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アジアの多くの言葉では、文字に関しては、母音よりも子音字が中心になっているケースが多いですね。
母音の「アイウエオ」に関しては、アラビア語では、「アイウ」だけ、ペルシャ語では、「アエオ」だけってケースもありますが・・・。
日本語にはない、「そり舌」の発音、これって、中国語だけてなく、タミル語やベトナム語やヒンディー語やベンガル語やシンハラ語やパンジャービー語など、多いですね。
又、「声門閉鎖音」、これも日本語にはないので・・・しかし、大切ですね。例えば、アラビア語での挨拶の、「アッサラーム・アライクム?」での初めのアと後のアの発音の違い、日本人には、難しいですね。この「声門閉鎖音」は、アラビア語だけでなく、タガログ語やミャンマー語にも、頻繁に出てきますよ。
日本語では、「箸」も「端」も「橋」も、「ハシ」と言う場合の上がり下がりがどうなのか、文字に出てきませんね。これって、初めて日本語を学ぶ外国の人にとっては、大変ですね。その点、アジアの言葉には、声調なるものがあり・・・→ミャンマー語では、3つ、中国語とチベット語では、4つ、タイ語では、5つ、ラオス語では、5~6つ、ベトナム語では、6つとありますが・・・(カンボジア語には、声調は、ありませんが・・・)。