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3つの学校で、養護の先生が、3人とも、風邪気味で、咳をしている。なかなか治らないと言う(パラインフルエンザか?)。子どもたち、元気で(上天草総合病院の外来では、この土・日も、その前の土・日も、嘔吐下痢症での急患が多かったが)、インフルエンザらしき生徒は、一人もいない。
馴染みの顔ばかりって顔だ。小学生だと、保健室に入る前に、隙間から中を覗き込んで、「あの先生知ってる、・・・」何て子ども同士で言ってる。
小学校1年生から中学3年生まで一気に診ると、その変化に驚かされる。礼の仕方は、小学校1年生が一番丁寧。2~5年生だと、形式的にしている感じがしないでもない。6年生にもなると、ちゃんときれいに礼をしている。
中学生になると、お互いに、話が出来て、別の話で盛り上がる。
「何の教科が一番好き?」→「理科です。」
「将来、何になりたいですか?」→「まだ、はっきり決まっていません。」
「世界の人口、中国の次にどの国が多い?」→「アメリカですか?(インドです。アメリカは、3番目。)」
「世界の国の面積で、ロシアの次に広いのはどこの国?」→「アメリカ?(カナダです。)」
「北海道の面積は、九州の何倍?」→「1.5倍ですか?(2倍です。)」、更に、「九州は、四国の何倍?」→「3倍ですか?(2倍です。)」
「腎臓って、何個ある?」→「1つですか?(違います、2つですヨ。」
「英語で、パンは何と言う?」→「パンですか?(ブレッドです。)」
養護の先生も、傍で聞いていて、ニコニコしている。介助で一緒に来ている看護師さんも、ニコニコしている。生徒たちも、(初め少し緊張気味の顔だが、終わりには)ニコニコ顔になっている。
田舎だから、こんな感じで、ゆっくりと、楽しく出来るのかなあ?
姿勢の悪い子(猫背)がどの学校にもいて、その都度、(背筋を伸ばして、顎を引いて、耳が肩の真中に来る様にと)、注意して行ったけど。