アメリカ配送業者大手のＵＰＳは司法との合意により米国内における個人向けタバコの配送業務を停止するようです。ウオールストリートジャーナルによれば連邦や州政府は現在化税額の少ないタバコの販売や未成年の喫煙取締りを進めていますが、州毎の規制に個別に対応することが困難な事からＵＰＳでの全米での配送サービス停止に踏み切ったのです。既にＤＨＬも今年に入って配送を停止しています。これに関連して大手クレジットサービス会社もタバコ取引の決済を拒否しています。残る大手配送サービスは郵政公社だけとなっております。ここへのメス入れは公共サービスという観点と、そのサービスを独占することになり難しい判断を求められています。
アメリカの廃品業者が適切な処理にかかる費用をごまかす為に、使用に耐えないＰＣ機器を途上国に寄贈または販売しているとのこと。今回の調査はナイジェリアを中心に行われましたが、他の途上国でも状況は同じのようです。アメリカでは今年6300万台のコンピューターが廃棄されます。モニター1台には平均8ポンドの鉛の他、難燃剤とカドミュウムが混じったプラスティックが含まれており、安全な廃棄は再利用が以前から叫ばれています。解決策の一つが途上国への寄付や販売ですが、途上国を廃棄場にして居るのが実態のようです。今回の調査ではナイジェリアのラゴス港に８００台の中古ＰＣが入ったコンテナーが毎月５００、合計４０万台の中古ＰＣが届くとの情報です。そのうち本当に使われる、使えるのが何台かが問題なのです。
ＥＲで診察を受けて２週間目に入った今日、友人は頭痛もとれ、午後に退院の運びとなりました。バーチャルの世界への行き来が多少心配なので、今晩は若い人が一晩付きっ切りで見ることになりました。本人曰く、バーチャルの世界に行ったのを所々覚えておりましたが、アパートに戻り、まずは退院できて良かったと話しながら、出るは出るはおかしな言動の数々です。まったく記憶の無い部分ではタオルを顔に掛けて恥ずかしがっていました。退院したとは言え、まだまだ祖国日本を遠く離れての事です、これから日本到着までがどうなるか、心配の残る友人です。
