重層長屋として取り扱うケースになります。

 

しかし、

子育てのサポートの面では、

完全同居タイプ

部分共有タイプに比べると

相互サポート力はさがってしまいます。

 

また、部分共用タイプと同じように

設備が各世帯に必要なため、

建築費用が高くなる傾向にあります。

※長屋の法律上「界壁」も必要。

 

子育て世代が

親と二世帯住宅で暮らすには、

さまざまなハードルや

不安があるかともいます。

 

単世帯・核家族の住宅と同じく

二世帯住宅には、

メリットもデメリットもあります。

 

また家づくりには、

親子でもきちんと話し合い、

それぞれの家族内で

決めるべき事柄もあります。

 

家族みんなが寄り添い、

笑顔で暮らすためには、

家族がいつも一緒

だけではなくて

ほどよい距離感が必要だと考えます。

 

お互いのライフスタイルや

プライバシーを考慮しながら、

家事や育児を

サポートしやすい

二世帯住宅での暮らしを考えてみませんか?

 

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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和室のある暮らし、皆さんは和室が欲しいと思うときはありますか?注文住宅の間取りと暮らしの中に溶け込む和室のある暮らしをどのようにイメージしていますか?。

2024年02月10日 | 家 住まい 間取り プラン

 

 

和室のある暮らし。

 

皆さんは「和室が欲しい。」と

思う時はありませんか?。

 

板の間、

フローリングの床とは違ってなぜか、

座りたくなる。

そして、

寝転びたくなる。

小さなお子様にとっては、

遊び場になることもあります。

そして、

時には特大のベッド代わりにも。

 

日本独特の居室の

様式となった「和室」。

日本人生活には、

古くからゆかりのあるカタチです。

住まい手さんの好み、

暮らしのスタイルにあわせて

昔ながらの和室のしつらえや、

逆にカジュアルなカタチ、

モダンなスタイルでので

和室もご提案しています。

和室の仕上げの違い。

真壁の和室真壁とは、

壁の面に柱が見えるデザインの和室。

 

凛とした印象を持ち、

昔ながらの和室の重厚感と

独特の落ち着きが

かもし出されます。

 

下の写真にも見えるように、

壁に柱が見えてきます。

最近は、少なくなってきたようですが、

無垢の柱が見えていて

温かみも感じられます。

写真の正面には、

「床の間」や「仏間」、押し入れが

設けられています。

 

真壁の和室の場合、

床の間もつ表情によって

和室全体が清楚になります。

和室の中央に正座していると

なんだか背筋が

伸びるような気持にもなりませんか?。

 

過ごす時間に応じて

和室の存在価値も変化します。

 

そして大壁の和室。

こちらは、「真壁の和室」とは異なり、

柱の見えない和室。

 

真壁の和室に比べると

どちらかといえば、

カジュアルな印象があります。

 

最近、

増えてきた和室のしつらえ方。

もちろん、

こちらもしっかりと

床の間や仏間を設える事も出来ます。

 

窓サッシの部分も、

障子がなくても大丈夫。

 

和風ブラインド・プリーツスクリーンなどを

採用すれば

カジュアルの中にも「和」の落ち着きを

取り入れることが出来ます。

 

どちらの和室がよいのか?

 

実はどちらが良い。

ということではありません。

 

コストのバランスだけを考えると、

真壁の和室の方が

柱に節のないタイプ

長押や和室独特の設えによる価格差。

仕上げを漆喰や聚楽、珪藻土等

塗材の違い。

 

しかし真壁の和室には、

大壁の和室にはない

独特の日本らしさがあふれています。

 

すなわち、

コストだけでは図る事が

できないのです。

 

そうなると、

設計者がいつもポイントとしているのは、

住まい手(お客様)の

和室の使い方と価値観。

※LDKの中心に和室を取り込んだ畳リビングの実例

和室の使い方によって、

どのような仕上であれば

建物全体のバランスが取れるのか。

 

このブログの最初にも書きましたが、

和室があったら、

子供を寝かせたい。

小さいうちは、

家族でたたみに布団で

川の字になって寝たい。

 

やはり、

お客様・友人に泊まっていただくのに

和室がいいかな。

 

旅館のような雰囲気を味わって

暮らしたい。

 

和室で茶道を本格的に楽しみたい。

本格的な日本間で和を味わいたい。

畳の間で単純にごろ寝を満喫したい。

将来、もしかしたら両親を迎えるかもしれない等。

 

実は、

これらひとつひとつの要望に対して

和室の必要な広さ。

和室の具体的な見せ方、

しつらえ方。

 

和室がどの部屋の

近くにあるのがよいのか。

 

玄関ホールなのか、

リビングなのか。

 

暮らしの検討や設計段階では、

間取りのつながりや、

その部屋が何でその広さが

必要なのかを大切に考えて

設計を行っています。

 

その中で、

和室をどのように使われるか。

という具体的なイメージを

じっくりと対話の中で

住まい手さん(お客様)から

引き出しながら

設計を進めていきます。

 

おしつけではない、

注文住宅だから出来る

住まい手さんらしい住まいづくりが

そこにあります。

 

じっくりと対話をしながら、

和室のある暮らしを

考えてみませんか。

 

ご相談・ご質問・ご依頼は

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土地を探して家を新築する、家を建てるという選択肢、奈良県にも様々な市町村がありそれぞれの地域での特徴や環境の違いがあります、家造りの価値観と過ごし方のテーマをどのように考えて土地を探すのか。

2024年02月10日 | 暮らしの事イロイロ

奈良県にも様々な市町村があり

それぞれの地域での特徴や環境の違いがあります。

奈良県には

奈良市/生駒市/大和郡山市/天理市/宇陀市

桜井市/橿原市/大和高田市/香芝市

葛城市/御所市/五條市・生駒郡平群町

斑鳩町/三郷町/安堵町/北葛城郡・王寺町

河合町/上牧町/広陵町/磯城郡・川西町

三宅町/田原本町/山添村/高市郡・明日香村

高取町 宇陀郡・曽爾村/御杖村/吉野郡・大淀町

下市町/吉野町/川上村/上北山村/下北山村/十津川村等という市町村があります。

 

南北に長い奈良県特有の

平地と山間部での差も

住まいの環境には大きく影響します。

 

一年を通じての四季での差にも

色々な価値観が存在します。

 

そういった環境も踏まえての

土地探しからご提案する理由。

 

やまぐち建築設計室は、

設計事務所なのですが、

土地探しからのお手伝いも

行っています。

 

エリアも、先に書いたように

奈良市・生駒市・葛城市・橿原市・明日香村を中心に

その周辺エリアも対応可能です。

 

なぜか?

 

設計事務所が

土地探しからご提案に関わる理由

についてお話します。

※既に土地を所有されている場合は

 その土地での住まい造りを考えます。

 

暮らし方に合った

土地なのかどうかを見極める。

 

まず、一番初めに大切なのは、

住まい手さん(お客様)が、

「暮らしたいイメージ」に合った土地に

出会えるかを一緒に考えて、

ご提案する為です。

 

住まい手さんが、

自分たちの暮らしたいことが

本当にできるのか。

 

この土地は、

場所良いけどなんだか気になる。

 

この土地は、

自分たちのやりたい庭は

計画できるのだろうか?

 

この土地で、

平屋の家は建てられるのだろうか。 

 

現場では目に見える物理的な情報と

目には見えない

法律上の規制が存在しており、

家が建った時のイメージが、

初めての時には

わからないことが多かったりします。

 

設計事務所の建築士(設計士)と

一緒に考えることで、

「暮らし方」を一緒に

イメージしながら計画が可能な家と

過ごすことが出来る空間に

ワクワクしながら、

家づくりを進めてみませんか。

 

そのためにも、

僕は建築家として、

いきなり土地を探すのではなく、

自己資金や、

ローンの借入額のお話ではなく、

「どんな暮らし方をしたいか」、

というヒアリングから始めています。

 

それは、「暮らし方の軸」をブレさせないために、

最初にお聞きして、

共有するべき大切な部分なのです。

 

新築の際の家具ショールームご案内も

そういう意味でおススメしています。

 

そのうえで予算や

場所の具体性をご相談し

目的となる土地のイメージを共有します。

 

日当たり・風通り・窓の外に見える景色を

考える実際に、

どのような感じで太陽の陽ざしが

入ってくるのか。

 

風は入ってきそうか。

 

窓の外には、

どのような景色が切り取る事が出来そうか。

 

初めての土地探しでは、

なかなか分からないものです。

 

実際に、

周りの建物から

どんなふうに日影を受けるのか、

図面を描いたり、

シミュレーションして

検討することが大切です。

 

土地の決定には

必ず現地での日影もイメージします。

 

建物が上棟した時に、

周りの建物から、

どのような雰囲気が生まれるのか?

