日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

退職後の雑感(223)

2022-08-18 09:42:46 | Weblog
  「退職後の雑感、コロナの真実」

 現在、日本が、一番、コロナ感染者数が多くなっています。医療崩壊も、起きています。素直な国民は、政府から言われた通りに、ワクチンを積極的に打ち、マスクもしてきました。しかし、この結果です。
 つまり、間違っていたんですね。それに、国民が、次第に、気が付きつつありますが・・・。
 ワクチンを打てば打つほど、コロナ患者数は、現実に、多くなっています。コロナに限らず、こんなこと(政府や、マスコミや、専門家から言われた通りにやって)、多いのでは・・・?!
 スウェーデンは、早くから、積極的にしない方針で、いい結果を出しています。アフリカの多くの国は、ワクチンせず、症状があれば、安価なイベルメクチンを服用して、いい結果をだしています。
 周りを見て下さい。ワクチンを打った人、感染していませんか?むしろ、打った人の方が、感染し易くなり、ひどくなっていませんか・・・?!
 「自然にしかず!」、正に、先人の教える通りですね。ワクチンもなく、特効薬もなく、人類は、今まで、生きてきています。ウイルスの方が、人類よりも、先輩です。
 ウイルスとの共存、これが、自然とのいい生き方ですね。
 
*https://sp.nicovideo.jp/watch/sm40917106?ss_id=5900390a-85b2-4cc6-93eb-4bb012909c85&ss_pos=1&cp_in=wt_tg(←長尾和宏先生の話)
*https://sp.nicovideo.jp/watch/sm40928931?ss_id=57b9295a-f360-46cb-ba47-530b173f50ef&ss_pos=1&cp_in=wt_tg(←長尾和宏先生の話)
*(3) 強烈なメッセージを出しております! 2022年8月18日知っといてニュース - YouTube
*写真は、17年前に、バリ島で撮ったものです。(インドネシアでは、ウンチは、子どもは、川の中ですることは、普通だとか。正に、自然と一体になって、生きていますね。皮膚が綺麗で、カサカサした子ども、いませんでしたよ。)

 (令和4年8月18日、記載)



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退職後の雑感(222)

2022-08-17 09:59:10 | Weblog
  「退職後の雑感、多国語学習」

 8月15日は、インドネシアのジャカルタに住んでいるインドネシアの女性と「オンラインDMM英会話」で、こちらの時間帯11:00~11:25の25分間、英語で話をしました。最後の方で、インドネシア語で、少し話しました。
 8月16日は、モロッコで生まれで、今、レバノンのベイルートに住んでいる男性と、こちらの時間帯11:00~11:25の25分間、英語で話をし、最後の方で、アラビア語で少し話しました。
 今、12ヵ国語の文字を間違いなく書ける様に、努力しています。
 ヘブライ文字の子音字22個、ギリシャ文字の24個、それぞれ、4文字ずつ区切って、アラビア文字の子音字28個(→アラビア文字に、4文字足して、子音字32個のペルシャ文字、更に、3文字足して、子音字35個のウルドゥー文字)、二つのグループに分けて、更に私なりに分けて、ロシア文字(キリル文字)33個、ハングル文字、タイ文字27個、中子音字、高子音字、低子音字と、分けて、チベット文字の子音字30個、ミャンマー文字26個、自分なりに覚え方を工夫して、タミル文字の子音字18個と母音字、ベンガル文字の子音字32個と母音字、ヒンディー語の文字(デーヴァナーガリー文字)の子音字33個と母音字、シンハラ文字の子音字34と母音字。
 以前は、パンジャービー語の文字(グルムキー文字)もカンボジア語の文字(クメール文字)も、覚えようとしていましたが、今は、頭がこんがらがるので、この二ヵ国語、休んでいます。
 アジアの言語の文字は、日本語のひらがなのように、クニャクニャした文字が多く、覚えにくいですが、それなりに、楽しく、毎日、趣味の一つとして、書いています。
 そんな私を家内が見ても、何も言いませんが・・・?!(←お金の要らない趣味として、いいかなと思っているみたいでですが・・・?!)

