日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

春先の花々

2021-03-12 10:05:45 | 日記
「春先の花々」
 殆ど毎日、家内と、散歩をしています。以前は、道路の周りの花々を気に止めて見ることは、少なかったのですが(家内は、しばしば、見ていましたが)、今は違いますね。
 梅は、もう、最盛期を過ぎましたが、桜は、正に、今からですね。
 道路の周りにある花が、既に、枯れてしまったのや、最盛期や、今から咲く感じの花々を見るのが、とても楽しくなっています。
 自宅の庭にも、初心者ながら、花々を植えています。
 どんどん大きくなって行くのを見るのは、いいですね。
 先々枯れますが、それはそれで、又、その先もいろんな経過があるので、それも楽しもうと思います。
 前から同じモノを見ているのに、捉え方が、前と違っているんですね。

*写真と録画は、令和3年3月9日(火)、自宅の庭で、撮ったものです。

(令和3年3月12日、記載)

https://www.youtube.com/watch?v=SPt5nSjwopU


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イベルメクチン

2021-03-11 09:44:30 | 医学
 「イベルメクチン」

 「イベルメクチン」、ノーベル賞受賞者の大村智先生が発見した薬が、今、新型コロナウイルスに効くとのことで、注目されています。
 まず、これ、安いです。既に、アフリカの多くの国で、それも、37億人以上に、1987年以降、寄生虫の薬として、使われてきています。注射でなく、1回、飲むだけです。
 で、これが、新型コロナウイルスにも効くとのことで、既に、使われて、それなりの効果が出ているのです。
1、重症化率が約7分の1
2、死亡率が約4分の1
3、予防効果の報告もあります。
 現に、アフリカでの新型コロナウイルス感染症の発生率、少ないです!
 しかし、これ、高価な「レムデシベル」に押されて、認められていません。が、実際は、医師の責任の下で、アフリカ以外でも、使用されています。
 治験のデータが執りにくいんですね。何せ、作っている製薬会社が、レムデシベルの会社と比較すると、小さいですから。
 それに、薬価が、24万円と671円ですから!
 日本人が発見した「イベルメクチン」、是非、日本政府の力で、出来るだけ早く、許可を願うのは、私だけでないのでは・・・。
*https://www.youtube.com/watch?v=3x8k_2f838k(←期待が持てそう!)

(令和3年3月11日、記載)


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井の中の蛙

2021-03-10 08:24:02 | エッセイ
 「井の中の蛙」

 「井の中の蛙」と言う言葉があります。
 今の我々日本人は、そんな感じではないでしょうか。
 マスコミにも問題があります。マスコミが、今の世界の情勢で、出すべき情報を出してないことに気が付いている日本人、少ないと思います。
 天下のNHKでもそうです。朝日新聞でも、そうです。しかし、多くの日本人は、マスコミが、それも、朝日新聞やNHKが、偏った情報を出しているとは、思わないですね。
 で、実際に、海外に行くと、次第に知ってきます。
 パリのエッフェル塔に行くと、アフリカから来た感じの人が、モノを売って、観光客に、買ってもらおうと、一生懸命になっています。フランスでは、貧富の差がとても激しいのです。
 ドバイに行くと、アラビア語を話す人は、一割ぐらいしかいません。安いお金で、アジアの人が、暑い中、人間的な扱いをされない状態で、酷使されています。
 海外では、物乞いは、多くの場所で見られます。
 日本の物価は、決して高くありません。そして、もう、日本の経済、下り坂を進行中なのです。
 外国人が住んでいる人の割合が、5%も満たない国、日本以外にありますか?それも関係しているのでしょうか、日本ほど、安全な国、ありません。
 DMM英会話で話して思うこと、アフリカの人、英語を上手に話す人、多いです。中には、唯一、英語が公用語になっている国もあります。フランス語も、アフリカの多くの国で話されています。長い間、アフリカは、ヨーロッパの植民地でした。独立後も、経済的なことで、搾取され続け、貧富の差は、改善していません。
 日本人は、もっと、今の世界の姿を知るべきです。世界の人口の約6割が、アジアの人です。
 アフリカの面積、(地球儀で見る限り)ヨーロッパのそれの3倍以上もあります。そのアフリカの国々に、中国の力が、今、どんどん加わりつつあります。
 ロシアの事情、中国の事情、北朝鮮の事情、韓国の事情、日本人は、もっと知るべきです。そして、(正しい情報を提供してくれない)マスコミに惑わされなく、自分なりに、調べることが大切ではないでしょうか。
 今日から、マスコミの姿がおかしいと疑って、少し、批判的な目で、テレビの内容を見て下さい。
 国会での討論の仕方、野党が頭越しに総理を馬鹿にした言い方で批判していますが、品格のない言い方、ちょっと不自然では?コロナ禍でのマスコミの取り上げ方、専門家の意見、同じ人がいつも出ていて、不自然と感じませんか?他の意見が、聞けないですね・・・。
 中国のウイグル問題に付いて、マスコミ、日本政府、あまり取り上げません。何故でしょうか・・・?!