 

日影を受けない状態になった時には

その建物は太陽に照らされて、

冬に暖かく、

ポカポカとした陽だまりのある暮らしが

リビングにあります。

※間取り調整によります

 

その時には窓の外に

どのような風景が広がるのか。

 

家の中に居ながら

風景を愉しむには

どのような間取りと角度が重要なのか。

 

庭や空が見える暮らしを

求めるのか求めないのか・・・・・。

 

土地を探したり、

決めるときには、

設計をサポートする人(設計を行う免許を持った建築士)と

一緒に決めていくことも大切です。

 

実は、

この「日当たり」がしっかり確保できるかどうかが、

建物の住宅性能に

大きく影響を及ぼすので

注意が必要です。

 

数値競争、

住宅の性能競争にならないで、

四季折々を感じ取れる、

感覚にも即した設計が大切だと考えます。

勿論・・・家の基本性能を

大切に考えながら。

 

土地は、「生き物(生もの)」ですとよく例えられます。

 

「いい土地」とは、基本的には

「多くの人にとっていい土地」であることがあります。

 

つまり、

本当は購入したほうが良い土地なのに、

「決断に迷ってしまう」ときに、

他の方に先を越されて

購入できないこともあります。

 

実際そんなことも、

起こってしまいます。

 

しかし、あなたにとってどうなのか?

が最も重要な判断基準です。

 

土地の良さは

世間の多数決で決まるものではありません、

皆にとって良い土地を選ぶのか

住まい手さん家族にとって

価値かる土地をえらぶのか?

 

皆さんはどうお考えですか?

 

勿論、転売を考えていたり

当たり障りのない土地選び

であればそれで良いかと思います。

 

ですが、暮らしの本分を

どのように考えているのかによって

土地価値については

多くの違いが生まれます。

 

 

本当に良い土地とは、

北側道路の場合もあるという事。

 

実は、見落としがちですが、

落ち着いた雰囲気で

周りの人たちから視線を気にせずに

南側の日当たりを感じたい

 

洗濯物が通りから見えないようにしたい

 

庭で遊んでいるときに、

周りから見られたくない

 

など実はこれ、「北側道路の土地」の方が

適している場合があります。

 

もちろん、

南側道路でフェンスをつくって

囲い込んで庭をカタチにする事もできますが、

道路側にフェンスを高く計画すると、

防犯対策上、

デメリットになってしまうこともあります。

 

そんな時に、

見逃しがちですが、

きちんと日当たりが確保できる計画は重要ですが、

北側道路の土地という敷地も

設計の工夫で

解決することができることがあります。

 

一見、

マイナスに見える要素も、

見方を変えると、

大きなプラスになることも

土地探しでは起こります。

 

見えていないかもしれない価値を、

見落とさないために、

建築と暮らしを考える建築家と一緒に

土地探しをしてみませんか。

 

暮らしを考えるパートナーとして、

より良い提案土地探しからご提案、

お手伝いさせていただくことで、

建物の設計前にも、

周辺環境の考慮が前提条件として

可能になるので、

提案も一歩上に改善することが

できるようになることもあります。

 

「新しく、愉しい暮らしの一歩」に

設計事務所と一緒に

土地探しもご検討しませんか。

 

土地探しからご相談も気軽に。

まずは、

土地探しの前段階で

どんな暮らし方をしたいか

というポイントをご相談してみませんか。

 

実際に暮らしと住まいを設計をする建築家が、

暮らしのイメージを

共有させていただきます。

 

ご予算のイメージや建物性能、

快適な間取りの提案など。

 

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賃貸住宅なのかそれとも持ち家なのか? 家造りの際に考えておきたい自分たちの将来の事、家造りの際によく比較検討の対象になる賃貸なのか持ち家なのかという選択肢。

2024年02月10日 | 暮らしの事イロイロ

 

賃貸住宅なのか

それとも持ち家なのか?

 

今家を購入したら?

今家を建てたなら?

という事を家づくりの際に考えてみる事。

 

よく比較検討される

賃貸なのか持ち家なのかという話題。

 

ホームページのお問合せや

昔のblog記事を通じて

ご相談をいただく事もあり

今回も同様の「持ち家」・「賃貸」についての

ご相談がありました。

 

ご相談者さんの許可をいただいたので

少し書いてみたいと思います。

 

単純化した内容で

紐解いてみましたので、

これでひとまず

決断のお役にたてれば幸いです。

 

支払総額の考え方とは?

もしも「今」購入/「5年後」購入したら?

支払総額の考え方とは?

 

結論から言うと、

早ければ早いほど支払いは安くなる。

 

なぜだと思いますか?

 

実はこの支払総額の考え方、

持ち家になるまでの過程も

費用として考えるからなんです。

 

べつの言い方をすれば、

持ち家になるまでの賃貸費用、

これがもしローンだったら?

という話です。

 

家賃にもよりますが、

たしかに持ち家に至るまでの総額は

賃貸期間が長ければ長いほど

高くなりますよね。

 

あくまでローン費用が

高くなる話ではなくて

純粋に支出の額の話です。

 

もし「今」購入したら?/「5年後」購入したら?

 

現時点の話しになると

このブログ記事を

読んでくださっている

今が「一番若い」ので、

年齢的なローンの点でも

有利になりますね。

 

35年でローンを組みたい場合には、

基本的には

44歳までに住宅ローンを

申し込んでいる必要があります。

 

ほとんどの金融機関の住宅ローンは、

79歳までに

完済していることが条件です。

 

今購入したとして、

賃貸のときと

同程度に住宅ローンを抑え、

なおかつ40年以上経って初めて、

そのまま賃貸に住んでいたら

支払総額が高くなってた

という状態になります。

 

これは完済すれば

家賃に相当する

ローンの部分がなくなるからです。

 

5年後に購入する場合

この現象が

5年ずれるわけなので、

仮に10万円の賃料だったとしても、

支払総額として600万円(賃料)の

開きがあるわけです。

 

結構違うものです・・・・・。

 

これが世間で言われている

「家賃がもったいない」の内容です。

 

あと上記と合わせて

重要なポイントとして、

老後もそのお家に住んでいる

というイメージがわくかどうかです。

 

売却したお金で

少しコンパクトな家に引っ越したり、

活気ある便利な地域に

家を借りるというケースも

あるかも知れませんし

住んでいた家を貸し出すという

選択肢もあります。

 

少し先の事ですが

住む事の変化を

イメージしておくことも大切です。

 

返済が終わる

or

手元に残る時期はいつごろか?

という事も

意識しておくと

暮らしの幅も

広がるのかと思います。

 

もし家の購入または新築等を

ご検討の場合は、

年齢や収入との

バランスを考えたうえで

なるべく余裕を持った状態で

考える方が良いかと思います。

 

なぜなら、

純粋な支払総額という意味では、

持ち家に至るまでに

支払っている

賃料も含まれるからです。

 

賃料の方が高くつきだすのは

基本的に40年ほど経過してから。

 

仮に同じだけの

支払いをしていたとして、

そのときに売れるものが

ある(持ち家)のか、ないのか(賃貸)で

それ以降の人生の選択肢の数に

影響がでる事もあります。

 

そこにずっと住むのか・・・・・。

老後のことを考える。

ずっと賃貸だった場合、

売れるものがなかったら?

