日本の心・さいき

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為になるかも知れない本(その94)

2007-05-23 06:40:34 | Weblog
休憩室
その6、肺癌に付いての総合講義で、いかにタバコと肺ガンが緊密な関係にあるかを○○学の助教授が説明した。その直後の休憩時間に何とその助教授がタバコをスパスパと吸っているではないか!学生が、「先生、肺ガンに・・・」と言うと、助教授曰く、「もう、あきらめとる。もしも、肺ガンになったとしても、タバコの場合は、予後のいい扁平上皮癌が多くて、早期に発見してもらえば助かるんじゃ」と。この肺癌の5年生存率、内科の先生の話では、内科中心に治療したのが一番良くて、外科の先生の話では、外科的に、放射線科の先生の話では、放射線科的に治療したのが、治療成績が一番良いとの話であった。一体、どうなっているのだろうか?
その7、大学病院の泌尿器科で、インジゴカルミンを注射した後に、膀胱鏡で見ようとしている医師に、「先生、既往歴として、Lues(梅毒)とGono(淋病)があります。」と私が言うと、「エッ!」と大声で言って真っ青になり、急いで手を洗っている。外科の手洗いの実習の時以上に何回も。看護師さんも。最近、ペニシリン耐性の性病、多いもんね。
その8、医学部では、すごい統計にお目にかかる。2例中1例そうだったので、50%とか、3例中1例そうだったので、33.3%とか言う。では、1例そうであれば、100%で、そうでなければ0%ですか?
その9、学校に行く途中、見ると向こうから来るのは○君でないか。いつもはもっと遅いのに、今日はいやに早く学校に行ったなあ、休講かなと思って、「休講?」と聞くと、「馬鹿言え、ネコ捕りよ、朝からさがしよるけどどこにもおらんもんね。おったと思うたら首輪がついとるもんね」と言う。生理学の実験で、ネコを使って脳の働きを調べる頃になると南日本新聞のスミに、「ネコがいなくなりました。色は、・・・」と載る。宮崎まで行って、4匹も捕ってきた人がいた。1匹2.000円で第2生理学教室が買ってくれる。1匹で実験で失敗すると、あとは自分で捕りに行くしかない。エ一テルの麻酔のかけ過ぎで失敗してしまうのだが、30分間もネコに人工呼吸をして、助かった学生(!!」もいた。
その10、細菌学実験の時、ひどい下痢をした人がいた。この時、実習で使っていた脹チフス菌や赤痢菌が原因だろうと思って、細菌学教室で調べたところ、実習に使った病原体ではなく、天文館(飲食街がたくさんある)辺りの病原体とのこと。



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