*https://www.youtube.com/watch?v=e-62hVWxyWo(←日本人、世界に目を)
*https://www.youtube.com/watch?v=t2BkX19b7y8(←台湾のパイナップル)
*写真と内容、関係ありません。2014年2月5日、ドバイの砂漠の中で撮った私です。

(令和3年3月10日、記載)


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香春

2021-03-09 08:21:01 | エッセイ
 「香春」

 令和3年3月8日(月)、家から5分ほどの所にある中華料理店「香春(こうしゅん)、定休日は木曜)に、家内と一緒に、行きました。午後2時を少し過ぎていたのに、入れました(←時間帯が、コロナで、短縮?!)。
 で、二人とも、「セレクトランチ」を注文しました。種類豊富で、これが1000円(それに、消費税)、ホントって感じで、メインがいろんな中から選べ、私は、魚を、家内は、肉を(いつもの様に)摂りました。
 この店、私が「たはら小児科医院」を開業した時に、駐車場を挟んで、医院の前のセンタービルの1階でオープンしていて、ずっと、ファンでいました。その後、「香春」は、中の島の広い所に移りましたが、当初からだと、もう30年ほど、続いています。
 スタッフ(特に、マスターが)がいい、美味しい、早く出る、安いの評判で、コロナ禍も何とか乗り切っていた様で・・・それが、突如、爆来って感じになっていました。
 何でも、2月の下旬に、中華料理の人気店がOBCで紹介され、その後、もう一度、同じ内容で、紹介され・・・大分県で、中華料理ベスト10(実際は、4位)に入って、紹介されたせいでしょうか・・・その後、メチャ多くなって、爆来って感じになっていて・・・、(そこの職員が言われるのに→)
 「イヤー、もう、コロナで少ないのに慣れていたので、急に、放映後、ドッと来て、エッ、エッ、何、何、コレ!って感じで、それも、佐伯市外が多くて、ビックリしました・・・」と言われました。
 佐伯市では、美味しい所、他にも、沢山あります!もちろん、私なりに決めた佐伯市の食べ所、ベスト15(←多いでしょ)の中で、この「香春」は、ベスト3に入っています。

*https://obs3ch.tv/3ch/contents/7273.html(←OBS中華キングダムで、4位)
*https://retty.me/area/PRE44/ARE237/SUB23701/100000851106/?utm_y_pc_res_title(←時間帯が、この表記とは今は違っている様で、短縮しています。←コロナのせい?!)
*写真は、香春内に貼られていたものです。

(令和3年3月9日、記載)