貸し出すものが無かったら

そういった観点でも、

お家づくりと資産と将来、

色々な視点はありますが、

どのような将来像をお持ちなのかによって

そのあたりも選択肢は変わります。

 

暮らしの少し先を

考えてみませんか?。

 

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増築部分の間取りが現場で出来上がりつつある過程で打ち合わせと情報整理の途中、家を建てる途中経過にいろいろな「成り立ち」の設計デザインしています。

2024年02月09日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

 

暮らしを丁寧に考える事で

日々の生活環境は上質になります。

※現場簡易打ち合わせスペースでの住まい手さんとの打ち合わせ

 

増築・新築・一部リフォーム中の

平屋の家。

 

住まい手さんを交えての

現場打合せも進んでいます。

 

色々な遊び心と好奇心を

併せ持つ「居心地」の良い場所づくり。

 

ほぼ形状も出来上がり

現場は様々なイメージが

しやすくなった状態。

 

現場の簡易打ち合わせスペースにて

今後の予定も含めて

詳細を打ち合わせ中のところ。

 

仕上げの素材を最終確認中。

前回の現場打合せでは

壁紙が決まり、

今回はその内容にあわせて

細部仕上げの確認中。

 

文字情報は

正確にやりとりが必要なので

事実と感想を間違えないように

内容を整理整頓中のところ。

 

打ち合わせの密度が増すと

比較的

情報の偏りが生まれます。

注目する内容がずれると

いけないので

そういうところを改善しつつ

次回は外部部分の仕上げにも着目。

 

それぞれの住まい手さんにとって

丁寧な暮らしの価値観を

カタチにしています。

 

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暮らしを豊かにする間取りの考え方と生活環境を改善する間取りの設計デザインを考える際に必要な生活の知識と知恵、動線計画の深掘りは大切。

2024年02月08日 | 家 住まい 間取り プラン

快適で効率的な

生活空間を求める方にとって、

住宅の間取りと

動線計画は非常に重要な要素です。

※二階間取り鳥瞰図提案事例

 

※一階間取り鳥観図提案事例

 

人の移動ルートとなる

動線計画を入念に考えることは、

家族の日常生活をスムーズにし、

快適さを高めるための

鍵となります。

 

生活動線の基本と、

生活動線をスムーズにするための

ポイントについて。

 

生活動線の種類。

生活動線とは、

日常生活で自然と通る経路のことです。

 

この動線は、

日常生活の利便性や

効率化に大きな影響を与え、

大きく分類すると

4つの動線があると言われています。

 

水回り(トイレ・洗面・バスルーム)といった

サニタリースペースへの

経路である

衛生動線や、

起床してから学校や

勤務地へ行く準備をする

通勤動線、

そして来客動線、家事動線があります。

 

家事動線の重要性。

家事動線は、

先ほど紹介した4つの動線の中でも

特に重要な動線です。

 

生活の中でも

家事に割く時間が多いため、

この動線を整えることが

重要になってきます。

※勿論生活環境により、

 動線の重要性は各家庭により異なります。

 

注文住宅を建てる際には

生活動線の計画を入念に。

 

日常生活をスムーズに過ごすためには、

生活動線をスムーズにできるように

間取りを計画することが大切。

 

生活動線を計画する際のポイント。

 

ダイニング、キッチン、リビングの配置

ダイニング、キッチン、

リビングを近くに配置することで、

料理や食事の準備がスムーズに行えます。

この配置’レイアウト)は、

家族のコミュニケーションを促進し、

共有空間での時間を

より楽しめます。

 

また、家事動線と

家族が集まる空間をつなげることで、

子供が小さい頃は

時間の密度を調整しやすくなります。

 

寝室や子供部屋へのアクセスの良さ

寝室や子供部屋への

スムーズなアクセスは、

家族のプライバシーを守りつつ、

生活の利便性を

高める重要な要素です。

 

適切な配置により、

家族がストレスなく過ごせる

空間をつくり出せます。

 

特に、

夜間や早朝の移動を考慮した

動線設計は、

家族全員の快適な生活に

寄与します。

 

バリアフリーへの対応。

バリアフリー設計は、

家族構成やライフスタイルの変化に

対応するために重要です。

 

段差の少ない設計や

手すりの設置は、

高齢者や車いす利用者にも

安全で快適な生活環境を提供します。

勿論、玄関での段差や

移動の中心となるホールや廊下の

広さも曲がりやすさを

意識する事が重要です。

 

将来的な変化に備えた間取りは、

長期的な住み心地の良さを

保証することに繋がります。

 

回遊動線を取り入れた家事動線の確保。

回遊動線を取り入れること

意識した家事動線の設計は、

家族がストレスなく

移動できる住空間をつくり出します。

 

部屋間の移動が

スムーズであることは、

日々の家事を

快適に行うために不可欠です。

 

家事動線の中に

回遊動線という

行き止まりなく部屋間を

ぐるぐる移動できる間取りを

組み込むことで、

移動時のストレスが緩和される

空間が実現できるようになります。

 

家造りの間取りの中で、

人の移動するルートとなる

動線の最適化は、

日々の家事や生活の負担を軽減し、

過ごしやすさに寄与する

重要な要素です。

 

家族に最適な

住宅設計を行うためには、

キッチンやリビングなどを

どのようなスタイルで

近くに配置したり、

回遊動線を意識したりした

動線計画を熟慮べきかを

イメージする事が重要です。

 

住まい手の暮らし目線で

全体像を把握できる設計が大切なので

マニュアルではなくて

実際に「生活感」をどのように工夫できるのかを

前もって設計者に確認する事が大切です。

 

アイロン掛けや選択、

キッチンでの調理やゴミ出し等

色々な家事要素を

普段から実践している

建築家・設計者なら

各家庭による家事の持つ意味

生活の持つ意味の違いが

分かると思います。

 

建築は体験です。

育児も家事全般もそうですよね。

 

注文住宅を検討される方は、

日々の生活を

スムーズにする動線を

意識してみてください。

 

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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建築確認・検査・審査省略制度の対象範囲が変わります、リノベーションやリフォームでも詳細な打ち合わせと工事中の変更の有無によって住まい手さんの入居時期との関係性も。

2024年02月08日 | リフォーム・リノベーション

リフォームやリノベーションの事、

建築基準法等、

法律に基づいて考慮していて

手続き不要だった内容にも

来年の4月から建築基準法が改正され、

今までやっていた

リノベーションが

手続き不要ではなくなる

ケースもあります。

 

建築の設計実務者界隈では

話題になっていますが、

実際にリノベーションを検討している

エンドユーザーさん(住まい手さん)にとっては、

全然知らない情報かもしれません。

 

工事業者さん、

リフォーム業者さんも

知らないケースもありますね。

 

勿論、構造やリフォームする内容

地域によって以前からも

手続きは必要でしたが

以前手続き不要だった

工事内容でのリフォームも、

2025年度からは

詳細を検討して

確認申請が必要になります。

 

まずは状況整理が先決です。

 

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不動産は購入するよりも 売却する方が大変です。社会問題化している空き家問題も色々なご相談をいただきます、「実家じまい」という選択もありますが、実家や空き家を活用する視野も。

2024年02月07日 | 空き家 古民家 空き家問題 売却 不動産

不動産は購入するよりも

売却する方が大変です。

※築50年の空き家・古家をリフォームして貸し出しの為の現場視察時の写真

 

1980年代、

多くの方が家を建て、

新築ラッシュとなり、

その後いろいろな

社会情勢の変化もあり、

世代交代が始まり、

住む人の居ない

空き家が増えてきました。

 

それはもう「空き家問題」として

社会問題化しており、

実際にお悩みの方も

多いかと思います。

 

表面的な話ではなくて、

権利関係による

所有者不明物件等も

管理問題を複雑化しています。

 

建築や「まちづくり」に関わる中で

住まい手さんから

「実家問題」や「空き家」について

ご相談をお受けする事も

増えました。

 

そういう事もあり

不動産会社・宅建士

弁護士・土地家屋調査士とも提携して

実問題家や空き家のご相談にも

臨機応変に

ご対応させていただいています。

 

建築士・建築家という立場から

ご提案できる内容を

日頃から

お話しさせていただいています。

 

空き家の売却もそうですが、

維持管理の代理や

リフォーム・リノベーションによる再活用、

不動産を管理しながらの貸し出しなど、

今そこにある「空き家」の価値を

どう見出すのか?