*https://www.youtube.com/watch?v=GnQvS7Z7VZ4&t=5s(←私の和太鼓演奏)

 (令和4年8月17日、記載)



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退職後の雑感(221)

2022-08-16 08:44:05 | Weblog
  「退職後の雑感、経過観察の大切さ」

 小児科では、親御さんから、「大丈夫でしょうか?」とよく尋ねられます。本心は、「大丈夫ですよ・・・(私を信じて)」と言って、親御さんを安心させたい所ですが・・・医学の場合には、個人差が大きく、思わぬこともあり、それが不信感の始まりになることもあって、言えないことが多いですね・・・。
 「大丈夫だと思います・・・」と言うと、受け取る側は、「先生からあの時、大丈夫と言われたのに・・・」と言われ兼ねないことになりますが・・・。
 小児科の医師は、検査データや病名を説明することに重点を置きたがりますが、親御さんにとっては、病名や状態よりも、子どもがこの先大丈夫かどうか、それが一番問題になるかと思いますが・・・?!
 実際には、経過を見て判断できることが多いのですが・・・。(←小児科の場合は、病名が来院時に付いたり、入院時に既に病名が付いていることが多いのですが・・・)
 例えば、お腹をとても痛がって来院したとしましょう・・・。
 平成○○年8月6日の16:00過ぎに、8歳の男児が、お腹をとても痛がって、(熱がなくて)嘔吐して、祖母と一緒に(初めて)受診しました。左の腹痛、特に上腹部を痛がりました。部位的には、便秘や腸炎かと思いましたが・・・便秘で嘔吐のことは少なく、今日も普通に便が出たと言い、腹部を触っても、さほど硬い便が触れませんでした。
 頭痛や咽頭痛や鼻汁や咳嗽などもなく、夏休みと言うことで、里帰りで、○本市から田舎に来て、祖母の家に住み込んでいる所でした。祖母の話では・・・→11:30過ぎに、ドーナツと梨を食べていて、他の人も食べて、どうもなっていないとのことでした。下痢がないので、(ブドウ球菌性)食中毒ではなさそうですが・・・。
 痛みが止まらないので、(腸閉そくなどを疑って)腹部の立位写真を撮らせてもらいました(レントゲン写真を撮る時には、親御さんの了解を得てしていますが・・・)。左上腹部にガスが沢山貯まっていました。外科の先生にも診てもらいましたが、病名がはっきりしませんでした。
 浣腸しても、血便はなく、血液検査では、白血球は、1万4000と多いのですが、炎症反応を示すCRPは正常で、肝機能や腎機能の検査も、正常でした。(←白血球は、直ぐに多くなるのですが、CRPは、12時間前後しないと上がってきません・・・)
 祖母と相談して(電話で母親の了解も得て)、一般状態が良くないので、入院と言うことになりました。入院して点滴を続けていると、幸いに、次第に痛みが軽減してきました。
 母親が遅れて○本市から来ました。母親の説明ですと・・・→学校でもお腹を痛がって、保健室に行ったことが何回かあるとのことでした。
 入院後、患児は、よく眠れた様子で、翌朝の朝食もちゃんと摂れ(この時には、まだ、少し腹痛あり)、昼食もしっかりと摂れ(この時には腹痛全くなし)、昼過ぎに目出度く退院となり、○本市の主治医に、紹介状を書くことにしました。
 私の今までの経験の中には・・・→同じ8歳の女児で、やはり同じ様な腹痛で時間外に(ショック状態で)来院して、血圧が上がらずに亡くなり、剖検の結果、内ヘルニア(腸間膜裂孔ヘルニア)だったことがありました。
 同じ年齢の男児で、頑固な腹痛が続く為、大学に紹介して、「腹性てんかん」と診断を受けた例もありました。
 もちろん、持続する腹痛には、急性胃腸炎、急性虫垂炎、時にアセトン血性嘔吐症、それに、乳幼児ですと、腸重積症などとあり・・・大きい子どもですと、内科で内視鏡で調べてもらって、潰瘍になっていたこともありました。
 検査所見に特に異常がない場合では、便秘や腸の機能的な疾患のことが多く(反復性腹痛、腸のけいれんなど・・・)、稀には、S字状結腸茎捻転症のこともありました。
 又、心臓外科や交通事故の後に、とてもお腹を痛がっていた子もいました(虚血?やアセトン血性嘔吐症?の為・・・)。
 診断を付ける上では、特に小児科の場合には・・・→小児は、変化が激しいので、忙しく診て行く必要がありますね・・・そうすることで、無駄な検査もしなくていいし、無駄な治療もしなくてもいいし、いい医療が出来ることになります。
 時間外受診が多いと、小児科医にとっては、生身の体、大変ですね。それに、いざと言う時の他の医療機関との連携も大切ですね。