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輪廻

2021-03-08 09:52:28 | 生き方
 「輪廻」

 ヒトは、死んでしまうと、・・・どうなるのでしょうか?
 自分の肉体を造っている原子は、又、何かに使われるはず・・・→と言うことは、考え方によれば、不滅ってことでしょうか?!
 魂はどうなるのでしょうか?よく、肉体は滅んでも、魂は不滅って言いますが・・・。(魂の事、しっかりと見えないだけに、正直よく分かりません・・・)
 お坊さんや神父さんや神主さんに、(好奇心旺盛な私は、恥ずかしげもなく)、直接に尋ねたことがありました。
 あるお坊さんが言われました、・・・あの世に付いてですか・・・自分の周りに、実際に行って帰って来て、具体的に言える人、いませんから。どうなんでしょうかねえ・・・。
 又、ある(カトリックの)神父さんが言いました・・・私も、実際に行ってる訳じゃないんで、詳しいこと、言えませんが・・・。
 又、ある(神道の)神主さんが言いました・・・今、地獄は、悪い人が沢山来過ぎてしまって、超満員で入る隙間もない。地獄に来ても入れないから帰れと言われるみたいですが(笑って言ってたので、冗談だと思いますが・・・?!)。
 ハチから刺されると、時々、アナフィラキシーショックで大変なことになりますが、・・・ハチがいないと、どうなるでしょうか?・・・→ミツバチがいなくて、受粉が出来ないと嘆いていましたが・・・。
 キャベツに付く青虫にしても、ハチがそれに卵を産み付けるので、農家の人は、助かっています。ハチがいなかったら、キャベツの収穫、ちゃんと出来ないと思います。
 つまり、生き物って、全て、ぐるぐる回っている気がします・・・→仏教で言う「輪廻」?!
 北海道でも、動物の頂点に、オオカミがいました(滅んでしまいましたが・・・←人間のせいで!)。海の中でも、サメが頂点にいる感じです。アフリカの動物では、ゾウが頂点にいる感じです。
 永い年限で培ったそんな地球の生態系を、ヒトって動物は、我が物顔に、アッと言う間に壊しています。もっと、人間は、謙虚になるべきだと思います。

*以上は、10年ほど前に記載した内容での再掲で、少し、改定しています。
*写真は、佐伯市にある修業寺の「養賢寺(ようけんじ:臨済宗)」で、中学生と高校生の時の夏休み、ここで毎朝、座禅を組んで(その後、掃除をして)いましたが・・・。


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結婚再考

2021-03-07 09:03:09 | 文化
 「結婚再考」

 テレビで、”幸せな結婚”ができる「三カ条伝授」がそこにいるスタジオの女性達に紹介されていました。
 それでは・・・

1、結婚と恋愛は違います。恋愛では、「イイ男」とすることが大切ですが、結婚では、「確かな男」とすることが大切です。恋愛は、失敗する為にありますが、結婚は、成功する為にあります。
 恋愛は、4年間で終わります。4年間を過ぎると、脳が冷静になれます・・・つまり、恋愛は、病的状態で、いつも冷静だと、恋愛も出来ません。
 初恋の人に、30年後に偶然会って、エッ、今までイメージで思い続けていたのと全然違っていて、今の嫁さんの方がよっぽどいいってこと、ありますよ。
 家族の愛になっていると、永遠に続けられます。

2、結婚する場合は、4つの相性が大切です。①顔の相性、②雰囲気の相性、③心の相性(価値観が合うこと)、④体の相性。
 体の相性も大切で、ヒトは生涯6000回もし・・・(←これ、どこのデータ、そんなに?!)、それで、2人しか産んでいない。つまり、後の5998回は、子どもの為でなく、二人が楽しむ為のモノだったってことになるのかな・・・?!

3、結婚は、自分が幸せになる為にします。・・・←自分の母親が、結婚して幸せそうな顔をしていることが極めて大切ですね。子どもも、幸せな母親の顔を見て、結婚を幸せに感じることが出来ます。

 ・・・ムーッ、かなり納得出来る内容だったかなあ。福原愛ちゃんが、あんなに幸せそうな結婚をしていたのに、今、マスコミを騒がしていますが・・・。台湾では、夫の母親の意見は、嫁以上に、絶対的で、それが普通とのことですが・・・?!

*写真は、2005/6/11~7/31、カナダで独りで海外留学していた時に、モントリオールに2泊して、その時に、撮ったもので、上の内容とは、関係ありません。
*10年前の再掲です、少しだけ、修正しています。