というも含めて「空き家資産」を

見直す事も大切だと考えています。

 

勿論「家じまい」も含めて。

 

家を売却する際には

権利関係・人間関係

実際にあるもの(古い家、室内の残置物、庭木など)

売る人の気持ちが

きちんと整理できなければ

売却はできません。

 

新築やリノベーションの際と同じように、

「空き家」についても

こういう事を知っていたら、

気持ち的に楽だろうな、

と思えるような

モノゴトの提案を

大切に考えています。

 

個別の案件につきましては

下記のホームページから

ご相談ください。

 

ご相談・ご質問・ご依頼は

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間取りと暮らしを丁寧に、過ごし方のシーンとして家事時間もイメージしつつキッチンとダイニングテーブルの位置関係を横並びにすることで家事の効率も変化するという事、LDKを全体像で考えるプラン。

2024年02月06日 | 家 住まい 間取り プラン

 

住まいの間取りと暮らしの関係性。

※アイランド型キッチンにダイニングテーブルを横付け

 

家族で過ごす時間の長い

リビングダイニング・キッチン

所謂「LDK」。

 

その使い方は

ライフスタイルによって様々で、

キッチンと

ダイニングテーブルの配置は

食事のスタイルにも関連して

ご家族によって

随分違いもあります。

※アイランド型キッチンにダイニングテーブルを横付け

 

そのキッチンとダイニングテーブルの配置で、

「横並びダイニング」という

スタイルがあります。

 

オーソドックスな配置は、

キッチンの向かい側に

テーブルというスタイルですが、

横並びスタイルは

キッチンからダイニングテーブルまで

一直線に並んだ配置。

 

では

どんなメリットがあるのか?

 

①家事の効率が良くなる。

大きな違いは、

キッチンからダイニングテーブルまでの

移動距離です。

料理→配膳→食事→片付けという

家事の流れの中で、

キッチンとテーブルを

何度も往復しています。

 

この移動を

最小限にできるのが

横並びレイアウト(配置)での

キッチン~ダイニングという流れです。

 

手を伸ばせば

カトラリー(食器)等も置けますし、

移動も直線なので

無駄な行き来が少なくなります。

 

ほんの少しの距離の違いですが、

小さな負担がなくなることで

「家事が楽!」と感じる方が

多いと思います。

 

②食事中の家族の要求にも

対応しやすい。

 

おかわりや調味料が

欲しいというリクエストに

対応しやすいという点も便利なポイント。

 

横並びなら

テーブルに座ったままでも

コンロが見え、

お料理を温めながら

ダイニングテーブルで

寛ぐことも出来ます。

 

一方で横並びダイニングは、

文字通り横に長い

ダイニングキッチンになるので、

間取りの計画には

工夫が必要です。

 

一般的なシステムキッチンの長さは

2.5m前後、

4人がけダイニングテーブルの長さは

1.2mから1.5m程。

これを横に並べても

問題ない広さが取れることが、

大切なポイントになります。

 

ダイニングテーブルに

座っている人がいても、

その後ろを通れるくらい

移動のための通路に

余裕を持たせることも

ポイントです。

 

家を建てる時には、

ご家族が日常

どのような過ごし方をするかを

考えることが

とても大切です。

 

家事時間の過ごし方を

理想を持ちつつ

現実を見直すことで

過ごしやすい間取りとして

家族にとっての

最適解が見えてくると思います。

 

暮らしの事を丁寧に

家造りを考えてみませんか?。

 

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間取りと暮らしと心地よい空間のデザイン提案、観葉植物のレイアウトと効能を暮らしに取り入れる効能、間取り計画と家具の配置同様に植物のサイズも空間の効能に。

2024年02月05日 | 家 住まい 間取り プラン

 

間取りと暮らしと

心地よい空間のデザイン提案。

インテリアとしての

観葉植物の置き方やレイアウトのコツ。

 

空間に彩りや安心感、

エネルギーを与えてくれる

観葉植物は

その場にひとつ取り入れるだけでも

場の印象を

大きく変えることができます。

 

インテリアとしての効果、

また心身を含めた効果も含め

様々なメリットを持つ観葉植物ですが、

いざ取り入れようとすると

どこに置けば良いのか?

どのような大きさが良いのか?

といった疑問や不安も出てきます。

 

大きさによっても

効果的な配置(レイアウト)は変わり、

また、どこに置くかで

空間の雰囲気を

劇的に変えることも可能な

観葉植物は

その点をきちんと解決したうえで

室内にレイアウトしたいものです。

 

インテリアと

健康面の向上に寄与する

観葉植物。

 

効果的な観葉植物の導入が

インテリアの質を

向上させることは

言うまでもありません。

 

皆さんも日常的に

経験があると思います。

 

オフィスやカフェ、

美容室等

様々なシーンに目にする観葉植物。

 

視界に観葉植物(グリーン)が入る事で

気分が変わったりしませんか?

 

よく言われることですが、

観葉植物を仕事のシーンでも

空間に取り入れることは

身体面・精神面にも

非常にポジティブな影響があります。

 

住まいの計画(住宅)でも

同じことが言えます。

 

まず、

光や風通しなどを考慮して

植物が元気に育つ

環境を整えることは、

人にとっても

快適な空間になりえます。

 

そして植物から放出される

「フィトンチッド」という

香り成分は

精神面の安定をもたらし、

また、空間に植物があるだけで

血圧の安定化や

眼精疲労が和らぐ効果があるというのも

有名な話です。

 

同時に空気清浄機

とまではいかないまでも

空気を浄化してくれる

存在となります。

 

植物が持つ葉の気孔は

光合成に必要な

二酸化炭素を吸収すると同時に、

ウィルスやハウスダストなど

さまざまな有害物質を吸収、

分解するのです。

 

さらに植物のある環境では

生産性が6%、

創造性が15%向上するという

調査結果も出ています

※ただし視界に入ってくる植物が

 多すぎるとかえって

 落ち着かなくなってしまうので

 要注意です。

 

最適なレイアウト場所は

「目線がよく通う場所」。

 

「目線が通う場所」とは、

空間の入口から

直接見える箇所や

リビングなどでも

TVを見ながら

その視野に入る箇所など

日常的に自然に目に入る範囲であり、

そのことがより癒しの効果や

安心感をもたらしてくれます。

 

腰高のリビングボード(収納)の横や

棚の上などは

中段から上=目線が行きやすい高さに

位置することから

そこに観葉植物を置くことは

自然と目に留まる存在となり、

最適な配置場所の

一つと言えます。

 

卓上サイズから

中サイズ程度の

観葉植物を飾ることで

明るい壁面に対して

緑の色合いもよく映えます。

 

観葉植物にも

様々な種類がありますが、

今回はサイズ、

つまり「小さいもの」「大きいもの」に

分けてそのレイアウトを・・・・・。

 

小さな観葉植物のレイアウトのポイント。

 

まず、小さい植物を

部屋に飾る時のコツは

「高低差と奥行きを意識する」ことです。

 

これはいくつかを並べて置く際に

覚えておきたいものですが、

横並び一直線ではなく、

背の高いものは後ろに、

小さめのものは

手前にするなどの高低差をつける、

つまり奥行き感に

変化をつけることで

立体感が生まれます。

 

あるいは大小を

規則的に並べることも効果的。

 

サイズの違うものは

三角形を意識して並べることで、

それをより効果的に見せるものですが、

そのテクニックは応用できます。

 

意図的にコーディネートしている

という意思が伝わることで

仮に小さなものが

多数ある状態でも

乱雑な印象は

与えづらいものとなります。

 

葉の色に意識した

レイアウトを行うのも効果的です。

 

同じような緑色でも

濃い緑から

明るめの緑といったように、

徐々にグラデーションが

生成されるように

意識をしたレイアウトなら

メリハリとバランスが良くなります。

 

大きめサイズの

観葉植物の置き方。

 

大きいサイズの観葉植物は

然ながら

小さいものよりスペースを取るので、

事前に配置を予定する

場所の寸法などを

計測しておかないと

植物が壁やインテリアに

干渉してしまうので注意が必要です。

 

間取り計画の際、

設計の中身で打ち合わせの際には

家具などと一緒に

インテリアの要素として

ご相談する事もあります。

 

植物は光合成をして

健康な株になり

生長していきますが、

光が入らないと

株が弱くなってしまい

害虫被害にあう可能性もあります。

 

そのため、

観葉植物の種類にもよりますが

自然光がその場に入るかどうかも

確認しておくことが必要です。

 