*写真は、大分駅。
*https://www.youtube.com/watch?v=xtO7FteF924&t=34s(←盆踊り曲、佐伯小唄)

 (令和4年8月16日、10年前に記載した内容を、少し修正して再掲)


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退職後の雑感(220)

2022-08-15 08:46:06 | Weblog
  「退職後の雑感、日記」

 令和4年8月14日(日)、暑い中、中央通り2丁目のバス停から、11:17発のバスに乗って、家内とコスモタウンに行きました。
 17時間絶食後に、時々利用しているレストランで、家内と一緒に、昼食を摂りました。コロナ陽性の感染者が、佐伯市も多くなっているせいか、「黙食」の書かれた物が、目立つ感じで、ドンと置かれていました。
 お客さん、それなりに多かったのですが、黙食せず、小さな声で、話していました。そうですね、黙って食事なんて、それも、せっかくの外食なので、ついつい話してしまいますよね。 
 マスクも、食事中は、お客さん達、皆、ずっと、外していましたね。
 日本人は、ホント、建前と本音は、違いますね。政府やマスコミや、そして、専門家までが、「マスク」「ワクチン」と声高に言っても、実態は、何かおかしいと思っている人、多い感じで、それが態度に出ていますね・・・?!
 それでも、店に入る時は、手を消毒し、体温を測り、マスクをしていますが・・・いつまでこれするのかなあ・・・?!エンゼルスの試合を見ていると、マスクをしてない人の方が多いですね。 
 何事も、始めるよりも、終わらせる方が、難しいですね。
 ワクチンは、重症化を防ぐと、専門家は、言いますが、その証拠を、具体的に示して欲しいものです。現実に、ワクチン打った人で、ひどくなっている人、少なからずいますから・・・?!ワクチンを打ったか打たなかったか、声高に言わないのは、困ることがあるからかなあ・・・?!
 コスモタウンでは、昼食後、ヤマダ電気に行って、スタンドと扇風機を買いました。それから、セリアに行って、小物を買い、最後に、サンリブに行って、食べ物を買って、帰りました。
 暑かったです。コスモタウンでは、車に乗り降りする人以外、私達二人のように、日傘を差して歩いている人、いなかったかな・・・?!

*https://www.youtube.com/watch?v=k2FJNqaXmJw(和田秀樹氏の話)
*https://www.nicovideo.jp/watch/so40918258(←松田学氏の話)
*https://sp.nicovideo.jp/watch/sm40895382?ss_id=c04b93bb-68ad-48c3-b8b8-db27c315eb24&ss_pos=1&cp_in=wt_tg(←イベルメクチン)

 (令和4年8月15日、記載)


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退職後の雑感(219)

