11月17日(日)の19:30からのNHKの「ダーウィンが来た!」で、雄ライオンの厳しい試練が紹介されていました。
ライオンは、百獣の王って感じに思われていますが、実際は、想像以上に厳しいんですね。特に、雄ライオンにとっては。
小さい時は、猫可愛がりって感じで、雄雌関係なく、群れの中で(あまり努力することなく)大切にされているのですが、2歳になると、雄ライオンは、父親から攻撃を受けて、群れから追い出されてしまうのです。(鳥と同じですね・・・、食べるもがなくなるからでしょうか?!)
そうなると、追い出された雄は、そんな(やはり追い出された)雄を探して、一緒に行動するしかないのですが・・・何せ、ライオンの狩りは、上手な方でなく、失敗する方が多いので・・・→一頭だけの単独行動でで生き抜くのは、まず、無理なのです・・・?!
ライオンの集団は、母系社会で、頂点の雄は、常に、外部からの侵入者です。つまり、婿養子って感じになって、絶えず、入れ替わる感じになっているのです。
厳しい武者修行をした強い雄に乗っ取られることで、遺伝学的にかけ離れた赤の他人の強い遺伝子が残ることで、それが、ライオンの繁栄上、合目的的となっているのです。
こんな感じで、ライオンの世界では(他の動物の世界でも)、まず、「子離れ」が起き、そして、「親離れ」となります。人間の場合は、どうでしょうか・・・?!
子どもの育て方は、男の子と女の子では、違って当然だと思っています。元々、男女の脳が違う訳ですから・・・→結婚して、夫の行動がどうしても理解できない人に対して、「犬を飼っている」と思えば腹が立たないって感じの本が売れていますが・・・?!
やはり、男の子は、その年齢に合ったいろんな失敗を沢山重ねて、体ごとに一つ一つ体験させることで成長して行くものだと思います。親が前もって敷いたレールで動くのではなくて・・・?!
しかし、可愛さのあまり、失敗して欲しくないと思って、ついつい、親や祖父母は、手を出してしまうんですね・・・?!
http://www.youtube.com/watch?v=wc8K8t27-xU