そのうえで

大きな観葉植物を飾るのに

勧めであるスペースは

空間の隅や空いている壁面など、

いわゆる間取り上

計画的な余白になっている場所に

飾ることです。

 

そのようにすることで、

部屋に入った瞬間に

シンボルツリーとなるものが

目に入ってくるので、

家具と対比した余白が

程よく馴染むようになります。

 

それと同時に

空間の奥行き感を増すことで

部屋全体の広さを

感じやすくなります。

 

大きなサイズの観葉植物は

「部屋に1つだけ」と

決めておくこともポイントです。

 

そのことで

空間を引き締まったものとする

効果が期待できます。

 

この場合、

部屋の広さに合わせて

サイズを変えるのも

忘れてはいけないポイントです。

 

天井が高ければ

植物サイズも

背の高いものを選び、

空間が広ければ

横に広がった樹種を選ぶ。

 

特にシンボルツリーは、

視線より上の範囲で

物足りなさを感じる空間を

埋めるように意識すると

しっくりきます。

 

観葉植物のレイアウトには

様々な方法・テクニックがあり、

例えばハンギングで

植物を吊るすことも

一つの方法ですし

鉢にこだわるとさらに楽しくなります。

 

この場合はあまり難しいことは

考えずに

自分はこれが好きだと思うものを

選ぶことが一番かも知れません。

 

勿論、そういったことも

住まいの設計内容に含み

コーディネートとして

デザイン致します。

 

観葉植物は

置き場所やレイアウトの

ちょっとしたコツを考えれば

部屋を洗練された空間に

つくり上げることができます。

 

癒し効果の高い

観葉植物のレイアウト

みなさんも取り入れてみては

いかがでしょうか?。

 

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暮らしを緩やかにつなぐダイニングテーブルのある空間、LDKの役割をもっと自由にフレキシブルに考える、場所と行動を限定しない空間の使い方が出来る間取りと住まいの設計デザイン。

2024年02月04日 | 暮らしの事イロイロ

 

ダイニングは多用途に計画。

食事をするだけが

ダイニングの使い方ではないと

住まい造りのご要望を

伺うたびに感じます。

 

平均的に考えると

自宅にある最も大きな

テーブルがあるのが

ダイニングであり、

家族が使用する場所でもあります。

住まい手さんが

ダイニングテーブルの

使い方を考えることで

暮らしのイメージが

膨らむこともあります。

暮らしの中で

何度も使う場所であり、

家族が顔を合わせる場所だからこそ、

ご家族に合わせた

魅力的な工夫が欲しいですよね。

 

 例えばですが

 配置はキッチンに隣接

 これは言うまでもなく、

 食事の際に配膳しやすい距離感が良いです。

 来客が多い家庭の場合は

 キッチンを見られたくないという

 ご要望もあるため、

 配置や動線を工夫します。

 

 TVのあるリビングではなく、

 ダイニングを住宅の中心に置いて

 計画することもあります。

 

 それくらいダイニングは

 家族にとって重要な場所になりうるのです。

 外で食事しますか?。

 計画によって

 庭のある住宅の場合では

 庭での食事を検討する事もあります。

 中庭の場合もありますし

 広い庭とLDKが続く場合、

 二階LDKの場合は

 ベランダやバルコニーでの

 食事というある種ホテルライクな空間や

 グランピングのような。

 

 その場合、

 キッチンやダイニング、

 リビングの近くに

 大きな開口(テラス窓)を設置して、

 気軽に外での

 食事を楽しめるようにしています。

 BBQじゃなくても

 今日は夕日がきれいだから、

 星がきれいだから

 外でご飯食べよっか

 という感じで、

 外での食事を

 日常的に楽しんで頂いている

 住まい手さんも・・・・・・。

 

 庭が家と繋がり自由である事。

 

 大きなテーブルのある場所

 食事をするダイニングだから

 テーブルがあり、

 しかも家具としては

 基本的に大きめのテーブルが

 置かれますよね。

 

 ダイニングは食事する場所じゃなくて、

 大きなテーブルのある場所

 として考えると、

 使い方が広がります。

 

 実際、間取りや暮らし提案の

 打ち合わせの際、

 自宅で仕事するときに使いたい、

 子供さんがお絵描きしたい、

 夜お酒飲みたいなど、

 食事以外の楽しみが

 沢山あります。

 

 大きなテーブルは

 用途を変えながら

 家族に寄り添う、

 重要な要素です。

 

 テーブルの作り方、選び方。

 ご要望に応じて

 様々な計画が可能です。

 

 これまでの事例ですと、

 キッチンとフラットの大きなテーブルや、

 リノベーションの計画では

 既存のテーブルを加工して、

 再利用することもあります。

 

 鉄脚を買ってきて

 無垢の板と組み合わせて

 製作したことも何度かあります。

 

 もちろん引越し後に

 家具屋さんで

 ご購入頂くケースもあります。

 

 長く使うものなので飽きがこず、

 愛着が持てるものがいいですね。

 

 ダイニングからの風景。

 色々な間取り提案の際にも触れすが、

 平面や開口計画と合わせて

 ダイニングからの風景にも

 配慮した計画を行っています。

 

 昼間なら照明使わなくても明るく、

 季節の良いときは

 心地よい風が吹き、

 家族が自然と

 集まってくるような場所になっている

 そんな住み始めてからの話を拝聴すると、

 嬉しくなります。

 

 その他、

 テーブルの上に

 花が一凛あるだけで

 室内の風景が一変したりします。

 

 お勧めです。

 

 お勧めしないもの

 モノが山積みのダイニングテーブルや

 リビングソファ。

 

 食事を美味しく感じるためにも、

 普段使いの際にも

 気持のよい空間となるように

 テーブルをフレキシブルに使うためにも、

 テーブルの上は

 すっきりしておきたいですね。

 

 LDK空間にも

 各個室と同じく

 暮らしに馴染むような

 収納を計画する事が大切。

 

 ダイニングも含めて

  LDKのある間取り。

 自由に暮らしに合わせて

 使える余白を

  毎回丁寧に考えていますよ、

 家造りをスタートする際の参考まで。

 

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家造りと土地探し、中古物件を探すことも含めて不動産をどのように活用して暮らしを整えるべきなのか、それぞれの価値観も踏まえて土地探しを行う場合の注意点など。

2024年02月03日 | 暮らしの事イロイロ

土地探しの事色々と。

 

建築場所探しから

家づくりをはじめられる方もいらっしゃいます。

土地を探す前に、

どんな生活をしたいのか?。

生活へのこだわりは?

といったことを話し合い

プランの核となる構想からスタートです。

 

そして、住まい手さんと

暮らしについてのモデルに関して

意見交換を行い、

同意がいただけた段階で

具体的な土地探しをスタートさせます。

 

もちろん、土地探しですから

交通や生活施設の利便性や

周辺環境も綿密に検討した上で、

提携先の不動産会社

と連携しながら土地購入を

建築家としてサポートし、

土地購入後は

設計監理業務を通じ

夢の新居を完成させる

お手伝いをさせていただきます。

 

また、所有されている

不動産がある場合は

そちらも不動産会社と連携しなが

ら販売サポートも可能です。

 

このように、土地・建物探しから

設計監理までをトータルに

サポートできるのが

建築家と一緒の家づくりなのです。

※そこまでサポートしていない設計事務所もあります。

 

暮らしのイメージを実現する場所を探す(中古物件探し)。

 

家をつくる手段は

新築だけではありません。

 

中古のマンションやビル、

工場や倉庫跡購入して、

リフォームやリノベーションを

行うことで自分達の

ライフスタイルにあった

暮らしを実現する事も可能です。

 

中古といっても住宅で

限定せずに幅を広げる事も

中古リノベーションのコツ。

 

現行法規に

 

適合しているかどうか?。

既存建築物の

確認申請書や検査済証はあるかどうか?。

なければ、

その範囲内で

合法的な改造はどこまでできるのか?。

劣化具合はどうか?。

構造・設備の状態はどうか?。

中古物件を購入する際には、

不動産屋さんから提供される

一般的な情報も大切ですが、

住まい手さんの代理人であ

る建築家はこのようは視点から、

さらに必要な情報を

不動産屋さんに求め、

暮らしのイメージ実現の

可能性を探ります。

 

