テレビの報道の力はすごいですね。
10月半ばごろ、NHKのお昼の番組で取り上げられた「東京都庭園美術館」
アール・デコの建物がとっても素敵だったので、行ってみたいと思っていました。
公開は今月末までで、それからしばらくは建物を修復するということで、閉館になるとのことです。
共通の趣味の友人を誘って、ぎりぎりだけど29日(土)に行くことにしました。
持つべきものは友、すぐに共感していただき感謝です。
10時開園なので、正面入り口で友人と待ち合わせ、土曜日でもありぞろぞろと人の波が続きます。
広~い敷地、門をくぐってから建物が見えてくるまで、少し歩きます。 天気よし気持ちの良い秋晴れです。
建物内に入ると、通常は非公開のお部屋も公開していました。
この建物は昭和8年に浅香宮様のお住まいのために建てられたそうです。
留学中のフランスで交通事故にあわれた宮様、2年間の長期滞在を余儀なくされたとのこと。
そのころのフランスはアール・デコの全盛期でした。
ヨーロッパの装飾美術を席巻したアール・デコ様式を取り入れた、フランス人デザイナーが設計した本格的な洋館です。
白い大きな塔のような美術品は、本来は庭園で噴水として使われるものだそうですが、妃殿下のアイデアでパーティの時に香水を垂らして使ったようです。
テレビ番組で紹介されていたものを、目の前にしてその大きさに驚きました。
こんな大きなものを部屋の中に置いても、見劣りしないだけの広さがあり、立派な素敵な部屋に置かれていました。
部屋の美術品や置物、壁面や彫り物など、どれも古さを感じさせないモダンな素敵なものばかりでした。
特に気になったのが照明です。
どれもみな個性的でそれぞれが面白く、天井の模様なども凝っていました。
≪照明特集≫
それぞれ部屋の雰囲気に合わせた個性的な照明、照明の数だけお部屋があることになりますね。
廊下や階段などのものもありますが、全部は載せきれませんでした~
天井と照明には、人影が写らなくていいですね。
とにかく混んでいたのですが~
次回はエアコンのカバーの彫り物を特集してみようかな~ と思っています。