
造花は好きではないのだが、365日生花でというのは難しいので、生花を活けられない時は、(というより普段は)造花を飾ってある床の間に、そろそろお盆でお寺さんがいらっしゃるので久しぶりにお花を活けた。
去年までは、籐の素材色そのままの籠に活けていたのだが、テラスに長いこと放置したりして色がされてきてしまったので、スプレー缶を買ってきて黒色を吹き付けてみた。
いけるんじゃない?
もともとは持ち手もついていたのをお花が活けにくいので切ってしまったのだが、籠の中には豆腐の空容器を入れ、そこへ剣山を沈ませ、花器に仕立てている。
壷よりも花を遊ばせてくれるので、最近はもっぱら、床の間にはこの籐籠である。