その情報の違いは

スタンスの違いからくるものなのです。

 

不動産を売るのが

仕事である不動産屋さんと、

住まい手さんの依頼により

家の設計監理を行い、

実際にそこで暮らす状態までを

サポートする建築家との大きな違いです。

 

だからこそ、

土地探しや中古物件探しには

建築家のサポートを

活用すべきなのです。

 

中古物件探しは

立地や建築性能は重要ですが、

表面的な見た目は

あまり気にしなくても

良い場合もあります。

 

その重要な諸条件を勘案しながら、

総合的な視点でビジョンを

描ける建築家だからこそ

「リノベーション」という手段を使って

夢をカタチにすることが可能になります。

 

不動産情報になくてはならない

大切な情報の一つに「方位」があります。

この方位は気候の影響を

勘案する意味でも

とても大切な情報なのです。

 

ただ、不動産情報に

記載されている「方位」は

何故だか重要に

扱われていないような気がします。

 

土地を売る状態では

ざっくりしたものとして

考えられているようで、

不動産屋さんに「磁北」と「真北」の

違いが理解できていない方も

いらっしゃるくらいです。

 

実際に家を建てる際には、

この「磁北」と「真北」の違いは

大きな意味を持ちます。

 

よくご相談も受けるのですが

風水や家相を考える上では「磁北」。

 

建築基準法等で

使用するのは「真北」。

そして「磁北」と「真北」には

約7度のズレが

生じているんです。

 

「磁北」と「真北」のとズレを

偏角と呼びます。

 

大したズレではないと

思われがちですが、

法律で定められている内容、

建物のボリューム的なところで

日影規制、高度斜線、

北側斜線等の厳しい地域では

この小さな違いが

建築計画に大きな影響を

及ぼすことがあります。

 

土地情報を確認する際には、

ぜひこの確認を

怠らないようにしてください。

 

都市計画道路の計画が

敷地にかかっている場合

用途地域による建築規

制防火地域による建築規制

風致地区による建築制限

道路幅員による建築規制

等々、数多くの規制が

建築経過には関わってきます。

 

また、条件によっては

その規制の緩和処置を

活用できることもあります。

 

建築家は事前に

関係行政機関等から情報収集し、

事前に協議等を行って、

敷地に関わる諸条件を

わかりやすく整理してくれます。

 

生活に欠かせない電力を

地域に運ぶ高圧線が

上空を横切っている場合には

そこにも規制がかかってきますので

建築制限があります。

 

敷地の真上を

横切っていない場合にも

規制がかかっている場合があるので、

所轄の電力会社にて

確認が必要です。

高圧線下の敷地は

それらの規制があるために

土地価格が安くなっているので、

必要な広さを確保できる土地ならば

購入することもお薦めです。

 

状況によっては「線下補償料」が

電力会社から支払われます。

 

崖・擁壁等。

都市郊外では住宅地を得るために

丘陵地を造成した場所が多く見られます。

斜面を切り盛りし、

宅盤を維持するために

ブロックやコンクリートの擁壁を設け

広大な宅地を開発した

住宅地も成立しています。

 

そこで注意したいのが「擁壁」。

2m以上の擁壁は

確認申請(工作物)が必要で、

これが無い場合には、

どんなに立派な擁壁も

崖と見なされてしまいます。

それは自分が所有する擁壁だけでなく、

隣地の擁壁まで関わってくるので

注意が必要です。

 

その場合には、

杭をつかって崖とみなされた擁壁に

荷重を負担させないとか

隣地の崖が崩れてきても

耐えられるように建築を

鉄筋コンクリートで造り

開口部を設けられないとか

色々な規制が加わってきます。

 

そうすると建築計画はもちろ

ん費用計画にも影響を及ぼすので

不動産関係者だけではなくて

建築の専門家の

アドバイスをもらうことをお勧めします。

 

ハザードマップ。

ハザードマップが行政情報として

提供されているので

事前に活用すると良いかと思います。

 

また地盤調査会社から

提供されている情報も合わせ

て確認することで

事前に災害に備えることが可能です。

 

浸水、土砂災害、

道路規制、揺れやすさ、

活断層、液状化・・・その時点で

わかる範囲の情報ですが、

安全安心のための情報なので

是非チェックしておきたいものです。

 

埋蔵文化財包蔵地。

周知の埋蔵文化財法蔵地

というものがあります。

 

これは埋蔵文化財を

包蔵する土地として

周知されている土地で

文化財保護法第93条第1項に

明記されています。

 

一般的には市町村などの

文化財窓口で

遺跡地図および

遺跡台帳において知ることができます。

 

対象敷地が該当する場合には、

書類を届出して

場合によって工事時の立会い

又は試掘をおこない

地中を確認することになります。

 

もし埋蔵文化財が見つかった場合、

それを破壊する

建築行為を行う場合には

発掘調査や

長期にわたる話し合いを

行うことになり、

個人の住宅計画以外で

事業計画による建築の場合には

費用負担が必要になり、

時間も1年から2年待ちとなる事も

多いです。

 

個人住宅の場合は、

自治体が調査費を

負担することが多いですが、

急ぐ場合には自己負担で

民間の会社に委託することになりますので

資金計画も再検討することになります。

 

確認済証。

既存の建築物や

擁壁について

確認申請や検査がちゃんと

終了しているかどうかが

その土地や中古建築物での

新しい計画にとても影響を与えます。

 

一般的に建築を建てる場合や

工作物を設置する場合には

確認申請を行い、

確認済証の発行を受けてからしか

建築工事ができません。

 

検査済証の発行を待って

初めてその建築を

使用する事ができます。

 

確認済証。

リフォーム、リノベーション(大規模な修繕、増・改築)を

行う場合にはこれらの書類がないと

スムーズに新しい

手続きを提出する事ができません。

 

最近は規制緩和が行われ、

既存の建築物のどこが不適合なのか?

そこをどのように

改造することによって

適合することができるかを

検討するプロセスが

容易になってきました。

 

擁壁については

工作物の確認済証、

検査済証がないと

せっかくの擁壁が崖扱いになり

建築の基礎や外壁・開口部に

制限を受けることもあるので

注意が必要です。

 

いずれにしても、

確認済証と検査済証が

現存するかどうかを

物件購入前に

確認してみてください。

 

建築家は空間と暮らしを

イメージしながら

土地情報を収集していきます。

 

もちろん実際に現地に赴き

周辺環境を

体感することが欠かせません。

 

そして、

可能性の高い候補地について

諸条件を検討し

建築家としての所見を説明し

住まい手さんの判断を

サポートしています。

細かな部分まで

網羅した内容ではありませんが

土地探しから

家造りをスタートする際の参考まで。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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2階リビングのメリット・デメリットを知って、間取りと暮らしを想像するように、暮らしの少し先を考えながら暮らしやすさの価値観をどのように考えるのかで住まいの設計デザインとカタチは変わります。

2024年02月02日 | 家 住まい 間取り プラン

 

2階リビングのメリット・デメリットを知って、

暮らしを想像するように。

※スキップフロアを併用した二階LDK提案事例CG

 

木造住宅の場合は特にですが

建物の構造的な事からも

比較的開放感を

持たせることが出来る

2階リビングについて。

 

2階リビングの

メリット・デメリットを知ることは、

実はとても大切。

 

採用する、

採用しないに関わらず、

将来の暮らしを考える

良いキッカケになるからです。

 

まずはメリットから。

2階リビングのメリットは

遠くの景色を取り入れやすい事。

 

1階だと、

ある程度視界が限られてきますから

条件がよっぽど適した場所でなければ

なかなか遠くの景色を

楽しむことは難しいです。

 

なので、

敷地内に庭を設けたりして

緑を愉しんだりするのですが、

広い庭を確保しにくい土地、

住宅密集地では難しい。

 

近くに公園があれば、

その緑を眺めるように。

周りの家と家の隙間から

空が見えれば、

そちらに向かって窓をつくったり。

 

高台であれば、

遠くの山の稜線を眺めるように。

 

2階に上がることで、

切り取る景色に幅が広がります。

 

狭小地でなくても、

遠くの景色を取り入れるために

2階リビングにすることもあります。

 