2022-08-14 09:52:56 | Weblog
  「退職後の雑感、入試」

 入試って、一体、何でしょうか?入れる数は、決まっています。どんなに頑張っても、もっと頑張る人がいれば、落ちます。そこでは、相手のことを考えて優しく生きる生き方よりも、競争で生き残る生き方を学ぶことが多いと思います。
 大学入試の問題、はっきり言って、あまり質が良くないのが多いと思っています。模擬試験の方が、良質な問題が多いのでは・・・。土台、大学の先生が中心になって、高校の授業内容をあまり熟知せずして作成することが多い訳ですから、いい問題は、作成しにくいと思うのですが・・・。大学に入学して、たまたま、教養部の教授の部屋に入った時、旺文社が毎年出している大学入試問題集が置かれていたのには、ビックリしました。又、大学の教官が大学受験の為の予備校に行ってバイトしているケースも、知っていますが・・・。
 東大や九大の入試問題は、良問が多いですね(←作成するスタッフも、それなりに多いからでしょうから?!)。それに反して、地方の大学入試の問題では、周期的に、内容のパターンの変化が見られること、多々ありますね(←少ない作成者が、周期的に交代で作成していると思われますが・・・?!)。受ける大学にどうしても入りたい場合、まず、入試問題を徹底的に研究しておくべきだと思います。浪人した時、九大を受けるには、九大に沢山合格者を出している予備校に、長崎大を受けるには、長崎大に沢山合格者を出している予備校に通うと、いいかも知れませんが・・・?!
 いい成績を上げている受験生のタイプには、2つあると思います。受験勉強をあまりしなくても、本当に、実力があって、それなりに出来る人(この場合、受験では、時間不足になることが多いと思いますが)。もう一つのタイプは、短い時間で、能率良く解ける様に訓練されていて、その為に、多くの問題のパターンを予め解いて熟知していて、それをきっかけに類似であることに気付いて、解いて行ける人ですね。つまり、受験テクニックに秀でている人ですね。
 こんなことを、幼稚園に入る前から、子どもに強いたり、中学受験や高校受験の段階で、既に、強いられている子ども達がいるかと思うと、ゾッとしますが(←それで失っているものの方がはるかに大きかったと言うことに気が付くまでに、30年以上掛かるかも知れませんが・・・?!)。
 私と同じ団塊の世代で、長崎大学医学部(←私は、落ちましたが)に現役で合格した人と話したことがありました。現役で合格していたその先生は、言いました、「長崎大学の今までの問題を解いていたら、殆ど、毎年同じ感じの問題が出ていて、私の時は、ほんとそっくりの問題が出ていて、ビックリしました。」と。英数学館(←今は、もうないですが)に教えに来ていた長崎大学の数学の先生が、次の様に言ったのを、今でも覚えている、「今年の長崎大学の数学の問題は、ちょっと変な問題で、難し過ぎました。来年は、そんことは、ありませんから・・・(←こんなこと、大学の先生が予備校で言ってもいいのかなあ?!)」。
 ノーベル賞を日本で初めてもらった湯川秀樹氏は、高校の時、同級生に物理の授業をしていて、その教え方は、その学校の物理の先生よりも上手だったとか・・・京大受験の数学の試験で、湯川氏しか解けない問題があったtか・・・しかし、彼は、それでも受験に失敗して、一浪してしまいましたが・・・。
