日本の心・さいき

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独身の医師・・・

2009-01-07 10:20:56 | Weblog
 年末・年始の救急医療では、独身の先生方で、頑張っているケースは多い。家族持ちの人の場合、いつもは仕事中心の人であっても、せめて年末・年始だけは家族を大切にしたいと思っている人が大部分である(私の様に、例外もあるが)。
 ある麻酔科の先生が次の様に言われた、
 ・・・12月31日の夜、子どもが久し振りに家に帰って来て、皆で楽しく、自分もほろ酔い加減で、いい気持ちになっていた。そしたら、病院から電話が掛かってきた。整形外科の先生で、・・・「賑やかそうですね、・・・今直ぐに手術が必要ではないんですが、明日でなくていいですが、お願いできないでしょうか。・・・」との電話。電話してきた先生、とても熱心な(男性の)先生で、(何故か独身で)寂しく救急医療を年末・年始に、皆に代わってしている。その時、ジーンと来ましたね、いつも一緒に仕事をしているんで、彼の気持ちが分かるんですよ、彼が独身で寂しく年末を送っていると言うこと、それに、初めに発した言葉、「賑やかそうですね・・・」、・・・・で、「(いつもは、もっとずらしたと思うのだが)2日にしましょう」と(家族を無視する感じで・・・)了解の返事をして、2日に手術実施。あの「賑やかそうですね」の初めの言葉で、ジーンと来て、正月明けでも頑張ろうと思った。
 ムーッ、この話を聞いて、私もジーンと来ました(感動・涙・拍手)。


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