遠くに山の稜線が見えれば、

自分の庭に植えた

植栽と繋げてみたり「借景」としても

風景の範囲が一階とは異なります。

 

シンボル的な広域の風景を

眺める大きな窓を設ける事も

開放感を生み出す過ごし方。

 

住宅街でも

比較的光を取り入れやすいという事。

 

リビングは明るい方がいいですか?。

住宅地では

お隣の家の影が

自分たちの敷地にもかかってきます。

 

そして当然ですが、

低い位置の方が影の影響は

大きいですね。

 

そこで、

明るくしたいリビングを

2階にもってくるという考え方に

繋がる訳です。

 

狭小地での駐車場・駐車スペースを

確保するのに最適。

 

当然ですが車が入ってくるのは道路から。

 

敷地の道路側等には

車を停めるスペースが必要です。

 

奈良県は特に

交通網の観点からも

マイカーでの移動が多くなります。

 

家族の環境変化も考えると

2台分は確保したいところ。

 

でも、

家を建てる敷地が広いとは限りません。

 

駐車場スペースにも

限りがあります。

 

そんな時に、

2階をリビングにして

1階をビルトインガレージ(インナーガレージ)として

計画する事で、

車庫を確保しつつ、

住宅の居住面積も

出来る限り確保できるように。

 

更には車から雨にぬれずに

玄関へ行けるという+αの

メリットも付いてきます。

 

2台分のビルトインガレージの上が

LDKというスタイルで

ホームエレベーターでの

上下階移動も

将来的な計画として視野に

間取りを考える事も重要です。

 

坂道が多く、

平坦な場所が少ない地域も

奈良県の山間の住宅地では多いです。

 

土地を小間切りされた

狭小地も意外と沢山あります。

 

工夫次第で

平屋のような暮らしができる

生活の主たる部分を

同じ階にしてしまえば、

1日の殆どを1フロアで過ごせるので、

平屋に住んでる感覚に近くなります。

 

2階にリビングを持ってくる場合、

リビング以外の部屋も一緒に

2階にもってくればそれが可能です。

 

2階にある平屋のような暮らしも

注文住宅での価値観のひとつに。

 

2階リビングのデメリット(回避可能)

家事動線は「水平動線」が基本良い。

 

家の条件の中に

必ずと言っていいほど

入る項目だと思うのが、

家事がしやすい家。

 

家づくりを考えるときには、

こだわりたい項目になるかと思います。

 

特に気を使いたいのが、

洗濯動線

「洗う→干す→たたむ→しまう」

間違えて、この動線が「上下動線」になってしまうと、

一気に家事が大変な家になります。

 

例えば、1階で洗濯して、

1階に室内干しのスペースを

計画していなかったら

2階のベランダやバルコニー

又はリビングの一部で干して、

たたんで、

1階の寝室のクローゼットにしまう。

 

洗濯物を持って、

階段の昇り降りって大変ですよね。

浴室・洗面脱衣室・物干し場・収納はセットにして、

近い位置関係や移動しやすい間取りで

配置するのか、

別の位置関係で

配置するのかを決めることが大切。

 

自身の家事効率を

どのようにイメージするのかで

随分間取り計画や

住み始めてからの暮らしが変わります。

 

やむを得ず家事空間を

分解しないといけない時でも、

上下移動が比較的単純に済むように。

 

家族構成や暮らし方で

1階2階に配置する部屋を考える。

 

メリットの所でも説明しましたが、

生活の主たる部分を1フロアにまとめると、

一気に暮らしやすくなります。

 

では、「生活の主たる部分」って

一体何の部屋なのか?

 

その答えは家族によって異なります。

 

以下に2つ例をあげます。

 

1:家づくりの際、既に子供が大きい時。

現在の住まいで

一人部屋を既に持ってる場合も

同様だと思いますが、

この段階での暮らしにとって

子どものプライバシーを

確保するということも

ポイントになってきます。

 

その場合は、

子ども室を生活の主たる部分から外して、

1階に計画する事も考え方のひとつです。

 

2:家事をしながら

子どもの様子が分かるようにしたい時。

この場合は、

LDKと子ども室で

視線が通る方がベストです。

 

なので、

例1とは異なり、

子ども室として活用できるような

スペースをLDK近くに考えて

予備的空間を設計して

「生活の主たる部分」ということを考えて、

それ以外の部屋を

1階に計画する事もあります。

 

例えば、

水回り(洗濯動線は崩さない)だったり、

寝室や書斎だったりが

1階に配置する部屋の候補になります。

 

ここを見誤って、

家族に合わない間取りになってしまうと、

暮らしにくい家に

なりますから要注意です。

 

2階リビングのデメリット(不可避)。

階段の昇り降りを考える。

 

リビングが2階ということは、

家に帰ってきて必ず

階段を上ることになります。

 

毎日の階段、

出掛ける時も階段、

お客様が来ても階段、

若いうちは大丈夫でも、

年齢を重ねるごとに心配にもなります。

 

でもデメリットをちゃんと理解すれば、

対策は出来ます。

 

ここでの対策は、

最初のプラン作成時に、

必ず検討することがあります。

このブログの最初に書いた

ビルトインガレージ計画の内容に

将来的にホームエレベーターを

設置できる場所を設けておくこと。

 

いざ、

改築やリフォームする時に

最小限の工事で出来る様な構造にしておけば、

工事期間も短く、

費用も抑えることができます。

 

将来への備えは、

ある程度今から

考えておいた方が得です。

 

損はしません。

 

少し先にある将来の暮らしを

想像する事。

メリットを活かしつつ、

注意点を守って、

デメリットにはしっかりと

対策案を考えておけば、

将来までも不安の少ない

暮らしが想像できます。

 

身体機能が衰えた際には

ホームエレベーターで

上り下り、

上がったらそのまま

寛いだり料理を楽しんだり、

居心地の良いリビングや

ダイングを味わう。

 

外の景色を眺めながら

くつろいで、

お風呂に入って

夜の時間をゆったりと過ごす。

 

最初は子ども達が使ってた

2階の部屋が夫婦の寝室に変化したり。

 

1階にあった主寝室は

孫を連れた子ども達が

帰ってきた時の部屋、

ゲストルームに変化したり。

 

そんなふうに

可変性も持たせた

素敵な暮らしが見えて来ませんか?。

 

ここで書いた二階リビング(LDK)の

考え方は

2階リビングに特化したこと

ばかりではありません。

 

平屋でも1階リビングの2階建てでも、

3階建てでも

同じことがいえますから

家造りや間取り計画のご参考に。

 

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インテリアデザインは、 私たちの「感覚」に強く訴えかける要素を含んでいます、過ごし方のイメージとインテリア空間の考え方を意識する事で質の良い過ごし方の出来る住まいの設計とデザインに。

2024年02月01日 | 設計の事デザインの事

インテリアと集中力の向上関係性 。

※明るい素材感を活用したLDK空間

 

インテリアは私たちが過ごす場所の

雰囲気づくりや

精神衛生においても

重要な役割を果たします。

 

美しい、落ち着く、

あるいはその場に適切な

インテリアデザインは

快適性や美観を提供するだけでなく、

私たちの集中力や生産性にも

影響を与えることがあります。

 

家がオフィスという人も

多くなりましたし

リモートワークも日常化した現在、

今後もオフィスへの出社はせずに

在宅勤務が常態化する人は

増えていくかも知れません。

 

しかし、

家には様々な誘惑と

集中を邪魔してくる

要素が潜んでいます。

 

そのような中でも

快適に集中力を維持できる

環境をインテリアで確保しよう、

という考えもまた広まってきています。

インテリアデザインと感覚の関係性。

 

インテリアデザインは、

私たちの「感覚」に

強く訴えかける要素を含んでいます。

 

照明、素材、家具、

そしてそれらが持つ色彩など、

様々な要素が組み合わさって

空間の雰囲気を

生み出すわけですが

それらを生み出すインテリアと

そのデザインは、

私たちの心理的な状態にも影響を与えます。

 

例えば、

自然光を多く取り入れた

明るい環境は、

心の安定や気分の向上に

つながることが知られています。

 

一方、

暗い照明や閉鎖的な空間は、

静かな時間を過ごしたり

眠りを誘う魅力を持っています。

 