 マスコミによく出ていた京大の森名誉教授が、ある時、京大の数学の問題を作成する時の裏話を、次の様に言われていました・・・「まあ、この問題だと、8通りぐらいの解き方があるだろう、と思って、出題すると、何と、京大を受ける受験生だと、20通り以上の解き方が出てきます。で、ある解き方だと、途中で、行き止まって解けなくなってしまいます。それでは、解けないんだよと思って、何人も採点して行っていると、数百人チェックし終えた所で、その方法でちゃんと筋道を立てて、解いている答案用紙に出くわします。こうなると、数学は、途中の経過が大切なので、多くの答案用紙から、前の途中の経過で終わっていた人の答案用紙を探し出して、それなりに点を上げることになりますが・・・」と。
 受験勉強していて、本当に面白いと思った教科は、自分の場合、数学だけでしたが、実際には、点数や順位を上げることが楽しみで、その結果として入試に合格することが楽しみで、頑張れていました。2浪の時は、点数を上げる為に、嫌いな古文も漢文も、英語と同じ様に、全訳して行き、授業中にそれを訂正していました。
 国語は、1年間や2年間では、本当の実力は伸びないですね。その基礎は、小学校時代であり、その中でも、読書力の差ですね。
 英語は、結局は、最後は、国語力ですね。英語の試験で最も要求される読みこなす力は、ただ、内容が英語で書かれているだけで、国語と同じ能力を見ていることになりますね。
 数学は、基礎が大切ですね。公式の出し方など、教科書で、基礎を完全に叩き込んでおくことですね(←私はそうしました・・・)。本当の数学としての学問は、いろんな解き方を時間を掛けて考え出し、今まで考えつかなかった感じの方法で解けた時の喜びを感じることかな?しかし、受験では、それは、許されませんね。速答出来る様に、側頭葉を使い、前頭葉を余り使わないで解く様に強いられますが・・・。
 社会や理科は、基礎をしっかりと理解して、楽しく勉強して行けば、そして、時間をたっぷりと掛けて勉強して行けば、誰でも、ある程度までのいい点数は、取れると思います。学校の方針で、主要三科目で時間を取られて、選択の社会理科に時間を沢山掛けられない状態では、現役では、消化不良で受験することになるでしょう・・・。
 いやいやながらしたことは、医学的にみても、受験が終われば、直ぐに忘れてしまう傾向にあります(←大脳基底核の喜びを感じる扁桃体と短期記憶中枢の海馬が、強固に結び付いているからして)。人間は、大脳生理学的に、よく休み、よく寝、それに、よく運動すると、記憶力が良くなります(眠っている時に、記憶が脳で整理されて行く)。しかし、多くの県立の進学高校の様に、朝から晩までの詰め込み主義と睡眠不足では、非能率の状態となり、学問の真の面白さや、深く勉強していくことの楽しさや、やる気など、確実に喪失して行ってしまうでしょう。
 一点で、全ての勝ち組と負け組を分けてしまう今のやり方には、どうしても、賛成しかねます。大分県の別府市にあるAPUのように、年に、2回の大学入試があってもいいと思います。社会人がどんどん参加出来る大学になって欲しいですね。学問は、元々、面白いもの。その面白さを知らずして、学校を巣立ってしまう現実を、多くの関係者が、まず、反省してもらいたと思います。
 その内、大学を卒業して、アメリカのように、医学部や法学部に進学する様になるのでは・・・?!出来ることなら、日本の旧帝大を全てなくして、それを研究中心の大学院大学にして、それも、ドイツのように、大学間の差がない状態にすれば、いいと思うのですが・・・。今の政治家には、思い切った教育改革、無理だろうなあ・・・?!