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箸の文化

2021-03-06 09:07:59 | 文化
 「箸の文化」

 日本語で、「はし」と言っても、食べる時に使う「箸」、端っこの「端」、そして、日本橋の「橋」があります。「はし」をどんな風に発音するのでしょうか、その具体的な仕方が文字に出ていません。これって、外国の人にとっては、習得しにくいと思われるます・・・?!
 その点、タイ語やカンボジア語やミャンマー語やベトナム語では、それが文字にちゃんと出ていますので、そのまま発音すればいいです。(日本語は、その点、あいまいな言語と言えますね・・・?)
 韓国語や中国では、多く場合、漢字の読み方は、基本的には、一通りしかありません(2通りに読む例外はあるけど・・・)。それが、日本では、例えば、「一」などは、10通りどころか、それ以上あります(100通り近く?)。
 ところで、食べる「箸」のことですが・・・→日常の食事に箸を積極的に使っている国は、中国、朝鮮半島、日本、ベトナムぐらいなものでしょうか?!
 韓国では、器を左手に持って食べるのは、マナー違反となります。飯と汁物は、スプーンで食べ、箸は、おかずを摘む時に使う程度。その箸も、金属で出来ているが多いですね?お店で食べる時、おかずがなくなると、店員さんが又持ってきてくれます・・・(これを初めて知った時には、とても驚きました!)。
 韓国では、食事に呼ばれた場合、残すのが礼儀みたいでづね。日本人がいつもする様に、きれいに残さず食べる(皆で同じ器のものを食べる時、最後に一つ残すことも多いが・・・←これって、海外の人、何故?って感じになるみたいですが・・・)と、接待してくれた人から、出す量が足りなかったと思われるみたいですが・・・?!
 日本では、スプーンを使わずに、箸だけで食事を終えることも多いですね。つまり、日本食は、箸のみで食べることを基本にしています!
 その箸の持ち方ですが、年配の人では、きれいな形になっているのに、若い人の中には、そうでない人を時々見かけます(・・・→日本食を食べる時には、今の様にグローバルな時代だと、外国の人でも、上手に箸を使っているケースもありますので・・・日本人として、箸をきれいに持って食べる方がいいと思います・・・)。
 この箸ですが、中国から伝わったものと思われている様ですが・・・→3.500年前の北海道礼文町船泊や、6.500年前の福井県鳥浜貝塚などの縄文遺跡から、既に出ています!
 と言うことは、箸の起源が中国でなく日本であっても、何ら不思議でないし、世界最古の土器を造った(手先の器用な)縄文人が箸を使い始めたとしても、自然な流れだと思われます。
 さあ、今日も、食べる時、ニコニコして、箸を上手に使って、「いただきます」から「ごちそうさま」まで、多くの人に感謝して頂きましょう。

*写真と内容は、関係ありません。長男が、市の茶室で、茶箱のお点前をしています。
*参考図書:日本はなぜ世界でいちば人気があるのか 竹田恒泰 PHP新書 2011年1月発行

(令和3年3月6日、10年前の内容を少し修正して、記載)  


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誤解

2021-03-05 10:42:38 | 文化
 「誤解」
 お馴染みの女性アナウンサーが、話していますが・・・↓
https://www.youtube.com/watch?v=lBEGCdL2bss
 これが、本当に、北朝鮮で放映されているとしたら、どう言えばいいのか、って感じになりますが・・・。
 20年余前のことですが、私が教わっていた津久見高校のALT(Assistant Language Teacher:外国語指導助手)の英語の先生が、私との会話の中で(個人的に教わっていましたが)、次の様に言われました。
 「日本語、何も知らなくて、採用OKでした。来た時、男性は、頭が武士の格好、腰に刀、女性は、着物と思っていました。しかし、その姿が空港でなかったので、驚きました。・・・ホントにホント、そう思っていました。」と。
 韓国からの留学生で、私が教わった韓国語の先生が、私に言いました・・・→「今まで自国で教わっていた日本と、違っていました。私だけでなく、韓国から来た留学生、皆、同じことを言っています。」と。
 そうなんです、永いこと、日本の姿、間違って思われている様で・・・。
 イスラムの国々、私も誤解していました。まだ、誤解している人、多いと思いますが(←マスコミも)。
 アメリカに住んでいる日本人が言っていましたが・・・→「アメリカに住んでいる人って、どんな人と聞かれるけど・・・中国人は、中国人で、韓国人は、韓国人で、ユダヤ人は、ユダヤ人で、〇〇人は、〇〇人で、集団作って、それなりの文化を維持していて、バラバラって感じで、アメリカ人としての共通の文化なんて、ないって感じかな・・・?!」と。
 実際に、そこに行って確かめるしかないのかな?!

