あら、映画になってるのね

「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」って。
去年の夏、長男が帰省してた折「これ、おもしろいから母さん読んでみたら」とプレゼントされた(というか置いていった)本なのだ。
パラパラ目を通したものの読み切ってはいなかったのを、今またちゃんと読み直しにかかっている。
イヤ、長男も来年の春からは院生になる道を選んでいるのだが、将来の姿がこの本の主人公に恐ろしく近いように思われて、身につまされながら読んでいるのだ。
しかし、考えてみれば長男は7年も学生をやるのか・・・、今現在にしても年齢的には大人でも、親から見たらいつまで経っても「子供」の感覚があり、自分の齢(よわい)が重なっていくことには気薄である。
しかし、世の親はすべて「譲り葉」になる。すべての若者にエールを・・・という気持ちになるね、この本読んでると。