*写真は、長女が卒業した(カイロプラクターになる為の)アトランタにある「ライフ大学」。

 (令和4年8月14日、15年前の記載の内容を少し修正して、再掲)




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退職後の雑感(218)

2022-08-13 09:56:54 | Weblog
  「退職後の雑感、小児科」

 小児科って、それに関わっている小児科医にとっては、とても神秘的で奥深くて面白い科と思うのですが・・・。(←私が又生まれ変わって医師になったとしたら、又、小児科医を選ぶかな・・・?!)
 親は子どもを育てていると思っていますが、実は、子どもから育てられていると言った方がいいのではないかと・・・密かに思っているのですが・・・?!母親の場合、直に接することで脳が完全に母親脳になっていますね。父親の場合は、いつから父親脳になるのでしょうか・・・?!
 赤ちゃんをあやすと、笑いますね。しかし、あれは、赤ちゃんが笑うと大人が笑うので、それを赤ちゃんが面白がって笑っているのですが・・・→つまり、赤ちゃんから笑われているのですが・・・?!
 犬は、飼い主の顔をよく見ますね、それに、犬の性格も飼い主そっくりになりますね。短気な飼い主では、短気な犬に、神経質な飼い主には、神経質な犬に・・・?!ヒトも同じです!
 赤ちゃんの右脳は、左脳と違ってとても発達していて、親の気持ちを鋭く理解しています。その能力は、先の犬と同じで、大人以上なのです。ただ、まだ左脳が発達していないので、言えないだけで・・・多くの大人が分からないと思っているみたいですが、それは、間違いです。
 数か月の赤ちゃんは、自分の母親の母乳が付いたガーゼだけに手を出して取ろうとします。1歳前後の乳児でも、危険なことを回避しようとします・・・ケガをするのは、それが危険だと知らなかっただけなのです・・・?!
 眠っているから大丈夫と思っても、赤ちゃんは、眼を閉じていても、夫婦の会話を聴いていますよ。いや、産まれる前、お腹に入っている時から既に、夫婦の会話を全て聴いているのですが・・・(両親の声もしっかり覚えていますが・・・!)。
 母親が不安になっていたり、イライラしていたり、ゆったりとしているのを、赤ちゃんは、母親が何も言わなくても、肌で感じることが出来るのです。
 と言うことは、母親が小児科医とコミュニケーションが上手に取れていない時、赤ちゃんは、とても不安になると言うことです。
 親御さんが信じ切れるドクターを掛かり付けに持って、何かの時には、そのドクターに掛かれることが、赤ちゃんにとっては、とても幸せなことなのです。
 子どもの見方は、「機嫌」「顔付」「食欲」「睡眠」の4つですね。熱があっても、鼻水があっても、咳をしても、下痢をしても、以上の4つがさほど異常でなければ(←主観的に見てしまうと、その判断にかなりの幅があるのでしょうが・・・)、夜に慌てることは、まずありません。次の日の午前中でも、充分に間に合うことが大部分なのです。
 それが、熱があるからと言って、深夜でも慌てることは、赤ちゃんにとっても、迷惑なことです。熱が急に出て注意すべきは、「けいれん」と「脱水」ですが、けいれんは、手足が冷たくて熱が上がる時に起きやすく(その時、顔色が悪い事が多いのですが)、しばらくして温かくなっていれば(少し落ち着いた顔になり)、けいれんが起きにくい状態になっていることが多いのです(←けいれんの多くは熱性けいれんですが・・・)。
 しかし、3カ月未満の乳児の発熱では、小児科医が診ても診断が難しいことが多いので、要注意です・・・。

*写真は、4年前に撮ったものです。もう、この二人の孫には、コロナで、長いこと、直に会ってないなあ・・・。
*https://www.youtube.com/watch?v=3CkiCEcXdus&t=8s(←孫が打っています、未完成ですが・・・)
*10年前の内容を少し修正して、再掲しています。

 (令和4年8月13日、記載)


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退職後の雑感(215)

2022-08-10 09:30:39 | Weblog
  「退職後の雑感、核軍縮へ」

 今年も、被爆77年の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」がありました。今回の式典には、ロシアによるウクライナ侵攻のこともあってか、米英中仏印イ(スラエル)の核保有の6カ国が参加しました。過去最多の83カ国もが参加し・・・ロシアとベラルーシは「不測の事態の回避」を理由に招待されていませんが・・・。新型コロナウイルス感染防止のため、規模を半分以下に縮小して開催されましたが・・・。
 令和4年8月9日の午前11時2分、原爆投下の時刻に合わせて、黙祷しました。
 戦後、次第に核軍縮へと思いきや、今、核拡散の方向に行っている気がしてなりません。
 国連の安全保障委員会の5つの常任理事国が、核保有を持ち、拒否権があるのが問題で、ものごとが進みません。大国の驕りですね。そこでの採決、拒否権を使用する時には、カウントに入れない方針に切り替えれば、いいのですが・・・。
 今回のウクライナ侵攻で、ロシアが、核の使用をちらつかせましたが、これは、由々しき問題ですね。これまでなかったことです。刃物を子どもの首元に置いて、要求を通そうとしている悪者と同じです・・・!
 日本は、核軍縮に関しての責任は、重いと思います。日本は、唯一の被爆国ですから、核軍縮に向けて、一番積極的に動くべきだと思います。日本の科学進歩はめざましく、原発があるので、核兵器を作ろうと思えば、直ぐに、作れるはずですし、世界は、日本をそんな目で見ていると思います。
 人類の為に、作れるけど、核兵器を作らない・・・そして、アメリカにも、核軍縮をせまる、そんな政治家が現われて欲しいのですが・・・。(←アメリカもロシアも、核兵器、どう見ても、持ち過ぎですね・・・!)
 核をどんどん少なくして起きる不安よりも、核をどんどん増やして起きる不安の方が、大きいですね。