照度と色調はどのようなものが良いか

「照度」、つまりは

空間の明るさですが

例えば、

明るく広々とした空間は、

多くの人にとって

リラックスできる環境であり、

集中力を高めることができます。

 

また、照明の色合いを含めた

「色調」については

暖色系(赤・黄色・オレンジ)の色合いには

人の気持ちを高揚させる効果があります。

 

明るく元気というイメージの

象徴であり、

親しみやすさを与え、

高揚感の向上にも寄与します。

 

そのことから

発想力を求められるような

仕事の環境に最適です。

 

一方で寒色系(青・グレー・黒・白)

といった色合いは、

気持ちを落ち着かせて

集中力を高めるとともに、

真面目・誠実・冷静沈着

といった印象が強い色群です。

 

集中力を求められるような

環境には

最適なカラーとなり、

ホームオフィスのような

環境を構築するなら、

暖色系・寒色系の

バランスの良い組み合わせが

必要かと思います。

 

木を多用した空間の

集中力への影響は現在、

多くの自治体が

公共図書館等を見直すような

取り組みを行っています。

 

その事業計画を進めるにあたって

選ばれている素材が

いわゆる「木材」です。

 

木材には多くの効果が

期待されており

「内装木質化した建物事例と効果」

という形でまとめられているほどです。

 

内装に木を多く使った空間は、

そうでない空間に比べて

疲れを癒す効果が高く、

集中力も高まる。

 

そのような事実も

実験によって明らかになっています。

 

疲労の回復の度合いにおいても

木材を多く用いた部屋で

作業を行うのと、

それとは異なる空間で

作業を行うのでは、

前者の方は副交感神経の

活動が上昇しており、

疲労回復効果が

高いことを判明しています。

 

また、認知機能を維持する効果、

つまり木材を多く用いた部屋では

注意力の低下が

抑えられる効果が認められ、

これは脳の前頭前野の

活性が維持されるためと考えられます。

 

つまり木材を多用した空間では

集中力が落ちにくく、

疲れても癒し効果で

回復が早いことが期待できる

ということです。

 

木から受ける

視覚的・触覚的な印象が

複合的に作用しているのだろう、

という結論に至っています。

 

その他にも、

木材の香りにより集中力が

持続しやすく、

長時間にわたって

集中しても疲れにくいなど、

期待できる効果が多数あります。

 

このように、

インテリアに木材を多用することで

集中力が増し、

効率的に物事を進められる

環境になります。

 

そして、

壁に無垢材を貼り付けるなどの

大掛かりな手間を掛けずに、

その効果を取り入れることが

できるのが「家具」です。

 

なかでも仕事や勉強を

行う場となるデスクに

木そのものともいえる

無垢材を持ってくることで、

手触りによる癒しや

光の反射による目への

刺激の緩和といった効果

期待できます。

 

整理整頓の重要性。

整理整頓された空間は、

心地よさや安心感をもたらし、

集中力を高める助けとなります。

 

物の配置や収納の仕組みが

うまく整えられている場合、

私たちは必要なものを

すぐに見つけることができ、

散漫な考えにとらわれることなく

作業に集中できます。

 

同時に適切な姿勢の

サポートや適切な照明設備も、

長時間の作業中に疲労を軽減し、

集中力を維持するために重要です。

 

音響環境の調整騒音や

不快な音は、

私たちの思考プロセスを妨げ、

注意力を散漫にさせる

可能性があります。

 

そのため、

適切な断音設計や音響素材の使用、

または集中を助けるための

静寂な環境の提供が重要です。

 

集中力を高めるためには、

それぞれの環境に合った状態で

「ノイズ」も考慮した場所を

計画する事が望ましいと思います。

 

個々の好みや

パーソナル空間も

インテリアデザインと集中力の

関係に影響を与えます。

 

人によって集中しやすい環境や

好みのスタイルは異なるため、

自分自身のニーズや

好みに合わせたインテリアを

計画することが重要です。

 

自分が居心地の良い環境にいると、

心地よさや

集中力を高めることができます。

 

適切な照明や色彩、

快適な家具、

整理整頓された空間、

適切な音響環境など、

様々な要素が組み合わさって、

集中力を高めたり

居心地よ良くしたり

深いリラックス効果を得られたりします。

 

複合的な要素をどのように

家造りと

インテリアのデザインに取り入れるべきか?

 

自分自身のニーズや好みに合わせた

インテリアを知ったうえで

それらを取り入れることで、

より質の高い環境を

実現することができると思います。

 

暮らしの効能を丁寧に。

 

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間取りと素材と考え方の工夫、注文住宅の計画でペットと暮らす家を考える際に大切な事、ごく一部ですが設計デザインを進めるうえで大切にしている提案。

2024年02月01日 | 家 住まい 間取り プラン

ペットを家族として

愛する方々にとって、

ペットとの生活に適した

住環境を整えることは

必要不可欠です。

※設計実例の住まいのインナーテラス・土間で外を眺める猫達

 

家づくりの計画を立てる際、

ペットの快適さや

安全性を考慮した住宅設計は、

多くの方にとって

重要なポイントになります。

 

そういう意味で

ペットとの共同生活に

最適解となる

住宅設計のポイントと

家づくりの注意点を。

 

ペットと暮らす

家づくりのポイント。

 

階段の設計

ペットの安全を考慮した

階段の設計は、

ペットとの生活において

重要な要素となります。

 

緩やかな階段は

ペットの足腰への負担を軽減し、

安全性を高めます。

 

また、

人にとっても、

日常的に緩やかな階段は

安全で使いやすい

というメリットがあります。

 

階段の設計は、

ペットだけでなく

家族の安全と

快適性も

考慮したものであるべきです。

 

ペットに優しい床材の選択

ペットの健康と

快適性を考慮した

床材の選択も

ポイントの1つになります。

 

滑りにくく、

肉球に優しい素材を選ぶことで、

ペットの安全を確保し、

快適な生活空間を

提供します。

 

また、

床材は耐久性が

高いものがおすすめです。

 

掃除のしやすさ

ペットとの生活では、

毎日の掃除が欠かせません。

 

抜け毛や汚れに

対応しやすい内装材を

選ぶことで、

清潔な環境を

維持しやすくなります。

 

また、

ペットが外から持ち込む

汚れに対応するために、

掃除がしやすい

素材の選択は

非常に重要ですし

例えば散歩から家に戻った際の

移動動線の中に

どのように「室外」→「室内」への移動

又は逆に「室内」→「室外」を

計画するべきなのか?

室内で過ごす場合は?

又は庭で過ごす場合は?

等の内容を踏まえた

家の間取り計画も重要になります。

散歩アクセサリーも

どこに収納しておくのか?

それだけでも日常が変わります。

 

ペットと暮らすため素材選び。

床や壁の傷対策

ペットとの生活において、

床や壁の傷は

避けられない問題です。

 

傷の対策として、

メンテナンスしやすい

床材や壁紙を

選ぶことが重要です。

 

例えば、

コルクマットや

ペット用の壁紙を

使用することで、

傷や汚れに強く、

長期的に

美しい住環境を

維持できます。

 

臭い対策

ペットとの生活では、

時間とともに

気になる臭いが

発生することがあります。

 

この問題に対処するためには、

24時間換気システムの

導入だけではなくて、

脱臭機能を持つ

壁材の使用が効果的です。

 

ペットのストレス対策
ストレスを軽減するためには、

住宅設計において

ペットの行動範囲を

考慮することが重要です。

 

特に、

通行人が多い道路に面した場所に

ドッグスペースを設ける際は、

ペットが吠え続けることを

避けるために、

防音対策も含めた

計画を施すことが望ましいです。

 

ペットとの生活に

適した住宅設計は、

ペットの快適性と安全性を

考慮することが重要です。

 

だからといって

人に対して不便になると

生活にも支障が出るので

考え方のバランスが重要になります。

 

床材の選択、

掃除のしやすさなど、

日常生活でのペットとの

快適な生活を実現する為には、

これらの要素を

総合的に考慮する必要があります。

ペットとの

幸せな生活を実現するために、

最低でも

これらのポイントを

念頭に置きながら、

住宅設計の計画をイメージしてください。

 

勿論「獣医」さんとのコラボも

僕のアトリエでは可能です。

 

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