*写真と内容は、関係ありません。1989/3/29~4/1(平成元年)、初めての海外旅行で、家内と一緒に、シンガポールに行って時に、撮った写真です。JTBで安かったのですが、暑かったです。

(令和3年3月5日、記載) 


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クールジャパン-5-

2021-03-04 09:24:16 | エッセイ
 日本と言う国、もう、2000年以上も続いています・・・?
 これって、世界の歴史から見ると、例外中の例外では・・・!!
 世界で、そんな国、あるでしょうか?日本に次いで長い歴史を持つ国は、デンマーク。それでも、千数十年で日本の半分でしかないです。次の英国も、1000年に満たない。アメリカとフランスは、歴史が浅いです。中国4000年の歴史と言いますが、今の中華人民共和国になってからは、70年程、ロシアは、もっと新しいのです。
 多くの東南アジアの国々が、第二次大戦後に独立しています。アフリカでも、それは同じ。
 日本も、3回、そんな危機があったでしょうな?元寇の時、江戸時代の幕末の時、第二次大戦後の時、他国から領される可能性がありました。下手をしたら、戦後日本が分割されて、ロシア語が日本の一部で強制されていたかも知れなかったですね(戦後、学校教育を英語一辺倒でしようと言う動きもありましたが・・・)。
 日本に来ていた年配のポーランドの人が・・・→「ロシアが攻めて来て、それから、英語は使えなくなった。英語でなくロシア語を強制的にさせられた。それで、英語、今も出来ません・・・」と言われていましたが・・・。
 大和の国の字の中にも、偶然か、「和」なる漢字があります。正に、「和」を尊としとしてきた国、それが日本なのです。「武士は食わねど、高楊枝」「武士の情け」「勝って奢らず、負けて挫けず」・・・日本の精神は、長きに渡って培われてきたものに違いありません。
 自分が産まれたのは、昭和24年(昭和20年終戦)。貧乏なのに、産めよ殖やせよのベビーブームの真っただ中で、子ども達がゴロゴロしていて、外で元気に遊んでいました。
 そんな中で、海軍兵学校卒の海軍少尉の伯父から、よく、軍隊の事や戦争当時の話を聞かされていました。父も、しばらく(1年間?)陸軍にいて(伍長までなっていて、軍隊に残ることを勧められていたが、教育の世界に戻っている。)、当時の軍隊の理不尽さを私によく話していました。
 で、いつも子どもなりに不思議に思っていたこと・・・→何故、天皇陛下の悪口を言わないのか?父だけでなく、天皇陛下の悪愚痴を言う人が、周りに、ただの1人もいませんでした。
 大戦終了後、マッカーサー元帥が昭和天皇に会って驚いたのは、「この戦争の責任は全て自分にある。自分の命はどうなっても構わない。一億の民を飢えさせないで欲しい。」と言われたことです!
 歴史を紐解いてみますと・・・大和朝廷にしても、実際は、物部氏や曽我氏などの豪族が政権を握っていた感じで・・・平安時代には、藤原氏による摂関政治が行われ、公家が政治を担う感じになっていましたし・・・その後、平氏や源氏が台頭してきて、ずっと武家政権となり、それが、幕末の大政奉還まで続いています。
 日本では、今の天皇に至るまで、政権はしばしば変わっても、いつの時代も、決して途切れることなく、天皇が存在していました。そんな中で、摂政、関白、太政大臣、征夷大将軍など、天皇の任命でなされてきています。
 現在の内閣総理大臣も、今の天皇陛下が任命していますし、国会の召集、衆議院の解散、法律の公布など、重要な国事は、天皇の国事行為とされています。つまり、神事は天皇が直接行うのに対して、政治は、天皇が直接行わない感じで、来ているのです。
 日本の歴史上、民が天皇に逆らった話はないです。
 小学校6年生の時に、担任の先生から、次の話を聞いた・・・(16代目の仁徳)天皇が高台に立つと、民家から煙が上がっていなかった。それで、民の苦しさを知って、しばらく徴税を停止させた。その3年後に天皇は再び高台に立った。煙が上がっていた。それを天皇はとても喜ばれた。・・・民が飢えたら天皇の責任、豊作などの吉事があれば、それは民の力・・・民の幸せが天皇の幸せ、天皇の宝は民・・・!
 大きな城の周りには、敵から攻められない様にと、大きな堀があるのが普通です(秀頼は、堀を埋めて家康から滅ぼされた・・・)。京都御所には、掘がないです。つまり、天皇が攻められることなんて、頭から想定してないのです。
 篠笛で、「君が代」を演奏すると、お年寄りの方々、待ってましたとばかり、殆どの人が、大きな声を出して歌ってくれます。

*10年前に内容を少し修正して、再掲しています。写真と上の内容は、関係ありません。


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クールジャパン-4-

2021-03-03 09:17:59 | エッセイ
(10年前に書いた内容の再掲です、少し、修正しています・・・→)