*https://hiroshimaforpeace.com/nuclearweapon2021/(←世界の核兵器保有数)
*写真は、13年前に、長崎に行った時に、撮ったものです。

 (令和4年8月10日、記載)






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退職後の雑感(214)

2022-08-09 08:52:25 | Weblog
  「退職後の雑感、政治の力」

 今、不自然なことを、しばしば、目にします。
 オウム真理教が、かって、世間を驚かせましたが・・・次は、統一教会かなと、思っていましたが・・・・ブッシュやトランプなど、歴代のアメリカの大統領が、選挙で、統一教会のお世話になっていたとは(!)・・・日本では、長い間、国会議員と統一教会の癒着、大きな問題だと思いますが、岸田政権が、これに、どこまでメスを入れるかですが・・・?!
 医療従事者が、コロナに感染して、医療が出来ない箇所も、出ています。そうですね、日本の場合は、初めに、医療従事者がワクチンを接種しましたから。しかし、そのワクチン接種を早々とした医療従事者が、今、コロナに感染しています。休診になっている所も、あります。ワクチンもマスクも、真面目に、初めからしてきたはずなのに。素直に、ワクチンとマスク、あまり効いていないと思うべきでは・・・?!何せ、今、世界で、日本が一番感染者数、多くなっていますから・・・幸いに、重症者は、高齢者や基礎疾患を持った人以外、少ないですが・・・。
 海外のコロナ対策を見てみると、とても参考になりますね。アフリカは、ワクチン接種者数、少ないです。なっても、安価なイベルメクチンで対応しています。
 マスコミも、どこからか、大きな力が働いて、コロナや統一教会の報道を、正面から報道していないように、私には思えてなりません・・・?!

*https://www.youtube.com/watch?v=cjbYA-uMMK0(←政治の力)
*https://www.youtube.com/watch?v=CtZJC9vAUnI&t=10s(←加治将一氏の話)
*https://sp.nicovideo.jp/watch/sm40861214?ss_id=236faaef-2ee3-4eb2-a6cb-aac8b85b82d1&ss_pos=5&cp_in=wt_tg(←長尾和宏先生の話)


 (令和4年8月9日、記載)





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退職後の雑感(213)