 昔は、何度も、「死」と言うのを肌で感じてきた様に思っています。
 小学校低学年の時、ネズミ採りで採れたネズミを、入れ物ごと水の中に入れて、殺していました。それを(今は亡き)父がしていて、「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・」と何度も言っていたのを思い出します。「今度生まれて来る時は、人間に生まれて来なさいね・・・」何て、父が言っていたのを思い出します。
 その(田舎の)土地では、人が亡くなると、皆の前で火葬していました。焼いている途中で煙の色が変わって行き、今どうなっているのか、焼ける音を聞きながら子ども同志で言い合っていたのを思い出します。
 又、法事で皆が集まると、ニワトリが殺されて、その場で、それが食事に出されていました。お腹の中に、小さい卵から大きい卵まで一杯入ったのを初めて見た時は、スゴク感動してしまいました。
 日本人は、神社に行くと、「ニ拝二拍手一拝」します。食事の前でも、多くの人が、一拝一拍手までは行かなくても、手を合わせて、「いただきます」と言います。これって、貴方の命を頂きますってことで、生き物の命をもらって自分が生かされることに対して、感謝の気持ちを現わしている言葉なのです。つまり、ヒトは、命あるものを食べて生かされているのです。古来より、日本人は、生きているものには、皆、魂が宿っていると考えてきています。
 そんな命の宿ったものを食べる時、それに、しばしば丁寧語の「お」を付けます。お米、おかず、お汁、お酒、お菓子、お茶・・・など。
 ご飯粒を一粒でも残すと、親から「目が潰れる!」とよく言われてきました。又、父から、次の話を聞かされていた・・・→戦国時代のある武将(ウロ覚えですが、秀吉だったかなあ・・・)の子どもが、ついだ食事をいつも少し残していました。武将の父親から、「そんなことでは、天下は取れん!自分の腹の状態も分からん様では!」と言われていました。で、やはり、父親亡き後は、天下を取れずに、あっけなく滅んでしまいました。
 又、昔、私は、ニンジンが嫌いで(今は、大好き)、よく残していました。すると、父から、何度も聞かされました・・・→乃木大将は、小さい時、ニンジンが嫌いでした。それを残すと、両親が、毎日それを出し、それを食べないと他の物を出しませんでした。・・・で、根負けして、食べる様になりました。
 又、日本人は、食べ終わった時に、「ご馳走様でした!」と、一拝一拍手までは行かなくても、やはり自然と手を合わせて食事を終えることが多いですね。これって、元々は、字の如く、食事を作ってくれた人、食材を生産した人に対する感謝の言葉なのです。
 ハングルにも、食前に「チャール・モゲッスムニダ!」、食後に「チャール・モゴッスミニダ」と言う言葉がありますが・・・。
 戦後、「陰膳」と言う言葉が薄れてきています。
 父は、家族で夕食をする時、先祖の箸を必ず据えて、晩酌する前に、「親様、どうぞお上がり下さい!」と言っていました・・・(今考えると、子ども達にスゴイ教育をしてくれていたのだなあと思います・・・)
 更には、日本語には、「もったいない」と言う、素晴らしい言葉があります。 2005年3月に、「もったいない」の日本語が、環境保全の合言葉として世界的に知られる様になりました。そこでは、日本語の「もったいない」には、消費削減(リデュース)、再使用(リユース)、資源再利用(リサイクル)、修理(リペア)の4つのRが含まれているとのことです。
 限りある資源を有効に使い、みんなで公平に分担すべきです。そうすれば、資源をめぐる争いで戦争することなんて、起きないのでは・・・?!
 ツナミも世界に通用する言葉ですが、この「MOTTAINAI」も、肝心の日本で浸透しないと、ホント、もったいない話ですね。
 人間は、生きる為に、食事を獲得することは、永いこと、大きな問題でした。人間は、寝ている以外、殆ど、座ることなく、歩いたり走ったりしていました。それが今は、動かない、食べ過ぎる、飲み過ぎる、って感じになって、不健康になっています。先進国の多くで、食べ物が捨てられています。世界には、飢えている人が沢山いるのに・・・。
 「食育」、とても大切だと思います。是非、多くの場所で、小さい時から、しばしば、教育して欲しいと思います。

*参考図書:日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか 武田恒泰 PHP新書 2011年1月発行
*写真と上の内容は、関係ありません。


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