2022-08-08 09:38:21 | Weblog
  「退職後の雑感、生きる意味」

 高校生(1年生?)の時に、2歳上の姉から、フランクルの書いた「夜と霧」の話を聞きました。その内容に付いての姉の言い方は強烈でしたが・・・その時、内容をザッと姉から聞いただけで、その本を読むことはありませんでした。大学に入って、(大学2年生の)教養過程の時に、「哲学」で、「夜と霧」を読んで感想を書くことになりました。で、真剣に読み、課題のレポートも提出しました(哲学の講義も、しっかりと受けましたが・・・)。
 小児科医になって忙しく働いている時も、何かその「夜と霧」の内容が心の何処かにひっかかっていた感じがしていました。故郷の佐伯の救急病院では、永いこと、眠る時間もない感じで、時間外に、新生児・未熟児医療を毎日していました。それも、10年半余も(一人小児科常勤医は、8年半余)。今は、もう体力的に出来ないのですが、どうしてその時、それが出来ていたのか・・・他の人からしばしばその理由を当時尋ねられたことがありましたが・・・自分でもその理由が分からない状態できていました・・・。
 NHK教育テレビの「100分de名著」で、フランクルの「夜と霧」が取り上げられたことがあって、やっとその理由が分かった気がしました。
 忙しく救急病院で働いている時、「どうして開業しないのか、(閉院した医院もあって、そこで開業すればお金も要らなくて)儲かるのに・・・」って感じでアチコチから言われていましたが・・・しかし、私は、新生児・未熟児医療や小児の救急医療がしたくてその病院に就職していました・・・就職の理由がはっきりとしていたのです。
 まる8年経過して、大学から2年間、貴重な小児科医を一人派遣してもらいました。派遣してもらった2年間の土日には、(今まで全く出来なかっただけに)頻回に旅行などで家族サービスをしていました(家族サービスなんて言葉は、欧米ではないそうですが・・・)。そして、又、常勤医一人になり、体力の限界を感じて、やむなく、開業しましたが・・・(19床の入院設備を持ってのその開業も、8年半余で閉じてしまいましたが・・・)。
 人生何て、自分の思ったように行かないことの方が多いと思います。なりたい自分になれなかったり、欲しいモノが手に入らなかったり、人生は、その連続です。
 しかし、フランクルは、人生の意味は、そんな感じで問うことの出来るものではないと言います。そうでなくて、与えられたモノから何をすればいいのか問われ続けているのが人生と言います。
 「死」に付いて、真剣に考え込んでノイローゼ気味になったことがありました。その時、考え疲れてしまって、もう、考えなくてしまって、諦めた時に自然にその答が自分なりに出たような感じになりました。人間、必ず(どんな人間も、150年も生きることなく)死んでしまうので、それをしっかりと認識して、かつ諦めて、自分なりに生きるしかないと言う結論に達したのです。

*2016年3月24日、実際に、アウシュヴィッツに行って、撮ったものです。

 (令和4年8月8日、少し修正して再掲) 



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退職後の雑感(212)

2022-08-07 08:57:16 | Weblog
  「退職後の雑感、英語教育」

 「オンラインDMM英会話」の英語の教師の先生から教わっているのですが、英語を介して、いろんな国の人と、会話が出来て、ホント楽しいですね。先生の多くは、日本語、出来ません。こちらも、英語、カタコトですが、何とか、通じています・・・?!英語は、正に、必須の国際語ですね。
 バングラデシュの人やフィリピンの人の若い人、英会話、上手ですね。バングラデシュでは、学校を訪問した時、幼稚園の時から、英語と母国語のベンガル語を、同時に勉強していましたね。そこでは、小学生が私に、英語で、直に話掛けて来ましたよ。
 オンラインDMM英会話では、フィリピンやケニアの人、英語が上手で、母国語と英語が調和した英語になっていますね。フィリピンでは、数学や理科の教科書が、英語で書かれているんですね。
 日本の学生さんの場合、英語に凄くエネルギーを注いでいますね。しかし、大学入試の段階でも、聴く話すの英会話、充分でないですね。大学でも、第二外国語となると、楽しむよりも単位を取る為の勉強って感じで、試験が終わると、それで終わりって感じになっていますね。
 やはり、これは、戦後、外国語教育を間違ってしてきたつけですね。土台、学校での英会話の先生が上手に話せなく、外国人並みにとても上手に話せる人は、1%未満とか?!これが異常と思わないのが、英語教育での大問題かな・・・?!
 ヨーロッパの各国では、3ヵ国語が普通に話せるようにと、国が動いているみたいですが・・・日本は、英語だけで、この状態ですが・・・。
 難関の地方の国立医学部に入った同級生で、上手に発音していた人、私が知る限りでは、一人だけでした。私が、トロント大学に英語の勉強で留学した時、日本から、英語の高校の先生達が沢山研修に来ていました。私は、皆から、高校の英語の先生と思われていましたが・・・その時、その日本から来た高校の英語の先生の中で、ホント、発音が上手な先生、一人だけでした。
 又、やり直せるなら、若い時、1~2年間ほど、外国に行って、英語のシャワーを浴びていたらなあと思っていますが・・・「鉄は熱いうちに打て!」、正にそんな感じですね。
 
*https://www.youtube.com/watch?v=5tb_9EE6Nsc(←英語会話の出来ない英語教師)
*写真は、2005年2月1日、バングラデシュの首都、ダッカで撮ったものです。

 (令和4年8月7日、記載)




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